BUSHIがパレハの介入もありIWGPジュニア戴冠!KUSHIDAは「信じてたんだけどなぁ」と意気消沈
17日、大田区総合体育館にて行われた新日本プロレス『DESTRUCTION in TOKYO』。メインイベントではKUSHIDAの持つIWGPジュニアヘビー級にBUSHIが挑戦。
スーパーJカップで優勝したKUSHIDAにBUSHIが挑戦を表明し、それを受ける形で決まったこの試合。
序盤からBUSHIは場外戦でのイス攻撃やTシャツを使ったスリーパーなど普段通りの自由な試合運び。KUSHIDAがラリアットからハンドスプリングエルボーで流れを変えるとミサイルキックを放つが、BUSHIが引っ張り込んだレフェリーに誤爆!
BUSHIはKUSHIDAの顔面に毒霧を放ち、内藤もリングに上がりダブル攻撃を狙うがこれはエルガンが救出。BUSHIのエムエックスをKUSHIDAが逆にコードブレイカーで返すとお互いエルボーの打ち合いへ。これはBUSHIが打ち勝つもホバーボードロックで捉えたKUSHIDAが、ナックルから再度ホバーボードロックを狙うもBUSHIがカナディアンデストロイヤーで切り返す。BUSHIは改めてエムエックスを叩き込み3カウントを奪った。
BUSHIはベルトに毒霧を吹きかけ投げ捨てると「俺は今、このIWGPジュニアのベルトを手に入れた。今日この場でKUSHIDAを応援したやつ、残念だったな!KUSHIDAの描く、新日本ジュニアの未来、そんなの俺には関係ねーんだよ。この、あいつ色に染まったIWGPジュニア、俺がこれから制御不能に染めてやるぜ。エンセリオ!マジで!」と宣言。
バックステージでは「KUSHIDAに勝ったからこそ、次は最強の挑戦者を俺が指名しなければならない。前王者のためにも俺が指名するよ。ゆっくり考えさせてもらうよ。次の挑戦者は。そもそもKUSHIDA以外にいるのか、強いやつは。KUSHIDAのために次の挑戦者はふさわしいやつ。でないと誰も納得しないんじゃないか」とKUSHIDAをリスペクト。
KUSHIDAは「このシチュエーションで、まさか介入してくるとは。ちょっと信じてたんだけどなぁ、BUSHIを。すいません、ひとりにさせてください」と意気消沈し会場を後にした。