火祭り覇者・小幡優作が優勝の副賞として被災地・熊本での炊き出しに参加!

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 九州二連戦(11日博多、12日熊本)を終えたZERO1戦士達。今回の巡業は、直前に爆破王・船木誠勝欠場など、波瀾にみちた闘だった。

 もちろん、火祭りを制した、小幡の『火祭り刀』を掲げる姿も、ファンにとっては楽しみの1つ。そんな小幡は、本日、被災地・熊本は益城町総合体育館にて行われた、ピースプロジェクト主催の炊き出しに参加した。
 実は、ピースプロジェクト代表の加藤勉氏より、火祭り優勝の副賞として、この『炊き出しに参加できる権利』が、リング上でおくられていた。

2016-08-13ZERO1_保坂
 今日の炊き出しメニューは『お煮しめ』。益城町の避難生活場となっている益城町総合体育館に避難している600名に振る舞われた。
 早朝より、大量の野菜のカッティングから始まり、ごはん炊き、味付けの全てを一緒に参加した。熊本出身の将軍岡本やブッファ、保坂もともにこれを行う。
2016-08-13ZERO1_小幡

小幡は
「火祭り覇者の小幡優作です。今日は、火祭り優勝の副賞として、益城町に炊き出しに越させて頂きました!折り詰めに入った温かいごはんと、お煮しめを、皆さんに、喜んで頂けました。ここにいる皆さんとゆっくりお話しする時間もあり、『当たり前の生活が、一番ありがたい。』とおっしゃっていました。確かに、ここにいる皆さんは、ある日、突然、すむ家が無くなってしまったわけで。それだけじゃなく、電気も水道もガスも急に使えなくなった。当たり前の生活を当たり前にできることが、どれだけありがたいか。僕は今日、ここへ来て、あらためて『プロレスができる事』に感謝しました。そして、お煮しめを『美味しい、美味しい』と喜んでくれ、『ありがとう!ありがとう!』と、言ってくれた皆に会わせてくれたこと。プロレスラーをしていたから、この人たちに会えた!あらためて『ありがとう』と、『プロレス』に言いたいです!」
とコメント。

 今、復興の進む熊本において、まだまだ、時間のかかる益城町。しかしながら、ニュースに写る回数も減り、炊き出しに来てくれるボランティアも激減した。そんな中でのプロレスラー炊き出しは大盛況となった。

 ピースプロジェクト代表の加藤勉氏は「この度、小幡選手の『火祭り副賞』として、炊き出しをさせてもらいました。最近、益城町の給食センターが閉まり、給食も配給も全て弁当になった。今日、『野菜』や『暖かいごはん』に皆さん、本当に喜んでいただけました。また、プロレスラーと触れあう機会もすくないので、小幡選手、そして将軍岡本選手、ブッファ選手、保坂選手の凄い体に直接ふれられたことも、楽しかったようです」と笑顔を見せる。

 そんな小幡は、18日には新木場にて因縁の相手、佐藤耕平の世界ベルトに挑戦が決まっている。小幡は「18日、『4度目の正直』。俺に必要なのは、『結果』火祭り覇者として、真っ直ぐに行って(世界ベルト)獲ります」と意気込んだ。

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