プロ野球のマスコットが両国国技館でプロレスデビューし歴史あるベルトの王者へ!
- 2022-4-10
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- プロレスリングZERO1
10日、両国国技館にて『押忍PREMIUM~ZERO1・20周年&21周年記念大会』が開催。第11試合ではプロ野球のマスコットキャラクター『アストロマン』がプロレスデビュー戦を行った。
プロ野球独立リーグ・ベースボール・チャレンジ・リーグに所属する茨城県のプロ野球チーム『茨城アストロプラネッツ』のマスコットキャラクター『アストロマン』がプロレスデビュー。デビュー戦からまさかのタイトルマッチに挑むことになった。
初代タイガーマスクや大谷晋二郎などが巻いていたNWA世界ジュニア王座と、ディック東郷や藤田ミノルなどが巻いていたインターナショナルジュニアヘビー級王座の二冠戦となり、現王者の阿部史典は浄土宗僧侶の資格を持っているバチバチ系レスラー。様々な団体でベルトを獲得し、その破天荒でやりすぎなファイトはプロレス界で確固たる人気を獲得している。
試合が始まると阿部が厳しい攻めを見せるが、ヒーローであるアストロマンはやられてもやられても立ち上がり子どもたちに勇気を与える。さらにデビュー戦とは思えないハイスピードな動きからファイヤーバードスプラッシュなどの空中技も披露。レーザービームチョップやスイングラリアットなど野球にちなんだ技で攻め立て、最後は阿部の伊良部パンチからのお卍固めを丸め込み3カウントを奪った。
デビュー戦にも関わらず王者となったアストロマンは喋ることができないということで、セコンドについていた茨城アストロプラネッツPRアンバサダーであるアントキの猪木氏が「魅力度ランキング最下位の茨城県を背負って、全国の子どもたちに勇気を与え、いじめ撲滅へ頑張ってほしい。誰かのためにと闘うというテーマで、プロ野球とプロレスを超えて色んなスポーツ界に影響を与えていきます」とコメントした。