緊急搬送された試合を見守っていた”AED大使”蝶野正洋が「後輩の大谷晋二郎選手、一日も早い回復を心から願います」

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 11日、前日の大会で緊急搬送された大谷晋二郎へ、同大会のアンバサダーを務めていた蝶野正洋がSNSにてコメントした。

 新型コロナウイルスの影響で昨年延期になったZERO1・20周年両国国技館大会が『押忍PREMIUM~ZERO1・20周年&21周年記念大会』としてついに開催されることに。全40団体80選手以上が参加するお祭り興行となり、本大会には大会アンバサダーとして蝶野正洋が就任していた。
 オープニングでは大谷晋二郎を呼び込み、蝶野の「押忍PREMIUM!カモーン!」の掛け声で大会はスタート。メインイベントとなった杉浦貴vs大谷晋二郎の世界ヘビー級選手権試合では特別解説として試合を見守っていた。

 しかしその試合中、杉浦がコーナーへの投げ捨てジャーマンで大谷を叩きつけると、大谷はそのまま動かなくなってしまう。大の字になった大谷は意識はあり会話もできるが体が動かない様子。これを見てレフェリーが試合を止め、そのまま救急隊により緊急搬送された。
 蝶野は試合中の事故などを受けて、『AED救急救命』や『地域防災』の啓発活動に力を入れており日本AED財団でAED大使も務めている。この時も実際リングサイドで救急車の手配やストレッチャーの用意がなされる中で、AEDの準備も行われていた。

 蝶野はSNSにて「昨日試合中に後輩の大谷晋二郎選手が、首に大きな怪我を負い救急搬送、入院と成ってしまい心配です。今は検査/経緯の報告を待つしかありません。一日も早い回復を心から願います」とコメント。
 所属団体であるZERO1からは『意識はあり、医者の問いかけに応じられている状況です』と発表もあり、ひとまず大谷晋二郎の無事は確認されたが、改めて選手・スタッフの緊急時の対応訓練などの必要性も浮かび上がった。

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