8・12 新日本両国大会 棚橋vsオカダ 後藤vs丸藤 ファレvsタマ 真壁vs石井 天山vsSANADA
『バディファイト Presents G1 CLIMAX 26』
日程:2016年8月12日(金)
開始:18:30
会場:東京・両国国技館
観衆:6,598人・満員
▼タッグマッチ20分1本勝負
ヨシタツ/●キャプテン・ニュージャパン
3分7秒 ダイビングエルボードロップ→片エビ固め
○マーク・ブリスコ(ROH)/ジェイ・ブリスコ(ROH)
▼8人タッグマッチ 20分1本勝負
永田裕志/中西学/○獣神サンダー・ライガー/タイガーマスク
4分40秒 グラウンド・コブラツイスト
本間朋晃/田口隆祐/ジュース・ロビンソン/●デビッド・フィンレー
▼8人タッグマッチ 20分1本勝負
柴田勝頼/マイケル・エルガン/○小島聡/KUSHIDA
8分28秒 ラリアット→片エビ固め
矢野通/YOSHI-HASHI/中嶋勝彦(NOAH)/●小峠篤司(NOAH)
▼8人タッグマッチ 20分1本勝負
内藤哲也/“キング・オブ・ダークネス”EVIL/●BUSHI/ジェイ・リーサル(ROH)
7分40秒 ライト・オブ・パッセージ→体固め
ケニー・オメガ/タンガ・ロア/高橋裕二郎/○ハングマン・ページ(ROH)
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦 30分1本勝負
●天山広吉【2勝7敗=4点】
12分12秒 Skull End
○SANADA【4勝5敗=8点】
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦 30分1本勝負
●真壁刀義【4勝5敗=8点】
12分33秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め
○石井智宏【4勝5敗=8点】
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦 30分1本勝負
●バッドラック・ファレ【5勝4敗=10点】
8分39秒 ガンスタン→片エビ固め
○タマ・トンガ【4勝5敗=8点】
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦 30分1本勝負
○後藤洋央紀【6勝3敗=12点】
13分17秒 GTR→片エビ固め
●丸藤正道(NOAH)【5勝4敗=10点】
▼「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦 30分1本勝負
△棚橋弘至【5勝3敗1分=11点】
30分00秒 時間切れ引き分け
△オカダ・カズチカ【5勝3敗1分=11点】
棚橋とオカダが引き分けとなり後藤がAブロック決勝進出!後藤「ざまぁみろ!G1のGは後藤のG!GHCのGも後藤のG!」
第1試合
先発はキャプテンとジェイ。ロックアップで押し込むとマークがヨシタツに走りこみエプロンから落とすと、キャプテンをコーナーに振りサンドイッチ串刺しドロップキック。ジェイがヘッドバッドからマークにタッチ。
ジェイが羽交い絞めにしたキャプテンにマークがナックル連打からブレーンバスターで叩きつけてフォールも2。マークの攻撃を酔えてキャプテンはヨシタツにタッチ。
ヨシタツはジャンピングニーからスパインバスター。膝立ちのマークにミドルキックからランニングニー。フォールも2。ヨシタツはマークをコーナーに叩きつけキャプテンにタッチ。
マークはキャプテンにエルボー連打からジェイにタッチ。ジェイはナックル連打からエルボースマッシュ。ロープに振るとドロップキックを叩き込む。ジェイはネックブリーカードロップからフォールも2。
ヨシタツにレッドネック・ブギからジェイがキャプテンにデスバレーボムからマークがダイビングエルボードロップを投下しフォール。これで3カウント。
<試合後コメント>
ブリスコ兄弟
「おい!今の2人を見ただろう。タイトルマッチではハングマンとタカハシも同じようにボコボコの目に遭わせてやる!」
第2試合
先発は田口とタイガー。田口がロープワークで往復しながらアームホイップの攻防を経て田口がヒップアタック。田口が走りこむもタイガーがショルダースルーで場外に投げ捨てタイガーがトペ・スイシーダ。
リングに戻った田口をブレーンバスターで投げ捨てタイガーは中西にタッチ。
中西はエルボーからラリアットも田口は避けてヒップアタック。田口はジュースにタッチ。
ジュースは串刺しラリアットからロープに飛んでラリアットで中西をなぎ倒しフォールも2。
ジュースはコーナーに上るも中西がナックルを叩き込みデッドリードライブ。中西はコーナーに登るとダイビングクロスボディアタックからフォールも2。中西は永田にタッチ。
永田はビッグブーツでふっ飛ばし、その背中に本間がタッチ。永田はミドルキック連打から串刺しビッグブーツ。永田はエクスプロイダーを狙うが耐えた本間がチョップ。本間のチョップと永田のエルボーの打ち合い。本間がチョップ連打からロープに飛ぶが永田がビッグブーツで迎撃。だが本間が追走エルボーからラリアットで倒し小こけしを投下。本間は永田を担ぐも着地した永田がバックをとるが、逃れた本間がロープに飛んでラリアットも永田が脇固めからナガタロックを狙う。これは田口がカット。両者タッチ。
フィンレーがライガーをコーナーに振り串刺しエルボーからカミカゼでフォールもタイガーがカット。フィンレーは走りこむがライガーがグラウンドコブラツイストで3カウント。
<試合後コメント>
本間朋晃
「永田!永田!明日はお前から絶対一本獲ってやる。俺の脇腹はマイケル・エルガンの怪力でやられてメッチャ痛いけど、でも俺の心は絶対に折れないから。明日、こけしで・・・、いやみんなのこけしで一本獲ってやる。終わりよければすべてよしで(今年のG1を)締めてやるからな。覚悟しておけ!」
田口隆祐
「ひとりG1、もう優勝はないけれど、心は折れない。中折れしないで最後までしっかり頑張ります!」
第3試合
先発はエルガンと勝彦。ロックアップから勝彦がバックをとる。エルガンがエルボーで逃れショルダータックルで倒す。
エルガンはエルボーからロープフルも勝彦はビッグブーツで迎撃しミドルからロー連打。ミドルキックでなぎ倒しロープに振ろうとするが、耐えたエルガンにビッグブーツもその足をキャッチしたエルガンがエルボーから串刺しラリアット。エルガンは滞空時間の長いブレーンバスター。小峠がカットしようとするもエルガンは動じない。3人でカットも動じず勝彦を叩きつけてフォールも2。エルガンはKUSHIDAにタッチ。
KUSHIDAは首投げから顔面にドロップキック。勝彦の肘を踏みつけてから走りこむも勝彦はミドルキックで迎撃しコーナーに振ると串刺しビッグブーツ。勝彦は小峠にタッチ。
小峠はトーキックからナックル連打。小峠はロープに振るとドロップキックからフォールも2。小峠は矢野にタッチ。
矢野は金具がむき出しのコーナーにKUSHIDAを叩きつけYOSHI-HASHIにタッチ。
YOSHI-HASHIはストンピングからチョップ。コーナーでチョップから背中にエルボーを落としてロープに振るが、KUSHIDAはハンドスプリングエルボーで迎撃。タッチしようとするが矢野がカットも、KUSHIDAは矢野を金具がむき出しのコーナーに叩きつけて柴田にタッチ。
柴田は追走串刺しジャンピングキックをYOSHI-HASHIに二発叩きこむと、YOSHI-HASHIのチョップをエルボーで黙らせて顔面に串刺しドロップキック。柴田はブレーンバスターからフォールも2。
YOSHI-HASHIはチョップも動じない柴田。YOSHI-HASHIはチョップを打ち込んでいくが、柴田のエルボーからエルボーの打ち合い。
YOSHI-HASHIが走りこむも柴田はビッグブーツで迎撃。だがYOSHI-HASHIは額をこすりつけての睨み合いから、エルボー連打し走りこむも柴田はニーリフト。すぐに柴田はサッカーボールキックを叩き込んで小島にタッチ。
柴田は河津落としから小島がコーナーに振ってマシンガンチョップ。小島は行っちゃうぞバカヤローエルボーからコーナーに登るが矢野が突き落としてKUSHIDAは小峠にタッチ。
小峠と中嶋がエルボーから中嶋がハイキック、小峠がランニングニーと叩きこみコーナに登るとまっすぐとぶばい。フォールもKUSHIDAがカット。
KUSHIDAがミドルキック連打もキャッチした小峠が膝を蹴りつけ走りこむが、KUSHIDAがショルダースルーでエプロンに落として走りこむも、小峠はリングに飛び込みマグザム。小峠が小島にキルスイッチを狙うが小島はこらえてラリアットで倒すと、再度ラリアットで一回転。これで3カウント。
<試合後コメント>
小島聡
「さぁ!天山広吉の集大成。そして小島聡の集大成。テンコジの集大成!今日、G1のリーグ戦で見せてくれよ。俺たちの戦いを、今日までやってきたG1での戦いを、みなさんに見ていただこうじゃないか!」
KUSHIDA
「Jカップ、石森太二がやられてそのままでいいんでしょうかね、NOAHは。このベルトを巻いてガツガツ行きますよ、Jカップ。チャンピオンのまま優勝して。今日はJカップの後の楽しみが見えたかもしれないですね。チャンピオンベルト巻いていろんな団体、リーグ戦、そういうところを回ってもいいかもしれない。CMLLも行ってきましたからね。Jカップ優勝して、ジュニアをこのG1クライマックスにも負けない爆発ぶり、盛り上がりをKUSHIDAがぶっちぎって優勝して、その先の未来をお見せします」
マイケル・エルガン
「今日勝てたのはよかったけれど、本当に大事なのは明日の勝利。中嶋、君には勝ち目はないよ。俺が負けてもいいと思ってるように見えるかい?君が日本でたいへんな人気で、激しいキックの使い手なのは知っているけれど、それは俺には効かないよ」
第4試合
先発はケニーと内藤。ケニーの攻撃を読んだ内藤がリングに寝転がるが、ケニーはその内藤につばを吐く。両者タッチ。
ロアとジェイが出てきてロックアップからロアがコーナーに押し込んでナックル。避けたジェイが後頭部に手刀からコーナーに走るが、ロアが追走しキャッチするも、ジェイは着地し二弾蹴りから場外に叩きだしトペ・スイシーダ2連発。3発目は裕次郎が場外から足を引っ張り倒すと、ロアがジェイをマットに叩きつけページにタッチ。
ページはマウントでナックル連打からロープに振ると、ジェイの延髄斬りを避けてブロックバスターホールド。ページは裕次郎にタッチ。
裕次郎はストンピングからコーナーに振ると串刺しビッグブーツ。裕次郎にジェイはコンプリートショットからBUSHIにタッチ。BUSHIはタオルでチョーク攻撃から内藤にタッチ。
内藤は串刺しドロップキックから振り子式ドロップキック。内藤はEVILにタッチ。EVILは裕次郎に串刺しラリアットから担ぎあげるが、着地した裕次郎にサミングから投げようとするも、耐えた裕次郎にエルボーからラリアットを放つが避けた裕次郎がトラースキックからフィッシャーマンバスター。裕次郎はページにタッチ。EVILもBUSHIにタッチ。
ページはBUSHIに走りこむが逆上がり式のキックからミサイルキック。トレイン攻撃からBUSHIがコードブレイカーを叩き込んでフォールもBULLET CLUBがカット。
BUSHIはエムエックスを狙うがロアがラリアット。ジェイがロアにリーサルインジェクションもケニーがジェイにジャンピングニー。内藤がケニーにスイングDDTから裕次郎がラリアットで内藤をなぎ倒し、BUSHIが裕次郎にエルボーから走り込むが、裕次郎がBUSHIをロープに叩きつけてページがラリアットでなぎ倒す。ページがライト・オブ・パッセージをBUSHIに叩き込んで3カウント。
<試合後コメント>
EVIL
「柴田!明日お前を地獄へ葬り去ってやる。いいか、よ~く聞いておけよ。ディス・イズ・イーブル!エ~ブリシング・イズ・イーブル!すべては・・・イーブルだ。」
内藤哲也
「明日の、ケニー・オメガ戦。いやぁ楽しみだよ?楽しみにしてるよ。まぁちょっと消化試合に近い試合ではあるけれど、楽しみは楽しみだよ。まぁあとはどれだけケニー・オメガが俺を楽しませてくれるか。俺が楽しむイコール、お客さまが楽しむだからね。ケニー・オメガには今までの経験、すべてをぶつけてこいよ。すべて受け止めてやるから。ケニー・オメガ、楽しみにしてるぜ。アスタ・マニアーナ!アディオス!」
ジェイ・リーサル
「内藤の敵であるケニー・オメガ。となるとジェイ・リーサルの敵でもある。ジェイ・リーサルとロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンはナンバーワンだ!ケニー・オメガもニュージャパンもROHもナンバーツーだ。われわれはワールド・グレーテストなんだ」
第5試合
ロックアップからロープに押し込んでモンゴリアンチョップ。SANADAはかわしてショルダータックル。SANADAのショルダータックルを受けきった天山の足を踏んだSANADAだったが、天山がロープに振ってショルダータックルで倒す。
天山はモンゴリアンチョップ連発で倒すとSANADAは場外へ逃れる。天山が場外に追うとSANADAはバット攻撃。SANADAはリングへ戻る。
SANADAはマウントからナックル連打。天山は膝立ちでナックルもSANADAはサミングから走り込むが天山はニールキックで迎撃。
モンゴリアンチョップでコーナーに押し込んだ天山が串刺しボディスプラッシュからブレーンバスター。フォールも2。
エルボーの打ち合いからSANADAが膝を叩き込み走りこむが天山はショルダースルーで叩き落としフォールも2。
天山は投げようとするが耐えたSANADAがエルボーでコーナに押し込む。天山が逆コーナーに振るがSANADAはエプロンに降りてミサイルキック。SANADAはその場飛びムーンサルトでフォールも2。SANADAはバックドロップからフォールも2。
SANADAはSkullENDの体勢も天山がスタナーで返す。SANADAは延髄斬りも天山は吠えて走りこむがSANADAは抱えてTKO。フォールも2。
SANADAはバックブリーカーからラウンディング・ボディプレスも避けた天山がラリアット。避けたSANADAがジャーマンスープレックスホールドも2。
SANADAはSkullENDを狙うが天山がTTDで返してフォールも2。天山はボディスラムからムーンサルトを狙うが、SANADAは避けて自爆させる。
SANADAはドロップキックも天山は倒れずヘッドバッドからモンゴリアンチョップ。天山はハンマーからヘッドバッド連発。ロープに飛ぶと後頭部にラリアットから剛腕ラリアットで倒しフォールも2。
天山はアナコンダバイスで捕らえ、アナコンダバスターで叩きつけてフォールも2。
天山はうつ伏せのSANADAの背中にチョップから投げようとするが、SANADAがSkullENDで返すがロープへ。
SANADAはコーナー下にセットしてラウンディング・ボディプレスでフォールも2。SANADAは改めてSkullEND。これで天山の最後のG1を終わらせた。
<試合後コメント>
天山広吉&小島聡
天山「精根尽き果てた。なんか変なもん出てくるよ。自分が情けないのか、それともあそこまで言っておきながら勝てへん。お客さんの声がメッチャ聞こえて、力になっているのに。コジも後ろから押してくれて、やらなあかんってなって。精一杯やって。もちろん勝ちたい。勝たなあかん。結果がすべてですよ。いまさら勝ったところでなんやと言われそうだけど、でも今日くらい勝ちたかったな。ほんまに、コジには申し訳ない。ほんま」
小島「ありがとうございました」
天山「コジにはほんま感謝してるよ。コジのおかげでこのG1出ることができて、コジがこうして毎日(セコンドに)付いてくれて。最初の1試合2試合は調子がよかった。そのまま波に乗って行きたかったですよ。なんかコジに助けてもらってイケると思った。俺だけのG1だけじゃない。テンコジのG1として一緒に突っ走ろうって思いました。でも最後の最後にこうやって負けてもうて。最悪な結果を出してもうて。結果も残せへんという。でもいい夢見させてもらった」
小島「いえいえ。俺も天山もまだプロレスラーですから。まだ2人ともプロレスラーですから。生きていけばいろんなことがありますよ。俺たち必ず、今までいろんなことを乗り越えてきたから。すばらしい生きざまを見させていただきました。本当にありがとうございました」
天山「コジが、コジがそう言ってくれたら俺は甘えてしまうんや。でもね、ほんまうれしい。誰ひとりとして俺の反論を聞いてくれなかった。コジだけよ。『そんなことないよ』っていうコジの気持ちに応えたかった。『優勝して帰れ』っていう約束をなんも果たせない。でもこうやって俺のためにいてくれて。俺は最低やけど、最高のパートナー、コジです。ありがとうな」
小島「これからまた頑張りましょう!ありがとうございました。」
天山「いまコジが励ましてくれた。これで終わりちゃう。いつまでもコジがそばにいてくれる限り、いつまでも俺もリング
に命をかけて戦っていかなあかんて。足の一本、腕の一本、首が折れてもはいつくばってでも、まだまだしつこく行くから。ありがとうございました!」
第6試合
ロックアップから真壁のエルボーと石井のチョップの打ち合い。石井が喉元にチョップを打ち込み、真壁が首を掴んでナックル。顔面の張り合いから真壁がベイダーハンマー。石井がナックルで倒し、コーナーに押し込んでチョップを喉元に連打。倒れこんだ真壁の顔面を踏みつけた石井が、膝立ちになった真壁の顔面にエルボーを打ち込んでいく。立ち上がった真壁がエルボーを受けきり、石井のジャンピングエルボーを弾き返してショルダータックル。
真壁は串刺しラリアットからナックル連打も、そのまま石井が持ち上げて正面に落とすが真壁は着地しラリアット。真壁は串刺しラリアット連発から、助走をつけて串刺しラリアット。真壁はノーザンライトスープレックスホールドも2。
真壁は投げようとするが、耐えた石井がリバース。エルボーの打ち合いから石井が膝をつく。真壁がエルボー連打も石井は受けながら前進しエルボーでコーナーに押し込み串刺しラリアット。石井はコーナーに真壁を座らせると雪崩式ブレーンバスター。フォールも2。
石井のラリアットも寄けた真壁のバックを取って投げ捨てジャーマン。すぐに立ち上がった真壁のラリアットをカットし投げ捨てジャーマン。石井はラリアットもガードされると延髄斬りを叩き込む。
石井はラリアットも耐えた真壁に左右のエルボーから走り込むが真壁は袈裟切りチョップでカットし袈裟切りチョップ連発。真壁はハンマー連発で倒しパワーボムで叩きつけフォールも2。
真壁がバックを取ると後頭部にヘッドバッドからラリアットで叩き伏せる。立ち上がった石井の後頭部にラリアット。倒れない石井にラリアットもすぐに石井は立ち上がる。真壁はラリアットを叩き込んで石井は正面に倒れると、真壁はバックを取りジャーマンスープレックスホールド。
返した石井をコーナーに座らせスパイダージャーマンからダイビングニードロップ。石井は転がりなんとかこれを逃れる。
真壁は串刺し攻撃を狙うが石井は足を伸ばしてカット。だが真壁は串刺しラリアットからロープに飛ぶがラリアットの相打ち。再度相打ちから石井がヘッドバッド。真壁もヘッドバットで返しヘッドバッドの相打ちから石井がヘッドバッドで打ち勝ちラリアットでなぎ倒しフォールも1。石井はスライディングラリアットでフォールも2。石井は垂直落下式ブレーンバスターを叩き込んで3カウント。
<試合後コメント>
両者ノーコメント
第7試合
リングアナをファレとタマが襲撃するが、レフェリーは倒れない。BULLET CLUBのセコンドはタマにつく。
試合が始まるとタマがリングに寝転がり、ファレが踏みつけフォール。だがレフェリーがカウントを叩かない。やっと叩くとカウント2でタマが返しスクールボーイ。ファレは返すと抗議する。
タマは再度寝転がるとファレはしっかり片エビ固め。これもタマが2で返すと、ファレはショートレンジラリアット2連発からラリアット。再度ショートレンジラリアットからバッドラックフォールで場外のBULLET CLUBメンバーに投げ捨てる。
カウント18で帰ってきたタマにショートレンジラリアットからタマをロープに押し込んで後頭部に膝を押し付ける。
ファレはナックルからコーナーに押し込んで背中にナックル。ファレはタマの上に乗りストンピング。
タマは膝立ちでボディブローもファレはコーナーでベイダーハンマー。ファレは逆コーナーに叩きつけ、串刺し攻撃を狙うが避けたタマが串刺しボディスプラッシュからジャンピングエルボー。再度ジャンピングエルボーからファレのラリアットを避けてガンスタン。ファレはランニングボディプレスからフォールも2。
タマはファレを投げようとするがファレは担いでバックフリップ。ファレは串刺しボディスプラッシュからボディプレスでフォールも2。
ファレはナックルも避けたタマがガンスタンを狙うがファレは正面に投げ捨て、ファレはベイダーハンマーを狙うもタマがヘッドバッド。タマが走りこむもファレはスピアーで迎撃しフォールも2。
ファレはバッドラックフォールを狙うが着地しタマがラリアットを避けてドロップキック。タマは再度跳び込むもファレはグラネードを狙うがタマはDDTで叩きつけてフォールも2。タマはガンスタンを決めて3カウント。
ファレとタマは試合後抱き合い健闘を称えあった。
<試合後コメント>
バッドラック・ファレ&タマ・トンガ
ファレ「ガッデム!(タマを呼び寄せ)タマが今日、俺に対して、そしてチームメイトに対して勝ちをゆずらなかったことを尊敬する」
タマ「彼を愛している。だからこそ彼に勝ちをゆずるようなマネはできなかった。ファイターとして戦い、そしてそれは今日も変わらなかったということだ」
第8試合
後藤がロープに押し込みクリーンブレイク。だが丸藤がビッグブーツから顔面を張ると、後藤もトーキックからヘッドロック。ショルダータックルで倒した後藤が再度走りこみアームホイップからラリアットで場外に叩き出す。
後藤が場外に追うと丸藤が鉄柵に叩きつけて、さらに鉄柵にフェイスバスター。丸藤はリングに投げ入れフォールも2。
丸藤は強烈なチョップを叩き込むと、チョップの打ち合いから丸藤が打ち勝ちストンピングからヘッドロック。後藤はロープへ足を伸ばす。丸藤はチョップから足極めヘッドロック。後藤はロープへ。
丸藤はストンピングから後藤を起こすと、後藤はチョップ連打。「来いオラ!」と叫んだ後藤に丸藤は強烈なチョップを打ち込みコーナーに押し込むとチョップ連打から串刺しジャンピングエルボー。
丸藤は投げようとするが耐えた後藤が逆に担ぐも着地した丸藤がチョップから走り込むが後藤がミドルキックで迎撃。
後藤がエルボー連打からコーナーに振り村正。バックドロップで叩きつけると串刺しラリアットからコーナーに登りダイビングエルボードロップを投下しフォールも2。
後藤は担ぐも着地した後藤にトーキックからロープに振ろうとするが丸藤は側転しドロップキックで場外に叩き出す。丸藤はトペアトミコ。
後藤がリングに戻ると丸藤はスワンダイブミサイルキック。フォールも2。
後藤のエルボーと丸藤のチョップの打ち合い。後藤がエルボー連打から丸藤がラリアットも避けた後藤。丸藤がかかと落としからハイキックも避けた丸藤の足を掴んだ後藤がネックブリーカー。
丸藤が後藤の串刺し攻撃を避けてジャンピングニー。丸藤は不知火を狙うが、後藤が突き飛ばし走りこむも丸藤はトラースキックから再度不知火を狙うが耐えた後藤に丸藤は膝蹴りからトラースキック。ジャンピングニーを狙うも後藤はヘッドバッドで叩き落とす。
後藤は膝立ちの丸藤にミドルキックから牛殺し。フォールも2。後藤は投げようとするが耐えた丸藤がトラースキックから再度トラースキック。丸藤は二弾蹴り式の膝蹴りからフォールも2。
丸藤は不知火を狙うが後藤はスリーパー。丸藤はバックエルボーから腰投げも後藤は離さない。後藤はここでGTRを叩き込んで3カウント。
<試合後コメント>
丸藤正道
――久しぶりのG1参戦でしたが、かなり深い爪跡を残したと言えるのではないでしょうか?
「本当は優勝してこなければNOAHのファンのみんなに面目が立たないんだけど。でも充実感もあったし、何かこのままじゃ終わらないんじゃないか。終わらせない。G1の公式戦じゃないかもしれないけど、明日あさってもあるから。俺はまだ終わってないぞ」
第9試合
ロックアップからリストの取り合い。再度ロックアップからオカダがロープに押し込みクリーンブレイク。棚橋が体勢を変え押し込むとクリーンブレイクと見せかけて顔面を張る。
オカダがエルボー連打からヘッドロック、ショルダータックルで倒し走りこむが棚橋が丸め込もうとするもオカダが丸め込んで立ち上がりリバースネックブリーカードロップからジョン・ウー。さらにボディスラムからダイビングエルボードロップ。オカダはレインメーカーポーズからレインメーカーを発射するが棚橋が首固めも2。棚橋は低空ドロップキックで倒し両者ダウン。
オカダはロープ下にセットするとセントーンアトミコ。オカダはジャベで捕らえフォールも2。棚橋はフォールと認識されるたび必死に肩を上げる。
エルボーの打ち合いからオカダがビッグブーツも棚橋はキャッチしドラゴンスクリューを狙うがオカダは顔面を張る。棚橋のハイキックをキャッチしたオカダだったがオカダのビッグブーツを再度棚橋はキャッチし低空ドロップキック。棚橋はオカダの足を一点攻め。
棚橋はエルボードロップからアンクルホールド。棚橋はインディアンデスロック。オカダはチョップを打ち込むが離さない棚橋。オカダはロープへ。
オカダはボディブローから顔面を張るが。棚橋はトーキックからコーナーに押し込み足にストンピング。オカダがコーナーに振ると串刺し攻撃を狙うが足を伸ばしてカットした棚橋が走りこむもオカダはモンキーフリップ。
オカダがランニングエルボーからバックエルボー。棚橋がロープに振るがオカダがランニングエルボー。オカダは串刺しエルボーからDDT。オカダはスライディングエルボースマッシュからフォールも2。
オカダはレッドインクで捕らえるが棚橋はロープへ。棚橋が足を蹴るがオカダはエルボースマッシュ。オカダはコーナーに振り走りこむが棚橋がジャンピングエルボー。
エルボーの打ち合いからオカダがビッグブーツ。棚橋がエルボー連打からコーナーに押し込みエルボースマッシュ。逆コーナーに振り串刺し攻撃を狙うが避けたオカダが串刺しエルボーも棚橋は避けて走りこむがオカダは棚橋をコーナーに座らせドロップキックで場外に叩き落とす。
オカダは鉄柵に叩きつけてビッグブーツ。これをキャッチした棚橋が鉄柵に足を叩きつけてドラゴンスクリュー。
棚橋は場外ハイフライフロー。場外カウント13で棚橋がオカダを連れ戻そうとするがオカダは場外でツームストンパイルドライバー。カウント19でリングへ。
棚橋はオカダのドロップキックをかわしてドラゴンスクリューから再度ドラゴンスクリュー。棚橋はテキサスクローバーを狙うがオカダはロープを掴む。
棚橋はストンピングからロープに飛ぶもオカダはキャッチしツームストンパイルドライバーを狙うが着地した棚橋を再度担ぐも強引に棚橋はゼロ距離スリングブレイド。棚橋はジャーマンスープレックスホールドも2。
棚橋はコーナーに上るもオカダはエルボースマッシュ。オカダは正面に登るが棚橋はエルボー連打で落下させるとハイフライフロー。オカダは回転し逃れると後頭部にジョン・ウー。オカダはロープに振ってドロップキックからレインメーカーを狙うが棚橋はこれを抜けてスリングブレイド。
棚橋は串刺し攻撃を狙うがオカダは担いでエプロンに落とすと、ロープを挟んでエルボーの打ち合いからオカダがビッグブーツも棚橋はロープを使った。レッグブリーカー。さらにエプロンに寝かせて場外からドラゴンスクリュー。
棚橋はテキサスクローバーホールド。オカダはロープへ。
棚橋が膝を蹴りつけ、オカダがドロップキックも避けた棚橋がスリングブレイド。棚橋はコーナーに登りハイフライフローをうつ伏せのオカダに打ち込み、再度ハイフライフローもオカダは剣山で迎撃。
棚橋がバックを取るとオカダはロープへ。オカダはツームストンパイルドライバーを狙うが棚橋がリバースしツームストンパイルドライバー。
棚橋がネックブリーカードロップからハイフライフローもドロップキックで撃ち落としたオカダがレインメーカー。避けた棚橋が顔面を張るとスリングブレイドを狙うがオカダが避けてジャーマンスープレックス。レインメーカーを狙うも棚橋は顔面を張る。再度オカダはレインメーカーからレインメーカーも避けた棚橋がドラゴンスープレックスホールド。返した棚橋にオカダはツームストンパイルドライバーでフォールも2。
オカダはレインメーカーも避けた棚橋がレインメーカー。避けたオカダがレインメーカーも棚橋はスリングブレイドで返してクロス式ハイフライフロー。再度ハイフライフローを投下しフォールもここで時間切れ。
オカダと棚橋が引き分けた結果、後藤が1位通過となった。
<試合後コメント>
棚橋弘至
(床に倒れこみながら)「すいません、このままで」
――2人には30分は短すぎたという結果になってしまったのですが?
「そんなことないよ。そんなことないって。結果的に棚橋の復調具合が仇になったな」
――去年に引き続き、決勝戦かと思えるほどの激しい公式戦最後の試合でしたが、まさかの引き分け。そして決勝進出ならずと・・・
「本当はね、本当はだよ?ようやくケガから復帰したという喜びをかみしめたいシリーズだったけど。あ~!そうはやらせてくれないのが新日本プロレス。・・・よし!二連覇。二連覇の夢が。ただ強がりだけ最後に言っておく。終わりは始まりだから!」
オカダ・カズチカ
「G1クライマックス2016。俺のG1はもう終わりだ。完敗じゃねぇぞ、引き分けだ。この野郎!でもな、G1が終わったが俺のIWGPの戦いは終わっていない。借りを返す敵もできたし、次は・・・東京ドームだな。あらためて覇者と。東京ドームでなくてもいい。とりあえず俺のG1は終わりだ・・・」
後藤洋央紀
――決勝進出おめでとうございます
「まず初めに俺の決勝進出を予想していたやつが何人いるか?ザマァ見ろって、そういう気持ちもあります。全世界のプロレス業界が注目するG1クライマックス。後藤ワールド、見せてやるよ。言葉じゃない、本当のストロング・スタイルを見せてやりますよ」
――「G1のGは後藤のG」という言葉をまたリング上から聞かせてもらえるでしょうか?
「G1のGは後藤のG。GHCのGも後藤のGだよ。それで丸く収まった。あとは決勝。期待してください」