UWF軍とFMW軍の全面対抗戦がエニウェアフォールの通常ルールに!ただし通常ルールは5カウントまで反則OKであることを強調!

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 超戦闘プロレスFMW4・27後楽園ホール大会で開戦したFMW軍とUWF軍の全面対抗戦。5・14新木場で第2ラウンドとなる、大仁田厚&雷神矢口&NOSAWA論外&保坂秀樹(FMW&W★INGモンスター連合軍)VS高山善廣&長井満也&佐野巧真&アレクサンダー大塚(UWF連合軍)の一戦が行われるが、大仁田がUWF軍に対し、まさかの“通常プロレスルール”を提案した。

 4月28日の会見で、高山が「アイツら、オモチャ(凶器アイテム)を持ってこないと闘えないじゃん。ふぬけだから。オモチャがあっても、いい勝負になっちゃってるわけよ。そこでもう俺らとアイツらの差が出てる。だから、なんでもかんでも、オモチャ持ってきていいよ、遊んでやるから」と、デスマッチ戦も辞さない姿勢を見せていた。

 ところが、5月6日、東京・飯田橋のFMW新事務所で会見を開いた大仁田は「それぞれの家に、その家のルールがあるだろ! 高山さんの生き方と、俺の生き方とは違う。俺の家に来たら、俺のルールに従え」と前置きした上で、「あまりルール、ルールってうるさく言うから、今回はあなた方のルールにのっとって、通常のプロレスルールでやってやろうじゃないか。大きな気持ちでやってやるよ」と大幅譲歩。
 「その代わり、俺たちが新木場で勝ったら、6・21後楽園では、俺たちのルールでやってもらう。もちろん、4・27後楽園よりハードなルールで!」と断言。
 続けて、大仁田は「俺は通常ルールのつもりで行くけど、飲食店でも『持ち込みOK』の店があるでしょ? 矢口、論外、保坂が個人で(凶器を)持ち込むことに関しては、民主主義なんだから、俺は関知できない」と、なんとも都合のいい発言も・・・。
 「通常のプロレスルールで、(アブドーラ・ザ)ブッチャーなんか、フォーク使ってたじゃん。俺は火は使うけど、フォークは使わないもん。それに、プロレスのルールでは5カウントまで、反則が許されるし、レフェリーが見てなきゃいいんでしょ? 俺は持ち込まないけど、本部席のテーブルとか、記者席のイスとか、会場内にあるものは使っていいんでしょ?」と、もっともなコメント。
 そして、大仁田は「U系と言われる人たちに有利なルールを提案してあげる。会場内のどこでも、ギブアップ、フォールがOKの『エニウェアルール』にしてあげる。これなら、花道で関節技でギブアップを奪うのもOKなんだから」と、必要以上にUWF軍に有利なルールを提案した。
 なぜか、今回はFMW軍にとって、不利ともいえるルールを提示した大仁田。これも、“邪道”流の駆け引きか? このルールで、UWF軍が連敗を喫した場合、6・21後楽園でUWF軍は絶対負けられない状況に陥ってしまいそうだ。
 さらに、高山が「UWFルールでも、別にいいよ。その代わり、『死んでもいい』と一筆書かせるよ」と発言したことに関し、大仁田は「船木(誠勝)たちが、『電流爆破のリングに上がります』と一筆書くなら、俺はいつでも一筆書きますよ」とコメントした。
 また、大仁田は高山が新戦力投入を匂わせていることについて、「高山さんよ! UWFの刺客というXを早く明かせ! 5・14新木場にXを連れてこい!」と、同大会への刺客Xの来場を呼び掛けた。

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