WRESTLE-1新王者のKAIが他団体を放浪!?ガッツ、アイスリボン、大日本、ガンプロに参戦決定!
本日、都内GSPメディアセンターにて、5.4後楽園ホール大会にてWRESTLE-1チャンピオンシップ新王者となったKAIが記者会見を行った。試合の記憶がないと語る自由の王者は、一体何を語るのか。
KAI「なんで翔太と潮吹そこにいるんだ!?そこにいるんならこっち来いって!なんでいるんだ!?」
三富政行「いやKAIさんが見に来いって!勉強しろって言ったんじゃないですか!」
翔太「会見してくださいよ」
KAI「いいからこっち来て並べって!俺お前らに言いたいことあるんだよ。真剣な話をする。このベルトが取れたのは翔太と潮吹、お前らのおかげだよ!本当にありがとう!」
※おもむろにKAIが立ち上がり、翔太と三富に「ありがとう」と言いながら強烈な張り手
KAI「感謝しているよ!よし、いいよ戻れ」
翔太&三富「戻る!?」
KAI「戻れって言ってんだろ!勉強しに来たんだろ!?」
※翔太と三富は仕方なく着席
KAI「このベルトが取れたのは本当にあいつらのおかげですよ。感謝しています。でももう感謝は終わり!もう次の3WAYマッチ!挑戦者決定戦も決まっているんで。このベルトも自由になったし、WRESTLE-1もやっぱり自由になりたい奴がいるんだな!いっぱいな!KAZMAに征矢に芦野?…なに!?翔太、潮吹!お前らも自由になりたのか!?やんのか!?やりたいのか!?」
翔太「いや、比較的に自由に…プロレス界をやってます、はい」
KAI「そうか、じゃあいいよ。まぁ決まったんだったらもうな。会社が自由に決めてくれたんで俺はそれを受けるだけ!自由に!やりたいと思います。で、勝った奴、負けた奴、誰と戦うんだ?俺は」
三富「いや、負けた人とやることはないんじゃないですかね?」
KAI「ないか!まぁそこも自由に決めてもらって。防衛戦…まぁやるかやらないか俺の自由だろ?いや、やんのか!?」
翔太&三富「やらないんすか!?」
KAI「やるか!やるよ!わかったよ。お前らがやれって言うんならな。なんでお前らの言う事聞かなきゃいけないんだ!?…まぁやるよ!やるよ!やるよ!」
翔太&三富「サポートします!」
KAI「おう、頼むよ。足は引っ張んなよ!?いつもお前らそうだからな!俺この間の試合、記憶がないんだよ。お前ら絶対足引っ張っただろ!」
翔太「足引っ張るどころかいつもKAIさんからぶつかってきてるような…。しかも僕ら試合ないのに火野選手のチョップくらったんですよ!?」
KAI「えぇ?そうなの?マジ!?好きだなぁお前ら。まぁそれはそうとこのベルト取ったからにはやっぱりいの一番に“ミスター”に報告いかないとダメだろ!ミスター雁之助さんに!この間リング上で本家の雁之助クラッチを教えてもらって、それで俺取ったんだろ?記憶ないけど。やっぱり本能的に体に染みついているんだよ。なぁ、ガッツあるんだろ!?」
翔太「8日、後楽園ホールです」
KAI「あるんだろ!?じゃあ俺そこ行くよ!」
三富「いやWRESTLE-1浜松ありますから!?」
KAI「お前一人で闘えよ。報告のほうが大事だろ!」
翔太「報告するなら控室入れるようにしておきますから」
KAI「じゃあ、報告ついでに試合やるよ」
翔太「8試合もあるんですよ!?」
KAI「9試合目に入れろよ。開場前とかにやるよ。試合終わったあとでもいいよ。ノーピープルでもなんでもやるよ」
※翔太からご報告なら電話でという提案があり、ミスター雁之助に翔太が電話するも、その電話をKAIが奪い、雁之助にガッツ石島選手と打ち合わせをするとの約束を取り付け、5月8日のガッツワールド・後楽園ホール大会にKAIが出場することが決定
翔太「これ本当に決まっちゃいましたよ!?…じゃあ5月8日、ガッツワールド後楽園ホール大会にKAIさん、参戦決定でいいです!これでいいですか?満足ですか?」
KAI「満足じゃねぇよ!このベルトを持ってインディ!女子も行くぞ、女子も!女子お前(三富選手)関係あるんじゃねぇのか!?俺この間大日本プロレスの釧路大会で会ったぞ!?アイスリボンの佐藤社長と!お前関係あるんじゃねぇのか!?」
三富「佐藤社長はこの間、僕愛媛プロレスというのをやりまして。アイスリボンさんにはその時協力していただいて。でもアイスリボンは女子の団体なので、男子は出られないので」
KAI「嘘つけ!絶対嘘だ!俺は知ってるぞ!?趙雲子龍出てるだろ!?お前らの!学プロの先輩だろ!?そうだろ!?嘘つきやがったな!?電話しろ!」
※三富がアイスリボン社長・佐藤氏に電話し、5.21のアイスリボンの道場マッチに出場することが決定。さらに男女混合での試合ということで三富も出場することが決定
KAI選手「お前嘘つきやがって!」
翔太「道場マッチ、蕨のリングにKAIさんが上がるって」
三富「でもインディに出て、女子も出て、大満足ですね!」
KAI「いや俺家帰って観たんだよ、サムライ。大日本プロレスの横浜文化体育館大会!登坂社長が俺の事言ってたんだよ!なんて言ってたか覚えてないけどな!俺が釧路の大日本プロレスに上がって、極道?あれやった時にわざわざ登坂社長が控室にきて撮らせてくださいって!だから登坂社長はそれぐらい求めてるんじゃないの?俺調べたよ!?」
三富「いや僕も風のうわさで聞きましたけど、登坂さんが“KAI選手がインディ出るならうちはどうなんだ?”って言っていたらしいですけど」
KAI「今大日本プロレスはインディっていうあれじゃないぐらいになっているけど、商店街プロレスっていうのがあるんだよ、5.28に」
翔太&三富「それも調べたんですか!?っていうかその手帳…インディのスケジュール全部書いてあるじゃないですか!」
KAI「俺の地元なんだよ!東戸塚っていうところでさ。そこ行くぞ!翔太!お前ブッキングしろ!電話しろ!二人でどうにかしろ!」
翔太&三富「わ、わかりましたよ!」
KAI「俺はな、その東戸塚のダイエーで働いてたんだよ!思い出の場所なんだよ!」
翔太「何とかしますから!星野さんとかに言っとくんで!」
KAI「アニキ?」
翔太「アニキに。ランチボックス星野だった頃から知ってるんで」
KAI「おぉ・・・ガロガか」
翔太「ガロガですガロガ騎士'sですよ。一応仮で決定で良いですかね?」
翔太&三富「でももう十分ですよ!ガッツワールド、アイスリボン、大日本。もう十分ですよね?」
KAI「全然ダメだよ。ダメだよ!おい翔太!お前なんかねぇのかよ!?」
翔太「まぁいろいろ出てはいますけど…。じゃあ僕が結構長い間レギュラーで出させていただいている団体がありまして。そこの代表の方に今日実は、KAIさんにご挨拶したいということで来ていただいてるんですよ。なんでちょっと呼んでくるんで」
※「ガンバレ☆プロレス」代表の大家健が入室
大家健「ガンバレ☆プロレス代表の、大家健と申します!単刀直入に言わせていただきます!5月14日!ガンバレ☆プロレス、王子大会があります!そこでこの大家健!翔太とタッグを組んでKAI選手に参戦していただきたい!そう思っております!よろしくお願いします!」
KAI「初めまして!WRESTLE-1のKAIと申します!5月14日はWRESTLE-1の道場で、WRESTLE-1 Starting Point があります!そうだよな!?ということで!申し訳ございません!」
大家「(ジャケットを脱ぎ捨て)いや!俺が!翔太と友達のKAI!KAI選手と―」
KAI「翔太お前!お前いつから友達になったんだ!?」
大家「友達だよな!?友達!友達だよな!?」
KAI「こんな奴友達じゃねぇよ!!(翔太選手に向かって)誰だお前!」
大家「友達!友達だろ!タッグを組んで!タッグを組まないと藤田ミノルを更生させることができないんですよ!おい!ちょっと!」
KAI「KAIENTAIのFUJITAか」
大家「KAIENTAIじゃねぇ!藤田ミノルだ!元KAIENTAIだけど!あなたに男気が!少しでも男気があれば!状況を呑み込めなくてもいいです!5月14日!俺と!翔太と組んで!試合をやってください!この通りです!(土下座)試合やってください!」
KAI「俺は“男樹”っていう言葉が好きだ!“男”に樹木の“樹”だ!男樹だ!よろしくお願いします!(KAIも土下座)」
KAI&大家「やるぞ!やるぞ!やるぞ!やるぞぉ!」
※KAIと大家がそれぞれ張り手をし合い、翔太も含めて抱き合う。そのまま三富を残し3選手は言葉にならない何かを叫びながら会見場から出て行ってしまう
三富「な、なんかよくわかんないけど決まったみたいなので。が、頑張ります!」
そうして三富も3選手を追って会見場を後にした
今日の会見では、新王者となったKAI選手が今後WRESTLE-1でどのような戦いを見せていくのか、またどのような王者像を描いているのかは、正直全く理解できなかった。だがその場で他団体出場を取り付ける強引さは今までのKAI選手になかったもの。自由の名のもとに新王者は我が道を行く。今のKAI選手の“自由”という信念のように、ブレない芯を持った選手こそ本当の強者なのかもしれない。
(記事・写真提供 WRESTLE-1)