全日本3・13後楽園ホール大会 【アジアタッグ】宮本&イサミvs大森&田村 青木&光留vs丸山&竹田 関本&岡林&大地vs秋山&ゼウス&ボディガー
『2016 ドリームパワーシリーズ 【開幕戦】』
会場:後楽園ホール
日付:2016年3月12日(土)
開場:17時00分 開始:18時00分
観衆:988人
▼シングルマッチ 20分1本勝負
●青柳優馬
9分14秒 ビーストスプラッシュ→片エビ固め
○入江茂弘(DDT)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
●渕正信/ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)
12分51秒 グラウンド式アバラ折り
○西村修(フリー)/SUSHI☆小僧
▼タッグマッチ 30分1本勝負
○青木篤志/佐藤光留(パンクラスMISSION)
11分9秒 腕ひしぎ逆十字固め
●丸山敦(フリー)/竹田誠志(フリー)
▼シングルマッチ 30分1本勝負
●ジェイク・リー
6分53秒 ファイヤーサンダー→片エビ固め
○石川修司(フリー)
▼Before the 2016 チャンピオン・カーニバルスペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
○宮原健斗
9分39秒 ブラックアウト→体固め
●野村直矢
▼GAORA TVチャンピオンシップ 60分1本勝負
【王者】○中島洋平
17分2秒 跳後廻蹴→片エビ固め
【挑戦者】●SUSHI
※第7代王者が3度目の防衛に成功
▼アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負
【第98代王者組】○宮本裕向(666)/木髙イサミ(BASARA)
14分0秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め
【挑戦者組】大森隆男/●田村和宏(HEAT-UP)
※第98代王者組が3度目の防衛に成功
▼6人タッグマッチ 60分1本勝負
○秋山準/ゼウス/ボディガー(フリー)
15分50秒 リストクラッチ式エクスプロイダー→体固め
岡林裕二(大日本)/関本大介(大日本)/●橋本大地(大日本)
結成から10年が経ち、アジアタッグ選手権でアックスボンバーズ対決が実現!GAORAは中島が防衛
オープニング
PWF初代会長ロード・ブレアースさんと江崎英治さん(ハヤブサ)の追悼セレモニーが行われた。
第1試合
リストの取り合いから入江がボディブロー。だが青柳は離さず、入江はボディブロー連発からヘッドロック。青柳はすぐに手首を取り直す。入江はカニバサミで倒してからヘッドロックも青柳はヘッドシザースで返し、入江は倒立して抜けようとするが、そのまま青柳に倒れこんでプレス。両者距離を取る。
入江がロープに押し込みクリーンブレイク。だが青柳はすぐにエルボー。エルボー合戦へ。青柳はヘッドロックも入江が突き飛ばしショルダーアタックのぶつかり合い。
入江が走りこんだ所を青柳がドロップキックで迎撃し、入江の腕にエルボーから腕固め。入江は必死にロープへ足を伸ばす。
入江がボディスラムから頭突き。入江はフライングメイヤーからランニングヘッドバッド。入江はスリーパーで捕らえるも青柳はロープへ足を伸ばす。
エルボー合戦から入江が打ち勝ちブレーンバスターを狙うが、着地した青柳にバックエルボーからラリアットも、青柳はこれを避けジャンピングエルボー。
青柳は入江をロープに振るとドロップキックで倒しフォールも2。
入江は青柳をコーナーに振るが青柳は振り返し式クロスボディからドロップキックで倒し、フィッシャーマンを狙うが入江がロープを掴み耐える。
青柳はコーナーでエルボー連打から逆コーナーに振り、走りこんで来た入江にドロップキックからコーナーに登るとダイビングクロスボディアタック。フォールも2。
青柳はフィッシャーマンを狙うが、入江がブレーンバスターで返しフォールも2。
入江はコーナーに叩きつけると逆コーナーに振ろうとするが、当てた青柳を強引に振り串刺しラリアット。ふらつく青柳にラリアットも青柳はこれを逆さ押さえ込み。返されるとヨーロピアンクラッチ。これも返した入江は走りこんできた青柳をビーストボンバーで叩き伏せフォールも2。
入江は大暴走からコーナー下にセットしビーストスプラッシュで3カウントを奪った。
<試合後コメント>
青柳優馬
――せっかくの新コスチュームのお披露目でしたが、勝利で飾ることはできませんでした。
「2月はいろいろあって、心機一転という意味も込めてコスチュームをガラッと変えてみたんですけど、結果が伴っていないことが悔しいです」
――入江選手とのこれまでの対戦と比べると力負けしなくなってきていると感じましたが?
「やっぱりパワーがない分、自分にできること、自分にしかできないことをしないとプロレスって強くなれないと思ってるんで。僕なりのスタイルをこれから見つけていきたいと。一試合一試合すべて勉強だということで、自分のスタイルを見つけていく戦いを改めて今日からやっていきたいです」
――いつもよりもドロップキックを多用していましたが、すべていいタイミングで決まっていました
「ドロップキックは一番最初に習った基本技であるので、自分としてはこの技は大切に使っていきたいと思っています」
第2試合
先発は西村と渕。西村がロープに押し込みクリーンブレイク。渕がヘッドロックからグラウンド。ヘッドロックのまま立ち上がると西村はロープを掴みクリーンブレイク。
西村が手首をひねっていくと、渕がグーパンチで殴ろうとするがこれはレフェリーがしっかり見ていたため思いとどまる。西村がグラウンドに引きこむも渕が足をロープに伸ばしブレイク。
渕がアームホイップからヘッドシザース。西村は倒立で抜けようとするが渕は捻る。改めて西村が倒立から抜け出る。両者タッチ。
小僧はウルティモの足を刈ってからロープから飛び込みアームホイップからポーズを決める。再度走りこむがウルティモはカウンターのバックブリーカー。ウルティモはコーナーに押し込みチョップ。小僧をロープに振るとドロップキックで倒し、フライングメイヤーからスリーパー。小僧はロープに足を伸ばす。
ウルティモは小僧をコーナーに叩きつけて、逆コーナーに振るとショルダースルーでマットに落とす。小僧は西村にタッチしようとするが、ウルティモはローキックからスピンキックを叩き込み渕にタッチ。
渕はヘッドロックからナックル。再度ナックルから渕はウルティモにタッチ。
ウルティモはコンビネーションキックからバックエルボーで倒しジャベで捕らえる。
小僧はこれを抜けるとチョップ連発からロープに振ってドロップキックも、ウルティモはロープを掴んでこれを避けると小僧をコーナーに振る。だが小僧はそのままエプロンに降り、走りこんできたウルティモにエルボーからウルティモの手を掴みロープを渡る。途中で落ちそうになるがセカンドロープからジャンプし持ち直した小僧がリングに飛び込みアームホイップ。小僧は西村にタッチ。
西村がエルボースマッシュでウルティモをコーナーに押し込み、ボディスラムでセットするとダイビングニードロップ。だがウルティモはこれを避け渕にタッチ。
渕はナックル。再度ナックルからボディスラム。渕はサミング2連発からボディスラム。カットに来た小僧にもサミングからボディスラム。渕は西村にサミングから投げようとするが、西村が足を刈って倒しスピニングトーホールド。フォールしようとした所を渕が首固め。返されると再度首固め。これは小僧がカット。
渕が走りこんできた西村をコブラツイスト。だが西村がそのまま後ろに倒れ込みグラウンド式アバラ折りで試合を終えた。
<試合後コメント>
渕正信
――ロード・ブレアースさんの思い出などお聞かせいただけますか?われわれはPWF会長としての姿で記憶にあるのですが?
「そうだね。チャンピオン・カーニバルや最強タッグでいろいろやってねぇ。そして最後に日本語で「ドウモアリガトウゴザイマシタ」といったあの言葉が忘れられないね。ロードっていうのはイギリスでは位の高い、サーよりも上だからね。映画俳優で有名なローレンス・オリビエもいるけど。まぁブレアースの場合は自分でつけたんだと思うけど(笑)。彼からは眼鏡をもらったんだけど、20年くらい前。今、どこへ行っちゃったかわからないけど。貴重なものだったのに。しかし92歳?レスラーではバーン・ガニアが89歳、ルー・テーズが84歳?最後の方は京平ちゃんが言ってたけど寝たきりだったみたい。イメージとしてはいつもブレザーにネクタイを締めて、そばにトロフィーか何かを置いて開会宣言とかをやってる姿が、思い出すよね。その姿を(選手として)見ているのは秋山、大森くらいか。でも俺が入門した当時はまだ50代だったもんね。昔のレスラーはおしゃれだったですね。おしゃれしないと長生きしないのかな。これからはおしゃれしないといけないねぇ。見られているという意識がね。そういう意味では思い出深いレスラーというよりは、初代のPWF会長だから。それは思い出ありますよ。馬場さんもリスペクトしていたし、ガニアにしてもドリー、テリーにしても先輩としてリスペクトしていましたよ」
――ちなみに馬場さんはレスラーとしてのブレアースさんはどう評価されていたのでしょうか?
「レスラーとしては、(馬場さんとは)試合はしていないんじゃないかな。力道山時代に2回くらい来ただけで。ハワイではタッグを組んだ事があるんじゃないかな。本当にご冥福をお祈りします、という感じだね。92歳か。(自分が92歳になるまで)ちょうど30年か。頑張ろう、90まで現役で(笑)」
第3試合
先発は青木と丸山。バックの取り合いからグラウンドの攻防になり両者距離を取る。丸山が自軍コーナーに押し込み竹田がタッチ。
竹田がタックルで青木の足に組み付くも、これを切った青木に竹田は腕固めからグラウンドの攻防になるも青木は竹田の両足をキャッチしハーフガードから攻めようとするも竹田はこれを抜ける。青木は光留にタッチ。
竹田はローの牽制からワンツー。光留もローからミドルで牽制し、タックルも竹田は腕ひしぎ。光留は一瞬クラッチを切ってこれを抜きヒールホールド。竹田は回転しこれを逃れると、ヘッドロックで自軍コーナーに行き丸山にタッチ。
丸山は腕ひしぎも光留はこれを抜けると丸山の背中に乗りつぶしていく。光留はこれを離しスタンディングになると、丸山は手首をとるが光留がボディブローから手首を取り返しローキック。光留のミドルキックをキャッチした丸山が自軍コーナーに下がり竹田にタッチ。
竹田はガットショットからエルボー。光留もエルボーで返しエルボー合戦へ。
光留がミドルキック連発。竹田はこれをキャッチしエルボーを落とすと光留をロープに振るが、光留は前蹴りからロープに飛ぶも、光留をカニバサミで倒し後頭部にランニングニー。竹田は串刺しニーからロッキンポ。竹田はフォールも2。竹田はランニングニーも光留はキャッチし腕ひしぎ。光留はガットショットからスパインバスター。フォールも2。
光留が腕ひしぎ。腕ひしぎの応酬から竹田がクラッチを切る。光留はロープへ足を伸ばしブレイク。
竹田がミドルキック連発からロープに飛ぶが光留がニールキックで迎撃し青木にタッチ。
青木は手首をとるが竹田がエルボー連発からトラースキック。ロープに飛ぶが青木がドロップキックで迎撃。青木はコーナーに登るとミサイルキック。フォールも丸山がカット。
青木がロープに飛ぶも竹田はスピアーで迎撃し丸山にタッチ。
丸山はコーナーに振ると串刺しレッグラリアートからトラースキック。フォールも2。
丸山のミドルを避けた青木がスクールボーイから顔面にドロップキック。光留が出てくるが丸山は交互にエルボー。光留と青木は同時ミドルキックからロープに飛ぶも、丸山は青木をフランケン、竹田が光留をエプロンから蹴りつけ場外に落とすと、丸山がそこへトペ・コンヒーロ。
リングへ投げ入れると竹田がロッキンポから丸山がブレーンバスター。フォールも2。丸山はタイガースープレックスホールドも青木はキックアウト。青木は飛びつき腕ひしぎ。これで丸山はタップ。
<試合後コメント>
青木篤志&佐藤光留
青木「ツェーな、やっぱ!」
佐藤「集まってきましたね」
――引き寄せられるように強さを打ち出す全日本ジュニアに集まってきたというか
青木「そうだね!申し訳ないけど人が少ないだなんだって思ってたけど、探せばいるんだよ。こうやって集まってくるんだよ」
佐藤「今、全日本に集まってきているヤツは嗅覚の鋭いヤツしかいないんだよ。いつか出られればいいなとか思ってるヤツは嗅覚がねぇな。その代わり今日いたヤツはビンビンでしたね!」
青木「やっぱあれくらいいいもの持ってて来るヤツは面白いし、たまたま今は俺がベルトを持ってるけど。あいつらがこのベルトを意識してくれればいいけど。どうかね?悪いけど俺はもう次のタイトルマッチが決まっているけど。このベルトを懸けてやるのは、俺は別にチャンピオンだからって偉そうにどうこう言うつもりはないって前から行ってるけど、全日本ではこのベルトがジュニアの一番だから、それに選手がくっついてるだけだと思ってるからさ」
佐藤「このジュニアのベルトがほしいヤツはいつでもかかって来いよ。最低限オレを倒してからだ。最低限オレを倒してからだ。だって次のタイトルマッチが終わったら、次の挑戦者は僕ですから(と言いながら控室へ)」
青木「大丈夫だから。OKOK!覚えておく覚えておく」
――今はタッグマッチでも青木選手からフォールを取れば、すぐに挑戦させろというアピールしてくる風潮ですが?
青木「それは当たり前だし、オレもこのベルトを持っている以上そういう責任感を持って臨んでいるつもりだから。ただ負けないだけじゃなく、この全日本ジュニアを盛り上げていく事を考えないといけない立場だからさ。ああいういい選手、面白い選手がいれば正面からぶつかって、正面から返していくのが一番だからさ。それをやっていきますよ。まぁ全日本ジュニアはコレ(世界ジュニア)がある限り、まだまだイケますよ」
第4試合
石川は握手を要求。ジェイクは顔面を張り、石川はロープに押し込んでいくがレフェリーが割って入りブレイク。
手4つからジェイクがタックルで潰し腕を取ろうとするが、石川は体勢を変えガードポジションからエルボーを落としていく。ジェイクは腕を取ろうとしながらも回転し上を取り返すと腕固め。これは石川がロープを掴みブレイク。
ジェイクが下から蹴り上げ石川は場外に。ジェイクが走りこんできた所を石川はニーリフト。そのまま客席に叩きこみ鉄扉に叩きつけていく。
リングに戻ると石川が蹴りつけていくが、ジェイクが雄叫びを上げてエルボー。エルボー合戦になり、石川は上半身を掴むとニーリフト。
ジェイクはエルボーからミドルキック。石川がキャッチもジェイクは左右のビンタからドロップキックを叩き込んで串刺しビッグブーツ。ジェイクはコーナーでミドルキック連発から走りこむが石川はランニングニーで迎撃。
エルボー合戦からジェイクが俵投げ。フォールも2。ジェイクはバックを取るも石川は大外刈りからTSUNAMIを叩き込み、あらためてTSUNAMI。フォールも2。石川はファイヤーサンダーで3カウント。
<試合後コメント>
石川修司
――試合時間こそ短かったですが、中身のつまった肉弾戦でした
「ちょっとね、ジェイクと当たったのはどのくらいぶりかな。やっぱり若いヤツっていうのは成長ぶりが凄いね。ちょっとびっくりした。まぁ時間は短いけど、あいつの一発一発が前とは比べものにならないくらい重くなっていたんで、メチャメチャ面白かった。今度アイツはチャンカー出るんでしょ?オレは残念ながら出れないけど、もう一回チャンカー終わった後、ジェイクとシングルマッチしてみたいなと思いますね」
――最後は余裕で勝ったようにも見えましたけど
「やっぱりね、今までは余裕があったかも知れないですけど、今日はちょっと厳しいものがありましたね。まだまだアイツには負けられないよと。でもアイツにぶっこ抜かれたりしたんで、潜在能力はいいものを持ってるんで。でもオレはイケメンには負けないって決めてるんで。あいつがオレの前に出てきたら、ぶっ潰してイケメンにはオレは一生勝たせないです」
第5試合
野村が急襲しドロップキックからエルボー連打。宮原はボディブローから場外に叩き出し後を追うが、野村はすぐにリングに戻り挑発。
ロックアップからバックの取り合い。野村がヘッドロックからショルダーアタック。エルボー合戦になり野村がエルボー連打から走りこむも宮原がカウンターのビッグブーツで場外に叩き落とし鉄柵に叩きつける。野村は負けじと走りこむが宮原はビッグブーツ。宮原は野村を鉄柵に投げるも、野村は鉄柱を掴みリングに回転しながら戻ると、エプロンに上がった宮原をエルボーで叩き落とし、エプロンを走りこんでの場外ジャンピングエルボー。野村は宮原を鉄柱に叩きつけてストンピング。宮原は連続して鉄柵に野村を叩きつけると頭突きを叩き込む。宮原は場外ボディスラムを叩きこんでリングへ戻る。
宮原は野村をロープに振りバックエルボーからフォールも2。宮原は逆エビ固め。野村はロープへ。
エルボー合戦から野村がエルボー連打。宮原のエルボーに野村がニーで返すが、宮原はビッグブーツからブレーンバスターを狙う。耐えた野村がブレーンバスターで叩き付け、串刺しジャンピングエルボーからサイドスープレックスホールド。2で返されるとコーナーに上りミサイルキックからフォールも2。
野村は担ぐが着地した宮原に野村はエルボー。ロープに振るとドロップキックも、宮原はこれをキャッチし高角度のエビ固め。野村はなんとかロープへ。
宮原は串刺しニーからブレーンバスターを狙うが野村は首固め。返した宮原がビッグブーツもキャッチした野村がエルボーからロープに飛ぶ。宮原は迎撃のビッグブーツからロープに飛ぶも、野村は追走エルボーからスピアー。改めてコーナーからスピアーを叩きこみフォールも2。
野村は山折りからフォールも2。野村は走りこむが宮原がカウンターのビッグブーツから垂直落下式ブレーンバスター。フォールも2。宮原はブラックアウトを叩き込んで3カウント。
<試合後コメント>
宮原健斗
「21日には沖縄(での三冠戦)が決まってるんで。でもまだオレの中ではチャンピオン・カーニバルは遠い存在なんで。今日、でも野村選手に(足を)すくわれそうになったから。21日にしっかり防衛して、チャンピオン・カーニバルには地に足をしっかりつけて臨まないと、本当に足をすくわれますね。彼は短期戦を狙っていたから、ちょっとそこでオレの計算が崩れた感じはしました。まぁ試合があるにしろないにしろ、常にベストを自分なりにやってきているつもりなんで、開幕戦だろうが最終戦だろうが、自分の中では気持ちの入れ方は変わらないし。ただチャンピオンとして初後楽園、チャンピオンベルトを巻いてお客さんの前に出られたのがオレにとってはプラスかなと思います。21日、防衛します!」
――数年後には野村選手と三冠戦をやっていなくてはいけないのですが?
「そうですね。たぶんそれは彼自身も意識していたろうし、彼らの中で自分たちが一番下という意識はないと思います。それを勘違いしている先輩方がいるなら、どんどんこれから足元をすくわれるんじゃないですかね。いろいろ変わってくると思います」
第6試合
中島がローで牽制。SUSHIが腕を掴んでスリーパーからヘッドロックも中島がロープへ押し込む。お互い顔面を押しながらカウント3でブレイク。
手首の取り合いから中島がスクールボーイ。返したSUSHIにトラースキックもSUSHIはこれを避け距離を取る。
ロックアップからSUSHIがヘッドロック。ロープに飛んだSUSHIがショルダーアタックからポーズ。再度ロープに飛んでバックを取るも、中島はアームホイップからコルバタで投げドロップキックで場外に叩きだす。中島はトペ・スイシーダ。中島は場外でDDTからリングへ投げ入れフォール。1でSUSHIは返す。
中島はスリーパーからヘッドロック。SUSHIはボディにエルボーを入れて逃れるとロープに飛ぶが、中島はバックエルボーで迎撃。中島はネックブリーカードロップからサーフボードストレッチ。そのままドロップキックを背中に叩きこみコーナーにふっとばすと、その背中に串刺しドロップキック。たまらずSUSHIは場外へ。場外でエルボー合戦から中島がSUSHIを鉄柵へ叩きつける。中島はSUSHIをリングへ入れフォールも2。
中島は顔面にストンピングからSUSHIが強烈なチョップ。SUSHIのエルボーから中島のビッグブーツ。SUSHIがエルボーも中島はスピンキックからブレーンバスターを狙う。耐えたSUSHIにニーリフトからコーナーに振って串刺しドロップキック。フォールも2。
中島がミドルキック連発からかかと落とし。倒れたSUSHIを起こそうとするもSUSHIはチンクラッシャーからチョップ合戦へ。中島がミドルキックから投げようとするも、SUSHIがブレーンバスターも中島は着地しスピンキック。中島はSUSHIをロープに振るもSUSHIはニールキック。
中島がコーナーに振るもSUSHIはエプロンに降りて走りこんで来た中島にエルボーからミサイルキック。場外に落ちた中島へSUSHIはトペ・コンヒーロ。リングに戻るとフォールも2。
SUSHIは中島をコーナーに振り串刺しラリアットからブレーンバスター。コーナーに登りダイビングヘッドバッドからフォールも2。
SUSHIはバックをとるがエルボーで逃れた中島にSUSHIが走りこむも、中島はカニバサミでロープにもたれさせ振り子式ドロップキックからフォールも2。
中島はミドルキック連発からSUSHIがキャッチしその足にエルボーを落とすと走りこむが、中島はミドルキックで迎撃しフォールも2。
中島は卍固めを狙うが、逃れたSUSHIがエルボーから中島が飛びつきグラウンド卍固め。SUSHIはロープへ足を伸ばす
SUSHIのエルボーと中島のミドルキック。中島はチョップを叩き込みSUSHIもチョップで返すと中島はミドルキック。SUSHIはSUSHI突きからチンクラッシャーも中島はトラースキック。中島は走りこむもSUSHIはトラースキックで返してサイドバスター。フォールも2。SUSHIはコーナーに登るが中島は正面に登りエルボー。SUSHIはエルボーで落とすも中島はドロップキックでSUSHIを場外に叩き落とす。
中島は場外のSUSHIへ飛びつきコルバタからリングに投げ入れコーナーに登るとダイビングフットスタンプ。フォールも2。
中島はジャーマンを狙うがSUSHIは首固め。中島のハイキックを避けたSUSHIがTEKKAMAKI。中島が切り返すも2。SUSHIが切り返すも2。SUSHIはラリアットからフォールも2。SUSHIはカツオの一本釣り固めも2。
中島がトラースキック2連発。SUSHIのラリアットを避けて3発目を叩き込みジャーマンスープレックスホールド。2でキックアウトしたSUSHIに中島はバズソーキックを叩き込んでフォールも2。中島は跳後廻蹴で3カウント。
中島は「SUSHIさん、SUSHIさん、SUSHIさん、ありがとう!僕と、このGAORAの愛、もっともっともっと、まだまだまだまだ深めていきます。皆さん、これからもご注目ください!ありがとうございました!」とリングの中心で叫んだ。
<試合後コメント>
中島洋平
――タイトル防衛おめでとうございます。プロレス界のベストカップルに近づいた感触はありました?
「どうですかね?僕の中ではずっと前からそう思ってるんですけど、見ていた方からそう思っていただけたならいいんじゃないかなと」
――これで前チャンピオンを倒したことで胸を張ってチャンピオンと言えるのではないですか?
「今日のSUSHIさん、強かった。昨日スケベおやじと言ったことを途中後悔しちゃいましたけど、僕はあれこそが本当のSUSHIだと思ってるんで。いつでもこのベルトを懸けて戦いたいなと思っているんで。ちなみにすごく私事なんですけど、3月12日、私の母の由美子が60歳の誕生日なんです。赤いちゃんちゃんこと言ったら怒られるんで、近々、函館に帰ったらこの赤いGAORAのベルトと過ごせたらいいなと思っています(笑)」
第7試合
アックスボンバーズがリングに集結。宮本、イサミ、田村は師匠大森に成長した姿を見せられるか。
先発は大森と宮本。ロックアップから大森がロープに押し込みチョップ。宮本がバックを取るも大森が手首を取り、宮本が足を刈っていくと宮本がフェイスロックを狙うが大森が潰していく。大森はヘッドロックで宮本を自軍コーナーに押し込むと田村にタッチ。ロックアップから 宮本が手首をひねってそのまま下がりイサミにタッチ。
手首の取り合いから距離を取る。田村がアームホイップからドロップキック。田村はミドルキック連発もイサミがキャッチし頭突き。イサミはフライングメイヤーから低空ドロップキックでフォールも2。イサミは宮本にタッチ。
宮本はフロントネックロックからそのまま引き倒し顔面にフットスタンプから顔面にフィストドロップ。フォールも2。宮本はイサミにタッチ。
イサミはヘッドロック。そのままロープ際で絞り上げていくと、イサミはこれを離し大森にビッグブーツ。イサミは田村にフライングメイヤーからフェイスロック。イサミはフォールも2。イサミは宮本にタッチ。
イサミと宮本はダブルショルダーで倒し、宮本がボディスラム2連発からイサミにタッチ。イサミはボディスラムからフォールも2。イサミはエルボーからニー。ロープに飛ぶと田村はカウンターのドロップキックを狙うがこれは避けられて自爆。コーナーに振ると田村はコーナーを駆け上がりイサミと宮本にローリングセントーン。田村は大森にタッチ。
大森はイサミにビッグブーツからニールキック。大森はガットショットから飛びつきネックブリーカードロップ。フォールも2。
大森はアックスギロチンを狙うが、イサミは膝を大森の顔面に入れて耐えると、大森のラリアットを避けてコルバタ。コーナーに走りこむがビッグブーツで迎撃した大森がロープに飛ぶもイサミはドロップキックで迎撃。イサミは宮本にタッチ。
宮本はブレーンバスターを狙うが、耐えた大森がブレーンバスター狙うも着地した宮本が卍固め。これをアームホイップで返した大森が田村にタッチ。
田村は宮本にミサイルキックから串刺しレッグラリアート。逆コーナーに振って串刺しバックエルボーからスイングブレイド。フォールも2。
田村はコンビネーションキックからミノルスペシャルを狙うが宮本は担ぎあげる。着地した田村のバックを取った宮本がジャーマンも着地した田村が走りこんだ所をカニバサミで倒しその顔面にイサミがドロップキック。
イサミと宮本はトレイン攻撃から串刺しサンドイッチキック。宮本はコーナー下に田村をセットするとムーンサルト。これを田村が避け大森がフルネルソンボムから大森がバックドロップと田村のネックブリーカーの合体攻撃。フォールも2。
田村が宮本をコーナーに座らせ雪崩式フランケンからフォールも、イサミがその背中にダブルニードロップ。大森がイサミにチョップ。イサミと大森がチョップ合戦から大森がエルボースマッシュ。イサミは大森をエプロンに落とし延髄斬りで場外に叩き出すと大森に飛び込もうとするも、イサミへ田村がトラースキック。だがイサミは再度トペ・スイシーダで大森に飛び込み、宮本が田村にハンドスプリングオーバーヘッドキック。宮本がファイヤーーサンダーを狙うも、着地した田村がサッカーボールキックからPK。大森が戻ってきてイサミにアックスボンバーから田村が宮本にアックスボンバー。さらにミドルキックからスピンキックを叩き込み、ミノルスペシャルも宮本はそのまま田村を担ぎあげて叩きつける。
田村のミドルをキャッチした宮本が顔面を張り田村にアックスボンバー。フォールも2。宮本は田村にムーンサルトからフォールし3カウントを奪った。
イサミ「10年、懐かしかったですよ。10年、僕ら、今日ここで4人でリングで闘えて、正直、すごく嬉しかったです」
大森「(田村が突っかかっていくのをとめながら)おい田村やめとけ、俺達は今日負けたんだ。お前、田村、お前は本当にプロレスが好きだな。宮本、イサミ、本当に強くなったな。また俺と田村で挑戦させてくれ。だけどよ!だけど、俺達は、今日みたいに闘っても、そして組んでも!アックスボンバーズって事を忘れるなよ。俺たちは仲間なんだよ!よし、これで、俺たちまた一つになったな。よし行くぞ!久しぶりにあれ行くか!行くぞ!俺たち」
全員「アックスボンバーズ!!」
<試合後コメント>
アックスボンバーズ
大森「アジアタッグ負けちまった。しかしリング上で言ったうように、俺達は、何年経とうが、自由であり仲間なんだよ。イサミに、宮本、ほんとにあとオイ!田村!(パンフレットを読んでいる田村を見て)お前、こんなもん読んでなんだ」
田村「こないだの、前半戦の結果見てなかったんで」
大森「お前、試合終わったすぐにパンフレット読むなんて、本当にプロレスが好きだな」
イサミ「好きすぎるだろ」
宮本「大森さん話してるだろ」
大森「好きすぎだろ、自分でお前団体作ってよ、HEAT-UPの代表、なっちまうほどプロレス大好きなんだよな」
イサミ「僕ら皆プロレス大好きなんですよ」
宮本「はい。それでも大森さんに教えてもらった事だと思ってます」
イサミ「そうです」
大森「だけど、俺は、今日闘えて嬉しいし、また、チャンピオンであろうがなかろうが、二人に挑戦したい。その時は!田村また一緒だ。そして4人、またリングの上で会おうぜ」
宮本「もちろんです!」
イサミ「組んでも闘っても、僕らは、いつでも、効きましたわアックスボンバー」
大森「ほんとに、お前ら、アックスボンバー上手くなったな(笑)」
宮本「大森さん、待ってください」
大森「いつものやつで。俺たち」
全員「アックスボンバーズ!(微妙にずれながら)」
(控室へ帰りながら)
イサミ「10年たってもまとまりがないっすね」
大森「田村お前どんだけプロレス好きなんだよー」
宮本「ブランクあるから」
イサミ「ブランクあるから」
宮本「大森さん一番忘れてるんだよ」
田村「せんせーい」
大森「団体作っちゃうほどプロレス好きなんだもんな~」
第8試合
先発は関本とボディガー。激しいショルダーのぶつかり合いから額を擦り付け合いタックル。関本が頭突きからロープに飛んでショルダーも、改めてボディガーがショルダーで倒し両者タッチ。
ゼウスが両腕を上げ挑発。岡林が手4つから潰していく。ゼウスが返していくと、岡林がそのままロープに押し込みチョップ。ゼウスもチョップで返しチョップ合戦。ゼウスが上げようとするが耐えた岡林がボディスラムからエルボードロップ。ゼウスがこれを避け両者タッチ。
秋山が大地をロープに押し込むがクリーンブレイク。大地は秋山をロープに押し込むと左右から顔面をペチぺチと張り挑発。秋山はヘッドロックで捕らえ、ロープに飛ぶとショルダーアタックで倒す。
立ち上がった大地と額をこすりあわせてから大地のエルボーを受けきりエルボーで返す。エルボー合戦から秋山が強烈なエルボーを叩き込みニーリフトから転がった大地にストンピング連打。そのまま場外に落ちた大地を鉄柵に叩き付け、ヘッドバッドから客席に叩きこむ。
秋山はリングに投げ入れるとニーリフト。秋山はランニングニーからフォールも1。秋山は投げようとするが逆に大地がブレーンバスター。大地は関本にタッチ。
関本と岡林は秋山にトレイン攻撃で串刺しラリアット3往復。関本がブレーンバスターで叩き付けてフォールもゼウスとボディガーがカット。
関本がロープに飛ぶも秋山がビッグブーツでカット。エルボー合戦から関本がチョップ。関本はロープに飛ぶも秋山はジャンピングニーで迎撃しボディガーにタッチ。
ボディガーが串刺しラリアットからコーナーでラリアット連発。ボディガーはフラップジャックからエルボードロップでフォールも2。
ボディガーは担ぐも着地した関本にボディガーはバックエルボー。関本はエルボーからドロップキックを叩き込んで岡林にタッチ。
岡林はチョップ連打。ロープに振るとバックエルボーから背中にエルボーを落とし、コーナーに振ると串刺し攻撃を狙うが、ボディガーは足を伸ばしてカットして走りこむも、岡林はキャッチするとサイドバスター。フォールも2。
岡林は担ごうとするが、耐えたボディガーとチョップ合戦。岡林がチョップ連打からボディガーがロープに振りパワースラムで叩きつけるとゼウスにタッチ。
ゼウスが串刺しラリアットから逆コーナーに振って串刺しボディスプラッシュ。ゼウスは岡林をベアハッグからそのままフロントスープレックス。フォールも2。ゼウスは岡林を上げようとするも、岡林がブレーンバスターで叩きつけラリアット。だがゼウスとラリアットの相打ちからゼウスのラリアットを岡林が避ける。岡林が走りこむもゼウスとラリアットの相打ちで両者ダウン。両者タッチ。
秋山がビッグブーツ。大地はミドルキック連発で返しコーナーに押し込む。秋山をコーナに振ると串刺しジャンピングニーからミサイルキック。フォールも2。大地はDDTからフォールも2。大地はSTFで捉えるも、カットに来たゼウスとボディガーを岡林と関本がアルゼンチンで担ぎ上げる。だがボディガーが着地し大地をカット。
関本と岡林が秋山にサンドイッチラリアットを狙うがこれは秋山が避け誤爆。さらにゼウスとボディガーがラリアットで二人をなぎ倒し、大地は各々にエルボーからスピンキックも、ゼウスとボディガーは合体ネックハンギングボムで叩き付け、秋山がランニングニーを叩き込んでフォールも2。
大地はエルボー連打。秋山はエルボーからニーリフト連発。大地が倒れるもその顔面に膝を連続で叩き込み、エクスプロイダーからフォールも2。秋山は改めてリストクラッチ式エクスプロイダーで3カウント。
ウルティモが登場し「秋山社長、お疲れ様です。毎年5月にメキシコシティで自分が主催するドラゴマニアという大会があります。是非今年のゲストで来てください。秋山社長もしメキシコシティに来てくださいましたら、向こうで素晴らしい特典が待ってます。ウルティモドラゴンと行く、キューバの使徒ハバナ!幻のシガーを探しにウルティモドラゴンと行く3泊4日の旅。どうですか?」と勧誘。
秋山は「喜んで、行かせてもらいます!お願いします!」とウルティモの要請に応じた。
<試合後コメント>
秋山準&ゼウス&ボディガー
――今日の対決ではストレートな駆け引きのない戦いを堪能しました
ゼウス「まぁ自分もボディガーも、関本、岡林、みんな足し算引き算はできても分数とかできないタイプやからな。駆け引きないというか、駆け引きできないだけや。もっとあいつらとぶつかり合いたいな。関本大介、岡林裕二、ボッコボコにしたいわ!あいつのケツ、ボッコボコにシバキ上げて、ボッコボコにしたるからな!おい、みんな待っとけよ。楽しみにしとけ!」
――橋本大地選手とは初対決でしょうか?
秋山「久しぶり(の対戦)ですね」
――かなりスターネスな感じの攻め方でしたが?
秋山「いやあいつが来たから俺も行った。もう自分から何か・・・いつもそうですよ。やられたらやり返すだけで、自分から何かということもあまりないし。若い頃はね、それこそあいつのお父さんには食って掛かったこともあるし、それがまた反対になったかな。手ごたえはあったし、俺がもっとそばにいたらああいうことも教えてやれるのになぁとか。今はもうリング上で対戦して教えるしかないですね。いい素材を持ってるけど、やっぱり足りないんだよ。ここをもっとこうすればもっとあいつも伸びるけど、このままじゃあそこで止まってしまう。それを本人が気づくのか周りが教えるのかはわからないけど。たぶん誰かがどこかの、まぁウチとは今やってるからアレだけど、「橋本大地とやりたいなぁ!」というヤツは今のままじゃ出てこない。あいつとやったらいい試合ができて、リンクして想像をかきたてるものがまだない。やっぱりそういうのがないと、そういう場所にも呼ばれないだろうし。それがあいつにはまだない。かたちのところでいろんなことを覚えてきたのかな。ガッツンガッツンやれば・・・もちろん俺もやってるけど、その中で見えない細かいところがあるし、表面上だけの、ウチの若いヤツらもそう。表面上だけの、練習といったらガッツンガッツンやり合うだけ。そんなもんできるって。気が強ければ・・・まぁ気が強いのもアレ(大切)だけど、そうじゃないんだって。ガッツンガッツンやればお客さんは喜ぶけれど、そうじゃないって。そうじゃないところで湧かせられないといけないし、今の若いヤツらが何をやるかっていうと、すぐにワン、ツーとかね。ガッツンガッツンやればとか、そうじゃない。やっててもそうじゃないところを見せないといけないし。今はそれだけしかないけど、それだけでお客さんが喜ぶならいいけど、俺はそういうのは教えたくないし。俺も今はあいつら(全日本プロレスの若手たち)がそういう練習をすれば怒るし。なぁ!怒るよな?(と青柳に)教える気がなくなる。そんなの教えることじゃないもんな。それと同じ感じ」
――その中でフィニッシュにリストクラッチ式エクスプロイダーを選んだのは・・・
秋山「あれはお父さんに対する敬意ですよ。お父さんに俺も・・・あの試合で一気に俺も違う自分を出させてもらったと思うし、橋本さんもどちらかというとガッツンガッツン来るタイプに見えたけど、それじゃない部分もあったし。やってみないとわからないけどね。それに対する、お父さんに対する敬意としてリストクラッチ、使いましたし」
――関本選手とはチャンピオン・カーニバルで当たりますが?
秋山「今日はあまり当たっていないけれど、彼がどうこうよりも俺が体調を整えてというのが一番だし。チャンピオン・カーニバルに出るのも今年が最後かなって自分自身思っているし。最後に優勝して、有終の美を飾るっていうのもいいかな。予定ね(笑)。彼は俺にとって大きい壁だろうけど、俺ももうちょっと大きい壁で相手の前に立ってやろうかなと。俺らの世代は体の強い人が多いんで。ケガしていてもね。その辺はなんとか・・ね」