SEAdLINNNG 3・7後楽園ホール大会 高橋奈七永vs世志琥 関西&貴子&宮崎vsSareee&盟子&ニコル 藤本&花月vsボリショイ&MIZUKI
- 2016-3-8
- 試合
- SEAdLINNNG
『SEAdLINNNG~Let’s get d!!!』
日時:2016年3月7日(月)
開始:19:00
会場:後楽園ホール
観衆:988人
▼第1試合 シングルマッチ15分1本勝負~OPENING POP UP!~
○さくらえみ(我闘雲舞)
8分22秒 2階からのにゃんにゃんプレス→片エビ固め
●小波(REINA)
▼第2試合 ハイスピードタッグマッチ20分1本勝負~Unknown fight Hispeed!~
コマンドボリショイ(JWP)/●MIZUKI(LLPW-X)
11分17秒 ビーナスクラッチ
○藤本つかさ(アイスリボン)/花月(フリー)
※レフェリー:南月たいよう
▼第3試合 6人タッグマッチ20分1本勝負~Ability sprout!~
ダイナマイト関西(OZアカデミー)/井上貴子(LLPW-X)/○宮崎有妃(フリー)
13分2秒 外道クラッチ
Sareee(ディアナ)/●田中盟子(ディアナ)/ビッグバン・ニコル(フリー)
▼第4試合 タッグマッチ30分1本勝負~BATLE OF SEED~
堀田祐美子(ディアナ)/●水波綾(WAVE)
18分31秒 胴絞めスリーパーホールド→レフェリーストップ
朱里(REINA)/○山下りな(OSAKA女子)
▼メインイベント シングルマッチ30分1本勝負~Yoshiko is BACK!~
●高橋奈七永
20分46秒 ラリアット→片エビ固め
○世志琥
世志琥が復帰戦で高橋奈七永に勝利!中島安里紗、山下りな、Sareeeが宣戦布告!
オープニング
まずは奈七永と南月が登場。
南月「皆さんこんばんわ!本日はお足元の悪い中ご来場いただきまして誠にありがとうございます。本日世志琥が復帰させていただくことになりました。SEAdLINNNGに新しい闘いの苗が生まれるところを是非皆さん見届けてください。今世志琥は控室の方で試合に向けて集中しているところなんですけども、自分もしっかりやりたいと思います。最後まで応援よろしくお願いします」
奈七永「皆さん本日はご来場いただきましてまことにありがとうございます。オープニングからこんなに暖かい声援をいただき本当にありがたいと思っています。今日はメインで世志琥と試合をします。誠心誠意プロレスリングというものを世志琥に叩きこみたいとそう強く思っています。今までSEAdLINNNGで闘っていた闘いとはまた違うものになるかもしれない。だけれども、リングは一つ。闘い方は一つ。私は変わりません。どうか最後まで熱い声援よろしくお願いします。それでは本大会のタイトルにもなっているLet’s get dをちょっとじゃあ、いきますか!気合入れていきましょう!皆さんも一緒に、今日は1回でいきますよ!1回でいきますよ、1回で、Let’s get dでいきたいと思います!よしじゃあ大丈夫ですか立ってください!あげていきましょう!よろしいですかーーーー!!!1回でいきますよ!行くぞ!Let’s get d!!!」とハイテンションでスタート!
第1試合
さくらは小波の握手をはたき落としてスタート。小波はドロップキックで急襲。さくらが髪を掴むも小波ローキックで倒しPK。フォールも2。
。小波はさくらの背中を蹴り続けるとさくらはロープを掴む。だが小波はストンピング連打から髪を掴んで起こすと、ロープに振ろうとするがさくらが体勢を変え強烈なチョップ。
小波はすぐに後頭部にエルボー連打からロープに飛ぶも、カニバサミで倒したさくらが背中にエルボードロップからロメロスペシャル。そのまま足を離さずスリーパー。
さくらはヘアーホイップから小波を起こすとチョップ。小波はエルボーもさくらはモンゴリアンチョップで返し、モンゴリアンチョップ連発から小波をロープに振りドロップキック。フォールも2。
さくらはブレーンバスターからダブルアームの体勢も耐えた小波の背中をひっかき、投げようとするが小波がそのままおぶさりスリーパー。耐えたさくらへスクールボーイからヒールホールド。アンクルホールドから小波はハイキック。避けたさくらの足をとり再度ヒールホールド。
さくらはロープに逃れ小波をカニバサミで倒すも小波は改めてヒールホールド。さくらはロープへ。
さくらは顔面を張りミドルも小波はエルボーからミドルキック。さらにニーを叩き込み、ハーフダウンのさくらにランニングニー。フォールも2。
さくらはスイングネックブリーカーからさくらえみ70kg。さくらはガットブリーカーからリバーススプラッシュ。フォールも2。
さくらはムーンサルト。避けた小波がハイキックからフィッシャーマンスープレックスホールド。返したさくらの側頭部にミドルキックからフォールも2。
小波はミドルも避けたさくらが丸め込む。お互い逆さ押さえ込みを狙うが小波が逆さ押さえ込み。小波はロープに飛ぶがさくらが丸め込む。さくらがガトムードライバーでフォールも2。さくらは2階からのにゃんにゃんプレスで3カウントを奪った。
第2試合
南月が作った特殊ルールでの試合。先発はMIZUKIと花月。花月がロープに押し込むと南月が高速反則カウント。
MIZUKIが花月をロープに振るとアームホイップから花月もアームホイップ。花月はボディスラムからフォールも、ロープを1回往復してからじゃないとフォールが認められない。花月はロープを往復するがその間にMIZUKIは復活しドロップキックからジャックナイフでフォールも2。花月がドロップキックからジャックナイフも2。
藤本が出てきてMIZUKIにミドルからMIZUKIは二人まとめでクロスボディ。MIZUKIはボリショイにタッチ。
ラリアット連発を避けたボリショイに藤本はアームホイップ。走りこんできた藤本にボリショイはフェイスバスターから走りこむが藤本がドロップキック。お互いフォールしようとロープを往復するがお互いフォールする前に相手が起き上がってしまう。ボリショイは丸め込むが藤本がすぐに起き上がり、両者息があがりながら苦笑。藤本がPKもお互い丸め合戦。ボリショイはMIZUKIにタッチ。
エルボー合戦からMIZUKIは南月にコルバタ。藤本が南月に串刺しドロップキックからストンピング連打。さらに藤本は走りこむが南月はドロップキックで迎撃。そこをMIZUKIが南月を丸め込み藤本が3カウント。喜ぶMIZUKIだったが、南月は藤本の髪を掴み場外に連れ出すと場外乱闘。
MIZUKIは花月を丸め込んだ後ダイビングフットスタンプを投下してボリショイにタッチ。
ボリショイを担いだ花月がコーナーに押し込み串刺しエルボーからミサイルキックを叩き込む。
花月はロープに飛ぶもボリショイは脇固め。そのまま担ぎあげた花月だったが、ボリショイは着地しコブラツイスト。MIZUKIも藤本をコブラツイストで捕らえ投げようとするが藤本が逆にコブラツイスト。そこを南月が蹴りあげて反則カウントを取ろうとするが、藤本はその腕を極めていく。
抜け出た南月は選手を次々倒してポーズ。だが藤本がその後頭部にドロップキックを叩き込んで場外に叩き出しポーズ。
花月と南月はボリショイを投げようとするが、ボリショイは二人まとめてドラゴンスクリューから619。フォールも2。
ボリショイはアッパー掌底からロープを往復するが花月がスワンダイブミサイルキック。花月はバックフリップからロープを往復するがMIZUKIがダイビングクロスボディ。MIZUKIがロープを往復も藤本がドロップキックを叩き込んで投げようとするも、ボリショイは藤本のバックをとる。さらに花月がバックを取ると、ボリショイへサンドイッチ攻撃を狙うが、お互いロープワーク。ボリショイが藤本をこけさせてMIZUKIが藤本を丸め込むが2。
花月がMIZUKIにブレーンバスターからロープを往復した藤本がジャックナイフもボリショイがカット。
藤本がロープに飛ぶも、ボリショイが掌底からMIZUKIが丸め込むも2。再度カニバサミクラッチも花月がカット。
ボリショイが花月をエプロンに落とし場外クロスボディ。藤本はボディスラムからロープを往復もMIZUKIは立ち上がる。だが藤本が顔面を張ってボディスラムからロープを往復も再度MIZUKIは立ち上がる。藤本はまたもボディスラムから往復もMIZUKIが丸め込むが2。MIZUKIが走りこむも避けた藤本がカサドーラを狙うがそこをMIZUKIは丸め込もうとするが藤本がビーナスクラッチで切り返して3カウント。
第3試合
先発はSareeeと関西。Sareeeはロープに振ろうとするが、耐えた関西へエルボー連打。だが関西は「このガキ!」とエルボー。Sareeeは「なめんな」とドロップキック2連発。盟子も出てきてダブルドロップキックを叩き込むと、ダブルラリアットを避けて再度ダブルドロップキックで関西を倒す。
Sareeeはロープ際で関西の腹を踏み潰してからボディスラムを狙うが、関西が逆にボディスラムからエルボードロップ。関西は貴子へタッチ。
貴子はSareeeをロープ際にセットし踏み潰していく。貴子はフェイスバスターから足を極めていくがSareeeが髪をつかむ。貴子はキャメルクラッチでとらえ、その顔面に関西がキック。貴子は自軍コーナーに叩き付け、宮崎がボディスラムからギロチンドロップでフォールも2。宮崎はフロントスリーパーも抜けたSareeeがエルボー連打からフォールも2。再度フォールも2。Sareeeは盟子にタッチ。
Sareeeと盟子は宮崎の顔面を踏み潰していくが反則カウント。盟子はコーナーに叩き付けてからヘアーホイップ。串刺し低空ドロップキックからストンピング連打。盟子はSareeeにタッチ。
Sareeeはロープに振るも宮崎はネックブリーカードロップから踏みつけフォールも2。
宮崎はコーナーに振り串刺しボディスプラッシュから恥ずかし固めを狙うがSareeeはそれを抜けロープに飛ぶも、宮崎はラリアットを狙うが避けたSareeeが丸め込むも2。Sareeeはロープに飛びジャックナイフも2。Sareeeはロープに飛ぶが宮崎がそのSareeeへガットショットから顔面にドロップキック。Sareeeをロープにもたれさせ、その顔面に場外を走りこんでのドロップキック。宮崎は満を持してSareeeに恥ずかし固め。盟子がカット。
貴子がビッグブーツもダブルチョップでガードしたSareeeがエルボー。エルボー合戦からSareeeがエルボー連打。ロープに飛ぶと貴子のラリアットを避けてドロップキックからバックを獲る。貴子は逆にバックをとるがSareeeは丸め込んでフットスタンプ。貴子の顔面にドロップキックを叩き込みSareeeはニコルにタッチ。
ニコルは貴子に逆エビ固め。ニコルはギロチンドロップからフォールも2。ニコルは背中にサッカーボールキック。立ち上がった貴子はミドルキックからハイキックも避けたニコルとバックの取り合い。貴子にバックエルボーで逃れたニコルがベアハッグも貴子が丸め込みでフォールも2。貴子は走り込むが、ニコルがラリアットで倒しフォールも2。
ニコルはヒッププレスからフォールも2。貴子はビッグブーツを叩き込み関西にタッチ。
関西は尻にミドルキック連発からロープに振ろうとするが耐えたニコルとラリアットの相打ち。ニコルが打ち勝ち串刺しボディスプラッシュから倒立ボディプレス。フォールも2。ニコルは盟子にタッチ。
盟子はショルダーアタック3連発も関西はそれを受けきり、盟子はヘッドバッドから走りこむが、関西はアイアンクロー。Sareeeがドロップキックでカットすると、盟子とダブル攻撃を狙うが関西はダブルラリアット。関西は背中にミドルキックから宮崎にタッチ。
宮崎はミサイルキックからデスバレーボム。フォールも2。
宮崎はコーナーに登るが、Sareeeがその足を掴み、盟子が後ろに登るが貴子がそれを引き落として関西がSareeeを蹴散らすと宮崎がムーンサルト。盟子は足を伸ばしてカットすると、盟子はトップロープに登りダイビングセントーン。フォールも2。
盟子は担ごうとするが着地した宮崎がトラースキックから走り込むが盟子はスピアーからフォールも貴子がカット。
Sareeeが宮崎のバックを取り盟子がスピアーから投げようとするが関西がSareeeにラリアット。盟子はサミングから盟子をフォールも2。宮崎は外道クラッチでフォールし3カウントを奪った。
第4試合
先発は水波と山下。ガッチリとした手4つから、水波がヘアーホイップで投げスリーパー。山下はロープへ足を伸ばす。
水波はヘッドロックから山下が返す。ショルダーアタックの激しいぶつかり合いから山下が打ち勝つが、すぐに水波も立ち上がりショルダーアタックで倒す。
水波はボディスラムからキャメルクラッチ。堀田がその顔面を蹴りつけ、再度水波がキャメルクラッチで上半身を上げると堀田が蹴りつける。
今度は堀田がキャメルクラッチで捕らえ水波が顔面にドロップキック。水波は堀田にタッチ。
堀田と山下はエルボー合戦。山下がロープに押しこみエルボー連打。山下がロープに飛ぶも堀田は脇固め。朱里がカット。堀田は水波にタッチ。山下が水波を自軍コーナーに押し込み朱里にタッチ。
朱里はフライングメイヤーからサッカーボールキックでフォールも2。朱里はコーナーに押し込み顔面にストンピング連打。
朱里は水波を丸め込むも1。朱里は水波に腕ひしぎも水波はロープへ。朱里はストンピング連打からミドルキックも、キャッチした水波がその足へエルボー。
エルボー合戦から朱里がガットショットで動きを止めミドルキックで倒す。朱里は山下にタッチ。
山下はボディスラムからエルボードロップ2連発。水波は山下を担ぐとコーナーに押し込み串刺しエルボー。水波は串刺しラリアットからフォールも2。水波は堀田にタッチ。
堀田のローキックと山下のエルボーの打ち合い。山下はロープに飛んでラリアットもガードした堀田がローキック連発で倒すと、髪を掴んで引き起こしコーナーに振るが、山下が串刺し攻撃を避ける。しかし堀田はビッグブーツからラリアットも、その腕に山下がラリアットをはなつが堀田はそれを巻き込み投げようとするも山下はリバース。ハーフダウンの堀田へ山下がバズソーキックでフォールも2。
山下はラリアットも避けた所へ水波がラリアットから堀田がビンタ。堀田は走りこむが山下はカウンターのラリアットでフォールも2。山下は朱里にタッチ。
朱里はミドルキック連発から堀田を起こしニーを連発からコーナに振ろうとするが逆に振られた所を避けて串刺しニーからサッカーボールキック。フォールも2。
朱里は腕ひしぎを狙うが、堀田はロープへ。
朱里は走りこむが堀田はニーリフトからサッカーボールキック。朱里は堀田を座らせるとその背中にサッカーボールキック。堀田も朱里に座れと指示し、その背中に強烈なサッカーボールキック。
堀田は自ら座ると朱里はサッカーボールキック連発からPKを叩き込んでフォールも2。朱里はミドルキック連発も堀田はキャッチしアンクルホールド。山下がカットも、堀田は山下にビンタ。朱里はラリアットも避けた堀田がボディブローから水波にタッチ。
水波は追走ラリアットから堀田がミドルキックで倒し水波がギロチンドロップからフォールも2。
水波はボディスラムを狙うが着地した朱里へエルボー連打からラリアットも避けた朱里がガットショットから走り込むが水波はパワースラムからスライディングギロチンドロップ。フォールも2。
水波はエクスプロイダーを狙うが耐えた朱里がロープへ。水波はエルボーから走り込むが、山下がエルボーから朱里が二段蹴り式のニーを叩き込んでランニングニーでフォールも2。
朱里はハイキックから延髄斬り。だが水波はラリアットで倒し、再度ラリアットも朱里はハイキックからジャーマンスープレックスホールド。朱里は山下にタッチ。
山下はランニングバズソーキックからブレーンバスター。山下はスリーパー。水波はそのまま背負って投げ捨てると、山下はラリアット2連発。水波もラリアットで返しラリアットの打ち合いへ。
水波のラリアットを避けた山下が顔面にニーからラリアット。水波はそのラリアットを打ち据えてエルボーも山下がラリアットで叩き伏せフォールも2。
山下が担ごうとするも、耐えた所を朱里がミドルキックから山下がバックドロップ。
山下がスリーパーも堀田がカット。朱里と山下へ堀田がダブルのフェイスバスターから山下へサンドイッチラリアット。水波がラリアットからフォールも朱里がカット。
水波がスピアーからフォールも2。水波コースターを狙うが、出てきた朱里へ山下の足を叩き付けガードすると山下がおぶさりスリーパー。その顔面を堀田がビンタしカットすると、山下が走りこむが水波がバックをとるもそこへ朱里がハイキック。堀田も出てくるがこれは水波に誤爆し山下がスリーパー。耐える水波へ朱里がハイキックから山下が胴締めスリーパー。これでレフェリーストップ。
堀田はマイクを持つと「何だよこの熱い試合。久しぶりにやったわ。アニキ、おめースゲー熱いな。やっぱ兄貴だな。このリングにお前らピッタリ。アタシもちょっと勉強してくるわ。ほんとに、このリングでどっかでやりたいな。それまで鍛えてくるぜ。OKかアニキ!」と握手。水波も「お願いします!」とそれに応じた。
第5試合
世志琥の友人と先輩から花束の贈呈。奈七永にも花束贈呈。握手はせずに試合開始。じっくりと見合い、ロックアップから両者一度距離を取る。
再度ロックアップから奈七永がバックを取るとグラウンドに移行しスリーパー。奈七永は世志琥の腕を取り潰していくと、世志琥はロープに足を伸ばす。
世志琥がヘッドロックから奈七永が抜けでてヘッドロック。そのままアームドラッグから両者距離を取る。
奈七永が手首を取りそのまま捻って腕固め。世志琥は奈七永の髪を掴むと、奈七永も髪を掴み両者睨み合う。世志琥はヘアーホイップからロープに飛ばすも奈七永がアームホイップ。両者ショルダーアタックでぶつかり合うと、世志琥のエルボーを避けた奈七永がショルダーアタックで倒す。奈七永は世志琥を場外に投げると追うが世志琥はリングへすぐに戻る。
世志琥はガットショットからエルボー連打。奈七永をコーナーに振り串刺しラリアットから腕を捻って世志コブラ。奈七永は逆にコブラツイストで返す。世志琥はそのまま奈七永を担ぎバックフリップからコーナーに叩き付けて、逆コーナーに振ると走りこむが奈七永はそれを避けてスクールボーイ。返されると丸め込んでアンクルホールド。そのままサーフボードストレッチ。キャメルクラッチへ移行し、これを離すとストンピングから顔面を蹴りつけていく。
奈七永はロープに押し込みミドルキック連発から顔面を踏みつけていく。これは反則カウント。奈七永は串刺しドロップキックから顔面ウォッシュ。
世志琥は膝立ちでエルボー連打。受けきった奈七永がエルボーで返し、気合を入れて立ち上がった世志琥とエルボー合戦へ。
奈七永がエルボー連打からラリアット連打。奈七永はコーナーでマシンガンチョップからラリアット。逆コーナーに振るが世志琥はセカンドロープに駆け上がりダイビングラリアット。世志琥はロープに飛ぶも奈七永はニーリフトからエルボー。ロープに飛ぶが追走した世志琥がショルダーアタックで倒し顔面ウォッシュ。再度顔面ウォッシュ。
奈七永がロープに振るも世志琥はコードブレイカー。奈七永は世志琥のセントーンを避けるとセントーンを投下。世志琥は奈七永の顔面をコーナーに連続で叩きつけると、別コーナーに叩きつけようとするが、逆に奈七永がコーナーに叩き付け世志琥にラリアットで場外に叩き出す。奈七永はそこへトペ・スイシーダ。そのまま場外乱闘へ。
リングに戻ると奈七永がミサイルキック。さらに串刺しラリアット2連発からフォールも2。
奈七永はコーナーに登ると冷蔵庫爆弾。これを足を伸ばしてガードした世志琥。だがダメージは深く両者ダウン。
立ち上がると奈七永がラリアット。世志琥もラリアットを打ち込むと、ラリアット連発でロープに押し込むが奈七永が追走ラリアット。世志琥も追走ラリアットからロープに飛ぶも、両者ラリアットの相打ちでダウン。
奈七永が左右のビンタからローリングエルボーも避けた世志琥がラリアットからセントーン。コーナーに登った世志琥がダイビングセントーンを投下しフォールも2。
世志琥はコーナーに上るも正面に登った奈七永が雪崩式ブレーンバスター。奈七永はインプラントも2。
奈七永はストンピングから担ぐも着地した世志琥がスリーパー。そのまま胴締めスリーパー。奈七永はロープへ足を伸ばす。
お互い髪を掴むがビンタの応酬から奈七永がナックル。スライディングニーからフォールも2。奈七永は髪を掴んで立たせるとエルボー連打からロープに飛ぶも世志琥がカウンターのラリアットでフォールも2。
世志琥がロープに飛ぶも奈七永がカウンターのラリアットでフォールも2。
奈七永はコーナーに上るも、世志琥はその髪を掴んで正面に登る。だが奈七永が叩き落としミサイルキックで飛び込むが世志琥はラリアットで迎撃し3カウント。
エンディング
世志琥は奈七永と南月に土下座。南月はその世志琥を抱きしめる。
号泣する世志琥に奈七永は「世志琥、おかえり。正直、負ける気なんてさらさら無かった。でもお前は、やっぱり、強いもの持ってる。やられちゃったな。でも、勇気を出して、足を一歩前に出してくれて、ありがとう」と世志琥にマイクを渡す。
世志琥は涙を拭い「プロレスって最高ですね!自分は、本当に、心の底から、プロレスが大好きです!今日勝ったのは、まぐれかもしれない、けど、自分にとっては、この結果は、スゴイでかいんです!今日が、ゼロからのスタートだと思って、自分はこれからのプロレス人生ちゃんと」と話している途中で中島安里紗が乱入。
中島「ちょっといい感じの所悪いんですけど、高橋奈七永、アタシがSEAdLINNNG旗揚げの時言ったセリフ覚えてるか?アタシはあなたと闘いたい。あんたはいつでもやってやるよ、そのためにこのリング作ったんだよって言いましたよね?それが!いつまでたっても高橋奈七永対中島安里紗は組まれない。今日はSEAdLINNNGにカードも入ってない。どういうことだ?おかしいだろうがよ!だいたいよ、お前お前お前、なんだよ泣いてんじゃねーよ。ビービービービー。何だよお前。高橋奈七永にな、勝った奴が、ぴーぴーぴーぴー泣いてんじゃねーさっさと立ち上がれよ。高橋奈七永に勝ったことがどういうことだかわかってんだろうな?高橋奈七永も高橋奈七永に勝ったお前も私がまとめて食ってやるからな覚悟しとけよ」とここで山下りなが乱入し。
中島を世志琥から引き剥がし、泣きながら「待ってたぞ!私が!デビューする3年以上前からずっと、この瞬間を待ってたぞ!昔から、リング上で一緒に立つことを叶えられなかった。でも今は違う!このリングは自由な場所だろ!自由な闘いがあるんだろ!そうだろ奈七永!?そうだろ!?」と奈七永に詰め寄るが、そのマイクをSareeeが奪い取り、
Sareee「おい奈七永、お前何休んでた相手に負けてんだよ、悔しくないの!?私ももっともっともっともっと!熱い闘いがしたいんですよ。だから、お前(奈七永)も強くなれ。私も強くなるから。それと世志琥、ずっと、あなたのことを自分は意識してました。絶対対戦した時は意地でも負けないんで。夜露死苦」
世志琥はリング中央で「自分もこういう瞬間待ってたんですよ。高橋奈七永、SEAdLINNNGは自由なリングだよな。やりますか」と、世志琥は中島に握手を申し込むも中島は頭突きで世志琥を倒しリングを後にする。
世志琥は苦笑しながら立ち上がると山下に握手を求める。だが山下はヤンキー座りで中指を立ててからリングを後に。世志琥はSareeeに握手を求めると素直に握手。だがSareeeは顔面にビンタをしリングを後に。
世志琥は奈七永に握手を求めるも、奈七永は苦笑しその手を取ると世志琥を抱きしめる。南月も二人を抱きしめる。
世志琥は「皆さん、今日は本当にありがとうございました」と改めて世志琥は頭を下げ「今日からまた新しいSEAdLINNNGの歴史が始まっていきます。皆様今後もよろしくお願いします」と奈七永、南月とともに腕を上げた。
<試合後コメント>
高橋奈七永
――ブランクを考えると今まで試合以上に負けるはずがない試合だと思っていたが何だったんでしょう最後は
「世志琥のこの空白の期間の時間の長さだけじゃなくて、その思いの、プロレスに対する思いが更に募ったっていう部分しかないと思うんですけど、そこの所で、ほんとわずかな差だったと思うんですけど、そういう部分でスリー取られてしまったのかなと思います」
――久しぶりに世志琥選手とあたってみて感触は、懐かしさが見えた感じですかそれとも違った部分が見えた感じですか?
「不思議と、私はもうただ目の前に立った敵を倒すとSEAdLINNNGになってからほんと公言しているんですけど、そうでしかなかったです。世志琥が、なんでしょう?感慨深い表情だったり、実際試合中も涙を見せながら試合中殴ってきました。エルボーしてきました。だけど、全然、そんな泣いてる奴には負けねーって思ったし、私は私で、踏ん張って、今ここに立っているんで、そういう感慨深い思いとか一切なかったんですよ。だから、この結果は本当に悔しくもあり、だけどこんな事言ったら手ぬいたとか思われるのかもしれないけど、でも少し嬉しくもあり、すっごい複雑な気持ちで、こういう気持ちがまた一つ私を上の階段に登らせてくれるのかなとか今思うのが精一杯で、世志琥の事に、踏み出した一歩の重さをしかとこの試合で感じました。それを私もSEAdLINNNG代表として背負って、歩んでいきたいし、全てのことから学んで進んでいきたいとそういう風に思ってます。最後も若手の選手たちがそれぞれ思いをぶちまけてましたけど、ああいうふうに自己主張をしてきてくれるのは非常に、非常に大歓迎だし、なんか、Sareeeちゃんにお前も強くなれよと言われたんで、また明日から練習し直しです!どっかに慢心があったのかもしれないんで、出直しです。はい、強くなるように練習します」
――最後の世志琥選手との握手やいろんな選手の宣戦布告を聞くと、可能性ですが次回は高橋奈七永選手と世志琥選手が組んで中島山下Sareeeのいずれかが組んだタッグと対戦に見えたが
「そうですね」
――向こうが三人いるのがややこしいですが
「そうですよね。丁度よくいかないのが面白いですね。でも私がなんかあの勢いだと私が蹴落とされそうな勢いなんですけどね。私はもう譲らないですよ。やっぱここに、熱い闘いがあると思ったら自分が進んでいきたいですしね。ちょっとSareeeには負けないようにします。Sareeeとどっかで」
――三人からどう決めますか?誰落としても文句言ってきそうですが
「どう決める?ほんとですね」
――三対ニにしたら文句言ってきそうですね
「そこまで今頭が回らないので、整理して!5月18日でSEAdLINNNGが終わるわけでもないので、旗揚げで中島選手から試合したいと言われてから避けてたわけではないんですけど、これやりたいと思うテーマを持ってやってきたので、視野にほんとに入れなきゃいけないなと思ったので、こっからまた女子プロレス動かしていけるんじゃないかなとワクワクしました。私自身ワクワクしたんで、自分が楽しいと思う事をやっていくのが正しいと信じて、っていうか伝えていきますので、SEAdLINNNGで激しく闘っていきたいです」
――世志琥選手と組むとしたらフラッシュトーナメントの決勝以来でしょうか?
「どっかでもしかしたら組んでるかもしれないですけど、どちらにしても回数はほんとないですね。レアですね」
――世志琥選手の試合出場は次回のSEAdLINNNG?
「ひとまず3月の今日を迎えることで精一杯でしたし、どれぐらい世志琥がこう実戦でできるかっていうのも全くわからなかった状況だったので、ちょっと今日の結果を踏まえてもう一度考えて、ああいうふうに自己主張してる人もいるので、やりたい人もいっぱいいると思うので、ちょっと、様子を見て、でも闘いたいっていう気持ち、それは一番だと思うので前向きに検討していきたいと思います」
世志琥
「復帰戦が終わって、入場した瞬間から、お客さんの声がほんとすごくて、すごいもうグッとしちゃったんですけど、試合前に泣くのはホントカッコ悪いし、これから闘うのにカッコ悪いなと思ってすごい我慢したんですけど、試合が終わって、なんかこの一年間、この一年間を思い出してしまって、泣いちゃいました(苦笑)自分もあんな暖かく迎えてくれるって予想してなかったですし、ああいう声聞いて、ほんとに戻ってきて良かったなって、心の底から思います。ありがとうございました」
――すごい練習熱心なイメージですが、ずっと練習できない状況からブランクを埋めるのに十分ではなかったが不安はなかったか
「復帰戦の日を聞いた時に本当にすごい短いなって。ほんとに第一印象がスゴイ短いなって自分も思ってたんですけれども、自分的にはそれ以上に伸びてしまうとダラダラやってしまうだけだと思ってましたし、この短い期間で自分がどれだけの力を出し切ってどれだけのことができるか、そこに自分は本当に努力してきたというか、相手も高橋奈七永ですし、一筋縄じゃいかないのわかってたので、でも自分は、今日までにやれることは全部やってきたつもりなので、全然コンディションも悪くなかったですし」
――実際動いてみてブランクは感じました?
「そうですね、やっぱりまだ課題はたくさんあります。ここから自分はゼロのスタートだと思ってるので。だから努力してもっともっともっともっと強くなっていきたいです」
――セコンドの南月さんの声援もすごかったですが聞こえてました?
「もうなんか、ね、ほんとに自分がこのリングに、一年前のこのリングにまた帰ってこれる日が来ると思ってなかったんで、なんかもうほんと全部に有り難みがあるというか、セコンドに付いてくださってるのもお客さんが来てくれてるのも応援してくれてるのも、全部にほんと感謝だなと思います」
――試合後リング上に中島安里紗選手や山下りな選手やSareee選手があがってきて、奈七永選手にも喧嘩を売った形ですが奈七永選手に勝利した世志琥選手にも宣戦布告されました
「そうですね(笑)いやでも、復帰戦でほんとに終わりではないので、ここから繋がっていく道ができたと思いますし、ほんとにSEAdLINNNGは自由なリングホントそのものだと思うので、自分も自由にやっていきたいと思いますし、自分が今までできなかった選手ともできると思うので、どんどん面白い選手とやっていきたいと思います。中島ムカつきますね。痛い!」
――今日闘ってる最中に一年前が脳裏によぎることは無かったですか?
「いやないです」
――全く無かった
「ないです」
――そこはもう吹っ切れてると
「吹っ切れてるというか、自分は今日は今日なので。思い出すことはなかったです」
――新しいコスチュームのモチーフは
「自分の今までのイメージが、キンキラでキラキラでツナギだったと思うんですけど、やっぱり名前も変えたことですし、イメージをガラッと変えたいなと思ってこういうタイプにしました」
――体重は減りました?
「同じぐらいだと思います」
――コスチュームのサイズがしぼんだように見えましたが
「しぼんだ!?試合に向けて色々調整してたのもあると思うんですけど、スゴイ動きやすいなと」
――試合後彩羽匠さんが声をかけていましたが
「いやー、ね。思うところは色々あるんですけど、やっぱり同じ所の出身ですし、だからこそ離れてても分かり合える事とかあると思うんで、お互いこれから頑張って、切磋琢磨していきたいなと、自分は匠と思いますね。いやー、はい」
――次の試合まで二ヶ月開くことになりますが
「そうですね、5月。でもほんとにここで終わりではないので、やっぱ次の二ヶ月先でも自分のコンディションはいいまま保っていきたいですし、練習ももっともっと重ねてもっと動きよくしたりスタミナつけたり、次二ヶ月後お客さんがまた来て自分を見た時にこないだと違うなと、何か一つでもそう思ってくれるところがあるように自分は二ヶ月後の試合に努力していきたいと思います」
【写真:Nob(Photo’sGate)】