パンクラスが2016年度ラウンドガールを発表!木村響子の娘でプロレスラーを目指しているHANAもメンバーに
12月16日午後、都内新宿区のパンクラスで、2016年度パンクラス ラウンドガール「Super Teriffic Cuties」が発表された。
全国から総勢274名の応募があり、審査を勝ち抜いたのは大塚歩美(おおつか・あゆみ)、三上夏奈(みかみ・なつな)、HANA(はな)の3名。同席したパンクラス コミッショナー・廣瀬隆司会長は「パンクラスのラウンドガールは、毎回、爽やかな健康美を持った人を選んでいます。そして、笑顔が素晴らしいこと。オーディションのときは、みんな緊張して表情が硬いですが、終わったときに緊張が解けて出る笑顔がいいもの。そこまでしっかり見て、笑顔が素敵なこの3名を選びました」と選考理由を説明。その言葉通り、パンクラスに憧れていたと異口同音に話す3人の笑顔は選ばれた喜びでキラキラ輝いていた。
大塚歩美(写真一番左)「前からパンクラスのラウンドガールに憧れていました。選んでいただいて本当に嬉しいです。格闘技にはあまり詳しくありませんが、観客の皆さんの熱気が一丸となって、活気に溢れているというイメージがあります。パンクラスのラウンドガールはダンスもありますけど、踊りにも自信はあります。笑顔でケージの花になって、会場を精一杯、盛り上げたいと思います」
三上夏奈(写真右から2番目)「去年もこのオーディションを受けましたが、最終の4人に残ったものの落ちてしまいました。今年、合格したという知らせをいただいた時はすごく嬉しくて、すぐ母に“受かったよ!!”と泣きながら電話してくらいです。パンクラスは、格闘技の中でも憧れの団体です。私は歌もCDを出させていただいていて、ダンスもある曲なので、ラウンドガールのダンスも大丈夫です。持ち前の明るさと笑顔、持っている力を出して、パンクラスを盛り上げたいと思います」
HANA(写真一番右)「パンクラスを見ていて、いつも勇気や元気をもらっていました。パンクラスは、いろんな人の気持ちが1つになってぶつかっているイメージ。パッと見は肉体的な感じですけど、よく見ていると精神的なスポーツなのかなと思います。ダンスは小学校5年生の頃からやっていて、リズム感には自信があります。自分にできることを一所懸命考えて頑張ります。パンクラスは世界にも映像が流されているので、私も世界に発信できるようなラウンドガールになりたいです」
なんと、HANAはプロレスラーでパンクラスにも上がったことのある木村響子の長女。木村が心配そうな顔で会見を見守っていたのが印象的だった。偉大な母のあとを追い、HANA自身もプロレスラーを志し、現在プロレス学校で修行中。来年のデビューを目指しているという。
「子供のころは、母が忙しくて学校の行事や参観日に来てくれなくて、寂しくて、プロレスが大嫌いでした。でも今はプロレスのすごさ、素晴らしさがわかって母を尊敬しています。プロレスも大好きになりました」と言う。ラウンドガールになることに関しては「母に話したら、最初は冗談だと思ったみたいです。でも、話し合って、やるならしっかりやりなさいと承諾してもらいました。親子2代でパンクラスにお世話になりますが、“パンクラスに出ていた木村響子の娘”として見られると思います。母に負けないよう、パワフルなイメージでいきたいです」と抱負を語った。
ハキハキした話し方、まっすぐな瞳、明るい雰囲気は、母譲り。これからのHANA、そして新ラウンドガールの活躍に期待したい。
【写真・文/佐佐木 澪】