【試合詳細】10・31 バリアフリープロレスHERO新木場大会 【WBCシングル】ワイルド・ベアーvs飛鳥一撃 【WBCタッグ】加藤茂郎&千葉智紹vs真琴&ブランキー真帆

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『HERO51』
日程:2026年10月31日(土)
開始:18:45
会場:東京都新木場1stRING
観衆:未発表

▼3WAYマッチ 20分1本勝負
○工事現場の親父(HERO)
8分21秒 パンディータのクロスチョップから丸め込む→エビ固め
●ボニータ(フリー)
※もう1人はパンディータ(HERO)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
リッキー・フジ(2AW)/○仲川翔大(フリー)
8分24秒 スワントーンボム→片エビ固め
ワイルド・ZERO(フリー)/●ジャングル・バード(フリー)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
櫻井匠(フリー)/○神崎ユウキ(TTT)
14分48秒 首固め
梶トマト(飯伏プロレス研究所)/●かぴぃ(フリー)

▼WBCタッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組】○加藤茂郎(フリー)/千葉智紹(フリー)
12分52秒 千葉のスパイビースパイク→体固め
【挑戦者組】真琴(フリー)/●ブランキー真帆(フリー)
※第8代王者組が5度目の防衛に成功

▼WBCシングル選手権試合 GPSフルコンタクトルール 3分5ラウンド
【王者】○ワイルド・ベアー(HERO)
3R 2分24秒 バックドロップ→KO
【挑戦者】●飛鳥一撃(フリー)
※初代王者が初防衛に成功

WBCシングル王者ワイルド・ベアーが“先輩”飛鳥一撃超えを果たし初V!次期挑戦者にデビュー戦のパートナー・伊織を指名。加藤&千葉のWCBタッグ王者は5度目の防衛に成功!

第1試合

 HERO名物のパンディータ、ボニータ、工事現場の親父による3WAYマッチ。親父はパンディータとボニータに強制的に走らせられてヘロヘロに。親父はパンディータに得意の蹴りを見舞っていった。コーナーでボニータが親父の顔面に尻をぶち込んだ。パンディータがボニータにクロスチョップ。するとボニータがダウンしていた親父の体で転倒。そのまま親父がボニータを、丸め込む形になり3カウント。

第2試合

 リッキー&仲川の異色コンビが、本来は敵対するZERO、バードと対戦。ZEROは仲川に看板攻撃、ラリアットはバードに誤爆。ZEROの有刺鉄線バット攻撃もバードも誤爆。リッキーがバードにカミカゼ。仲川がバードにミサイルキック、バズソーキックも2カウント。最後は仲川がスワントーンボムを決めてバードにトドメを刺した。

第3試合

 前大会で好発進した櫻井&神崎がトマト&かぴぃの実力者コンビと対戦。神崎とかぴぃが目まぐるしい首固めの応酬に。なぜか神崎、かぴぃがレフェリーに首固め。怒ったレフェリーが2人にラリアット。櫻井が2人まとめてムーサルトアタック。神崎がかぴぃにダイビング・クロスボディもカット。かぴぃが神崎に噛みつく。神崎がトマトにプランチャ。櫻井がかぴぃにムーサルト・プレス、すかさず神崎が首固めで丸め込んで3カウントを奪取。2連勝を飾った櫻井組はWBCタッグ王座挑戦をアピールしていた。

第4試合

 WBC(ワールド・バリアフリー・チャンピオンシップ)タッグ王座への挑戦をぶち上げていた真琴組は、前大会(8・29新木場)で男子のワイルド・ZERO&しらすキッドを撃破し、挑戦権をゲット。難攻不落の王者ダークソウル(加藤茂郎&千葉智紹)に挑んだ。女子チームの挑戦は史上初で、戴冠を果たせば、むろん女子初の快挙達成となる。

 開始間もなく、真琴組は千葉にサンドイッチ式のキックを繰り出す好連係。だが、場外戦になると、セコンドのジャングル・バードが介入。ダークソウルはブランキーの足にマトを絞って攻めていった。ブランキーが加藤をデッドリードライブで投げ捨てると、ネックブリーカー。真琴はビッグブーツ、DDT、ダブル・ニードロップで攻め込んだ。ブランキーが加藤にミドルキック連打、再度、真琴とサンドイッチ式のキックも2カウント。だが、加藤はブランキーを捕獲して足4の字で絞め上げた。脱出したブランキーはトルネードクラッチで丸め込むもカウントは2。加藤が再びブランキーに足4の字。千葉がブランキーにスパイビースパイクを叩き込むと、そのまま加藤がカバーして3カウントを奪った。これでダークソウルは第4代王者時代に作った最多防衛記録(4回)を自ら更新して、新記録のV5を達成。

 加藤は「最後にここにベルトがあれば、それが勝者ということです。(女子でも容赦なく?)もちろん、それがベルトということなんで。2ケタ防衛目指します」、千葉は「俺はバリアを取り払ったことをいっぱいやりたいんで。女子もそうだし、障害の有無も国籍も。一つクリアしたんで。男子が3人がかりでとか言うかもしれないけど、挑戦者としてリスペクトを持って、女子だから下とか思ってないんで。それこそ相手に失礼じゃないの…」とコメントした。

 惜敗した真琴は「3人いましたよね? 女相手にあり得ない。情けないな。やっぱり私たちが巻くべき。あの人たちに任せられない。汚い。次は女子でベルト巻くところまで実行します」、ブランキーは「悔しいです。追い込むところまではいったんですけど…。負けたんですけど、うちらが巻くべきだと思います」と再挑戦を視野に入れていた。

第5試合

 初代WBC(ワールド・バリアフリー・チャンピオンシップ)シングル王者のワイルド・ベアーが飛鳥一撃を撃破し初防衛に成功。次期挑戦者にはベアーのデビュー戦でパートナーを務めた伊織を指名した。

 WBC王座とは年齢、性別、国籍、障害の有無など、あらゆるバリアを取り払った世界のプロレス界で唯一無二のベルト。タッグ王座は2019年に創設されたが、シングル王座は今年新設され、10選手が参加したトーナメントの結果、8・29新木場でベアーが初代王座に就いた。そのベアーが初防衛戦の相手に指名したのが飛鳥一撃だった。

 2006年8月6日、宮城・仙台市勤労者体育館でデビューしたベアーは縁あって、2007年3月よりターザン後藤一派に参戦し、後に所属。同団体で猛威を振るっていたのが空手家の飛鳥一撃だった。飛鳥一撃は正道会館で鍛錬を積み、大会でも輝かしい実績を残した実力者。当時まだ若手だったベアーにとっては歯が立たなかった先輩で、まだ1度も勝てていない。両者の最後のシングル戦は2018年12月でドローに終わっている。

 試合は「GPSフルコンタクトルール」で行われ、3カウントフォールでの決着はなし。勝敗はギブアップ、KO、TKO、リングアウト(場外カウントは20)で決せられ、3分5ラウンドのラウンド制。

 第1ラウンド、飛鳥一撃はロー、ミドルキック連打でダウンを奪うも、ベアーはデスロックで反撃。第2ラウンドも飛鳥一撃はヒザ蹴り、ミドルキック連打で、ベアーはダウンするも場外へ回避して息を整えた。その後も飛鳥一撃はヒザ蹴り、ローキック、腕十字もエスケープ。ベアーがスピアー連発も2ラウンドが終了。第3ラウンドでも飛鳥一撃はロー、ミドルキック連打でダウンを奪った。ベアーはサイドスープレックス、ネックロックで応戦。飛鳥一撃はミドルキック、ヒザを叩き込むも、ベアーは必殺のバックドロップ3連発でトドメを刺してKO勝ちを収めた。

 試合後、ベアーは「今まで1度も勝つことができなかった飛鳥一撃先輩に勝つことができました。この人の蹴りはホントに強い。勝ったということは12月、2度目の防衛戦をすることになりました。そこで飛鳥一撃選手と同じく、自分が勝ったことがない選手を指名したいと思います。デビュー戦のパートナーを務めてくれた伊織選手! タイトルマッチお願いします!」と指名。前大会(8・29新木場)でHEROに初参戦し健在ぶりをアピールした伊織は、この日ベアーの呼び掛けで来場していた。指名を受けた伊織は「お前、俺とやるということはどういうことか分かってるか? 覚悟はできてるんだろうな? じゃあ次回、そのベルト、俺が挑戦させてもらいますよ」と受諾。GPS豊島修二会長がこれを認め、次大会(12・12新木場)でのベアーvs伊織のタイトル戦が決まった。

 そして、メインイベント終了後、前大会、今大会とタッグで2連勝を飾った櫻井匠&神崎ユウキがリングに上がり、神崎が「結果は出しました。豊島(修二)会長、ベルトに挑戦させてください」とアピール。豊島会長は「次回、活きのいい選手、渡瀬瑞基&川上翔大(ガンバレ☆プロレス)を呼んでるから、そこで勝ったら文句なく認めます」と櫻井組に査定マッチを指示した。

 そこで、WBCシングル王者のワイルド・ベアーが「ダークソウル、お願いがある。ワイルド軍、12月にクリスマスパーティーやるんだよ。そのときに足りないものが一つある。そのベルト2つ、次、ワイルド軍に獲らして。うちの(ワイルド・)ZEROと大野(“ワイルド”翔士)で挑戦させてくれ。実績はあるよ」と要求。豊島会長は「ワイルド軍ならいいでしょう」と了承し、12・12新木場でのZERO&大野の挑戦が決定。ベアーは「ワイルド軍でベルト独占します!」と宣言した。

 バックステージでベアーは「蹴り重いね。しんどかった。とりあえず初防衛。でも次も強敵を指名しちゃったから。バチバチにやられるだろうけど、今日と同じで前を向いて進んでいくだけなんで。一つひとつ勝っていきます。デビュー戦のパートナーやってくれた人なんで思い入れも深いんで。でも勝ってない壁を、自分がチャンピオンである以上、超えていきたい。20年の集大成として。高い壁を崩してこそ、チャンピオンとして名乗れるんじゃないかな。自分のなかで、その価値を上げていきたい」とコメントした。

 飛鳥一撃は「強くなってましたね。でも楽しかった。機会があれば、またHEROに出たいと思います」と話した。

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