プリプリ王者・荒井優希が鈴芽との前哨戦で直接勝利…「前哨戦全勝して、大田区でももちろん勝つ」鉄の結束誇ったタッグ王者・白昼夢に亀裂発生!?

東京女子プロレスが9月22日、東京・両国KFCホールで『TJPW FALL TOUR 2026~Ray of Hope~in RYOGOKU』を開催した。プリンセス・オブ・プリンセス王者の荒井優希が『WRESTLE PRINCESS Ⅶ』(10月3日、東京・EBARA WAVE アリーナおおた=大田区総合体育館)で挑戦を受ける鈴芽との3度目の前哨戦で直接勝利を挙げ、王座防衛に弾みをつけた。
この日のメインイベントで荒井はプリンセスタッグ王者の白昼夢(渡辺未詩&辰巳リカ)、EVE認定インターナショナル王者の山下実優と王者チームを結成。鈴芽、10・3大田区でタッグ王座に挑む『春雷烈火!!プリズムグリード』(愛野ユキ&風城ハル)、EVE王座に挑戦する遠藤有栖の挑戦者チームとトリプル前哨戦で激突した。
試合が始まると、山下と遠藤がレスリングの攻防、山下はミドルキックを叩き込んだ。鈴芽が荒井にドロップキックを見舞えば、白昼夢が風城によっしゃいくぞエルボー。風城が辰巳をストレート・アームバーで絞め上げると、カットに入ろうとした渡辺が辰巳と衝突してしまい、不穏な空気が漂った。風城が辰巳に低空クロスボディ、愛野が相手の3人にショルダータックルを立て続けにぶちかました。愛野が辰巳にブルドッキングヘッドロック、辰巳はスライディングヒップで返した。山下は場外で遠藤を放り投げ、エプロンを走ってキックを繰り出した。リングに戻ると山下はリターンクラッシュ、遠藤はスーパーキックで反撃。
荒井が串刺しビッグブーツを鈴芽に決めると、鈴芽はハチノス・エイトノットで絞め上げた。鈴芽がフェースクラッシャーを見舞うと、荒井はコーナーから強引にフルネルソンバスターで叩きつけた。鈴芽が荒井に低空リング・ア・ベルもカット。遠藤が山下に水車落とし、白昼夢が合体技狙いも愛野が阻止。愛野が辰巳を担ぐと、カットに入った渡辺のダブルハンマーが辰巳に誤爆。鈴芽がトップロープを走ってフェースクラッシャーにいくも、かわした荒井は新人賞。鈴芽のリング・ア・ベルを回避した荒井がフルネルソンバスターからサソリ固めで絞り上げてタップを奪った。試合後、山下がベルトを見せつけると、遠藤がエルボーを叩き込むも、山下がその手をつかんだ。
マイクを持った荒井は「前哨戦、何度もやってきたけど、やっとここで目に見える形で、結果を残せてうれしいなって気持ちと、まだ足りないんじゃないっていう気持ち。荒井もだけど、鈴芽さんだって、もっともっとできるって目をしてた気がするから。残りの前哨戦も、そんな鈴芽さんを荒井がもう1度でも何度でも超えて。前哨戦全勝して、大田区でももちろん勝って、その時も走りたいと思っているので、皆さん見ていてください!」と気炎を上げた。
山下は大声で「有栖! 聞こえてるよね? こんだけ大きければ。まだまだこんなもんじゃねえぞ。もっともっと気持ち高めて、強くなって、私の前に立ってこい!」と控え室に戻った遠藤にアピール。
渡辺からマイクを渡された辰巳が「先にしゃべんなよ」と言うと、どちらが先にしゃべるかで揉め出すも、山下がなんとか制止した。白昼夢は最後の4人での記念撮影には応じたが、辰巳は先に一人で退場してしまうチグハグぶり。
バックステージで荒井は「戦う度に鈴芽さんのギアが上がっていくのをすごい感じて。自分もその鈴芽さんにつられて、こんなんじゃダメだって何度も思わされた部分があったからこそ、今日の荒井が出たっていうのが悔しいところではあるんですけど、結果として荒井が勝ったので。やっと前哨戦で自分が直接結果を残すことができたのはうれしい。ただ、もっとこの先もまだまだ鈴芽さんに勝っていきたいし、タイトルマッチ当日ももちろん勝ちたいなと思っているので。前回のインターナショナル(・プリンセス)のタイトルマッチで負けているので、その借りを一旦返せたところだから、まだまだここからだと思っているので。この先もたくさんまだまだ知らない自分を見せていきたいと思ってます」と王座戦に意欲をみなぎらせた。
山下は「有栖との戦いはどれだけお互いが熱くなって、どれだけ攻め込めるかみたい戦いにしたいと思ってるんで。この前哨戦、8人タッグなんで短い時間でしたけど、自分の中でめちゃくちゃいいタイトルマッチになるだろうなって。有栖の強さ、熱さっていうのを今日すごく感じたので。でも、私もまだまだ出してないところもあるし、有栖もまだ出してないところがあると思うんで。テンションはめちゃくちゃ今日の前哨戦で上がりました」と闘志メラメラ。
辰巳は「今日は前哨戦、パーフェクトゲームで圧勝したかったので。チームでは勝ったんですけど、未詩のせいでちょっとうまくいかないところもあったし。先にしゃべってくれないし。でも、まだ前哨戦あるけど、一人でも春烈相手に余裕で勝ちます」と不機嫌モード。渡辺は「そもそも、私は別にリカさんに悪意があってしたわけではないから。今日たまたまちょっとうまくいかなかっただけだけど、白昼夢として何かが崩れたわけではないって私は思ってたんですけど。でも普通にしゃべりますか?って、先にどうぞって言っただけなので、そこにこだわる必要はないと思います」と反論すると口論に発展。辰巳は渡辺を突き飛ばして先に控え室に消えてしまった。
一方、春烈の愛野は「ハルがいろいろ思い悩んでいたとは思うけど、それでも頑張るって心決めてくれてるし、今日の試合の中でも一緒に戦えた感じがすごくしたから。私ももっともっと自分の闘志を爆発させて、もっともっと勝ちに向かっていけるように頑張りたいと思います」、風城は「今日でくよくよした自分を卒業した気がする。あとはユキさんを信じて。自分ももっともっと信じられるように、あとの前哨戦勝って、10月3日を迎えたいと思います」とコメント。
これまで長きにわたって、鉄の結束を誇ってきた白昼夢。プリンセスタッグ王座の最多防衛記録更新を宣言していたが、思わぬほころびで春烈とのタイトル戦に暗雲が垂れ込んでしまった。
















