SOG世界無差別級王者・渡瀬瑞基が41歳誕生日の今成夢人との熱闘制し王座V7!10・31後楽園のメインで勝村周一朗を迎撃、セミで葛西純とのコンビで勝村&進祐哉のSOG世界タッグ王座に挑戦

ガンバレ☆プロレスが9月22日、神奈川・横浜ラジアントホールで『キムズビデオ2026』を開催した。スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王者の渡瀬瑞基が、この日、41歳の誕生日を迎えた今成夢人との熱闘を制し7度目の防衛に成功。10月31日、後楽園ホール大会のメインイベントで勝村周一朗を迎撃し、セミファイナルで葛西純とのコンビで勝村&進祐哉の持つSOG世界タッグ王座に挑む、前代未聞のタイトルマッチ2連闘に臨むことが決定した。
9・5新木場で今成が大家健を破り挑戦を表明。渡瀬はFREEDOMS9・6横浜武道館で葛西を撃破して6度目の防衛に成功したため、渡瀬vs今成の王座戦が実現。意外にも両者はシングル初対戦となった。
試合が始まると、渡瀬はアキレス腱固め、低空ドロップキックで攻め込んだ。今成はエプロン上の渡瀬をラリアットで場外に落とすと、ルー・テーズプレスを敢行し、鉄柱攻撃。リングに戻ると、今成はエルボードロップ3連発、ダイビング・セントーン、逆片エビ固めもエスケープ。再び戦場が場外に移ると、渡瀬がリング下で1周するかのようにエルボーの雨あられ。リングインすると、今成がマシンガンチョップ、リバース・スプラッシュもカウントは2。渡瀬は投げっ放しジャーマン、ダイビング・フットスタンプも2カウント。今成がラリアット、渡瀬がエルボー連打から垂直落下式ブレーンバスター連発。今成がショートレンジのラリアット、ランニング・ラリアットも2カウント。さらに今成はルー・テーズプレス、低空ラリアット、エルボードロップもフォールは奪えず。ドロップキックで流れを変えた渡瀬はヴェネチアン、ランニング・エルボーバットを叩き込んで3カウントを奪った。
今成がリングを後にし、渡瀬が「もう10月31日後楽園ホールまで時間がないんだ」と言うと、勝村がリングインし「すげえ試合。あんな試合見たらたまんないよね。渡瀬、俺とシングルやったことないよね?」と発言。渡瀬は「勝村さん、ちょうど呼び出そうと思ってたんですよ。ガンプロ男子、全員とシングルやったけど勝村周一朗とだけやったことないんですよ。10・31後楽園、三島(通義)さん、いいですか?」と次期挑戦者に勝村を指名。
三島社長がOKサインを出すと、勝村は「3年前、タッグのベルトとシングルのベルト、2本持ってたんだ。今のパートナーの進祐哉も2本ベルト持ってる。だから俺も何がなんでも2本巻きたいから、10月31日後楽園、そのベルトもらうぜ」と宣戦布告。渡瀬は「勝村さん、俺も同じこと言おうとしてたんですよ。そのタッグベルト、挑戦させてくださいよ」と逆要求。勝村が「すっすん、どうする?」と言うと、進は「やんないと僕、後楽園のカードないっすよね?」と話した。勝村が「渡瀬、パートナーは?」と問うと、渡瀬は「(王者が)ガンプロとダムズのタッグ。こっちにもダムズにパートナーいるんだぜ! 純さんを連れてくる!」と言い出した。
この事態に三島社長は「刺激的なカード、僕が動いてないのに作ってくれてありがとうございます。異存はないので、10月12日、高島平区民館でSOG世界タッグ選手権試合、そして10月31日、後楽園でSOG世界無差別級選手権試合、この大会でやっていきたいと思います」と断。
すると渡瀬は「いや、面倒くさい。10月31日、シングルとタッグどっちもやろうぜ!」と狂気の要求。勝村が「頭おかしいんじゃないの? だけど、俺と渡瀬なら狂った試合、1試合でも2試合でもできる」と受諾。三島社長は「それでは10月31日後楽園大会、第1試合でタッグ選手権試合やって、メインイベントで無差別級選手権試合、この2試合、タイトルマッチやりましょう!」と決定。
それでは終わらなかった。渡瀬、勝村ともに待ったをかけ、渡瀬が「メインでシングル、セミでタッグだ、コノヤロー!」と仰天発言すると、三島社長は「いいんですか? 2人が良ければいいですよ」と困惑しながらも承諾。大会終了後、FREEDOMS側の了解が取れたため、10・31後楽園のセミでSOG世界タッグ王座戦(王者組=勝村&進vs挑戦者組=渡瀬&葛西)、メインでSOG世界無差別級王座戦(王者=渡瀬vs挑戦者=勝村)が行われることが決定した。
バックステージで渡瀬は「ガンプロ所属男子はあとは勝村さんだけ。それが終わって、女子も端からやりますか。ガンプロ所属全員とタイトルマッチやりますか。11年前の今日が俺がプロレスラーとして生まれた日だと思ってるんです。2015年8月23日にデビューはしたけど、その次の試合が9月22日の大谷晋二郎戦なんです。そこでお客さんに認められて、自分の中で胸張って、“俺はプロレスラーだ”って思った日が11年前の今日なんです。今成さんの師匠だし、縁だし、いろいろ点がつながるなって。(2試合連続タイトル戦は?)言っちゃったもんな。やります。きついことはいつもなんで。毎試合、最後のつもりでやってるんで。ベルトがいつの間にか3本から1本になって寂しいんで、ちょっと集めに行きます。FREEDOMSのKFC、天龍プロジェクトのIJタッグ、そしてSOGタッグ。4冠狙います」と意気込んだ。
勝村は「やっぱりメインのああいう試合を見たら、いても立ってもいられなくなっちゃった自分がうれしいなと思います。シングルのベルト獲って、タッグのベルトと2本巻きたい気持ちがすごいあったんで。それを成し遂げたのは俺だけなんで、もう1回 2本巻きたい気持ちが強いですね。そしたら渡瀬も同じことを思ったっていうのは、レスラーとして当たり前のことなので。進もいるし、受けて立つ。こっちも受けてもらったんで。後楽園のメインとセミでシングルとタッグ かけて戦うって、多分史上初? バカだなって思うんですけど、それも俺と渡瀬だからできることなのかなと思います。まだ10月31日まで、少し期間があるので、しっかり体作って。後楽園に見に来るお客さん、WRESTLE UNIVERSEで見てる視聴者の人も、みんなを驚かすような試合をやりたいと思います」と2冠王返り咲きに意欲を見せた。
一方、バースデー戴冠がならなかった今成は「負けましたね。大家健が(深夜)12時に誕生日メールくれなかったのが敗因の一つ。来たのが11時40分だよ。それは冗談だけど…。渡瀬君はガンプロの宝だなと思った。僕は映像やってるからトンパチではいられないの。絶対納品しなきゃいけないから。トンパチみたいな人間は好きじゃないけど、プロレスの世界ではトンパチが必要なんだよ。トンパチが背中を見せてくれることがいっぱいあるんだよ。渡瀬はその一人だよ。あいつがトンパチだから、この団体を引っ張ってくれてる要因だね。すごいチャンピオンだと思うわ。41年一生懸命生きてきたけど、こうやって頼もしい後輩がいるから、俺もまだまだ頑張っていける。渡瀬がトンパチなら、こっちは引き続き完全納品主義で頑張っていきたい」とコメントした。
なお、ガンプロの次回大会は9月26日、埼玉・所沢パークタウン商店街大会(入場無料)となり、“プロレス王”鈴木みのるが初参戦する。
















