プリプリ王座挑戦控える山下実優が『東京プリンセスカップ』3年ぶり制覇を誓う!「辰巳リカと戦いたい。その先にあるのはもちろん優勝でございます」

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 東京女子プロレスが7月9日、東京・渋谷区のAbeamTowersで“TJPW版・夏の甲子園”といえるシングルトーナメント『第13回東京プリンセスカップ』の組み合わせ抽選会を行い、2023年覇者の山下実優が3年ぶりの制覇を誓った。

 同トーナメントには全24選手が参加し、7・20アクトシティ浜松で1回戦8試合、7・25大阪・アゼリア大正と7・30新宿FACEで2回戦を各4試合、8・8両国KFCホールで準々決勝、8・16大阪・豊中(176BOX)で準決勝、8・23後楽園ホールで決勝戦を実施。準々決勝後に準決勝の組み合わせ抽選を行う。準々決勝までは30分1本勝負で、引き分けの場合は両者失格。準決勝、決勝は時間無制限1本勝負で争われる。

 抽選方法は1から24まで書かれた紙が入った封筒を、会見場に入室した順に引いていく形で組み合わせを決定。諸事情で欠席となった原宿ぽむ、上原わかな、芦田美歩、さとうもも(7・18後楽園でデビュー)の4選手の分は、司会進行役の白井李世リングアナが一番最初に代理で引いた。

 7・18後楽園大会で荒井優希の持つプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑む山下は、王座奪取に成功した場合、王者としてトーナメントに臨むことになる。Aブロックになった山下は1回戦で高見汐珠とシングル初対戦となり、勝ち進めばシードの辰巳リカと激突する。

 ここのところ、インターナショナル・プリンセス王座、プリンセスタッグ王座に挑戦し、善戦健闘して成長ぶりを発揮している高見は「山下さんと戦ったこと、2回くらいしかなくて。それも8人タッグと勉強のやつとかしかなくて。でもずっと山下さんに立ち向かっていきたいって、ちょっと思ってたので。こういう抽選じゃないと、なかなか実現しない試合だと思うので、当たり前に怖すぎるけど、めっちゃ大当たりを引いたんじゃないかなって思ってます。でも、みんなは“汐珠、大丈夫?”“ヤバくない?”って思うと思うけど、汐珠は絶対“限界自分で決めません!”」と山下の“決めゼリフ”を引用する度胸の良さで意気込んだ。

 山下は「汐珠とは初めてのシングルで。いろんな試合見てましたけど、今この通り結構空気飲み込む系な子だと思ってるんで。正直苦手なファイトスタイルなので、油断せずにぶっ潰しにいきたいなと思います。そして、このシードに辰巳リカがいるんです! 覚えてる方いらっしゃいません? 去年のプリンセスカップで辰巳リカと戦いたいって言ってたんですよ! で、かすりもせずにすれ違っちゃって、私寂しかったの! 2021年(5・4後楽園でのプリプリ王座戦)以来、私たち戦ってないんですよ。私はこのためにも、まず高見汐珠を油断せず、ぶっ倒して、辰巳リカと戦いたいなと思います。そしてその先にあるのはもちろん優勝でございます」と対戦を熱望していた辰巳戦を実現させたうえでの優勝を期した。

 これを聞いた辰巳は「私はずっと夏が嫌いで、近年好きになってきて。今年こそ優勝して夏女・辰巳リカになるって決めてるんです。ただちょっと、いや本当に何だ、これは! 汐珠、本当に頑張って。なんか去年の伏線回収みたいなことにはさせたくないので、本当に汐珠に頑張ってほしい! いきなりボス(山下)戦はNGなんで。それで私が優勝して、夏女・辰巳リカになります」と山下戦を回避しての優勝を宣言した。

 2019年、2020年覇者の瑞希は1回戦でらくと対戦するが、「ここ最近はトーナメントでいい結果が出せてない。いい結果は優勝しかないんですけど、出せてないから、これはもう私自身があまりにも天使すぎるからなのかなって思い始めてしまったので。今年は少し悪魔になって、らくちゃんを叩き起こして、その先にクセモノであるパミさん(ハイパーミサヲ)を成敗できたらいいなと思います。頑張ります」と意欲。

 らくvs瑞希の勝者と2回戦で対戦するシード枠のミサヲは「本当のクセモノはこの2人なんですね。だから私はどっちが上がってきても、とんでもない地獄になっちゃうなって、もう怯えてるんですけれども。この夏の地獄を乗り越えたら、私はすごく強いヒーローになれると思うので、優勝を目指して、どっちが上がってきても頑張りたいと思います」と話した。

 Bブロックでは、昨年準Vの遠藤有栖は1回戦で、モデルチェンジしたハットリ桜と激突する。遠藤は「私は去年初めて決勝までいけて。その時はここまで来れて、自分は成長したなみたいな、うれしいって思ってたんですけど、やっぱり一番じゃないっていうのが本当に悔しくて。とりあえず前に出てきた相手を倒して優勝します。そしてハットリ桜、覚えてるかな? 鳥喰かやだった時、初勝利をかけて戦ったことがあるの。その時、私負けてるのよ。それをここで返していきます。私が勝ちます!」と初制覇を誓った。

 ハットリは「誰が相手でも関係ない。拙者が上に。だが有栖殿。今のこの身ではだけれども、初勝利、そしてタッグトーナメント、お主に負けた。今とは関係ないが、この身の無念、今回晴らしてもらおう」と話した。

 Cブロックでは、前年覇者で前プリンセス・オブ・プリンセス王者の渡辺未詩が1回戦で小夏れんと対戦する。渡辺は「こんにちは、プリンセスです! 私は優勝したらこれ(トロフィー)、今、私のものなんですけど、2連勝(2連覇)ということで。2連続プリンセスにこの夏、輝きたいと思っています。そのためにも、まずはあんまり得意なタイプではないんですけど…。でも、プリンセスなので余裕です。毎年毎年なぜか年イチくらいで、だいたい夏のトーナメントで(愛野)ユキさんと当たるんですけど。勝ったら、ユキさんと当たりそうな予感がするということで。今年は嫌です。ユキさんと戦いたくないです」と言い出した。渡辺vs小夏の勝者と2回戦で当たる愛野が「じゃあ初戦で負けて!」と言うと、渡辺は「ヤダ! 私がプリンセスなのでそれはできません。今年も頑張ります」と語った。

 2024年の準優勝者である愛野は「今回まず初戦は未詩と戦うことになると思うんですけど…。去年も強敵・瑞希との初戦だったから、初戦全集中でいくとかって言ってたら、コロッと負けちゃったんで。今回はそういうことはあえて言わないでおきます。未詩とは、去年プリプリかけても戦ったし、トーナメントですごい当たってる気がするんで。本当はもう絶対勝つ!って言いたいところなんですけど、ちょっと今回は言わんときます。初戦が小夏になっても同じことです。絶対勝つって思ってるけど言いません。全員ぶっ倒して、また決勝という夢の舞台に駆け上がりたいと思います!」と2年ぶりの決勝進出に思いを馳せた。

 Dブロックでは、インター王者の鈴芽が新人の神嵜志音と対戦する。鈴芽は「シングル初めてだね。戦いたいと思ってました。そして、覚悟しろ! なぜなら夏はスズメバチが一番攻撃的になる季節です。ただ、このプリンセスカップでは、私はあんまり結果を残せていないんですよ。だからこそ、志音ちゃんも、予測不能なシードのぽむさんも、隣を勝ち抜いてくる相手も、その先も全部勝ち抜いてスズメバチの本領発揮します!」と力を込めた。

 現プリプリ王者で山下との防衛戦を控える荒井は1回戦で風城ハルと激突する。荒井は「ハルちゃんね、ちょっとキラキラ10代すぎてまぶしいんですけど。この好きに突き進んでる感じがハルの魅力で、私もそこが大好きなので、この試合でハルの致死量のキラキラを浴びつつ、荒井をもっとキラキラしていきたいなと思いますし。ハルを見てると、なんか荒井、大人になっちゃったんだなってすごい感じるんですよ。落ち着いちゃったんだなって。だからこの若さと触れ合って、若さをたくさんもらって、私が先に進みたいと思います。でも若さを私が得ていくんですけど、中島(翔子)さんには渡しません。頑張ります」とコメント。

 荒井vs風城の勝者と2回戦で当たる中島が「そういえばハルとは1対1で試合をしたことがないし、荒井ちゃんは今はベルトを持ってるけど、この時はどうなのかな?」と問うと、荒井が「持ってます!」と即答。中島は「持ってるんだったら、荒井ちゃんに勝ったら私がチャンピオンということだから。でもハルとも試合したい。でも荒井ちゃんに勝ってチャンピオンにもなりたいから、だから2人とも勝ち上がってきて3WAYで! そういうことだ!」と突拍子もないことを言い出した。

<トーナメント組み合わせ>

▼7・20浜松
①トーナメント1回戦
高見汐珠
vs
山下実優

②トーナメント1回戦
らく
vs
瑞希

③トーナメント1回戦
遠藤有栖
vs
ハットリ桜

④トーナメント1回戦
上原わかな
vs
芦田美歩

⑤トーナメント1回戦
凍雅
vs
さとうもも

⑥トーナメント1回戦
渡辺未詩
vs
小夏れん

⑦トーナメント1回戦
鈴芽
vs
神嵜志音

⑧トーナメント1回戦
風城ハル
vs
荒井優希

☆7・25大阪
⑨トーナメント2回戦
①の勝者
vs
辰巳リカ

⑩トーナメント2回戦
②の勝者
vsハイパーミサヲ

⑪トーナメント2回戦
③の勝者
vs
七瀬千花

⑫トーナメント2回戦
④の勝者
vs
HIMAWARI

▼7・30新宿
⑬トーナメント2回戦
⑤の勝者
vs
桐生真弥

⑭トーナメント2回戦
⑥の勝者
vs
愛野ユキ

⑮トーナメント2回戦
⑦の勝者
vs
原宿ぽむ

⑯トーナメント2回戦
⑧の勝者
vs
中島翔子

▼8・8両国KFC
⑰トーナメント準々決勝
⑨の勝者
vs
⑩の勝者

⑱トーナメント準々決勝
⑪の勝者
vs
⑫の勝者

⑲トーナメント準々決勝
⑬の勝者
vs
⑭の勝者

⑳トーナメント準々決勝
⑮の勝者
vs
⑯の勝者
※トーナメント終了後、準決勝の組み合わせを抽選にて決定

▼8・16豊中
トーナメント準決勝2試合

▼8・23後楽園
トーナメント決勝戦

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