【試合詳細】5・16 アジャコングデビュー40周年記念自主興行 アジャコング&米山香織&水波綾&志田光vs野崎渚&安納サオリ&VENY&上福ゆきwith雪妃真矢

『アジャコングデビュー40周年記念自主興行「夢の宴」-DREAM FESTIVAL-』
日程:2026年5月16日(土)
開始:15:00
会場:沖縄県・豊崎海浜公園 美らSUNビーチ多目的大広場
観衆:
▼栃木プロレス提供試合・タッグマッチ30分1本勝負
◯永尾颯樹/砂辺光久
タイム不詳 ジャーマン・スープレックス・ホールド
馬場拓海/●北村彰基。
▼タッグマッチ30分1本勝負
◯中島翔子/網倉理奈
11分11秒 ダイビング・セントーン→片エビ固め
岩田美香/●彩芽蒼空
▼タッグマッチ30分1本勝負
●シン・広田・葛飾さくら/香藤満月
15分37秒 ふらふらどーん→体固め
◯ウナギ・サヤカ/花園桃花
▼タッグマッチ30分1本勝負
井上京子/◯松本浩代
8分50秒 ロックドロップ→片エビ固め
山下りな/●岡優里佳
▼6人タッグマッチ30分1本勝負
朱里/◯彩羽匠/橋本千紘
13分42秒 ランニングスリー→エビ固め
●関口翔/青木いつき/梅咲遥
▼8人タッグマッチ30分1本勝負
◯アジャコング/米山香織/水波綾/志田光
20分40秒 裏拳→片エビ固め
野崎渚/安納サオリ/VENY/●上福ゆきwith雪妃真矢
アジャコング「今日だけは本音言います。私が一番楽しかった!」。デビュー40周年記念自主興行「夢の宴」沖縄詳報!
ドシャッ!と大音量で振り出した大雨。まさかまさかの、豊崎美らSUNビーチ上空にだけ、真っ黒な雨雲襲来。スマホを見ると、この真上だけ大雨予報…? その数分後の出来事だった。アジャをして「スーパー雨女」と言わしめる松本浩代。ベテランとも呼ばれるようになったキャリア20年選手が、関係者入口で立たされ、アジャがお説教。幸いにも雨雲は30分で移動し、その後は晴天の予報。雨なのか冷や汗なのか、すでにびしょびしょのスタッフを包み込むように、ぱあ~っと空は晴れた。
第0試合

栃木プロレス提供試合のタッグマッチで、永尾颯樹&砂辺光久vs馬場拓海&北村彰基。
沖縄入りからここまでとにかく忙しく動き回っていた4名が、ため込んだパワーを一気に爆発させるようなダイナミックな攻防を展開!
パンクラス三階級制覇の片鱗を見せる砂辺、その蹴りで良い音を響かせる。
馬場"BB"拓海も負けじとバネを感じる良い蹴りを放つ。
空を掴むようなアクションから顔面ウォッシュを繰り出す北村。
物凄い高さからエルボードロップ、北村を追い込む永尾。
決着は永尾が見事に描いた人間橋! オッキー沖田による生実況も加わり、見事に会場が暖まった。
オープニング
アジャコングの挨拶の後、クラッシュ・ギャルズの2人が登場! 沖縄に2人が揃って登場するのも40年ぶりという。これまたファンには嬉しいところ。
そしてアジャ本人も親交があり大ファンだというMAXの4人が登場! 生歌のサプライズにお客さんは一気にヒートアップ!
第1試合

選手は全員MAXの生歌!!で入場! そりゃ選手もテンションは上がる!
岩田、切れ味のあるキックを放ち、どうだと言わんばかりの表情を見せる。
中島と網倉がダブルで彩芽を圧殺!
得意のスネ蹴りで反撃する彩芽。この後注意する村山レフェリーもスネ蹴りの餌食に。
最後は網彩芽に、網倉、中島が連続ダイビングセントーン! 文句なしのフィニッシュだった。
第2試合

ここから急激に晴れてきた。
リングサイドでは花園に巻き込まれる青木いつき。手拍子は止めなかった。
事前に「沖縄だったら貝の水着、貝を付けて盛り上げよう!」と宣言していた広田。ホタテで登場!
ウナギ・花園に約束の貝殻を着けさせ、なんとか公約を守った広田葛飾区議会議員。この後、トミーレフェリーも巻き添えに…。
ホタテに包まれで足元が見えないが、見事なバランスを見せる広田。バウンドしてトップロープに戻ることも成功させる。
観客の「もう一回」コールに応えるも二度目はあえなく失敗。「お前らのせいだ~!」と有権者にクレームを付けていた。
香藤のダイブを、花園が決死のローリングで回避!
広田は香藤にホタテクローを誤爆するも、花園、ウナギと連続でホタテクロー。更にウナギにカンチョーを喰らわす。
とどめのホタテクローを狙うが、ふらふらのウナギが広田にどーんとぶつかり、そのままフォール。
第3試合

岡「井上京子、出て来ーい!」、山下「ビビってんのかー!」との叫び声から始まったこの試合。2人とももれなく井上京子にぶっ飛ばされた。井上「京子"さん”な!」と念押し。
その後も井上と松本につかまる岡。なんと山下が井上をバックドロップで投げ切り、救出!
これをきっかけに山下と岡が反撃開始。
オカティカ(飛び付き旋回式ワキ固め)で岡が松本をとらえ、締め上げる。山下も井上をスリーパーで捕まえ、しっかりフォロー。エスケープされるも、岡は松本をフィッシャーマンズ・スープレックスで追い込む。トドメとばかりにコーナーに上がるが、そこは井上が雪崩式ブレーンバスター。
大迫力のダブルタックルで、岡と山下と分断。クロスボンバーで動きを止められた岡に、松本のロックドロップが火を噴き、完全決着!
クラッシュ・ギャルズ トークライブ

休憩を挟んで改めてクラッシュ・ギャルズによるトークライブ。
全女時代、2人のジャパングランプリでの公式戦30分一本勝負は奥武山体育館で行われた。互いに負けたくない相手。手のうちは知り尽くしているため時間切れドロー。エアコンの無い時代、指先から汗がポタポタ落ちる状態で戦い抜いたという。
当時、複数人いた全女の営業スタッフが宜野湾市と糸満市で同時刻に試合を入れていたことがあり、
長与「歌を歌って試合をやったらそのまんま移動して、マイクを置いたらそのままカーンですから(笑)」
飛鳥「良くやってたね、良き思い出(笑)」
と、当時の忙しさと昭和の緩さに笑いが起きた。
全女は北海道から沖縄まで全国巡業しており、殺人的なスケジュールの中でも、
飛鳥「沖縄の巡業の時は万座ビーチに行くことが許されてね。旅感が味わえて良かった」
長与「あと星の砂買って帰った。東京の人はみんな喜んでくれたんだよね」
飛鳥「あたし、海ぶどうそのまんま買って帰ったら、しわしわになっちゃってて食べれなかった(笑)」
長与「他にはハブ酒も買って帰ったね。自分は飲めない(呑めない)けどおみやげとして」
飛鳥「あたし、ヘビがダメ。ヘビがそこにいたら、おしっこもらしちゃう」
ここでオッキー沖田アナが緊急ゴング! 「ありがとうございました! おしっこが出た時点で終了でございます(汗)」。強制終了となった。
第4試合

序盤からガッチリ、トリプルロックで朱里、彩羽、橋本組。
好連携で攻めてゆく関口、青木、梅崎組。
橋本相手に果敢にエルボーを打ち込んで行く梅崎。一度は返されるが再トライ、見事にブレーンバスターで投げ切って見せた!
関口は彩羽にドロップキックを突き刺し、三角絞めを狙う。彩羽も必死にエスケープ。
朱里のアシストを受けて関口にダイブした彩羽。羽を広げるごとく文字通りスワントーンボム。観客から「うわあ~(汗)」と漏れるほど強烈だったハイキックサンド。これで決まってもおかしくなかったが、彩羽がダメ押しのランニングスリーでトドメを刺した。
関口は青木に担がれて退場。
第5試合

メインイベント、遂にアジャコング登場! MAXのリズムに合わせて揺れるニューガウンが抜群にカッコイイ!
アジャコングがコールされると想像以上の大歓声!
開始早々の場外乱闘では「選手にお酒を与えないでください!」という声の先を見ると、「ちゃんと自分で買いました!」と主張する志田(いや、そこじゃないんです)が、野崎と共にお客さんとハブ酒で乾杯!
カッと呑み干した野崎! 「やりたい放題じゃねえかコラー!」とは村山レフェリー。
酔っ払い志田に向けてムーンサルトアタックを敢行したVENY。
数値以上の距離感を感じてしまう米山とVENYのマッチアップ! 客席から「よねちゃーん(笑)」と声が飛ぶ。大方の予想通り米山が捕まってしまう。
抜け出した米山に替わり水波が入ると、相手チーム4人を順番にチョップ葬。上福、VENY、安納の順に10発程度で投げ飛ばすも、一番奥にいた野崎は123発も喰らうハメに…。
ナックルとビッグブーツでやり返す野崎だったが、胸板は真っ赤…。
臆することなくアジャを攻め続けた上福。逆光の中で極めた湘南台卍は特にカッコ良かった。
「テメえ酔っぱらってるだろ!」と言われていた志田。この日、2度にわたりアジャに竹刀を誤爆させた。
その怒りをぶつけるが如く一斗缶で相手チームを蹴散らす。当然、セコンドの雪妃にもガツン。
40周年マッチを締めくくったのは、上福への強烈な裏拳!
エンディング
ラストはMAXと共にリング上で「Ole! Happy Birthday」をいっしょに歌い踊り、満たされた表情を見せたアジャ。リングサイドの選手もお客さんもとても幸せそうな表情でリズムに乗っていました。
リング上から選手、関係者に丁寧にお礼を述べた後、「今回の参戦選手は私が自信を持ってお勧めするレスラーです。女子プロレス、元気な選手たくさんいます。どんどん全国に轟くと思うのでお近くに来た際はぜひ女子プロレスの応援よろしくお願いします!」と後輩たちのことも応援したアジャ。確かにこの日集まった選手たちはどこでも活躍できる一流どころ。全員数日前から都内に居なかったのだから、それはもうプロレス界が困ってたんじゃないかと思うほど。
〇バックステージ
アジャコング「いろんな想いが溢れかえりました。お客さんが観てよかったな、楽しかったなって思ってもらえれば何よりだなと思います。思いますけど、いつもお客さんが楽しんでくれるのが何よりだって言いますけど、ごめん、今日だけは本音言います。私がほんとに楽しかったので、それで全てオッケー!私の夢の宴がみんなの協力で形になって、最高の40周年が出来たので、大満足です!」
全曲MAXの生歌で入場し1試合で2曲、オープニングとエンディングで1曲ずつ、つまり計12曲のライブパフォーマンス。しかも入場曲のセレクトはアジャ自ら行ったもの。試合ごとに選手のイメージに合わせ選曲したという。自主興行、周年興行はとかく東京都内で行うことが多いが、海のすぐそば晴天の芝生の広場、MAXのライブが行われるわ、現役一流レスラーによる試合があるわ、レジェンドトークライブがあるわ、キッチンカーに囲まれ食も楽しめるわ、ここまでエンタメが詰まったフェスは沖縄ならではかつアジャコングならでは。
40年プロレス界を生き抜いてきたアジャコングのいろんな意味の強さを感じた、お世辞抜きに素晴らしい"宴”でした!
















