【インタビュー】「全勝優勝・二連覇します!」真夏のリーグ戦“火祭り”、前年覇者ハヤブサが決意表明!
- 2026-6-7
- コラム, ニュース
- プロレスリングZERO1

プロレスファンが歓喜と感涙、衝撃のデビュー戦(20025年4月27日 両国国技館)から1年少々経過。当然のごとく、今年も火祭りの季節がやってきました。昨年は無敗で優勝、今年も優勝し二連覇を狙うハヤブサ選手にその決意のほどをお聞きしました。(取材:スレンダー川口 @slender_kg https://x.com/slender_kg)
――つい先日、5月27日の超日本プロレス上野大会では大家健選手が「ハヤブサと戦いたい!」と
ハヤブサ「びっくりしました。はい」
――そのまま7月6日、新宿FACEでシングルが電撃決定
ハヤブサ「決まりました。すぐ連絡が来ましたね」
――SNSでは大家健に抱き付かれた内田さんが、物凄くイヤな顔をされてました(笑)
ハヤブサ「わははは!大量の汗がね、きっと」
――リーグ戦の日程のほぼ真ん中に、曲者シングル戦が入ってしまいました
ハヤブサ「そうなんですよね。会社に確認したら日程は空いてたんです。空いてるんですけど7月4日大阪、7月5日京都の次なんですよね。どっちも公式戦が続いた後だったらイヤだったんですけど、京都終わりでこっち戻ってきた後の夜なんで、まあ大丈夫だろうと」
――公式戦は7月4日大阪、土肥こうじ選手ですね
ハヤブサ「じゃあ7月5日は多分、タッグ戦とかになるかな。良かったです」
――大家選手とは初対決です
ハヤブサ「3月のマンデーマジックで今成選手と試合したので、勝手に似てる雰囲気を、今成選手と大家選手に似てる雰囲気を感じてるんで、まあまあ、事前に予習出来てるから大丈夫かなと」
――6月13日~8月7日まで長期間に渡るリーグ戦で、しかも他団体参戦もある。星取以外にもコンディション維持がキーになりますね
ハヤブサ「昨年特に思いましたね。初めてこういうリーグ戦、長期1カ月半ぐらいのものに参戦して、コンディションはやっぱり大切だなと思いました。かといって特別何かをしてますみたいなことはないんです。休む時には休むだったり、メリハリをつけて生活するってことぐらいで。休むと決めたら『今日はトレーニングはしない』みたいな」
――火祭りのこのブロック分け、なかなか当たりの厳しい選手がいるわ、曲者がいるわで

ハヤブサ「参戦選手、今回も本当に豪華で。皆さんそれぞれに強さがあるので、どっちのブロックが楽だってことはないと思います。Aブロックも厳しい選手ばかりですし」
――クリス・ヴァイス負傷欠場でどうなるやらと思ったら、宮本裕向緊急参戦
ハヤブサ「会見でも宮本選手が言ってたんですけど、去年も関本選手の代役で出場されて、二年連続代役出場という。でも2018年かな、火祭り優勝されてるんですよね。クリスが欠場してもリーグ戦自体の格が落ちることなく、強い選手、宮本選手に参加してもらえて本当にありがたいですね」
――ベテランはこういうリーグ戦の戦い方も知ってるでしょうから
ハヤブサ「キャリアも長いんで、全然油断できない相手ですね」
――得意なタイプというか、パワーファイトで来る選手の方が得意なのかなと想像しています
ハヤブサ「あまり考えたことはないですが、パワーファイターといいますか、まっすぐな選手の方が、こちらとしても次の展開だとか読みやすいので、戦いやすいのはあると思います。変則的なファイトスタイル、それこそ今回のメンバーだったら黒潮TOKYOジャパン選手が一番戦いづらいんじゃないかなと、なんとなく思ってますね」
――ブロックが分かれてよかったですね
ハヤブサ「でもやってみたら面白い試合にはなると思うんです。縁があったらシングルマッチをやってみたいと思ってます」
――会見では王者・松永選手が、決勝は山梨プロレスの佐藤嗣崇選手と戦いたいと
ハヤブサ「佐藤選手もまずデカい。火祭りの中だと石川選手が一番大きいと思いますし、土肥選手も羆嵐選手も大きいんですけど、佐藤選手は今言った他の3選手よりも長く、ZERO1に定期参戦してもらってると思うんです。ZERO1の選手に限ると一番デカい選手だと思うので、去年の火祭りで試合してるんですけど、やはり大きくて強くて、しかも速かった。今回も強敵だと思ってます」
――もちろん連覇を狙うわけですが、決勝は誰と戦いたいとお考えですか。
ハヤブサ「向こうのブロックも本当に強い選手ばかりなんで、予想が難しいんですけど、希望は長井選手。キャリアもまだ1年目とかなので現実的に難しいとは思います。でも彼の試合を見て、そのポテンシャルを凄い感じてますし、何かのきっかけで一気に爆発して上に来る選手だと思います。今回それが爆発して、仮に決勝に来る形になったら、この火祭りっていうものがめちゃめちゃ面白くなると思うんですよね」
――長井満也選手の長男ということで、長く見ているプロレスファンもその爆発に期待してます。
ハヤブサ「予想としては、反対ブロックに今年僕がシングルで負けてる選手、石川選手と松永選手と田中選手と3人いるので、この3人のうち1人が上がってきてもらえたら、決勝でね、1個借りを返すことができるなと思ってますね」
――2026年上半期は大型シングル戦が続きました。2月7日に石川修司、3月20日に中嶋勝彦、4月3日にBUSHI、4月6日に丸藤正道、いずれも敗北しましたが、得たものは大きかったのではないかと。
ハヤブサ「シングルでなかなか結果が出てないのが続いてる状態なんで、その殻を破るじゃないですけど、またスランプでもないんですけど、脱却したいなと思ってます。なかなか言葉にするのは難しいんですけど、自分の中で得たものは大きい。負けたけども、なんなら勝つよりも得たものが大きかったんじゃないかなと思ってますね」
――BUSHI選手なんかはタッグマッチだと陰でずっと良い仕事してるタイプ。それがシングルとなると、やっぱり実力者なんだなって感じますか?
ハヤブサ「思います、思います」
――ネプチューンマンが言ってたやつですけど、ロックアップで実力が分かるとか
ハヤブサ「あ、ありますよ。それに近いのは全然あります」
――おお!その感覚ぜひ教えてください!
ハヤブサ「多分一般の方に伝えるのは難しいんですけど、う~ん、例えば腕相撲って組んだ瞬間に、『この人強いな』って分かるじゃないですか。あんな感じです。組んだ時に『あ、こいつ強いな』っていうのが伝わりますね。でも腕相撲と違うのは、組んだ時にそれが分からない選手もいるんですよ。そこでは分からないのにしっかり強い選手」
――レスラーだけがわかる感覚!
ハヤブサ「ちょっと不思議なんですけど、組んだだけでは分からない感覚ってのがあって、身体の柔らかさなのか…。それこそ丸藤選手なんかは、組んだ時に感じる力強さみたいなのはそんなになかったんですよ。元々情報として、キャリアも長いし絶対強いのは分かってたんで、そこで気を抜くことなんてことなかったんですけども、力強さというより、なんか不思議な感覚が」
――すごい漫画っぽい感じがしてわくわくします
ハヤブサ「いや~、本当に上手く伝えられないのが悔しいです(笑)。なんかエネルギーがぐわ~って来る選手と違って、そういうのは来ないけど、何でしょうね、深さを感じるっていう」
――ああ、「深さ」に納得!
ハヤブサ「なんかこう、底知れない力を。不気味な感じといいますか。多分お客さんに『上手い』と思われてる選手は、組んだ時にそういうエネルギーが伝わりづらいイメージです。内に秘めておいて、ここだっていうときに解放するっていうか、そんな選手が多い気がしますね。ちなみにうちの田中さんなんかは、もう組んだ瞬間に『あ、強いわ』と感じるんです」
――分かりやすいですね
ハヤブサ「黒潮TOKYOジャパン選手なんかも、もしかしたら組んだ瞬間は力強さっていうか、エネルギーみたいなものが伝わってこないかもしれないですね。上手い選手、懐が深い選手はその傾向が多いと思ってます」
――個人的にはAブロックの羆嵐選手、コスチュームも良いし好きなんですよ。要所要所で吠えるのも
ハヤブサ「はい、自分も好きですね。でも昔ちょっとモヒカンヘアだったのに、最近ちょっとオシャレになってきてるんですよ。ちょっと残念だな~(笑)」
――洒落っ気出さずにいてほしい(笑)。でもイジリやすいかも
ハヤブサ「人柄がちょっと、いじりやすい感じもあるんでね、ふふふ。でも羆嵐選手、あの体格でここって時は凄い速いんですよ。最後のフィニッシュのセントーンに入る時なんて特に。あの大きさで身軽に動かれると、我々みたいなレスラーは商売あがったりなんでやめてほしいですよね(笑)。今回大きい選手が多くて、ヘビー級のリーグ戦だなって感じがします」
――ご自身のBブロック初戦は中嶋勝彦選手です。
ハヤブサ「前回は本当に初対決、とりあえず中嶋勝彦という選手のことを知らない状態で戦ったわけで。今回はある程度知ってる状態で挑めますし、まだ僕の技を全部、中島選手にぶつけられてないんですよね。ファイアーバードも当てられなかったし。僕は前回負けた身で、ノーザンライトだったりバーティカルスープレックスだったり、多分ほぼほぼ中嶋選手の技を受けたし。僕の方が前戦で得たものが多いと思うので、その差で今回は勝つ。前回の借りを返したいなと思ってます」
――そこ有利かもしれないですね。Bブロック内でシングル初対決といいますと
ハヤブサ「橋本大地選手と土肥こうじ選手ですね。土肥選手はスゴイ身体してますよね。分厚い。フィニッシュもヒトゴロシラリアットかな。なんか物騒な名前つけるな~と思うけど(笑)、でも名前負けしてないというか、本当にそう思わせる技ですよね」
――ラリアットで決着って「やっつけた」という絶対的な説得力が必要ですから
ハヤブサ「凄いですよね。脅威です」
――橋本大地選手、破壊王二世として本当にいろんなプレッシャーがある中でキャリアも15年、ここまで成長して。ご自身も重なる部分があろうかと思います。
ハヤブサ「しっかり自分のスタイルだったり色だったり、身につけてますよね。プレッシャーという面では、僕も結構いろんなところで言ってるんですけど、あの日(20025年4月27日)を迎えるまで、両国国技館が崩れちゃうとか、自分に非がない形で興行が無くなればいいな~とか思っちゃうぐらい、ほんとメンタルが急激に上下してたんですよね(笑)」
――もう「100点か0点か」みたいな見られ方するじゃないですか
ハヤブサ「皆さんに『あのハヤブサがいた』っていうようなことをSNSでも各メディアでも書いていただいて、本当にありがたかったです。やる前は賛否で言ったら否の方が多かったと思うし、それは江崎さんが凄かったから『あれが出来るのか?』という冷笑のようなものから、『大丈夫なの?』みたいな心配する意味での否もあったと思うんです。突き詰めたら僕は江崎さんじゃないので、厳密にはハヤブサではない。実際はそこじゃなくて『リング上にいるのがハヤブサなんだ』と思って見てくれる方が多くて。皆さんのおかげで、まずは1年やってこれたなと思ってます」
――以前、田中将斗選手にインタビューした時、「ハヤブサの名前を継ぐのにどんだけの努力と覚悟があったか。相当肝座ってる」って絶賛していました
ハヤブサ「田中さんもそうですし、人生さん(新崎人生)とか佐々木さん(マンモス佐々木)とか、江崎さんを直接知ってる当時の方がまだ現役で、お会いする機会も多くて、皆さんほめて下さるんでありがたい限りです」
――海外でも大きな反響が
ハヤブサ「ほんとに。海外の方がもっと反響があったというか、言葉なんて分からないのに『HAYABUSAー!』って寄って来てくれるんですよ。江崎さんのハヤブサが如何に素晴らしかったか、偉大だったのか分かります。だから余計にイメージを損なわないように、僕も江崎さんというかハヤブサのファンだったんで、勝手にですけど、僕が思うかっこいいハヤブサの動きだったり技だったり、しっかりやっていきたいと思ってます」
――ハヤブサ愛が伝わってきて嬉しいです
ハヤブサ「僕なんかよりずっと思い入れある人がいっぱいいると思うんです。そういう方に、無理にハヤブサとして認めてくれって言うつもりはないんです。でも僕を通じて、いろんな方に江崎さんのことを知ってもらったり、そういうこともあると思うんです。なんていうか…(上を向き言葉に詰まる)あの、本当にこの1年、僕がやってるハヤブサに対して、温かい気持ちで応援してくれる方が多くて、本当に感謝しています」
――まだまだ見たい対決もありますし
ハヤブサ「ZERO1のプロレスって、僕はすごい面白いと思っていて。別に他のところを腐すつもりも無いですし、どこより面白いとかそういうことは言うつもり全く無いんです。もっとZERO1の活動を広めていって、多くのお客さんに見てもらって人気も出れば、参戦選手もABブロック10人ずつ、計20人参加みたいな未来も想像できなくはないですよね」
――5人x4ブロックで夏前から夏の終わりまで駆け抜けるような
ハヤブサ「4ブロックで4選手出して、決勝で準決・決勝ワンデーみたいな。やる方は大変ですけど、絶対面白いですよね。最近暑くなるのが早すぎるんで、火祭り開幕もどんどん早くなりそうだな(笑)」
――ブロック分けするとゲーム性が出てくる。今度は星取りが上手な選手とか曲者が、こう強くなってきたり
ハヤブサ「広げていきたいですね、ZERO1の面白さ」
――目標はもちろん優勝、つまり二連覇!
ハヤブサ「去年無敗ではあったんですけど、実は1個引き分けてます。だから今年はひとつも負けるつもりはないんです。ZERO1人気に火を付けるように、今年は頑張りたいと思ってます。全勝優勝・二連覇の軌跡をぜひ会場まで観に来てください! お楽しみはこれからだ!」
公式戦全日程:https://x.com/ZERO1_Wrestling/status/2057745240233251103?s=20
全日程チケット:https://x.gd/8uahl
◆6月13日(土)【開幕戦】
東京・新木場1stRING(開始18:00/開場17:30)
▼Aブロック公式戦30分1本勝負
田中将斗vs黒潮TOKYOジャパン
石川修司vs長井隆之介
▼Bブロック公式戦30分1本勝負
ハヤブサvs中嶋勝彦
佐藤嗣崇vs土肥こうじ
◆6月21日(日)
岐阜・じゅうろくプラザホール(開始13:30/開場13:00)
▼Aブロック公式戦30分1本勝負
松永準也vs羆嵐
▼Bブロック公式戦30分1本勝負
宮本裕向vs橋本大地 ※
◆6月28日(日)
東京・新木場1stRING(開始12:00/開場11:30)
▼Aブロック公式戦30分1本勝負
田中将斗vs羆嵐
松永準也vs黒潮TOKYOジャパン
◆7月4日(土)
大阪・アゼリア大正ホール(開始16:00/開場15:30)
▼Aブロック公式戦30分1本勝負
松永準也vs長井隆之介
石川修司vs羆嵐
▼Bブロック公式戦30分1本勝負
宮本裕向vs中嶋勝彦 ※
ハヤブサvs土肥こうじ
◆7月5日(日)
京都・京都KBSホール(開始13:30/開場13:00)
▼Aブロック公式戦30分1本勝負
田中将斗vs石川修司
羆嵐vs長井隆之介
▼Bブロック公式戦30分1本勝負
橋本大地vs土肥こうじ
宮本裕向vs佐藤嗣崇 ※
◆7月11日(土)
東京・TOKYO SQUARE in Itabashi(開始18:00/開場17:30)
▼Aブロック公式戦30分1本勝負
黒潮TOKYOジャパンvs長井隆之介
▼Bブロック公式戦30分1本勝負
中嶋勝彦vs橋本大地
ハヤブサvs佐藤嗣崇
宮本裕向vs土肥こうじ ※
◆7月18日(土)
東京・新木場1stRING(開始12:00/開場11:30)
▼Aブロック公式戦30分1本勝負
松永準也vs石川修司
黒潮TOKYOジャパンvs羆嵐
▼Bブロック公式戦30分1本勝負
橋本大地vs佐藤嗣崇
◆7月25日(土)
神奈川・横浜ラジアントホール(開始17:00/開場16:30)
▼Aブロック公式戦30分1本勝負
田中将斗vs長井隆之介
▼Bブロック公式戦30分1本勝負
ハヤブサvs橋本大地
中嶋勝彦vs土肥こうじ
◆7月26日(日)
千葉・浦安オリエンタルホテル東京ベイ(開始13:00/開場12:00)
▼Aブロック公式戦30分1本勝負
松永準也vs田中将斗
石川修司vs黒潮TOKYOジャパン
▼Bブロック公式戦30分1本勝負
ハヤブサvs宮本裕向 ※
中嶋勝彦vs佐藤嗣崇
◆8月7日(金)
東京・後楽園ホール(開始19:00/開場18:00)
【火祭り2026優勝決定戦】
▼Aブロック1位vsBブロック1位
※クリス・ヴァイス負傷により宮本裕向が緊急参戦
<プロフィール>
■ハヤブサ
2025年4月27日、両国国技館で開催されたルチャフェススペシャルで、田中将斗を相手に「復活」。同年6月より開催された火祭り2025では無敗のまま決勝に進み、クリス・ヴァイスにフェニックス・スプラッシュを決めて優勝。同年7月7日よりZERO1に所属。
















