VHSが公認凶器の王座戦でゴキブリが新王者へ!「いま非常に経済が混沌としています」

16日、新木場1stRINGにてTTTプロレスリング『RISING4』が開催。メインイベントではマスクドミステリーの持つTTT認定インディー統一無差別級王座に【ゴキブリ商会】藤原秀旺(ふじわらしゅうおう)が挑戦した。
TTTプロレスリングは、故・ターザン後藤さんが掲げた“インディー統一”の遺志を受け継ぐガッツ石島が旗揚げした団体。90年代インディーの空気を色濃く残したディープなメンバーが参戦しており、令和最新型の“平成”を創り上げている。
旗揚げ直後にコロナ禍に見舞われていきなり解散の危機に瀕したTTTだったが、その後は右肩上がりに勢力を拡大。2024年12月28日に後楽園ホール大会へ初進出し、2025年1月9日に2回目の後楽園大会を実施。2027年1月9日にも後楽園大会開催が決まっているなど、団体は上昇気流に乗っている。
4月大会で大家健に流出していたベルトを取り戻したミステリーは、「3年近くぶりにこのベルトが俺の腰に帰ってきました。これからこのベルトを持って、俺がこのTTTマット引っ張っていく。そして、遠い未来だけど見えてる未来。27年1月9日後楽園ホール大会でタイトルマッチやって、ちゃんとベルトを持って降りる。その長い道筋が今見えています。ただまだまだ超えていかなきゃいけない相手がいます。俺がシングルマッチで1回も勝ったことがない相手の一人。このTTTの旗揚げ戦で、俺が持っていたミズーリ州ヘビー級のベルトをとられた相手。藤原秀旺、まず藤原秀旺を踏み越えて俺の旅がまた始まるんだ」と次期挑戦者に秀旺を指名。
秀旺は「生活困窮者のために仮想通貨の秀コインを作って広めていく」と長々と宣伝をしながらも、『VHSマッチ(=ビデオテープが公認凶器となるデスマッチ)』でなら王座戦を受けると要求し、ルールは棚上げにされながらも王座戦は決定した。

試合開始前にノーDQマッチへ変更され、秀旺がリングにVHSを大量にバラマキ試合開始。
グラウンドの攻防はミステリーが潰していくも、秀旺はVHSで顔面を打ち付けて逃れ、さらにVHSテープを引っ張り出してのチョーク攻撃とVHSを巧みに使って攻めていく。
VHSケースに隠されていたパウダー攻撃から、VHSを足に養生テープで巻き付けてのニールキックを叩き込んでいくもミステリーはこれを耐え、ショルダースルーで秀旺をVHSの山に叩き込んでボディスラム。ゴキブリ商会がリングになだれ込むがミステリーは次々チョークスラムで迎撃すると秀旺をVHSで殴りつけていくが、3発目を秀旺がガードするとロマンティックを突き抜けろ!(=バックドロップ)でVHSに叩きつけフォールし3カウント。秀旺が一瞬の隙をついて勝利を奪った。

新王者となった秀旺は「いま非常に経済が混沌としています。今世界統一通貨秀コインをやらせていただいてるんですけど、そんな中でもう1つ秀ペイという新たなる電子マネーをやりたいと思っています」と謎なアピールを続ける。
そこへガッツ石島が現れて挑戦を表明し、秀旺も6月20日新木場大会での王座戦を決定した。
取り戻したと思ったらまた流出してしまった無差別級王座。因縁深き秀旺を相手に、ガッツがどのような試合形式で挑むのかにも期待だ。
















