ZERO1後援会・一華開の大村会長追悼大会で大谷「会長にお世話になったプロレスを一生懸命に続けていきます!」
- 2015-9-20
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- プロレスリングZERO1
“破壊王”橋本真也さんの後援会として、日本で初めに発足した一華開。その歴史は20年を超す。その後、大谷ZERO1を支持し、チャリティープロレスを含め、プロレスリングZERO1の“父”として活躍した大村充会長。
大谷晋二郎、高岩竜一、田中将斗、日高郁人、佐藤耕平、崔領二……すべての選手に、厳しくも暖かい応援を繰り返ししてくれる存在であった。そのゼロワン講演会 大村会長の追悼興行が9月20日、岐阜商工会議所大ホールで行われた。
備長吉兆やpresentsZERO1岐阜大会
〜ZERO1後援会・一華開 大村充会長追悼10カウントゴング〜
日時:2015年9月20日(日)
開場:16:30 開始:17:00
会場:岐阜商工会議所大ホール
▼第1試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○横山佳和
6分03秒 スパイラル式デスバレーボム→体固め
●ブッファ
オープニングは、ZERO1の元気印・横山が登場。
今大会に追悼10カウントを行う、一華開の大村会長に、最後にかわいがられた選手が、だれあろう横山であった。
いつも「お前は弱いのぉ」と、言われ続けても、「がんばれ」と、励まされ続けてきた。
最後には、昨年のチャリティ試合にて、見事勝利を納めた横山へ「強くなったな」との言葉が最後となった。その気持ちからか、攻められ続けても、最後まで耐え抜き、見事な逆転勝利をゲットした。
<試合後コメント>
横山佳和
「会長に、今日の勝利を見てもらえたと、勝手に思います。
厳しい言葉ばっかりでしたけど、まだまだですけど、会長に言われたことを胸に、精進していきます。
だからこそ、言わせてもらう!
磐城がすんなりUNに挑戦するのは納得がいかないけど、でも、俺はチャンスは自分で掴む。
23日の将火怒とのシングルマッチを挑戦者決定戦にして下さい。将火怒を倒して必ずチャンスをつかみます。」
▼第2試合 シングルマッチ 30分1本勝負
藤田峰雄/●ショーンギネス
10分06秒 山折り→片エビ固め
○崔領二/菅原拓也
▼第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負
△将火怒
2分12秒 両者リングアウト
△ディアブロ
<再試合>時間無制限1本勝負
△将火怒
4分52秒 両者反則
△ディアブロ
▼第4試合 備長吉兆やpresents 小幡優作デビュー10周年記念 タッグマッチ 30分1本勝負
佐藤耕平/○小幡優作
15分49秒 ダイビングWニードロップ→片エビ固め
●KAMIKAZE/ジェームス・ライディーン
デビュー10周年記念試合を岐阜で行うことができた小幡。
そのため、対戦カードは、かなり前から決定しており、くしくも23日にタイトルを控えるチャンピオン・耕平とのタッグとなった。先発を買って出た小幡。
KAMIKAZEと、互角に力比べで対抗も、ライディーンには、幾分か引かざるをえなかった。
それを見た耕平は「代われ!」と手を伸ばすも、小幡はこれを頑なに拒否。当然、きっちりとしたタッチや、合体攻撃などはなく、実質の1vs2へ。
これをKAMIKAZEが見逃すわけもなく、攻め続ける。
エルボー合戦は、気合の1分越え。しかし、最後は粘るKAMIKAZEを大飛行膝爆弾で勝利! 大逆転となった。
<試合後コメント>
小幡優作
「ずっと勝てなかったKAMIKAZEに勝った。この勢いで耕平にも勝つ!
一切迷いはない。23日後楽園で耕平を倒して俺がZERO1の顔になる!」
▼第5試合 一華開 大村充会長追悼タッグマッチ 30分1本勝負
大谷晋二郎/●高岩竜一
19分38秒 スライディングD→片エビ固め
○田中将斗/日高郁人
試合は大村会長の好物である、まさに「これぞZERO1!」のゴツゴツファイト。
全員が「負けるか!」という、気持ちを持ち、それぞれがそれぞれの想いをぶつけた。試合後、マイクを持った大谷は「本日、お越しいただきました皆様、そして関係者様。そしてなにより大村会長。本当にありがとうございました。
時に厳しく、でも、暖かく。
いつも見守っていただいて本当にありがとうございました。
会長はよく、こうおっしゃっていました。
『俺はそんなにプロレスが好きじゃない!』と。
でも『お前らが一生懸命にプロレスをしていくなら、俺も一生懸命にプロレスを応援するよ!』と。
ぼくは会長に、何一つ恩返しができていません。
でも、このたった一つのプロレス。会長にお世話になったプロレスを、一生懸命に続けていきます!
会長の教え。『一期一会』の教えの下、これからも、感謝の気持ちを忘れないで行きます!
会長、いままで、本当にありがとうございました!」<試合後コメント>
大谷晋二郎
「当団体ZERO1、後援会・一華開の大村会長の追悼式。
内輪的になってしまったことは、お謝りいたします。でも、僕らZERO1の“父”的存在の大村会長には、本当にお世話になりました。
このような機会を作っていただき、ファンの皆様には、心より感謝したします。また、今日は高岩竜一の凄さを再確認しました!
試合に負けはしたが今日の試合で23日後楽園でのタイトルマッチの勝利を確信した。やっぱり高岩竜一は高岩竜一だ! 自分は高岩と再びタッグチャンピオンになる!」
【記事提供/プロレスリングZERO1】