【インタビュー】「人生をワイルドに生きたい!」フリーになったZONESの野望を聞いてみた!

3月31日を以てプロレスリングEvolutionを退団、4月からフリーとなって活動を始めたZONES。"愛してるよEvolution、待ってろ世界!"その入場テーマの歌詞の通り、より強くのびのびと戦っていくであろうところ、お話を聞いてまいりました(文:スレンダー川口 @slender_kg https://x.com/slender_kg)
――そのスタジャン、評判イイですね。デザイン原案は海外のアーティストさんだとか。
ZONES「プロレス好きのraff_themakerさんって方で「良かったらこんなのどう?」って送ってくれるんですよ(@raff_themaker https://www.instagram.com/raff_themaker/)」
――おお、提案してくれるんですね。
ZONES「このスタジャンの原案をもらったんです。他にも浮世絵キーホルダーの原案とか。日本で制作を進めるので、HIROCKさんっていう有名なデザイナーさんに相談したら「俺がやってあげるよ」って言ってくれて。デザインを付け足して中国のアパレル工場で職人さん達が10人とかでちくちくこう縫ってくれたらしいです。いろんな人の助けを借りながら完成しました(@hirock_fnd https://www.instagram.com/hirock_fnd/)」
――きっとこのデザインが合うはずだ!って力入れて描いたと思います
ZONES「今のコスチュームと今日お披露目する新コスチュームなんかもデザインしてもらいました」
――今年の東京ベイタトゥーフェス(10/30~11/1)に来たりしないですかね
ZONES「確かに。なんか日本来るって言ってたんで日程が合うといいな」
――タトゥーフェスの会場で路上女子プロレスやったら面白いと思いますけど
ZONES「え!やりたいです!大暴れしたい!」
――その大暴れ、見たい!そろそろフリーで行こうと思ったきっかけをお聞きしましょう
ZONES「はい、そろそろ(笑)きっかけは発表されている通り、Evolutionがオンリーアドバンスさんという会社に譲渡されることになり、オーナーチェンジ、新体制に移行となったことですね」
――2AWの運営会社ですね
ZONES「もともと契約更新のタイミングが3月31日までで、4月1日から新体制になる。その時にどうしようかなと思ってて。デビューした時はやっぱり5年ぐらいはしっかりこの団体で、団体と一緒に成長して大きくなっていくとか、そういう気持ちがあったんですけど、新体制となるとちょっと話変わってくるなと思って」
――またイチからになるかもしれない
ZONES「いつか良き時にフリーになりたいって気持ちもあったので、今勇気を出してやりたいことを全部出来るようにしたいなって思ったんです。私のわがままではあるので、ちゃんと諏訪魔選手、石川選手、十枝社長に相談しました。何回かお話して受け入れていただいたっていう感じです」
――退団したので「さん」ではなく「選手」なんですね
ZONES「今までなんかさん付けだったんですけど、こういう時「選手」って言わなきゃダメだろうなって学びました。フリーなんでしっかりしようと思って(笑)」
――気持ちがちゃんと前向いてる感じがします。でも良き関係であれば「さん」でも、ね
ZONES「ふふふ、良き関係でおりますので「さん」にします」
――引き止められたりは?
ZONES「十枝社長は自分が見るようになる新しいEvolutionにいて欲しいと言ってくださったんですけど、ご説明をして理解をしていただきました。諏訪魔さんと石川さんは意外と「たくさん考えて決めたことだろう」っていうので、ちゃんと受け入れてくれました」
――すぐにマインドチェンジ出来たように見えます
ZONES「フリーになってまだ 9日なんですけどね(笑)、昨日ちょうどEvolutionの新木場大会にフリーとして出させてもらったんですよ。やっぱり全然違いますね。入り時間も違いますし、所属がやる仕事とかもやらないというか、ゲスト選手扱いになって。なんかいろんなことが違うんだなと思いました」
――そこは先方でもちゃんと切り替えがなされてる
ZONES「試合は勝ったのでマイク持って、お客様に直接退団報告してなかったので、昨日改めて報告しました。ソイ君に「これからは先頭に立って頑張ってほしい。これからもEVOLTIONをよろしくね」っていう話をしたんですよ。なんか泣いちゃって。あと、CHIKAも締めのマイクで泣きながら「先輩がいなくなっちゃったけど頑張る」みたいなことを言ってくれて。でも私は泣かないって決めてたんで、頑張ってこらえました」
――改めて言われるとちょっとグッときちゃいますね。CHIKA選手は柔道でだいぶ良いところまで行ったんですよね
ZONES「はい。その強さをどんどん出して行って欲しいと思いますし、先輩がいなきゃいないで絶対にのびのびできるところもあると思うし、責任感ももっとつくと思うので、ぜひ前向きに捉えて頑張ってほしいですね。絶対できると思います!」
――飛び出した後は、もう後ろ見てられないですもんね
ZONES「もうやるしかないですね。はい」
――これやりたい、挑戦したいみたいな目標は?
ZONES「複数になっちゃうんですけど、まずは自分の修行として海外に行って試合をしたいですね。できればアメリカに」
――それはぜひ挑戦してほしい
ZONES「自分のグッズとかも結構こだわっていきたくて。なんかお客さんに喜んでもらえるようなグッズを作っていく延長線で、ちょっとしたブランドみたいになったら良いなという。プロレスファンだけじゃなくて、一般の人に手に取ってもらえるような、なんかグッズとかアパレルとか作れたらいいなと」
――アパレルはターゲットによって色味をどうするとかサイズ展開どうするとかいろいろ分析が必要でしょうね
ZONES「そうですね~。もしプロレス会場で販売すると持ち歩きが大変なので、限界ありますよね。キャリーがどんどん増えてっちゃう(笑)」
――納品の人(笑)自分がいいと思って作ったやつ、街中で見かけると嬉しいですよね
ZONES「あと挑戦したいのが、今アクションを習ってるので、なんかお芝居みたいなことも、とにかくスケジュール調整が必要ですけど、やってみたいなと思ってます」
――面白いと思います!舞台とか映画とか?
ZONES「どっちにしようとかまだまだ、日々勉強中です。習ってるのはアクション映画とかのVシネとかの、虎牙光揮 ( Mickey KOGA https://lit.link/MickeyKoga )さんっていうアクション俳優の方に習ってます。ラストサムライとかクローズとか、そういう数々のアクションものに出られてるんですよ。そもそも習い始めたのはプロレスのためなんです」
――リング上に活かすため
ZONES「やっぱ結構ラリアット使っていろんな打撃の攻防をしたいから、習おうかなと思ったのがきっかけなんですけど、映画を作る予定があるから、もし上手くいったら自分が育てた人に出てほしいみたいな話があるので、そういったことも挑戦できたらいいなと」
――めちゃくちゃ面白いと思います!先月、TJPWの東京女子特撮部のお三方と数多の特撮を手掛ける鈴村監督との対談をやってもらったんです
【TJPW】「試合中ピンチの時に、挿入歌を頭の中で鳴らすんです!」東女特撮部x鈴村展弘監督、特撮愛がほとばしる20,000字ロングインタビュー
【前編】https://battle-news.com/?p=143923archives/4156
【後編】https://battle-news.com/?p=143924
ZONES「読んでみます!」
――その中で、元プロレスラーの西脇充子さんが敵幹部としてブルースワットって番組に出てた時のお話になったんです
ZONES「そうなんですか!?敵の幹部って!」
――ドカ!ってドロップキックしたりバックドロップにパワーボムまでやっちゃうという
ZONES「全部出来ます(笑)特撮、出たいです!!」
――エイリアンに変身するより変身前の方が強そうな役を引き継ぎましょう(笑)
ZONES「アクション習い始めたのは、なんか力任せにバンバンやるのも大事ですけど、やっぱりいろんな攻防って大事じゃないですか。蹴りの選手との攻防とかいろいろ学べるんです。習ってみたらとにかくこうパンチキックの基礎から、なんか普通の格闘技道場みたいな感じで、しっかりやってます」
――基本稽古やらシャドーから
ZONES「もうね、ワンツーストレートフックとかアッパーとかコンビネーション、蹴りもいろんな種類のやったりとか。あと、コンクリートで取れる受け身とか。当然ですけどプロレスと全然違うことやるんです。全然違うとこも多いんですけど、すごい楽しくて!」
――場外に落とされた時用にコンクリート受け身は役立ちそうです(笑)海外なんてマットが無いところも多いでしょうし
ZONES「ああ~、確かにそうですね」
――もう飲みこぼしやらゴミやら散乱してる場合もあるでしょうし。具体的に海外どこの団体に出たいとかは?
ZONES「今はこだわってません。とにかくまずは一度やってみて空気感を感じることも必要でしょうし、人脈とかを広げてこないとなと思ってます」
――向こうにいる選手で交流なんかは?
ZONES「交流があるのは何度かお会いした白川未奈選手」
――白川さん、はるか昔はアシスタント的にイベントに出てもらったりしてたんですけど、今や堂々たるものですよね
ZONES「すごい活躍ですよね。白川選手がアメリカに行く直前にご飯に行かせていただいて、「私もアメリカ行きたいです」ってお話したところ、「いつかアメリカで試合できたらいいですね!お互い頑張りましょう!」って言ってくださったのが凄く嬉しかったんです」
――マイクが出来るの大きいですよね。英語は?
ZONES「英語はほとんどできないです。これからたしなんでいこうかと(笑)あの、今日本でもそうなんですけど、意外と声が可愛いって言われちゃうんで、あまり喋んない方がいいかなと思って」
――以前、ある役者さんが海外で取材された時に喋れず困ってしまって、ずっと黙ってちょこっと目線外したりしたら「彼は思慮深い男だ」って書かれたとか(笑)
ZONES「そういう手もあるのか。使えそう(笑)」
――グレート・ムタなんかも当初は全く喋らず隣でゲイリー・ハートが喋ってましたし
ZONES「あ、そうそう!海外の、あの何て言うんですか、マネージャーが一緒についてくるやつとかめっちゃ憧れます!」
――リングサイドで観客を煽ってブーイング誘発したりとか
ZONES「まあ海外行くならリアルにマネージャー必要ですけどね」
――今国内のオファーはどのあたりから?
ZONES「元々OZアカデミーさんとセンダイガールズさんは年間通してオファーいただいてます。あとはなんだろう、単発でこことか、何試合かまとめてとかもあります」
――男子の会場でも試合組まれたりすること多いじゃないですか
ZONES「どんどん行きたいです。というか結構増えてきていて。海外のサイトで試合のデータ全部載せてくれるサイトがあるんです。たまに『自分、何試合してるかな』って見たりするんですけど、例えば2023年はどこの団体に出てたとか、全部分かるんです」
――選手にも便利!
ZONES「それ見たら、なんか女子団体だけだったのがどんどん男子団体への出場が増えてるなと思って。確かに私は結構男子寄りのスタイルでやってるので、親和性が高い感じはしてるんです。男子の会場に行ってもすんなり受け入れられてることが多い気がするんですよ。例えば今年だとNOAHさんのMONDAY MAGICとか、GLEATさんとかにも結構出てるし、全日本プロレスには1年目から出てるし。なんか男子の団体に結構参戦してます」
――"誰でも分かるパワーファイター"が減ってきたので伝わりやすいかも
ZONES「分かりやすいは分かりやすいですよね。あとMONDAY MAGICで6人タッグの時、私と高瀬みゆき選手以外外国人、自分のタッグパートナー2人とも外国人みたいなのがあったんですよ。むしろ全員外国人かなっていう馴染み方をしてたんで、外国に行ったらこうなるのかな~みたいな。結構海外の方と組むことが多くて、なんか勉強になってますね。いろんなことが違いますよ」
――ZONES選手のスタイルが分かりやすいのでコミュニケーション取りやすそうです
ZONES「簡単な英語で会話して、積極的にコミュニケーション取るようにしてます」
――いよいよアレやりましょう。トゲトゲプロテクターのマッスルウォリアーズ(笑)
ZONES「ふふふ、どういうタイミングでやりましょうね。そもそもやって大丈夫なのかっていう問題もある(笑)」
――肩車でダブルインパクトもありますけど、ベアハッグしたところにダイビングラリアットでも良いし
ZONES「それ、松本浩代選手とたまにやったりします」
――松本浩代選手とウォリアーズやったら誰も文句言わないかも
ZONES「確かに誰も文句言えないですね。あれどうやって作ってるんだろう。どういう風にできてんだろうって研究したんですけど、アメフトのプロテクターがベースになってますよね。プロテクター買ってトゲをつけて」
――3Dプリンターでトゲ作ったり
ZONES「真横に付けると入場の時お客さん危ないな(笑)」
――素材やら含め特撮関係者に相談して本格的に…
ZONES「なんか実現しちゃいそうですね」
――そして悪役出演につながっていくと(笑)
ZONES「早めに決まったらちゃんと体型まで作り込みますよ。私、結構大きいんで、女性悪役だと結構絞っとかないといけない印象があります。デカいより引き締まった体型」
――敵役だったらヒーローと戦うチャンスありますし
ZONES「戦いたいですね~」
――2mのハンマーとか振り回してね
ZONES「めっちゃいいですね!絶対いいですね。デカいものを振り回して戦いたい」
――プロレスに限らず、ふり幅広げていきたい感じですか
ZONES「なんかプロレスのワイルドキャラにとどまらず、"ワイルドな女といったらZONES"みたいなになったらいいなと思って」
――山の中ではワイルドにチェーンソーも使いこなすし。お気に入りの機器は?
ZONES「特にSTIHL社のを使ってましたね。ジャケットもパンツも全部着てました。デザインもカラーリングもスゴイおしゃれなんですよ」
――(検索してみると)おお、確かにオレンジ基調でカッコイイですね
ZONES「念のため、勝手にやってたんじゃなくて、ちゃんと林業作業士の資格を持ってますのでご安心ください。チェーンソーもセットアップもヘルメットも、全部STIHL社のを使ってました。うちの父も林業やってますし、父もイチオシです(笑)」
――片手でチェーンソー振り回せそうですけども
ZONES「逆に、ちゃんと勉強すると安全のために絶対両手でやるようになりますよ」
――ちゃんと伐採出来る人がイメージキャラクターになるってのも良いですね
ZONES「実演できるイメージキャラクター、いつでもオファーお待ちしております(笑)これからは誰かに許可取らなくてもいいですから」
――松本選手に髪型の許可だけ取っとけば(笑)
ZONES「あ、あの「誰に許可とってこの髪型やってんだ!」ってやつですね。今では互いに髪の毛を気遣い合って試合をしてます。誰かに髪の毛掴まれたら「おい、何やってんだ!」って松本さんが怒ってくれます。私も「気安く触んじゃねー!」とか言ってます」
――ゴジゾネス(松本浩代・ZONES組)、もっともっと見たいです
ZONES「やりたいことどんどんやってきます。何でもやっていいんだなってなんか実感してきました。面白いですね、フリーって」
――不安なんか無くていいと思います。ガンガンいきましょう!
ZONES「いろんなことに挑戦していきたいと思います。プロレスのワイルドにとどまらずに、人生をワイルドに生きたいってことです!(力強く)」
<プロフィール>
ZONES(ゾネス)
3月28日、栃木県日光市生まれ。160㎝、72㎏。2023年3月31日 山下りな戦でデビュー
木こりの娘で木を切れます。得意技は、伐木ラリアットと筋肉熱帯雨林。試合のオファー、筋肉案件、ワイルド案件、受付中! booking.zones@gmail.com
X:https://x.com/THE_WILD_ZONES
Instagram:https://www.instagram.com/the_wild_zones/
オフィシャルグッズ:https://inthewild.stores.jp/
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