武知海青、デビュー2周年記念試合でKO-D無差別級王者・上野勇希とシングル戦で健闘も初黒星!「いつかはこのベルトをこの腰に巻きます」

DDTプロレスが2月22日、東京・後楽園ホールで『HYBRID PERFORMER 2026~武知海青デビュー2周年記念大会~』を開催した。LDH JAPAN 所属の16人組ダンス&ボーカルグループTHE RAMPAGE・武知海青が『デビュー2周年記念試合』で、KO-D無差別級王者・上野勇希と初のシングル戦に臨み、善戦健闘も初の黒星を喫した。
武知は2024年2・25後楽園でプロレスデビューを果たし、鮮烈なインパクトを残した。昨年6月にはプロレスラーとして、DDTに入団。同年9・28後楽園では上野、To-yとのトリオで岡谷英樹&MJポー&イルシオンとのKO-D6人タッグ王座決定戦に臨み、イルシオンに勝利。わずかデビュー5戦目で自力初勝利とタイトル初戴冠の快挙を成し遂げた。同年11・3両国国技館ではIWGP世界ヘビー級王者(当時)のKONOSUKE TAKESHITAとの夢のタッグで、樋口和貞&正田壮史から白星をマーク。同年11・19後楽園では新日本プロレスに初参戦し、1・4東京ドーム大会でのNEVER無差別級6人タッグ選手権試合(トルネードランボー)へ出場。一連の活躍が認められて、昨年12月には『プロレス大賞』(東京スポーツ新聞社制定)の新人賞を受賞した。
この日で12戦目となる武知は自身の希望で、これまでタッグパートナーとしてサポートしてきた上野との初のシングルマッチに挑んだ。開始間もなく、ロープに上野を押し込んだ武知はブレイクせずエルボー弾、ドロップキックを繰り出した。これでギアが入った上野はエプロンでDDT、観客席のイスに放り投げる厳しい攻め。上野は南側客席に連れて行くと壁にぶつけた。だが、武知は階段の上からスーパーダイブを敢行し、壁にぶつけ返した。上野は鉄柱攻撃、場外でシャイニング・ウィザード。リングに戻ると、上野はフェースロック、ヘッドロック、逆エビ固めと攻め立てた。コーナーでの攻防で上野がヘッドバットを見舞えば、武知は雪崩式ブレーンバスター。武知のスワンダイブ式フォアアームを回避した上野はフロッグスプラッシュもカウントは2。武知はチョークスラム、スワンダイブ式フォアアームとたたみかけるも2カウント。さらに武知はスリーパーで締め上げた。上野はドロップキックで反撃すると、エルボー、ドロップキック。武知はエルボーで返すも、上野は電撃のWRを決めて3カウントを奪った。
試合後、上野は「俺はどうや? 楽しかったか? 2周年おめでとう。もし、海青のプロレスを見ていない奴らが“武知海青はパフォーマーの片手間でプロレスをやっている”などと言う奴がいたら俺に言ってこい。とっちめてやるわ。次に俺とやる時はベルトをかけてやろう。でも、まだこのベルトをかけてやれるレベルじゃない。プロレスラーの武知海青に期待しているよ。頑張れ!」とエールを贈った。
武知は「上野選手、ありがとうございました。デビュー2周年っていう浅いキャリアなのに、こうしてチャンピオンとして、僕を迎え入れてくださったこと。そして“次はそのベルトも視野に入っているよ”って言ってくれたこと。僕はすごくうれしかったです。僕はここまで来るのに、いい道のりだけではなかったんです。辛いこともいっぱい経験して、敗北も経験して。プロレスだけに限らず芸能界に入る前から、勝ちよりも負けを体験してきたんです。だからこそ僕は今強いんです。この負け、負けさせたことを後悔させます。もちろん口だけ達者では終わりたくないんで。去年はKING OF DDTに出られなくて悔しい思いもしました。夏のビッグマッチにも出れずに悔しい思いもしました。今回は僕はスケジュールを空けてます。この負けが良い方向に行くのか悪い方向に行くのか。僕も今の段階では全く分からないです」と言うと、上野は「良い方向に行くから、どっちも出ろ!」と発言。
すると、武知は「僕は今年1年ももちろん言葉だけじゃなくて、態度だったり姿勢だったり、体を使って皆さんに“ちゃんと僕はプロレスに真剣に向き合っているんだ”ということを伝え続けるんで。いくら反対されても賛成されてもどっちでもいいです。僕がやりたいことをやります。なので信じてくれた方とか“まだまだ海青は甘いけど、まだ見たいな”と思ってくださった方がいたら、ぜひ、この会場に足を運んでくださるとうれしいです。ずっと進化し続ける武知海青を見せ続けて、いつかはこのベルト(KO-D無差別級)をこの腰に巻きます」と大きな目標を口にした。
バックステージで武知は「この表現が合ってるのか分からないですけど、初めての負けが上野さんですごい良かったと思います。DDTの頂点、現チャンピオンにすごくいい刺激をもらえましたし、隣では味わえない恐怖だったり痛みだったり、いろいろなものを教えてもらった気がします。思っていた以上に上野さんの背中は遠かったし、この選手の下にもまだまだ強い選手がいるんだなと思うとちょっとゾッとするんですけど、しっかりと僕もトレーニングや稽古をもっともっと頑張って、認めてもらえるように頑張りたいと思います。最後の言葉はすごく愛のある言葉なのかなと思うので、その言葉をいい意味で裏切れるように。一発であのベルトを獲れるように頑張りたいと思います」とDDTの頂点王座への挑戦を目標として掲げた。
『KING OF DDT』への出場については「実は1週間後に三重でツアーがスタートするんですよ。そのツアーも20個以上あって、ドンピシャで被るんですけど。ハイブリッドパフォーマーとしてやらせていただいているので、その名に恥じない行動をしたい。次の日がツアーでも出るし、ツアーの次の日でも出る。チャンスをもらえるなら当日でもいいかなと思っているぐらい。覚悟は決まっています。出られるなら出て、いっぱい勉強して。何なら負けて、勝って、喜んで、泣いて。いろいろな感情とともにプロレスを学んでいきたいと思います」と強行日程になっても、参戦したい意向を示した。また「今は東京だけですけど、僕は地方にも行きたいってデビューの時からずっと言っているので。スケジュールなどで行けないのは分かりますけど、早く僕は地方でも試合をしたいなって思います」と地方大会への出場も熱望した。
















