「俺は世代交代を目指してるわけじゃないんだ」藤田晃生&ロビー・イーグルスがIWGPジュニアタッグ王座初防衛!藤田が金丸義信への熱いリスペクトを吐露

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 20日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『ミクチャpresents Road to THE NEW BEGINNING』が開催。セミファイナルではIWGPジュニアタッグ選手権試合【TMDK/ICHIBAN SWEET BOYS】藤田晃生&ロビー・イーグルスvs【H.O.T】SHO&DOUKIが行われた。

 今月5日の大田区総合体育館大会では、IWGPジュニアタッグ王座戦がトルネード4WAYマッチで実施。
 【王者組/H.O.T】SHO&DOUKI、【挑戦者組】エル・デスペラード&KUUKAI、【挑戦者組/WAR DOGS】石森太二&ロビー・エックス、【挑戦者組/TMDK/ICHIBAN SWEET BOYS】藤田晃生&ロビー・イーグルスの4チームが参戦して行われたこの試合は混戦に次ぐ混戦が続き、試合時間は7分20秒と短いものであったにも関わらず1度も場面が硬直することのない濃密な闘いが展開。
 最終的には藤田がイーグルスとの合体技・The Interceptor(※合体式アルゼンチン・ドライバー)を決めてエックスから3カウント。藤田&イーグルスが2度目のジュニアタッグ王座戴冠を果たした。

 チャンピオンであったにも関わらず、直接負けたわけでもないのにベルトを奪われたSHOは激怒し「あのベルトはよ、藤田、オメーみてえな田舎モンが持っていいベルトじゃねえんじゃ!俺たち負けてねえんだ。負けてねえってことはよ、あのベルトはよ、まだワシらのもんじゃ!」とリマッチ&ジュニアタッグ王座挑戦を宣言し、金丸義信も「次、俺とSHOで、アイツらが持ったベルト、いってやるからよ。わかったか!」とSHOに呼応。
 藤田&イーグルスがSHO&金丸を撃破して誰からも文句を言わせないチャンピオンとなるのか、執念の炎を燃やすSHOが金丸とともに王座奪還を果たすのか。こうした勝負論のあるカードとして同王座戦は注目を集めていた。

 前日の後楽園ホール大会では、前哨戦として藤田晃生vsSHO、ロビー・イーグルスvs金丸義信のシングルマッチが実施。
 藤田とSHOの一戦は、SHOの憎まれ口マイクからの奇襲に始まり、SHOが場外で痛めつけてからイス攻撃。そこからは確かな技術力で腕への一点集中攻撃を重ねていき、そのままでも勝てたにも関わらずレフェリーを昏倒させてからの急所攻撃から鉄板攻撃を狙う。これを奪い取った藤田がレフェリーの眼の前でSHOの頭へ鉄板攻撃。敢えてSHOの土俵に上がって闘うことで反則を恐れないという鼻っ柱の強さを見せつける。
 2人の乱闘を止める形でリングに入ってきたイーグルスと金丸が殴り合いを始め、そのままゴング。イーグルスが早々にワープ4.5を放つが、これをかわした金丸が低空ドロップキックから職人技の足攻めを展開。イーグルスも足攻めで反撃を狙うが、金丸がブリティッシュフォールからウイスキーミストを噴射しヘッドシザース式片エビ固めで3カウント。
 2試合の合計時間が10分にも満たない前哨戦となったものの、それぞれ王座戦に向けた意識の方向性がしっかり見える試合となり、ジュニアタッグ王座戦への期待を高める中で決戦当日を迎えた。


 この日のセミファイナルで行われたIWGPジュニアタッグ王座戦は、入場中の藤田&イーグルスをSHO&金丸が場外で奇襲し観客席になだれ込んでの乱闘となる中で始まる。
 SHOがコーナーマットを外して剥き出しとなった金具へ藤田を叩きつけようとするが、逆に藤田が金具へぶつけつつの延髄切りを見舞って反撃。しかし、金丸がイーグルスを場外に落としてしまったためタッチには行けず、藤田が集中砲火を浴びる展開が続く。
 金丸がインサイドワークを駆使してアシストに徹し、SHOは一見極悪ラフファイトに見える基礎に忠実で丁寧な腰への一点集中攻撃を展開。SHOは「終わらしたるわ!」とショックアローを狙うが、これを振り払った藤田がレッグラリアートで一矢報いてイーグルスにタッチ。
 イーグルスはフラストレーションを爆発させるかのように2人を同時に相手取って大暴れ。高い身体能力を駆使したトリッキーな足攻めでSHOを追い込んで行くが、SHOがレフェリーを盾にして追撃を阻止しスピアーで反撃。後を受けた金丸が飛びつき式のスイングDDTからブリティッシュ・フォールを狙うが、これを丸め込みで切り返したイーグルスがバックドロップ。勝負を藤田に託す。
 藤田は腰のダメージを気にしつつも打点の高いドロップキックを見舞い、スワンダイブ式ミサイルキック。さらにロープへ飛ぶが、場外からSHOがイスでぶん殴り、金丸が即座にヘッドシザース式片エビ固めで捕らえるという流れるような連携。しかし、これを前日に見ていたイーグルスの先読みが功を奏してギリギリでカットが間に合う。
 金丸が金具むき出しのコーナーに叩きつけてからの雪崩式ブレーンバスター、SHOのパワーブリーカーから金丸の逆エビ固めと完璧な連携が決まるが、藤田は必死のロープブレイク。ならばと金丸は美しいフォームで放たれたムーンサルト・プレスから垂直落下式ブレーンバスターと畳み掛けて決めに行くが、藤田はギリギリで肩を上げる。
 ならばと金丸はもう1発垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、イーグルスがカットに入ってアサイDDT。SHOのショックアローもかわしてトラースキック、ハイキック、延髄切りと連撃して排除。藤田は突っ込んできた金丸をジャーマン・スープレックス・ホールドで叩きつけ、ウイスキーミストを狙う金丸の顔面にビンタを見舞って阻止。藤田はイーグルスとともにスウィートバスターを完璧に決めるが、SHOがレフェリーの足を引いてカウントを妨害。
 イーグルスはセカンドロープ上を抜けるトペ・コンヒーロでSHOを排除し、最後は藤田が金丸をThrill Rideで叩きつけて3カウント。激戦を制して初防衛に成功した。

 バックステージに戻った藤田は「ノブおじ、アンタの言葉は重いよ。でも、言葉だけじゃなかった。今日の試合でも、俺がこんなん言っていいかわかんないけど、試合後だけ見たらどっちが勝ったかわかんねえよな。でも、見てみろ。(ベルトは)あるぞ、ここに。ノブおじ、アンタ言ってたな。『そんなんじゃ、世代交代にならない』……。俺は世代交代を目指してるわけじゃないんだ。なあ。アンタみたいな人をぶっ倒して、このベルトの価値を上げる。俺が持ってることに誇りを持って、挑戦者を迎え撃つ。これはタッグのベルトだけど、新日ジュニア全体に対してそう思ってるぞ」と、これまで新日本ジュニアの価値を創ってきた先達への強いリスペクトを吐露。
 そして、イーグルスの祖国であるオーストラリアで防衛戦をするという目標を掲げ、IWGPジュニアタッグ王座を世界中から狙われるベルトにしていく覚悟を語った。

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