越後超花火9.12新潟大会 初代爆破王タッグ王者決定戦/大仁田&長与vs.TARU&ダンプ、NWAライトタッグ戦/菅原&YASSHIvs.新潟プロレス
- 2015-9-13
- 試合
- プロレスリングZERO1, 超花火プロレス
越後超花火 2015
日時:2015年9月12日(土)
開場:17:30 開始:18:30
会場:新潟市体育館
観衆:未発表
▼第1試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○日高郁人
6分48秒 野良犬ハイキック→片エビ固め
●ショーン・ギネス
▼第2試合 タッグマッチ 20分1本勝負
保坂秀樹/●藤田峰雄
12分53秒 雪崩式ブレーンバスター→エビ固め
○崔領二/ブッファ
▼第3試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○小幡優作
11分38秒 ダイビング・ダブルニードロップ→体固め
●将火怒
▼第4試合 マーベラス提供試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
KAORU/●レネー・ミッシェル/藪下めぐみ
9分41秒 ダイビング・ボディプレス→体固め
渡辺智子/○彩羽匠/デビエンヌ
▼第5試合 NWAインターナショナルライトタッグ選手権 60分1本勝負
[王者組]菅原拓也/○“brother”YASSHI
12分41秒 ナイスジャマイカ
[挑戦者組]シマ重野(新潟プロレス)/●コシヒカール(新潟プロレス)
※第18代王者組・菅原&YASSHIが2度目の防衛に成功
▼第6試合 スペシャルタッグマッチ「弾丸ヤンキース登場」30分1本勝負
大谷晋二郎/●横山佳和
16分25秒 スライディングD→片エビ固め
○田中将斗/杉浦貴(NOAH)
▼第7試合 NWAインターコンチネンタルタッグ選手権 60分1本勝負
[王者組]佐藤耕平/○関本大介(BJW)
15分08秒 ジャーマンスープレックスホールド
[挑戦者組]ジェームス・ライディーン/●KAMIKAZE
※第31代王者組・耕平&関本が初防衛に成功
▼第8試合 初代爆破王タッグ王者決定戦 ノーロープ有刺鉄線電流爆破マッチ(4面爆破)時間無制限1本勝負
大仁田厚/○長与千種(マーベラス)
12分16秒 爆破→体固め
●TARU/ダンプ松本
※大仁田&長与が初代爆破王タッグ王者チームとなる
彩羽の活躍もあり、大仁田&長与がTARU&ダンプを爆破して初代爆破タッグ王者に!
菅原&YASSHIがNWAライトタッグを新潟プロレス勢に防衛!大谷&高岩との防衛戦へ
オープニング
試合開始前、アナと雪の女王の曲にのりエグゼクティブプロデューサー改め“エクスプロージョンプリンセス”の工藤めぐみが白雪姫衣装で登場。「今日は一試合目からメインまでたくさんの見所がある試合が詰まっております。特にメインは今日初のタッグの爆破王のタイトルマッチが行われます。とても歴史に残る一戦になると思いますので皆さんの目に焼き付けて超花火ならではの試合を見ていただけましたらと思います」と挨拶した。
第1試合
握手から試合開始。腕の取り合いから日高が足をかけて倒し潰していくも、ショーンはすぐに立ち距離を取る。
日高が足を引いて倒し、走りこんだ所をショーンがカウンターで走りこんできたためアームホイップ。立ち上がった所を日高はミドルキックで倒しコーナーに押し込むと、中央に戻しローキックからロープに飛んで走りこむ。そこをショーンがドロップキックで迎撃しフォールも2。
ショーンはストンピングからチョップ攻撃。日高の腕をとって後方回転し腕を取っていく。そのまま前転しフォールも2。
ショーンはコーナーで日高にストンピングから、腕を捻ってコーナーに走らせる。ショーンは串刺し攻撃を狙うが、日高がショルダースルーでエプロンに落とすと、ショーンはエルボーからコーナーに登って日高を避けてリングイン。ショーンはドロップキックで日高を場外に落とすも、日高はアイルビーバックからニールキック。さらにコーナに登ってミサイルキックからフォールも2。
日高は走りこむもショーンがフラッシュマンズタイムストッパー。続いてアトミックドロップからブレーンバスターで叩きつけフォールも2。
ショーンはファイヤーバードスプラッシュも日高はこれを避け、着地したショーンにトラースキックからミスティフリップを狙う。コレを逃れたショーンに日高はバックドロップからフォールも2。日高はミドルキックから野良犬ハイキック。これをガードしたショーンが日高のエルボーを耐え旋風脚。倒れた日高を担いだショーンだったが、日高が着地しロープに押し込むとロープ際でのドラゴンスクリューからレフェリーを使用してのミスティフリップをきめ、ふらつくショーンに野良犬ハイキックを叩き込んで3カウントを奪った。
第2試合
先発は保坂と崔。レフェリーチェックで崔から鉄の棒が見つかり没収される。
まずは保坂がロープに押し込みクリーンブレイク。腕の取り合いから崔がボディブローを決め腕を捻るがこれはロープブレイク。崔は保坂を自軍コーナーに叩きつけブッファにタッチ。ブッファのエルボーを受けきり保坂はブッファを自軍コーナーに叩きつけ藤田にタッチ。
ブッファがヘッドロックで捉えるとロープに走りタックルで藤田を倒す。さらに走りこむが藤田はドロップキックで迎撃。ブッファにエルボーを落とす藤田を崔がカットし、ダブル攻撃を狙うが藤田は二人まとめてウラカンで場外に落とすとノータッチトペを発射。
藤田はリングに戻ってきたブッファへ急所攻撃連発。藤田は走りこんでラリアットもコレを避けたブッファがバックを取り、藤田を踊らせてからマットに叩きつける。ブッファは崔にタッチ。
崔はミドルキック3連発で藤田を倒すと、「どうした!」と声を上げてミドルキック。藤田はこれをキャッチしドラゴンスクリューから保坂にタッチ。
保坂はラリアットを放つも。コレを避けた崔がブレーンバスターで叩きつけ、コーナーに走らせようとするが逆に走らせた保坂が串刺しラリアットからフランケンシュタイナー。フォールも2。保坂は藤田にタッチ。
藤田はダイビングクロスボディから延髄斬り。さらに後頭部へ低空ドロップキックを叩き込んでから、ロープに飛んで走りこむも崔はビッグブーツで迎撃しブッファを呼びこむ。
ブッファは羽交い締めにされた藤田にドロップキックを叩き込んでからトレイン攻撃。さらにコーナーに登ったブッファが真下に寝そべる藤田の股間にセントーンを投下しフォール。これは保坂がカット。
崔が藤田をパワーボムの体勢で担ぎあげるも、藤田はフランケンで投げコーナーに上る。崔はそこへ走りこみランニングミドルを叩き込むと、藤田をリフトアップし前方に投げ捨てる。ゴロゴロと転がりコーナーにもたれかかった藤田に崔は走りこむが藤田はこれを避けロープへ飛ぶ。だが崔はミドルキックで迎撃しブレーンバスター。フォールも2。崔は藤田をコーナーに座らせると急角度の雪崩式ブレーンバスターでマットに叩きつけ3カウントを奪った。
第3試合
まずは将火怒がパワーでロープに押し込みブレイク。再度将火怒が押しこみラリアットを放つが、コレを避けた小幡がガットショットからヘッドロック。ロープに飛んでタックル合戦も、将火怒が打ち勝ちロープに飛んで走りこむが小幡がドロップキックで迎撃。
エルボー合戦から小幡がガットショット。首投げからハーフダウンの背中にサッカーボールキック。フォールも2。
小幡はコーナーにもたれかかる将火怒にチョップ攻撃から逆コーナーに走らせ走りこむも、将火怒は足を伸ばしカット。更に走りこんできた小幡を担ぎあげると、コーナーにセットし串刺しボディスプラッシュ。将火怒はストンピングから場外に投げ捨て場外でボディスラム。
リングに戻ると将火怒はストンピングからロープ際で小幡の顔面を踏み潰す。小幡にボディスラムからヘッドバッドを落とし「どうしたんだ小幡」と挑発。気合を入れた小幡がエルボーを叩き込むが、将火怒は水面蹴りで倒すとギロチンドロップを投下しフォールも2。
将火怒は小幡にキャメルクラッチ。なんとかロープを掴んだ小幡の顔面を将火怒は踏み潰していくがこれは反則カウント。
将火怒はコーナーに小幡を叩きつけ強烈なチョップを叩き込むと、逆コーナーに走らせ串刺しボディスプラッシュからパワースラム。フォールも2。
小幡は走りこんできた将火怒をドロップキックで場外に出しトペを発射。場外で将火怒の顔面を踏みつけた小幡はリングに投げ入れると串刺しダブルニーからハーフダウンの将火怒へ串刺しベースボールスライド。小幡は将火怒をブレーンバスターで叩きつけ改めてベースボールスライドを叩き込んでフォールも2。
小幡はコーナー下に将火怒をセットするとコーナーに登るが、将火怒は起き上がり正面に登ると小幡を投げようとする。それをヘッドバッドで落とした小幡だったが、将火怒は改めて正面に登るとヘッドバッド。ふらつく小幡を雪崩式ブレーンバスターで投げ捨てると両者ダウン。カウント7で立ち上がりエルボー合戦へ。小幡がロープに飛ぶも将火怒がニールキックで迎撃しブレーンバスター。フォールも2。将火怒はラリアットを放つもコレを避けた小幡に改めてラリアットを叩き込んで垂直落下式ブレーンバスター。フォールも2。
将火怒は首塚を狙うが、着地した小幡がニーリフトからランニングに―。さらに串刺しダブルニーを顔面に叩き込んでからダイビングニードロップを顔面に叩きこみダメ押しのダイビングダブルニードロップを顔面に叩き込んで3カウントを奪った。
第4試合
彩羽組が急襲し場外乱闘へ。リングにデビエンヌと薮下が戻ってきてデビエンヌが手首を捻り上げていく。薮下がデビエンヌを走らせ一本背負いからランニングニーを狙うもデビエンヌはキャッチしサイドバスター。フォールも2。
デビエンヌはブレーンバスターで薮下を投げ捨て、さらに肩に担ぐとバックフリップ。フォールも2。デビエンヌは渡辺にタッチ。
渡辺はコーナーに登った薮下に近づくも、薮下はコーナーからエプロンに向かってぶら下がり腕ひしぎ。リング上に戻るとセントーンを投下するが、避けた渡辺を丸め込んで腕ひしぎ。渡辺はロープに足を伸ばす。薮下はKAORUにタッチ。
走りこんだKAORUを渡辺がラリアットで叩き伏せるが、レネーと薮下が出てきてカット。だが渡辺は3人まとめてクロスボディで潰すとKAORUをパワーボムで叩きつけフォールも2。渡辺は彩羽にタッチ。
彩羽はニールキックを叩き込みフォールも2。KAORUは木の板を持ち出し次々殴り倒していくと、彩羽にブレーンバスター、フォールもレフェリーはカウントを取らない。
彩羽に3人でビッグブーツを叩き込むと、KAORUがコーナーに上る。だが彩羽は立ち上がり股下に潜り込むとパワーボムの体勢。だがKAORUはそのまま前方に丸め込んでフォールも2。KAORUはレネーにタッチ。
レネーに彩羽はトラースキックからフォールも2。彩羽はロープに飛ぶもKAORUがエプロンからカットしレネーはジャーマンスープレックスホールド。キックアウトした彩羽にKAORUが木の板で殴りかかるも彩羽が避けて誤爆。彩羽はレネーにジャーマンスープレックスホールド。カットされると渡辺がレネーをコーナー下にセットし彩羽はダイビングボディプレス。これで彩羽は3カウントを奪った。
第5試合
先発はYASSHIとコシ☆ヒカ〜ル。バックの取り合いからグラウンドの攻防へ。これは一度両者距離を取る。改めてグラウンドの攻防から距離をとり両者タッチ。
重野を菅原がタックルで倒し、さらにラリアットを放つも避けた重野がコンビネーションキックからソバットを叩き込み倒す。コシ☆ヒカ〜ルが出てきてダブルのエルボーから同時エルボードロップ。重野がボディスラムで叩きつけコシ☆ヒカ〜ルにタッチ。
コシ☆ヒカ〜ルは菅原にエルボー連打。エルボー合戦になり菅原が強烈なエルボーで倒すとストンピングから自軍コーナーに押し込みYASSHIにタッチ。YASSHIはフロントネックロックから菅原にタッチ。菅原はコシ☆ヒカ〜ルの顔面にグーパンチを叩き込みフォールも2。
菅原はコシ☆ヒカ〜ルをコーナーに押しこみストンピング連打。さらにチョップを叩き込むと「来い来い来い!」と挑発しエルボーを要求。コシ☆ヒカ〜ルはエルボーを連打するも、菅原のエルボーでコーナーに押し込まれるとそのままへたり込んでしまう。菅原は逆コーナーに振り走りこむと、振り返りざまにコシ☆ヒカ〜ルがクロスボディを叩き込み続けてドロップキック。コシ☆ヒカ〜ルは重野にタッチ。
重野はカニバサミで菅原を倒し背中にエルボードロップを落とすとロメロスペシャル。そこへYASSHIがカットに入りストンピング連打。 YASSHIが羽交い締めにしたところへ菅原が走りこむも、コレをガードした重野がトラースキックをYASSHIに叩きこみ菅原にレールガンドライバー。フォールも2。重野はバックをとるも菅原が急所攻撃から丸め込みYASSHIにタッチ。
YASSHIは串刺しラリアットから串刺しブロンクスバスター。改めて逆コーナーに振り走りこむも重野は足を伸ばしカット。中央に走り込んだ重野にYASSHIはバッドボーイから菅原が出てきてファック。続けてペニスカッターからフォールもコシ☆ヒカ〜ルがカット。YASSHIは重野をコーナー下にセットしコーナーに登るが、コシ☆ヒカ〜ルがロープを揺らしてYASSHIは落下し股間を強打。ふらつくYASSHIへコシ☆ヒカ〜ルはドロップキック4連発。4発目を避けたYASSHIにコシ☆ヒカ〜ルはフライング稲刈りアタック。重野が出てきてYASSHIにダブルのフェイスバスターからダブルのエルボードロップ。続けてトレイン攻撃からコシ☆ヒカ〜ルがYASSHIを投げようとするも、菅原が出てきてラリアットでコシ☆ヒカ〜ルを吹っ飛ばすと、その菅原へ重野がレールガンキック。YASSHIが出てきて重野を場外に投げると、菅原がコシ☆ヒカ〜ルをセットしYASSHIがダイビングバッドボーイ。
YASSHIがコシ☆ヒカ〜ルを挑発すると、コシ☆ヒカ〜ルはチョップ3連発。4発目を避けたYASSHIがバックを取ってナイスジャマイカ。キックアウトしたコシ☆ヒカ〜ルに菅原がブレーンバスターからYASSHIがフライングビッグヘッド。フォールも2。改めてYASSHIがナイスジャマイカで3カウントを奪った。
試合後YASSHIはマイクを取ると「YOYOYOカス野郎、俺たちが×3
NWAタッグチャンピオンチーム!YO新潟のカス野郎ども、新潟プロレスのカス野郎ども、相手にしてはあっぱれだカス野郎。またこうやって、こうやってな、上のリングじゃなくて下から這い上がってこいやカス野郎ども。そして俺たちのこのNWAタッグチャンピオン、俺たちの巻いてるベルトは後楽園9月23日の後楽園では大谷晋二郎と高岩竜一が待ち受けてるからよ、次も俺らが防衛してこの新潟にカムバックしたるわ。今日は、コレぐらいで勘弁したるわ」とマイクを投げ捨てた。
第6試合
先発は田中と横山。横山がロープに飛ばすも、田中はショルダータックルで倒し、すぐに立ち上がった横山とエルボー合戦。これに打ち勝った田中は横山をコーナーに振り串刺しエルボー。倒れこんだ横山を引きずり起こし杉浦にタッチ。
杉浦はフェイスロック。横山は立ち上がり杉浦にチョップ。横山のチョップと杉浦のエルボーが交互にはなたれると、横山がチョップ連打で自軍コーナーに押し込み大谷にタッチ。大谷は横山とダブルのエルボーで杉浦を倒しフォールも2。
大谷はコーナーで杉浦の顔面を踏みつけてから、杉浦をコーナーに逆さ吊りにし顔面に低空ドロップキック2連発。落下した杉浦の顔面を踏みつけた大谷に、コレに怒った杉浦がエルボー合戦を挑み打ちあう。激しい打ち合いを大谷が制し、杉浦はなんとかタックルで自軍コーナーに押し込み田中にタッチ。
田中はガットショット。だが大谷がガットショットでコーナーに座らせると顔面ウォッシュをするかと思いきや、何もせず横山にタッチ。
横山と田中はチョップ合戦。横山がロープに飛ぶも田中がバックエルボーで迎撃し杉浦にタッチ。
杉浦のエルボーに横山はチョップで返す。横山のチョップ連打に杉浦はエルボー一発で横山を倒すとロープに振って、横山を無視して大谷にビッグブーツ。うろたえる横山に杉浦と田中はダブルのショルダータックルで倒し杉浦は田中にタッチ。
田中は座り込む横山の顔面を蹴りつけ、立ち上がった横山をロープに張り付けてランニングエルボーからラリアットで倒しフォールも2。
横山をロープに張り付けて顔面を踏みつけるも、横山は気合を入れて田中をコーナーに振り走りこむ。だが田中は足を伸ばしカットしロープに飛ぶが、横山は田中にパワースラムを叩き込み大谷にタッチ。
大谷は出てきた杉浦をエルボーで場外に落とすと、田中をコーナー下に座らせ顔面ウォッシュ3連発。さらに田中をコーナーに振り串刺しビッグブーツからバックドロップでフォールも2。
バックを取った大谷に田中はDDTを叩き込んで杉浦にタッチ。杉浦はビッグブーツ2連発でコーナー下に大谷を座らせると串刺しニー。さらに容赦無いエルボーを連打。ふらつく大谷は「負けるか!」と気合を入れエルボー合戦へ。杉浦のエルボーを避けた大谷がジャーマンで杉浦を投げ捨て横山にタッチ。
横山は串刺しスピアーからコーナー下にセットしリバーススプラッシュ。フォールも2。
横山はラリアットを放つも、杉浦はビッグブーツでカットし左右のエルボーからスピアーを叩き込んで田中にタッチ。
田中は串刺しラリアット。出てきた大谷にもラリアットでなぎ倒し、横山もなぎ倒す。横山にトレイン攻撃から杉浦が雪崩式フランケンで投げ捨てそこに田中がスーパーフライ。だが横山が剣山で迎撃し、大谷が杉浦をミサイルキックで場外にふっ飛ばし横山が串刺しスピアー。横山は田中を肩に担ぎコーナーに登ると雪崩式デスバレーボム。改めて中央でデスバレーボムからフォールも2。
横山はラリアットを放つも田中はラリアットでその腕を迎撃しロープに飛ぶ。だが横山はカウンターのラリアットを放ちフォールも2。
横山は田中を担ぐも杉浦が出てきてカット。杉浦はエルボーを放ってくる横山にニーリフトから田中とともにサンドイッチエルボーを連打。田中は容赦無い左右のエルボーを横山の顔面に叩きこみロープに飛ぶと、横山はラリアットで田中をカウンターでなぎ倒すも、杉浦がエルボーを叩き込み田中が裏拳。田中は垂直落下式ブレーンバスターからフォールも大谷がカット。
杉浦が大谷を場外に出し横山を中央にセットすると、杉浦のダイビングヘッドバッドから田中がスーパーフライ。フォールも2。
杉浦はバックドロップで横山を叩きつけ、田中がスライディングDを叩き込んで3カウントを奪った。
第7試合
先発はKAMIKAZEと関本。関本が腕を捻り上げていき、そのままグラウンドになるも引き起こしブレイク。改めて関本が腕をとっていくが、そのまま関本は自軍コーナーに行き耕平にタッチ。KAMIKAZEもライディーンにタッチ。
耕平がコーナーに押し込むがクリーンブレイク。ライディーンはヘッドロックからショルダータックル。タックル合戦となり、耕平のチョップからチョップ合戦へ。耕平がニーリフトからライディーンを自軍コーナーに叩きつけ関本にタッチ。関本と耕平はダブルのタックルでライディーンを倒しフォールも2。
関本とライディーンはチョップの打ち合い。ライディーンが制してKAMIKAZEにタッチ。
KAMIKAZEと関本はエルボー合戦。関本がラリアットを打ち込み耕平にタッチ。
耕平とKAMIKAZEはエルボー合戦。KAMIKAZEが地獄突き連発からライディーンにタッチ。
ライディーンはボディスラムで叩きつけフォールも2。ライディーンはチンロックでとらえるも耕平はロープに足を伸ばす。
耕平はライディーンの腹にエルボー連打。だがライディーンはダブルチョップで耕平をなぎ倒しKAMIKAZEにタッチ。
KAMIKAZEは耕平の顔面を踏みつけると、スナップメイヤーからサミング攻撃。レフェリーに注意されるとグーパンチから改めてサミング。KAMIKAZEはライディーンにタッチ。
ライディーンはブレーンバスターで耕平を叩きつけフォールも2。ライディーンは耕平を投げようとするが耕平はリバースし関本にタッチ。
関本はライディーンのラリアットを避けボディスラム。出てきたKAMIKAZEにもボディスラムからラリアットでなぎ倒し、ライディーンに串刺しラリアット2連発からブレーンバスター。
関本はライディーンをアルゼンチンで担ぐがKAMIKAZEがガットショットでカット。関本はライディーンとラリアットの相打ちからヘッドバッド。更に走りこむがライディーンがキャッチしサイドバスター。ライディーンはKAMIKAZEにタッチ。
KAMIKAZEは延髄斬りからソバットを叩きこみフォールも2。KAMIKAZEはコーナーに押しこみチョップを放ち串刺し攻撃を狙うも、関本が追走しクロスボディ。関本は耕平にタッチ。
耕平はミドルキック連発からファルコンアローで叩きつけフォールも2。
耕平はKAMIKAZEを投げようとするが、踏ん張ったKAMIKAZEにニーリフトを叩き込んでから関本にタッチ。
関本がKAMIKAZEをセットし耕平がダイビングニーを投下。さらに関本がダイビングエルボードロップを投下しフォールもライディーンがカット。
ライディーンはダブルラリアット2連発でなぎ倒し、そのまま場外に落ちた耕平と関本を鉄柱に叩きつけていく。場外乱闘となり、2階席まで行き大暴れ。KAMIKAZEが場外ムーンサルトをはなち会場が沸く。
リングに戻るとKAMIKAZEとライディーンがダブルのビッグブーツを関本に叩きこみ、さらにダブルのブレーンバスター。フォールも2。
関本をKAMIKAZEがバックスピンキックで叩き伏せムーンサルトを投下。フォールも耕平がカット。
KAMIKAZEがブレーンバスターの体勢になるも関本は着地しラリアット。さらに後方回転で丸め込んでからぶっこ抜きジャーマンを狙うが、耐えたKAMIKAZEがバックを取る。そのバックを耕平がとり、関本がその背後に周り眉山。ふらつくKAMIKAZEを起こしラリアットを叩き込んだ関本は、改めてぶっこ抜きを狙うもKAMIKAZEが丸め込む。キックアウトした関本とKAMIKAZEはラリアットの相打ちから改めて関本がラリアットでなぎ倒しフォールも2。
関本は雄叫びをあげぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールドで3カウントを奪った。
第8試合
試合開始とともに大乱闘。大仁田がTARUの髪を掴み場外へ。長与は竹刀でダンプに攻撃していく。TARUはイスを持ち出し大仁田に応戦、ダンプもイスを持ち出す。
セコンドがリングサイドで見守っていた彩羽匠をリングに投げ入れると、ダンプが徹底的に竹刀攻撃。これを大仁田が上に覆いかぶさり身を挺して守ると、TARUもその上からイス攻撃。長与が二人を立たせて守ろうとするが、TARUとダンプは3人まとめて突き飛ばし爆破!
フラフラと場外に落ちていく3人を追い、TARUが大仁田を、ダンプが長与を場外で連れまわし傷めつけていく。
リングにTARUと大仁田が戻ってくると、有刺鉄線バットをTARUが持ち出すが大仁田がそれを奪い逆に有刺鉄線バットで殴りつける。そのまま大仁田がTARUを有刺鉄線に振るも逆に大仁田が振られて爆破されてしまう!
2度の爆破で血まみれの大仁田をよそに、ダンプがパネルで長与を殴りつけていく。そのパネルに鉄拳を打ち込み弾き飛ばした長与は、そのままダンプに馬乗りになってグーパンチ連打。そこにTARUが背後から鉄棒で殴りかかると、セコンドが有刺鉄線ボードをリングに投げ入れイスを置きセット。有刺鉄線ボードへTARUが大仁田をボディスラムで叩きつけ、ダンプは長与を投げようとするも長与はダンプもろとも有刺鉄線に突っ込み爆破!
リングが死屍累々になるなか、立ち上がった長与がTARUにグーパンチから更に殴りかかろうとするがダンプが一斗缶攻撃。大仁田にも一斗缶攻撃をくらわせたダンプだったが、もう一発叩きこもうとした所で大仁田が有刺鉄線バットでボディを殴り、一斗缶を奪うと逆に一斗缶攻撃。
大仁田はそのままダンプともつれ、そのまま長与とTARUを巻き込み4人同時に有刺鉄線に突っ込み爆破!
4人はリングに倒れこむが、最初に立ち上がった大仁田がリング中央にイスをセット。そこにTARUを座らせると、電流爆破バットのスイッチを入れる。いざ殴ろうとしたところでYASSHIがスイッチを切り、菅原が殴りかかり大仁田の動きを止めるとTARUが毒霧。ふらつく大仁田を椅子に座らせると、今度はTARUが電流爆破バットのスイッチを入れ大仁田を殴り爆破!
血まみれの大仁田をTARUはフォールするも2で大仁田は返す!
大仁田のセコンドが机をリングに投げ入れると、その机にTARUを叩きつけ、机の上に登った大仁田がTARUを机に向かってパイルドライバー。
そのTARUを長与がイスで殴りつけ、さらに鉄棒で殴ると、有刺鉄線ボードを大仁田とともに持ち、そのままダンプとTARUを有刺鉄線ボードで有刺鉄線に押し込み爆破!
床においた有刺鉄線ボードに大仁田と長与はTARUをブレーンバスターで叩きつけフォールも2。
大仁田は机の破片でTARUを殴りつけ、長与もイスでTARUを殴り、二人で羽交い締めにしたTARUに彩羽匠がリングに上ってニールキック!だがフォールも2で返したTARUを、3人がかりで有刺鉄線に押し込み爆破!
これで息の根が止まったか動かなくなったTARUを長与がフォールし3カウントを奪った!
エンディング
ダンプは「お前は全女を背負うんじゃなかったのか!お前がもし、私からフォール取って看板持ったら、もと全女の選手を全員連れて来て、お前を応援してやる!そう簡単には、俺はオメーからフォール奪われねーぞ!胸に刻んどけ!」と叫び、さらに大仁田に「このままじゃ終われません!」とアピールしリングを後にした。
リングに残った大仁田と長与は熱く抱き合い、大仁田はマイクを持つと「お客様、長与千種、彩羽匠、ありがとよ!俺は俺は俺は俺は!俺は!!俺は!!!今日でまた、今日でまた!今日でまた!プロレスが大好きになりました!」とマイクを叩きつけ、長与も「今日!今日もっとプロレスが大好きだ!」とマイクを投げる。
大仁田は「彩羽、よく耐えたな。俺は邪道だけど、お前が嫌いじゃない。長与さん、僕指骨折してて全治8週間です。4日目で試合してます。長与さん、俺のこと心配してないでしょ!」と彩羽に水をかけ長与につっかかる。
続いて大仁田は「僕、40年やってます。新潟県出身、ジャイアント馬場のパンツを洗って40年です!長与さん、みなさん、たまには、自分を褒めていいですか?40年、よく頑張った、大仁田厚、1、2、3ファイヤーでいいですか!?」と会場に集った超満員のファンとともに自分を労いファイヤーの合唱を起こした。
最後に大仁田は「人生一回!熱く、熱く!胸いっぱい!生きようぜ!」と叫び、最後に大仁田と長与は二人で「ありがとよ」と叫び新チャンピオンチームはリングを後にした。
<試合後コメント>
大仁田厚&長与千種
――初代タッグベルトの王者となりました
大仁田「いや重い」
長与「こんなに重いと思わなかった」
大仁田「重いよ、申し訳ないですけどタッグのベルトってもっと軽いと思ってたんだけど、スゲー持ったら重いんで、やっぱりそれだけなんか、なんか、長与さんと組んだことが、なんか歴史的なもんなのかなってすごい感じましたね。長与さんが髪を短くしてきたことにはビックリしましたけど。なんか、この人って、とてつもなく面白い人ですよ。同じ長崎県人なんですけど、こんな時代まで会わなかったのがおかしいぐらいで。だけどこの時代に会ったから良かったんじゃないですか」
長与「そうですね。遠回りしたけど良かったと思います。このタッグが良かったと思います。この頭は前回の時の不甲斐なさを、ほんと一週間思い悩んだし、一生懸命道場のリングでトレーニングはしてきたんですけど、心機一転のつもりで挑むことができた。しかし重いですねこのベルト。本来でだったら、ベルトを巻くチャンスは皆無に等しい人間だと思うんですけど、いやー、50歳になってベルトがこんなに嬉しいと思わなかったですね」
大仁田「いや俺もね、申し訳ないですけど、長与さんと組めると思わなかったし、ここまでどっぷりのめり込んでもらうと思わなかった。いや申し訳ないですけど、ここまで来たからには、最後まで付き合ってもらう」
長与「はいもちろんです。もちろん自分でよろしければほんとに」
大仁田「それで俺たちの後輩に繋げましょう」
長与「はい」
大仁田「それが俺たちの役目だと思いますから」
――お二人の口からプロレスが好きになったという言葉がありましたが素直な言葉としてでしょうか
大仁田「僕は、長与さんと組むだけじゃなく僕は今プロレスが大好きです。なんかね、その、まあお互いね、何万人というクラスの人たちを入れてきましたけど、何千人でもこの熱い熱気っていうのが今リング上で感じられるんですよ。俺って好きなんだなって、多分、長与さんも好きだっていうのも感じられる。俺は素直な気持ちなんですよ。まやかしでもないし、感じてるんだろうとかそんなもんじゃないんです。わかるんです」
長与「なんかほんと、色んな時代を過ごしてきたんですけど、その時プロレスが好きかどうかって感じないまんまず〜っと走ってきたんですけど、やっと心からこのリングに立ててプロレスが好きなんだなと本気で思いましたね。プロレスしかできないからね」
大仁田「いやお互い様ですよ。だけど今日、無事、(ベルト)戻りましたから、よかった。どこまで二人が無事かどうかわかりませんけど、いきつくとこまで防衛戦続けたいと思います。長与さんありがとうございました!」