石井慧介が王者・望月成晃とのSOG世界無差別級王座戦に不退転の覚悟示す!「後楽園のメインに6回出て1度も勝ってないので、7度目の正直を達成したい」

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 ガンバレ☆プロレスが年内最終興行にして、今年最後のビッグマッチとなる『ビフォア・サンライズ2025』(12月27日、東京・後楽園ホール)に向け、都内で記者会見を行った。スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王者・望月成晃(ドラゴンゲート)に挑む石井慧介が不退転の覚悟を示した。

 8・26後楽園で今成夢人を破り王座戴冠した望月は勝村周一朗(両者KOのドロー防衛)、まなせゆうな、大家健を相手にV3に成功しており、これが4度目の防衛戦。石井は昨年12・27新宿FACEで今成に敗れて王座陥落して以来、丸1年ぶりの王座挑戦となる。

 王者の望月は「8月にこのベルトを獲って、3回防衛して、(タイトル戦を)計4試合やってきたんですが、出る度にガンバレ☆プロレスでの試合が楽しくなって。みんなタイプも違えば、テーマもつけやすい対戦相手ばかりだったんで、楽しくバチバチきました。年も押し迫ってますけど、自分は結構年を越すのにこだわっていて、ガンバレ☆プロレス今年最後のビッグマッチで獲られてしまったら、この1年の自分の頑張りがチャラになってしまうような雰囲気が自分のなかであるので、なんとしても来年もチャンピオンとして気持ちよく、ガンバレ☆プロレスに出れるように、この試合を頑張りたいと思います」とベルト死守を誓った。

 1年ぶりの王座奪還を目指す石井は「常に大一番に行ける準備はしてるんです。望月さんが上がった時から、いつ来てもいいように、シングル王座のことで対策を練ってきました。それをようやくぶつける時が来たなという気持ちです。そして、ベルトをガンプロに獲り戻すのもそうだけど…。去年4月からベルト巻いて来て、最後の12月27日にベルトを獲られて。ベルトを失ってからちょうど1年の日で。あとは後楽園のメインに6回出ていて1度も勝ってないので、後楽園という思い入れのある場所で7度目の正直を達成したいと思ってます。人生は記録するものだと思ってしまっているので、望月選手に勝利、後楽園メイン勝利というのを記録したいと思います」と力を込めた。

 王座防衛を口にした望月だが「防衛した場合、ガンプロの選手全員、1周するくらい防衛を重ねたい気持ちはあるか?」と問われると、「それ、いいですね。全員とやるくらいの気持ちで。ベルト獲った試合、勝村選手、まなせ選手、大家選手、自分のなかで非常にテーマのつけやすい試合だった。石井選手は今まで戦ったこともないですし、でもキャリアも実績もある選手なんで、自分のなかで後楽園のメインとあって、テーマはつけづらいけど、ハードル高いなっていう気がしてるんです。今回防衛することができたら、くまなく全員とやるくらいの気持ちはあります。それこそ毎大会全部出て、全部防衛戦をやってもいいくらいの気持ちです」とニヤリ。

 ベルトを落としてから1年、「どんな気持ちで見ていたか?」と聞かれた石井は「ベルトを落としたからと言っても、勢いは落ちてなかった。4月、8月の後楽園でも自分にとって、いい試合できたし、BASARAのト-ナメントに出たことも大きかったし、『D GENERATIONS』に出た時も調子自体落ちてなかった。性格的に目立つ時と目立たない時がある選手かなと思うんで。自分はベルトとかがあったほうが存在感が出せるのかもしれないし、ここで獲って来年突っ走っていきます!」とキッパリ。

 所属団体のドラゴンゲートはもちろん、他団体のリングでもベルトを持って試合をしている望月は「獲ったベルトですから愛着はもちろんあります。今日家出るときも忘れてきて、ダッシュで取りに帰って、間に合ったくらいで愛着湧いてます。この会見にベルト持ってきてくれという指示はなかったんですけど、絶対持って来ないとダメだろうと思ったんで。それくらい愛着は湧いてます」とベルトへの愛着を語った。

 ガンプロでは2022年(ハートリー・ジャクソン→渡瀬瑞基)、2023年(木髙イサミ→勝村)、2024年(石井→今成)と3年連続で、12月27日の年内最終大会でSOG王座の移動劇が起きている。それを石井が今年も再現できるのか、はたまた望月がストップをかけるのか注目されるところ。

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