YuuRIがまなせあみを破りICE×∞王座初V、星いぶきが挑戦表明!「ベルトを守り続けて、チャンピオンとしてまなせゆうなさんと防衛戦する」
ガンバレ☆プロレスの女子部門ガンバレ☆女子プロレス(ガンジョ)が8月11日、東京・板橋グリーンホールで「GanJo Battle Garegga '23」を開催した。ICE×∞(アイ・シー・イー・クロス・インフィニティ)王者のYuuRIが、まなせゆうなの妹・まなせあみを撃破し、初防衛に成功。次期挑戦者には星いぶき(アイスリボン)が名乗りを挙げた。
序盤、YuuRIはサッカーボールキック連打、ドラゴンスリーパーで攻め立てる。戦場が場外に転じると、あみがパワーボム、YuuRIは鉄柱にぶつけ逆襲。リングに戻ると、あみはボディプレス、ダイビング・セントーンは自爆。YuuRIがミサイルキックで反撃し、一進一退の攻防に。あみはパワーボム、パワースラムを豪快に決めていくが、YuuRIはフォールを許さず。あみは姉の必殺技・鈴木ダイナミックを狙うも、YuuRIは回避して丸め込む。あみはラリアットを叩き込むもカウントは2。YuuRIはトラースキック、フィッシャーマンズ・スープレックス、そしてスワントーンボムでトドメを刺した。
YuuRIは「まなせあみ、本当にパワフルで元気で、一緒に盛り上げていこうって頑張ってきて。初防衛でまなせあみと試合できてよかった。本当に強かった。何度も立ち上がれたのは、私も気持ちはまなせさんの妹だから。まなせさんと戦うつもりで戦った。(8・6高島平で)ガンプロのベルト(スピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級王座)獲れなかったけど、まだまだ狙ってます。このベルトを守り続けて、またガンプロのベルトに挑戦して2冠王者になる」とマイク。
ここで、この日の第2試合(いぶき&松下楓歩vsYappy&海乃月雫)で海乃を下したいぶきが現れ、「私はそのベルトを年内までに獲って、アイスリボンの顔になるって宣言しました。今アイスリボンのチャンピオンとして、たくさん広めてくれているのがうれしいです。YuuRIはアイスリボンのエースではなく、ガンジョのエースとして頑張ってください。そのベルトに挑戦させてください」とアピール。YuuRIは「私は誰の挑戦でも受けると言ったので、どんな戦いでも、いつの戦いでも挑戦を受けます」と受諾。すると、いぶきは「8月26日、アイスリボンの後楽園大会があります。そこのメインイベントでベルトをかけてやりましょう」と決戦の場を指定した。
バックステージでYuuRIは「まなせあみ、やっぱりまなせさんの妹だって思いました。まなせさん並みに強い。私も血はつながってないけど、気持ちはまなせさんの妹なので。まなせさんの気持ちを背負って戦ってるので。このベルトを守り続けて、チャンピオンとしてまなせさんと防衛戦すると決めているので。まなせさんの復帰を楽しみに待ってます」と決意表明。いぶきに対しては、「いぶきさんが強いのは分かってるので。自分もまだまだだなと感じたので、8月26日までやれることはやって。キャリアとか先輩とか関係ないと思うので。私はアイスリボンのスーパーヒーローになると決めているので、絶対に負けないです。絶対に勝ちます」とV2を期した。
王座奪取ならなかったあみは「すごく悔しいので、お姉ちゃんから勝手にパクってる技を勝手に磨いて、お姉ちゃんが大切にしてきた技で、私もスリーを取って、強い強い女子高生レスラーになります」と前を向いた。
挑戦が決まったいぶきは「アイスリボンのベルトが流出してしまって、アイスリボンの顔がいない。自分がアイスリボンの顔にならないといけない。YuuRIとはバチバチにやりあって、最後、後楽園大会のメインを星いぶきが締めて終わりたい」とベルト獲りを宣言した。
また、長谷川美子は自身の希望がかない、“傾奇者”ウナギサヤカと対戦。足攻め、エルボー連打、ドロップキックなどで必死に攻め込むも、ウナギのスライディングTANAKAで勝負あり。長谷川は「自分がずっと二番だって言われ続けてきて、それを受け入れていたんですけど、今回戦って一番を目指そうと決めました。これから見ててください」とコメント。ウナギは「正直私も大切なところでは1回も勝ててない。私たちは自分の命を、自分のすべてをかけて戦っています。強いも弱いも関係ない。キャリアも関係ないと思ってます。私はすべてのレスラーをひっくり返すつもりで、ここにいますし、鈴木みのるも大仁田厚も大家健も全員ぶっ倒してやろうと思ってます。それがプロレスラーだと思います。プロレスラーは何でもできるし、何でもなれる!」と思いの丈を吐露しながら、長谷川にゲキを飛ばした。