「俺にチャンピオンとしての仕事任せてください」喧嘩自慢を倒し真面目な空手家がBREAKING DOWNバンタム級王座防衛!

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 12月14日、さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて『BreakingDown18』が開催。ABEMA PPVにて視聴できる第18試合では【ナニワのビーバッププリンス/大阪喧嘩自慢】リキvs【BREAKING DOWNバンタム級王者】大野篤貴のバンタム級タイトルマッチが行われた。

 BD17で井原良太郎を倒し第2代王者となった【硬派な空手一本道】大野へ、井原に挑戦表明しようとしていたリキが「僕が巻いてるほうが似合うでしょ?やっぱ喧嘩自慢のほうが似合うでしょ?」と対戦要求。これを大野も受けていた。
 今回のオーディションでリキは「井原が積み上げてきたベルトとって今どうなってる結果?どういう反響になってる?それが答えなんじゃないかな。空手道場やりたいんやろ?専念させてやるから。冨澤くんRIZINで頑張ってるのに引き戻すなや」と挑発し、大野も「俺だってブレイキングダウン盛り上げるためにこれから全試合このベルトかけるって言ってる。お前と井原くんの馴れ合いに俺もこのベルトも利用される理由はないんだよ」とキレながらも王座戦を正式決定した。
 これを見ていた前王者の井原も前に出て、勝った選手と3月にタイトルマッチを行う事となった。


 試合は大野がプレッシャーをかけてケージを背負わせ、リキのミドルから右ストレートも、大野が左右のフックからミドル。お互いローからワンツーの打ち合いで前に出るがもつれてブレイク。
 お互いジャブで牽制し、大野がミドルから右ハイもリキがキャッチしてコケさせる。
 再開し、お互いパンチが交差しもつれてブレイク。
 大野が前蹴りもリキがワンツー。大野がミドルからワンツーもリキがクリンチしブレイク。
 大野の左フックから前に出ようとするがもつれてブレイク。
 リキがワンツーで前に出るがもつれてブレイク。ここで時間切れ。
 判定0-0で延長戦へ。

 リキがジャブからラッシュを仕掛けるがもつれてブレイク。
 大野が左ハイも、受けきったリキが前に出てショートレンジで左右のフックを打ち込んでいくが、もつれて倒れる。両者にレフェリーからバッティングの注意が行われる。
 再開し、大野が前蹴りからミドル。リキがラッシュを仕掛けようとするがもつれてブレイク。
 お互い攻撃のタイミングがあわずもつれる展開となり、大野が左右のストレートやミドルも、全て当たらずリキのストレートも当たらない。お互いショートレンジでの殴り合いからもつれ、前蹴りからリキが首相撲で投げようとするがブレイク。
 大野のストレートが顔面を捕らえるがスリップし、レフェリーが間に一度入り再開。
 お互い決め手無く試合終了。


 溝口COOが両選手と話し再度延長戦へ。
 リキがワンツーから前に出るが、大野が左ハイからミドル。リキが前に出るがもつれてブレイク。
 大野が膝ももつれてブレイク。
 殴り合うがお互い距離があわずにもつれ、再開すると大野の左フックが顔面を捕らえるがもつれてブレイク。
 再度左フックが捕らえるがもつれてブレイク。
 リキがローも大野もローから殴り合うがブレイク。
 大野のジャブが顔面を捕らえ、リキが飛び膝も大野がガードして右フックから再度大ぶり右フックももつれてブレイク。
 大野がコンパクトにワンツーから浴びせ蹴り。これがリキのこめかみに入り前のめりになるが、ダウンとはならずに立ち上がったところで試合終了。
 判定5-0で大野の勝利となった。

 判定結果を聞かずにケージを去ったリキを追って大野は握手して挨拶してからケージに戻る。
 朝倉未来が大野の腰にベルトを巻き、初防衛に成功した大野が「押忍大野篤貴です。今日はありがとうございました!リキくん、なんか、ごめん、ありがとう。俺は、やっぱこのチャンピオンとして、ブレイキングダウンの色じゃねぇとか言われるけど、やっぱブレイキングダウンが一番好きだから、これからもここで闘わせてください。俺が勝って勝って、他から乗り込んできた奴も全部勝って、俺だけのこのチャンピオンにするんで、俺にチャンピオンとしての仕事任せてください。今日はありがとうございました。押忍」と挨拶した。

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