「こんな美味しい舞台ないでしょ」新日本プロレス両国国技館大会で決まったIWGP女子王座戦に向けてSareeeと朱里がバチバチの殴り合い!

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 11日、東京都・後楽園ホールにてスターダム『STARDOM in KORAKUEN 2025 Oct.』が開催。IWGP女子王座戦を控えたSareeeと朱里が火花を散らした。

 WWEなどでも活躍したSareeeはアントニオ猪木さんの闘魂と全日本女子プロレスの魂を背負い、大御所たちから女子プロレスの未来を託され“本物のプロレス”を掲げている。スターダム参戦後から「女子プロレスの原点である戦いっていう大事なものがスターダムには圧倒的にない」という発言や、現赤いベルトの王者である上谷の行動を「茶番」と一蹴したことで大炎上。
 今年6月に朱里からIWGP女子王座を奪取以降は“ナチュラルヒール”としてブーイングの嵐を浴びており、そのブーイングが憎悪に満ちた罵声となりつつあることが一部で問題視されていた。

 しかし、9月の横浜武道館大会での鈴季すず戦を経てSareeeも考えを改めてスターダム選手へのリスペクトを示してブーイング問題は収束。今月9日(日本時間10日)にはSareeeが初のアメリカ遠征を行い、ROHでアレックス・ウィンザーを相手にIWGP女子王座の3度目の防衛に成功。この結果を受け、10月13日の新日本プロレス両国国技館大会にてSareee vs 朱里のIWGP女子王座戦が行われることが緊急決定された。

 この日は、Sareee&Chi Chi&叶ミクvs朱里&妃南&八神蘭奈の6人タッグマッチが実施。Sareeeは、自身を慕う弟子的存在であるChi Chi&ミクを、朱里は【God’s Eye】での弟子的存在である妃南&八神を連れての出陣となった。


 闘志みなぎるSareeeと朱里が互いに先発で出ていこうとするが、大将が出るまでもないと言わんばかりに後輩たちがさらに前へと進み出る。
 Sareeeも朱里も後輩たちのやる気を重んじ、過度な介入は控えて闘いを見守る。それでも、どちらかが試合を決めそうになるとすぐにもう一方がすっ飛んできてカットしバチバチの視殺戦を展開するなどSareeeも朱里も一瞬たりとも気を抜かない。
 Sareeeと朱里はバチバチのエルボー合戦を展開し、朱里はコードブレイカー、Sareeeはダイビング・フットスタンプを決めるなど互角の応酬。しかし、最後に朱里とミクの対面となると妃南&八神が飛び込んできて合体ネックブリーカー。間髪入れずに朱里がサッカーボールキック、ランニングニー、グラウンド式朱雀と猛攻をかけてギブアップを奪った。

 マイクを取った朱里は「Sareee、海外で防衛してきたね。10月13日、新日本プロレスのリングでIWGP女子タイトルマッチ、よろしくお願いします」と射殺さんばかりの眼力で睨みつける。
 これを受けたSareeeは「もちろんだよ。私さ、朱里、アンタに負ける気なんてこれっぽっちもないから。あとにも先にもこのIWGP女子の象徴は私なんだよ。しっかりオメーに証明してやるから楽しみにしとけよ」とベルトを眼前に突きつけながら強気に返した。


 バックステージに戻ったSareeeは「IWGP、急遽決まった10月13日新日本プロレス両国大会。急遽決まったとか私にとって関係ないんで。こんな美味しい舞台ないでしょ?私はこの日をずっと待ってたし、しっかりこのIWGP女子の象徴はSareeeなんだってことを新日本プロレス、そしてお客さんにも証明してみせます」と闘魂を燃やした。

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