アイアンマン王者・桐生真弥が山下実優にベルトを獲られるも奪回に成功! 「これを19日の群馬大会に持って帰らないといけないんです」

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 東京女子プロレスが10月4日、東京・品川プリンスホテル内クラブeXで『TJPW Autumn Victory in SHINAGAWA』を開催した。アイアンマンヘビーメタル級王者の桐生真弥が“リーダー”山下実優にベルトを獲られるも、なんとか奪回。凱旋試合となる19日のGメッセ群馬メインホール大会に持ち帰りたい意向を強く示した。

 この日、桐生は遠藤有栖、鈴芽とのトリオで、山下、ハイパーミサヲ、鳥喰かや組との一戦が組まれた。先に入場したミサヲは「真弥が持ってるときに狙いたい。このタイミングでチャンスください」と志願。リーダーの山下が許可したため、ミサヲは桐生の入場時を襲うもフォールは奪えず。試合開始後も、ミサヲは桐生にスプレー噴射、丸め込み連発で一気に決めにかかるもカウントは2。山下は桐生にサッカーボールキック連打で厳しい攻め。桐生も山下にエルボーを叩き込むなど反撃するも、山下が変形コブラクラッチで締め上げてギブアップ勝ち。アイアンマンのベルトは山下に移動した。

 試合後、ミサヲが山下を丸め込もうとするも阻止。桐生は山下の持つベルトを奪おうとするも、山下は渡さず。桐生は「山下さん、私それを群馬に持って帰らないといけないんです! 返してくださいよ!」と懇願するも、山下は「返さない。譲渡とかしないから。返しませんけど、来週(12日)、新宿FACEで大会あるよね? アイアンマンベルトをかけて、山下実優vs桐生真弥、シングルマッチで正々堂々戦って、勝ったらあなたのものだよ!」と提案し、桐生が受諾。桐生は「山下さん。あなた来週の試合までにそれ持っていられるんですか? 絶対に落とさないで来週の試合に来い!」と迫ると、山下は「なめたこと言ってんじゃねぇぞ! アイアンマンは何が来ても譲りません!」とピシャリ。両者が握手を交わし、山下がリングを降りようとしたところ、桐生が背後から丸め込んでまんまと3カウントを奪取。ベルトを奪回した桐生は走って控え室へ消えて行った。

 山下は「真弥、絶対に許しません! 次の新宿FACE、決まってますよね?(桐生も)納得しましたからね。後ろからとか本当によくないと思いますよ。正々堂々といかないとよくない! 真弥は正面から来る奴だと思って。まさかあそこで来るような奴だとは思わなかった。真弥に対して信じていた気持ちを裏切られて、こういう形になってしまったなと。もう2度と、桐生真弥のことは信じません! (新宿では)全力でぶつけにいって頭を吹っ飛ばしたいと思います」と怒り心頭。

 かたや、桐生は「獲りましたよ。これで来週、山下さんとのシングルが云々とか言ってましたけど、なくなりましたよね? (山下はヤル気満々だが?)やるんですか? 私はこれを19日の群馬大会に持って帰らないといけないんですよ。絶対に守んなきゃいけなくて。山下さんという危険人物とシングルマッチをやると危険だと思います。(頭を吹っ飛ばすと言っていたが?)私はこれを群馬大会に持って帰りたいというのはやまやまなんですけど、私がとりあえず群馬に帰りたいので。とにかく生き延びて、ベルトを守って群馬に帰ります」と半ば涙目だった。

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