中学1年生12歳の練習生がマーベラスの公開プロテストに合格!
- 2025-6-28
- ニュース, 女子プロレスマガジン
- マーベラス

27日に開催されたマーベラス新木場大会は公開プロテスト開催のため通常より30分早くスタート。今春から中学生になったばかりの12歳の練習生・根本楓花(ねもと・ふうか)が初めてのプロテストに挑んだ。最初のスクワット300回はふとももを叩いて気合いを入れながらなんとかクリア。続いて回転運動、受け身、ロープワークをこなすと、スパーリングでは暁千華、彩芽蒼空、宝山愛を相手に各3分間、最後まで食らいつく姿勢を見せた。

リング上で長与千種からマイクを向けられた楓花は「スパーリングの時に全然動けなくて悔しかったです」と話し、目標の選手を聞かれると「最初は(彩羽)匠さんだったけど、最近は(桃野)美桜さんです」と答えて会場を笑わせる。彩羽を好きになった理由は「強いところや優しいところ、今も好きです」。桃野については「身長は小っちゃいけど、強くて負けず嫌いなところが好きです」。長与が「宇宙一負けず嫌いだよ。勝てると思う?」と問い正すと「勝ちます」と即答。すると長与は「合格です! いつか勝ってね」と言い渡した。

楓花が「応援ありがとうございました」と会場のファンに感謝を述べると、長与は「まだ12歳なんでホント少しずつ、ちゃんと技術を習得させていきたいと思います。ちなみに何色が好き?」。楓花は「赤色です!」と元気よく答えて会場を沸かせた。小学3年生からマーベラスを見てプロレスラーを目指していたという楓花は、「プロレスラーになりたいから動けなくても頑張りました。メッチャ緊張しました。もともと運動ができなかったから練習は苦しかったけど、匠さんと闘いたいから頑張りました」とコメント。

メインイベントは彩羽匠&Sareeeの持つAAAWタッグ王座に、新人の暁千華&彩芽蒼空が挑戦するタイトルマッチ。タッグチームとして本格始動することになった彩羽&Sareeeのチーム名はチャットGPTにより『SPARK RUSH』に決まり、オリジナルの入場テーマ曲が初披露。手数の多さで応戦する2人の攻撃を受け切ると、走り込んできた千華を捕らえたSareeeが裏投げで仕留めて初防衛を果たした。
『Friday Night! Marvelous新木場大会』
日程:2025年6月27日(金)
開始:18:30
会場:東京・新木場1st RING
観衆:未発表
▼メインイベント AAAWタッグ選手権試合 30分1本勝負
彩羽匠/○Sareee(フリー)
14分40秒 裏投げ→片エビ固め
●暁千華/彩芽蒼空
※第23代王者組が初防衛に成功