【試合詳細】8・7 Marvelous後楽園ホール大会 【AAAWシングル王座】桃野美桜vs尾崎魔弓 彩羽匠&永島千佳世vs優宇&ナイトシェイド Maria&川畑梨瑚&サンドラ・ムーンvs岩田美香&稲葉ともか&稲葉あずさ 旧姓・広田さくらvsウナギ・サヤカ
『Marvelous後楽園ホール大会』
日程:2023年8月7日(月)
開始:18:15
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:未発表
▼シングルマッチ 15分1本勝負
●宝山愛
3分27秒 A-wing
○Aoi(JTO)
▼タッグマッチ 20分1本勝負
青木いつ希(ショーンキャプチャー)/○日高郁人(ショーンキャプチャー)
11分22秒 石見銀山→片エビ固め
●井坂レオ/渡辺智子
▼シングルマッチ 15分1本勝負
○旧姓・広田さくら(WAVE)
8分12秒 横入り式エビ固め
●ウナギ・サヤカ(フリー)
▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
Maria/○川畑梨瑚/サンドラ・ムーン
11分42秒 ブラジリアンキック→片エビ固め
岩田美香(仙女)/稲葉ともか(JTO)/●稲葉あずさ(JTO)
▼タッグマッチ 20分1本勝負
優宇(EVE)/○ナイトシェイド
18分25秒 グッドナイト→体固め
彩羽匠/●永島千佳世(フリー)
▼AAAWシングル王座戦 30分1本勝負
【王者】●桃野美桜
21分36秒 テキーラ・サンライズ
【挑戦者/正危軍】○尾崎魔弓(OZアカデミー)
※第17代王者が初防衛に失敗。尾崎が新王者となる。
尾崎魔弓が桃野を血祭りにあげて22年ぶりのAAAW戴冠を果たし長与千種と大乱闘!尻の硬いウナギがボ・ラギノールの洗礼!川畑梨瑚がMarvelous入団!
第1試合
ゴングとともにAoiがビッグブートで突っ込んでいくが、宝山がいなしてスクールボーイ。続けてドロップキックで場外に蹴落としプランチャ。
宝山はAoiをリングに戻して串刺しドロップキックを連打。さらに引き起こしてエルボー連打も、Aoiがキャッチして腕取り首投げ。腕へのボディプレスからA-wingを狙うが宝山が必死にロープへ足を伸ばす。
AoiがAOIを狙うが、宝山が首固めで切り返し、続けて逆さ押さえ込み、ラ・マヒストラルと粘る。Aoiが組み付いて再びAOIを狙うが、宝山が振り払ってエルボー連打。さらに雄叫びを上げながら左右のビンタを顔面にバチバチと叩き込んでヘッドバッド連打。コーナーに上ってミサイルキックを発射するが、Aoiが回避して自爆させA-wing。ガッチリ捕らえると宝山も抜け出せずギブアップ。
前回の後楽園大会ではシングルで勝利していたAoiに今度は宝山が瞬殺される結末となった。
Aoi「今日、同期の宝山愛に改めて勝ったぞ!ただ、自分はMarvelousにまだやりたい人間がいる。彩羽匠選手!(※彩羽がリングに上ってくる)彩羽選手、9月1日、新木場1stRINGでJTOの女子だけの興行があるんですけど、自分はまだ対戦カードが決まってないんです。こういうチャンスをずっと待ってました。彩羽匠選手、俺とシングルしてください」
彩羽「(髪に)なんかついてるよ(※とゴミを取ってあげる)。ちょっと待ってね。(※宝山に向き直る)宝山、悔しいよな?前回同じ後楽園で、同期でシングルして勝って、勝ったのに今こうやってAoi選手がマイク持ってアピールしてる。でも愛ちゃんは言えなかった。愛ちゃん、Marvelousにとって愛ちゃんは未来なんだよ。これから強くなるしか無いんだよ。だからこれをホントに悔しいと思って、この負けを活かして次の後楽園はメインを奪ってやるくらいの気持ちで行かないとダメだよ。分かった?ウチも悔しいよ。自分の後輩が負けて。だから、Aoi選手。ここで断っちゃったら、多分カッコ悪くなっちゃうんでやりますよ、シングル。やりますよ。ただ!ウチは自分の後輩が負けて、そうやってマイクで言われた。だからそっちのリングに上ってやるよ。でも、Aoi選手が自分と試合する理由、それはなんですか?理由次第では断るからな」
Aoi「俺はプロレス界でもっと上に行く。そしてこのMarvelousでももっと上に行きたいと思ってる。そしてなにより!俺はカッコ良くてつえー女が大好きなんです。俺も、もっともっとカッコ良くて超つえー女になりたい!だから、Marvelousのカッコ良くてつえー女、彩羽匠選手を倒したいんですよ。彩羽匠選手じゃなきゃダメなんです!」
(※シリアスな表情だった彩羽がAoiの熱い口説き文句を聞きながらどんどんニヤけていき、最後は満面の笑みに)
彩羽「是非よろしくお願いします(笑)ただ!プロレスは強くてカッコいいだけじゃダメなんだよ。いくら強くたってカッコ良くたって、プロレスを楽しまないとダメなんだよ。それを9月1日、教えてやります。よろしくお願いします」
第2試合
先発は日高と渡辺。初出場で張り切っているという日高が先発で出てくるが、渡辺は嫌そうに下がると井坂にタッチ。
ロックアップからリストの取り合いとなり、日高が足を固めて倒すとグラウンドで攻めようとするが、井坂がリストを取ってハンドスプリングで起き上がると足を刈っていく。だが日高もヘッドシザースで抜けると両者タッチ。
青木がコーナーに振って串刺しバックエルボーからフェイスクラッシャー。さらにロープに飛んでボディプレスからフォールも2。
青木はストンピングからコーナーに登りダイビングボディプレスを投下するが、渡辺が避けるとボディスラムで叩きつけコーナーに登る。だが日高が出てきて青木を転がすと、渡辺の正面に立ち「社員を守らなきゃいけないから」とコーナーに登るが、突き落とした渡辺が幸せのパンケーキプレスを投下して圧殺。
青木がソバットを叩き込み「うちの社長に何やっとんじゃ!」とエルボー連打からロープに飛ぶが、渡辺はラリアットで迎撃し井坂にタッチ。
井坂はコーナーに叩きつけエルボーからストンピング連打。エルボーの打ち合いから井坂がボディスラムで叩きつけフォールも2。
井坂は渡辺にタッチ。
渡辺はミドルキック連発から投げようとするが、ロープを掴んで耐えた青木の背中にチョップ。ロープに飛ぶが、青木はカニバサミでロープにもたれさせると、後頭部に蒼魔刀。さらにボディにダブルニーを投下し、ロープに飛んで再度ダブルニーを投下して日高にタッチ。
日高はドロップキックから井坂にもドロップキック。だが井坂が起き上がると渡辺とともにロープに振るが、日高は同士討ちさせると井坂にガットショットから渡辺を踏み台にしてのスイングDDT。
日高は渡辺をロープに振るが、渡辺はセカンドロープに飛び乗り、ブーメランボディアタックから投げようとする。だが日高が耐えるとエルボー連打。これをスカした渡辺がバックドロップを狙うも、耐えた日高がエルボーからロープに飛んで、エルボーを避けてのトラースキック。日高は青木にタッチ。
青木は疲れてる日高を呼び込み、渡辺をロープに振ってダブル攻撃を狙うが渡辺がダブルラリアット。だが日高が避けると渡辺を投げようとするが、渡辺はブレーンバスターで日高を叩きつける。渡辺は井坂にタッチ。
井坂は青木にエルボー連打からコーナーに振って串刺しバックエルボー連発。コーナーに登りダイビングフォアアームからフォールも2。
エルボーの打ち合いから井坂がエルボースマッシュで倒し、コーナーに登った渡辺がダイビングボディプレス。さらに井坂がブレーンバスターで叩きつけフォールも日高がカット。
井坂はランニングニーも、避けた青木をロープに振るが、日高がエプロンから羽交い締めにすると、走り込んで来た井坂にハイキック。青木がロープに飛んでショルダータックルで倒し日高にタッチ。
日高はシュリケンを叩き込むが、井坂はエルボーからチョップを叩き込みエルボースマッシュ。日高はガットショットからロープに振るが、井坂はハンドスプリングエルボーを叩き込む。
井坂は走り込むが、日高が膝蹴りをキャッチするも井坂はエルボーから膝蹴り。フォールも青木がカット。
井坂は投げようとするが、日高が顔面に膝を叩き込み逃れる。井坂はエルボーからロープに振るが、日高がアイルビーバックで避けるとニールキックからバックドロップ。青木がそこへダイビングボディプレスを投下し、日高がジャックナイフも渡辺がカット。
日高はソバットから膝蹴り。さらにハイキックも、ガードした井坂にソバットからロープに飛ぶ。井坂はフランケンで丸め込むが2。
井坂はロープに飛ぶが、日高が野良犬ハイキックで迎撃してフォールも2
日高は石見銀山を突き刺し3カウント
第3試合
ウナギはなぜか浮き輪を持って入場。レフェリーが広田のコスチュームの一部となっていたゴムを回収するが、一部残したため広田が「全部回収してくださいよ!」と自己申告して見える範囲のゴムが回収される。
握手しようとするとウナギが手首のゴムを発見して伸ばし、引っ張り合いになるが広田が離してウナギの顔面に直撃。
本気で痛がるウナギを見て、広田が「すごく伸びるいいゴムだ」とフォローしながら手を差し出し、ウナギが握手するとやっと試合開始。
ウナギが顔面にカンチョー攻撃も、広田はキャッチすると「いいかな?カンチョーは一本指なら突き指するから、やるときは4本だ!」とウナギの尻を狙う。避けたウナギが広田の尻を狙ってカンチョーも、広田が避けると両者睨み合う。
ウナギがロープに振ろうとするが、広田が切り返すとフェイスバスターからプロレスLOVEポーズ。
広田は真ん中に位置を調整させると、「寝とけ―!」とロープを往復して高田純次で倒れようとするが、なかなかウナギが足をあげず自爆できない。やっとウナギが足を上げると、自らそこに頭を突っ込み「まさか見破られるとは、お前が代わりにやってみろー!」とリング中央に仰向けに寝そべる。
ウナギは「今日は!広田の土俵の上で踊らねーぞ!やるわけねーだろ!」と叫ぶと会場からブーイング。
広田が起き上がると「私の見せ場を潰すな!」とエルボー連打。ウナギがエルボーで返すと広田はリング中央に倒れ、ウナギがしかたなくロープに飛んで、往復するかに見せてギロチンドロップ。フォールも2。
ウナギはリストを取るが、広田は意味もなくウナギの周りを一回転し、今度は前転してから後転して元の位置に戻る。ならばとロープを登り、ロープ上で前転後転。さらにロープ渡りからジャンプも成功させ、2回目に失敗して股間をロープに強打。ウナギがエルボー連打から走り込むが、広田はロープをたるませウナギをエプロンに落とすも、ウナギはエルボーからコーナーに登り、広田がエルボーから「何?お前も?」と強制的に手を繋いでウナギにロープ渡りを促す。
仕方なくウナギはロープ渡りをへっぴり腰でおこなうが、3歩目で落下。心も体もダメージを負ったウナギに広田が「私の凄さがわかっただろ!」と追い打ちをかけるが、心配した広田の顔面にエルボーを叩き込んだウナギがカンチョー攻撃。
さらに浮き輪をフルスイングするも、広田がボ・ラギノールをお返しし、首を挟まって抜けなくなったウナギをコーナーに振り、浮き輪の反動でバウンドして帰ってきたウナギに再度ボ・ラギノール。
ウナギは浮き輪を投げ捨てるが、広田はときめきメモリアルからロープに飛び、側転してからのボ・ラギノール。広田はロープに飛ぶが、ウナギは掟破りのふらふらどーんでフォールも2。
広田に城門突破を狙ったウナギを広田が丸め込み3カウント。
<試合後コメント>
旧姓・広田さくら&ウナギ・サヤカ
(※ウナギが1人で現れコメント開始)
ウナギ「昨日は大仁田と電流爆破やって、今日の広田さくら。いやあ、まだまだやらなきゃいけない人が1人増えてしまったようですね。広田さくら!あぁ、ケツが!」
(※広田が乱入し口論に)
広田「お前なあ、言っとくけどなあ、私は数々のレスラーにボ・ラギノール……カンチョーをやってきたけど、お前のケツが一番ゴツゴツして硬かったからな!もっとなんとかしたほうがいいんじゃねーの?」
ウナギ「柔らかい方がいいのか!」
広田「そりゃ柔らかい方がいいだろ!」
ウナギ「んなわけねーだろ!」
広田「カッチカチでゴッツゴツだったぞ!」
ウナギ「プロレスラーだからいいんだよこれで!」
広田「そうなのかよ」
ウナギ「次はお前のケツをギタギタにしてやる!」
広田「おぉ望むとこだよ!」
ウナギ「言ったな?!」
広田「言ったぞぉ!」
ウナギ「絶対やるからな!」
広田「そのときは絶対突き指するからこれ(4本指)でやれよ!気をつけろよ!」
ウナギ「もうこれ(4本指)でやってるわぁ!」
第4試合
先発はともかとMaria。Mariaがガットショットからロープに振ろうとするが、ともかが逆に振るとエプロンからあずさが蹴りつける。
稲葉姉妹がコーナーに振ると、サンドイッチ串刺しバイシクルキックから、左右からリストを取ってひねり上げると、岩田を呼び込み3人で同時ボディブロー。さらにトリプルサンドイッチバイシクルキックを叩き込みポーズをきめる。フォールも2。
ともかがロープに飛ぶが、Mariaはドロップキックで迎撃し川畑にタッチ。ともかも岩田にタッチ。
お互い蹴りをかわしあうと、川畑が足をとって倒し、ロープに飛んでランニングケンカキック。さらにコーナーに振ろうとするが、逆に振った岩田が串刺しジャンピングニーからロープに飛んでスライディングキック。そのまま場外に転がった川畑へ、エプロンを走り込んでのサッカーボールキックを叩き込む。
リングに戻ると岩田がニードロップからフォールも2。
岩田はボディを蹴り上げあずさにタッチ。
川畑はソバットからコーナーに叩き込みサンドラにタッチ。
サンドラはコーナーに顔面をナックルを叩き込み、エルボー連発からコーナーに振ろうとする。逆に振ったあずさが串刺しバイシクルキックも、避けたサンドラが串刺しクロスボディから、コーナーに登り上からエルボー連打。さらに走り込むが、あずさが避けるとチョップ連発。受けきったサンドラがエルボーで倒すが、起き上がったあずさが左右の掌底をボディに叩き込みミドルキック。あずさは岩田にタッチ。
岩田は左右の掌底からミドル。さらにソバットからカカト落としを投下しフォールも2。
岩田はバズソーキックも、避けたサンドラが担ぐが、耐えた岩田がロープに飛ぶも、サンドラは追走ボディアタックからロープに飛ぶ。だが岩田はトラースキックで迎撃し、投げようとするが耐えた岩田がボディに膝蹴り連発。岩田は投げようとするが、切り返したサンドラがバックドロップからMariaにタッチ。岩田もともかにタッチ。
Mariaがドロップキックから川畑とともにロープに振ってダブルのソバットからダブルのカカト落とし。さらにサンドイッチドロップキックを叩き込むが、ともかは気合を入れて「来いよオラ!」と挑発。Mariaは容赦ないエルボーを打ち込んでいきロープに飛ぶが、ともかはボディへの正拳突きで迎撃し、脇固めからチキンウィングを狙うも、Mariaが切り替えしていくがともかは羽折り固め。これは川畑がカット。
Mariaがドロップキックからロープに飛んでドロップキック。フォールも2。
Mariaは川畑にタッチ。
川畑はミサイルキックからジャーマンを狙うが、ともかは抜けると下から顔面を蹴りつけ、首投げからサッカーボールキック。
さらにともか蹴りを狙うが、避けた川畑が丸め込んでからのトラースキック。起き上がったともかがハイキックも、避けた川畑がハイキック。受けきったともかとハイキックの相打ちから川畑がハイキックを叩き込みロープに飛ぶ。これをともかがニーアッパーで迎撃し両者ダウン。ともかはあずさにタッチ。
あずさはバイシクルキックからランニングニー。さらにミドルキックをキャッチして腿を蹴りつけ。さらにミドルキックも川畑がキャッチ。ならばと回転したあずさがアキレス腱固めもMariaがカット。
Mariaがあずさをコーナーに振り、サンドラが串刺しダブルチョップからMariaが串刺しビッグブーツ。さらに川畑が串刺しサッカーボールキックからコーナーに登るが、岩田がハイキックでリングに落とすとともかがバイシクルキック。さらにあずさがランニングニーを突き刺しフォールもMariaがカット。
ともかがMariaに正拳突きから掌底。サンドラにもハイキックも、避けたサンドラがビッグブーツ。岩田がエルボーからロープに振り、ともかとダブルのバイシクルキックを叩き込むが、すぐに立ち上がったサンドラがダブルラリアット。
あずさはアネゴェを発射するが、避けた川畑がランニングミドル。さらにジャーマンを狙うが、耐えたあずさがソバットからブラジリアンキック。フォールも2。
あずさはアネゴェを狙うが、川畑がソバットで迎撃してフォールも、お互い切り替えしあい、岩田がサッカーボールキックでひっくり返してフォールさせるも2。
あずさは走り込むが、川畑がハイキックから投げ捨てジャーマン。さらにブラジリアンキックを叩き込みフォール。これで3カウント。
長与「本日はご来場まことにありがとうございます。今、あの、久しぶりにワクワクしますね。自分が若い時にですね、出てきた時を彷彿とさせてくれました。まだまだの選手なのでこれからもっともっとワクワクさせてくれるような外人になってくれると思います。今日はいろんなお話をほんの少しだけさせて貰えればいいかなと思います。まずはサンドラ・ムーンが来ました。彼女22歳です。22歳で、プロレスの勉強がしたくて、ほんとにプロレスの勉強がしたくて日本に昨日来ました。
そしてですね、年内入って今年2023年に入ってからですね、会ってお話をさせてほしいということがありました。そしてお話を回数を重ねてきました。本日堀田、今日はちょっと都合が合わずに堀田選手は来ることはできませんでしたが、堀田選手の気持ち、そして、堀田選手の意向を皆様にお伝えし、そして私達の意向をお伝えしたいと思います。今まで川畑梨瑚、T-HEARTS、2年ほど所属しておりました。そして、本日、8月7日より、マーベラスに移籍することになりました。(大梨瑚コール)ありがとうございます。きっと、堀田選手寂しいと思います。すごく痛いほど気持ちがわかります。何度も話し合いを重ねて、まだまだ未来のある子ですと。私のところで反対ではないですと。まだ未来があるので団体を経験させてあげたいという。何度と堀田選手と話し合いをして承諾を得たらしいです。私は、大事に思ってる部分もよくわかります。こうしてまだまだ小さい団体ですけど、『咲いた花が綺麗なら、咲かせた根っこの恩を忘れるな』という言葉があります。堀田祐美子に対して、その恩を絶対に忘れることなく、そして預かる私としては、厳しくも優しく、優しくも背負って、しっかりとプロレスを学ばせていきたいと思います。そして、堀田祐美子が周年大会やってますもちろん出させます。関係者各位の皆さんに、たくさん今まで川畑がお世話になった団体さん、そして、選手の方々いると思います。全ての団体に、継続的に出させて貰えればと思います。それでは、きっと堀田さん寂しいです。すごく痛いほどわかります。堀田祐美子も私の弟子です。なので、孫を預かった気持ちで、あなたに徹底して厳しくいきます。皆さんに一言挨拶してください」
川畑「いまご紹介に預かりました、自分が前団体、デビューした団体を辞めてからずっと堀田祐美子選手が、会社のT-HEARTSにおりました約3年間、ほんとに大切なことを学ばせていただいて、これからはマーベラスとしてより一層プロレスラーとして成長していきたいと思います、堀田選手から学んだことは忘れず、私のプロレスの基礎として、ずっとずっと残り続けます。さらに今ある基盤の上に、マーベラスとして、大きな大きな進化できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
長与「Mariaよかったね。同期できたね。(Mariaが川畑の足に抱きついて足にキスをする)そういったところでですね、これからもほんとに、たくさん彼女が苦労もしていくと思いますがどうか未来の選手たちですので、どうか厳しくも優しく、暖かくも叱咤激励していただければと思います。どうぞよろしくお願いします」
<試合後コメント>
Maria&川畑梨瑚&サンドラ・ムーン
川畑「ありがとうございました。ウィナー!(※とサンドラ&Mariaとともに勝鬨を上げる)エンジョイ?」
サンドラ「最高!今日は素晴らしい日。あの後楽園ホールで日本デビュー戦なんて最高。とても楽しい試合だった!アリガトウゴザイマス!」
Maria「Mariaは前回、前々回、大阪刈谷のときにホントは稲葉ともか選手と試合する予定だったんですけど、ちょっと腰が痛くなってしまって欠場してしまって。代わりに梨瑚がそのときは出てくれて。なので今回稲葉ともか選手と闘えることを楽しみにしてたし、相手が全員蹴りを使ってくる選手だったし、自分も頭使わなきゃなってメチャ考えさせられる試合でした。でも初めてだったサンドラ選手と連携もできたし、いいタッグだったんじゃないかなと思います」
川畑「Mariaも言ってた通り、相手3人全員が蹴りを使うということで。自分も蹴りを得意としてるので、いつかあの3人とシングルして、自分が蹴りでは一番強いんだぞってところを見せていきたいと思います」
Maria「そして、私達(Magenta)は今日からニューコスチュームです!ニューコスチューム、皆さん楽しみにしていただけたでしょうか?これからMagenta、もっともっと上を目指していこうと思ってるので、これからも皆さん応援よろしくお願いします!」
(※川畑1人だけ残ってコメント再開)
――改めて、入団の経緯について
川畑「ホントにこれ何人かに言われたんですけど、『ぶっちゃけ引き抜き?長与さんから声かかったの?』って話を頂いたんですけど、全くそんなことはなくて。なんなら自分と堀田さんがお話させていただいたもの去年の終わりくらいで、長与さんに話したのは今年の夏が始まるくらいなので。それまでホントに長与さんからT-HEARTSとして大事にしていただいた上で参戦させていただいていました」
――これまでT-HEARTSからレギュラー参戦してきたが、Marvelousに入団したほうがいいと思ったのはどういう部分か
川畑「今はぶっちゃけフリーが増えている時代だと思うんです。団体よりも、よく言われるのが、『選べる時代』って言われてると思うんですけど、その中で面白いものを、なにかお大きいことを創っていくには大きい力が必要だと自分は思っていて。その大きな力ってなんだろうって考えたときに、会社ってすごく大きいと思うんです。それで、自分はそれこそ長与さんをはじめ、堀田さんも全女っていうものを大事にしてこられている中で、あんだけプロレス界を超えて一大ブームになったのって、やっぱり全女っていう会社がすごく大きかったと思うので。なんかやっぱりこの時代に堀田さんから大事なものを受け継いで、これから長与さんの大事なものも受け継がせていただいて、プロレス界を超えるもっと大きなことをやっていきたいなと思って入団させていただきました」
――“Marvelousの川畑梨瑚”としてどのような目標を掲げるか
川畑「一番は、女子プロレスラーと言ったらプロレス界をあまり知らない人でも『あの人いるよね、この人いるよね』っていう、その中に名前が挙がるような選手になっていけたらと思います」
――全日本女子プロレスについてどれくらいの知識があるか
川畑「知識はそんなにメチャクチャあるわけではなくて。堀田さんや長与さん……堀田さんから結構お話を聞いていたりとか、YouTubeに上がっている試合とか、長与さんからのお話とかで知識は入ってるんですけど、中の細かいところとか何年に何があって、ってことは自分はまだ把握しきれてない部分がありますね。クラッシュギャルズさんとか金網デスマッチを映像で見たりとかですね」
――デビューした団体は新興団体だった。そこから離れてやっていく中で、歴史と伝統ある女子プロレスにこだわりを持つようになっていった?
川畑「そうですね。自分は前……前々団体?まあ、アクトレスガールズにいたころはプロレスというものを全く分かっていなくて。プロレスを知らないままプロレスデビューしてしまった形なんですけど、いざ離れてみて、他のプロレス団体とか変わっていく内に『ああ、女子プロレスってこんなに奥が深いんだ。面白いな』っていうのをすごい肌で感じることがありまして。そこをやっぱり、過去に戻りたいわけではない、過去のことを繰り返したい・真似したいわけではないんですけど、過去があるからこそ今があると思っているので、過去の先輩たちが築き上げてくださった偉大なプロレスを今の時代に合わせた形でもっとヒットさせていきたいなという気持ちがあります」
第5試合
先発は彩羽と優宇。ロックアップから優宇がロープに押し込み、彩羽が切り返すとローキックからロープに振る。だが優宇がショルダータックルでふっ飛ばし、彩羽がロープに飛ぶとショルダータックルの相打ち。
両者ロープに飛ぶとショルダータックルのぶつかり合いになるが、これを制した優宇に彩羽がソバット。永島も出てきてロープに振り、彩羽がソバットから永島がフェイスバスター。永島がキャメルクラッチで捕らえ、彩羽がサッカーボールキックを叩き込みフォールも1。
彩羽がリストをひねり、ロープに振ろうとするが優宇はロープに腕をかけ動かない。永島も出てきてガットショットから2人で振ろうとするが、優宇は耐えると交互にチョップを打ち込んでいき、彩羽と永島がダブルのガットショットからやっとロープに振るも、優宇はクロスボディで2人まとめて倒す。
そのまま場外に転がすと、優宇がみたらし団子。そこへナイトもみたらし団子。
リングに戻った優宇がボディプレスからフォールも2。
優宇はナイトにタッチ。
ナイトはセントーンからフォールも2。
エルボーの打ち合いから彩羽がリストを取るが、ナイトはエルボーでふっ飛ばし、さらに彩羽のラリアットを腕へのヘッドバットで迎撃するとフロントスープレックス。さらにラリアットでなぎ倒し、ロープに飛んでボディプレス。フォールも永島がカットしようと飛び込むが、ナイトが避けてフットスタンプは彩羽に誤爆。
ナイトは走り込むが、彩羽が左右のコサックキックからロープに飛んでサッカーボールキック。さらにロープに飛んで低空ドロップキックから、雄叫びを上げて投げようとする。だが逆にナイトがブレーンバスター。彩羽は転がり永島にタッチ。
永島はケンカキック連発も、受けきったナイトにヘアーホイップを狙う。だがナイとは逆に腕を掴んでホイップすると、ボディスラムから踏みつけフォールも2。
ナイトはロープに飛んでセントーンを投下するが、避けた永島がロープに飛んでケンカキック。さらに足4の字で捕らえるも、ナイトはひっくり返して絞るが彩羽が蹴って回転させる。ナイトはロープを掴みブレイク。
永島はランニングケンカキックから投げようとするが、ナイトが逆にフィッシャーマンバスター。ナイトは優宇にタッチ。
優宇はチョップからロープに振ってブラックホールスラム。フォールも2。
優宇はロープに飛んでセントーンも、避けた永島がランニングケンカキック。フォールも2。
永島は走り込んできた優宇の腕を巻き込んでぶら下がり腕ひしぎ。これを離すと優宇の手を踏みつけ、指へのフットスタンプ。ロープに飛んでケンカキックも、避けた優宇のバックを取る。優宇は逃れるとラリアットも、永島はコンプリートショットで迎撃し彩羽にタッチ。
彩羽はミドルキック連発。優宇はチョップで返すが彩羽はソバット。さらに投げようとするが、耐えた優宇にローリングエルボーからブレーンバスター。さらにナイトにもガットショットからブレーンバスター。
彩羽はロープに飛ぶが、優宇はカウンターのフロントフリップからセントーン。さらにコーナーに登りベアベアーズを投下。フォールも2。
優宇はラストライドを狙うが、リバースした彩羽がロープに飛ぶも、優宇はラリアットで迎撃しキャノンボール。彩羽が避けるも、四つん這いになった彩羽にナイトがセントーン。
優宇とナイトがサンドイッチラリアットから、優宇がセントーンを投下しフォール。そこへ永島がダイビングフットスタンプを投下しカット。
彩羽がタッチしようとするが、足を掴んで阻止した優宇がロープに振るも、彩羽はニールキックからランニングニーを叩き込み永島にタッチ。優宇もナイトにタッチ。
永島のクロスボディをキャッチしたナイトだったが、永島はスイングDDTで切り返しフォールも2。
永島は顔面に膝蹴りからロープに飛ぶが、エプロンから優宇が殴りつけて羽交い締めに。ナイトが走り込みラリアットも、永島が避けて優宇に誤爆させると、永島は肩車から腕ひしぎ。これは優宇がカット。
彩羽は腕への低空ドロップキックから腕を永島がとろうとするが、ナイトはスリーパーで捕らえスリーパースイング。さらにセントーンを投下しフォールも彩羽がカット。
ナイトはコーナーに登るが、永島がエルボーから正面に登る。さらに彩羽も正面に登り、ダブルの雪崩式ブレーンバスター。フォールも優宇がカット。
彩羽はコーナーに登りスワントーンボム。さらに永島がダイビングフットスタンプを投下しフォール。彩羽が優宇にニールキックを発射するが、優宇はキャッチして永島に叩きつけてカット。
優宇は彩羽にラリアットを叩き込みキャノンボール。ナイトも永島にキャノンボールを発射しフォールも2。
ナイトはネックハンギングツリーを狙うが、永島が暴れて耐えるとフランケン。これは優宇がカット。
永島はロープに飛ぶが、ナイトはボディアタックで迎撃しフォールも彩羽がカット。
ナイトはヘッドバッドからグッドナイト(※ネックハンギングボム)で叩きつけて3カウント。ナイトは彩羽に一騎打ちを要求した。
第6試合
記念撮影後に尾崎がガウンも脱がずにベルトを奪って襲撃し試合開始。
ベルトに桃野の顔面を連続で叩き込み、ロープに振って顔面にベルトをフルスイング。そのまま場外乱闘へ。
リングに戻ると尾崎がチェーンナックル連発。さらにロープに押し込み顔面を踏みつける。
これを離すと指を踏みつけ、指へチェーンを叩きつける。尾崎はチェーンで顔面を殴りつけ、再度指へチェーンを投下。
苦しむ桃野に腕ひしぎも、桃野はなんとか耐える。これを尾崎が離すと、イスで桃野の腕をなぐり、のたうちまわる桃野をコーナーに振って串刺しチェーンナックル。
尾崎は逆コーナーに振って再度串刺しチェーンナックル。コーナーで顔面にチェーンナックル連発も、桃野がそのチェーンを掴んで綱引き状態に。尾崎が引き込んで顔面にチェーンナックルから、桃野に走り込むと桃野はロープをたるませエプロンに落とす。桃野が走り込むと、チェーンナックルをキャッチしてからロープを使ったアームブリーカー、コーナーに登り腕へのミサイルキック。場外に降りた尾崎だったが、桃野がコーナーに登るとチェーンを持って正面に立ちチェーンナックル。さらに正面に登ると雪崩式ブレーンバスターからフォールも2。
尾崎はラリアットも、避けた桃野がドロップキックからロープに飛んで低空ドロップキック。
さらにロープに飛んで低空ドロップキックで場外に叩き出し、コーナーに上ると場外へプランチャを投下する。
リングに戻り、桃野が顔面にミサイルキック2連発。フォールも2。
桃野はヘッドシザースとV1アームロックを同時に極めるが尾崎はロープに足をかけてブレイク。
桃野はバックを取るが、バックエルボーで逃れた尾崎に再度バックを取る。尾崎はロープを掴みブレイク。
桃野はエルボー連打からロープに振ろうとするが、耐えた尾崎がエルボー。避けた桃野が4連続ロコモーションジャーマンスープレックスホールドも2。
桃野はJKボムを狙うが、切り返した尾崎がバックブロー。さらにチェーンナックル連発からチェーンバックブロー。キャッチした桃野の顔面にローリングチェーンナックルも、桃野がカサドーラフットスタンプからフットスタンプフォール連発も2。
桃野はヘッドバッドからロープに飛んでJKボムを狙うが、切り返した尾崎がビンタから髪を掴んで引き起こす。だが桃野は髪を掴んでヘッドバッド連発で倒し、ぐったりとする尾崎の髪を掴んで引き起こすも、尾崎は左右のビンタ連発から髪を掴んで往復ビンタ連発。膝をついた桃野の顔面に膝蹴り連発から、チェーンでの裏拳連発。さらにイスを脳天に叩き込み、ぐったりとする桃野の脳天に2台目のイスを叩き込む。そのままイスを使ったチョーク攻撃も、レフェリーがやっと反則カウント。
流血した桃野の脳天を尾崎はイスの破片で殴りつけ、首にチェーンを巻き付けてのチェーンナックル。さらにロープに振って絞首刑に。反則カウントで離すと桃野は場外に落下し、尾崎は客席にも桃野を叩き込むと、そのまま南側客席に引きずっていく。
場外ボディスラムからチェーンナックルを叩き込むと、桃野は階段を転げ落ちてフラフラに。
尾崎はリングに引きずると、投げ捨てパワーボムから踏みつけフォール。レフェリーがカウントを叩かずに尾崎がクレームを入れると、尾崎は改めてシットダウンラストライドからフォール。桃野はリングに落ちていたイスの破片で尾崎の顔面を殴りつけてカット。
桃野は立ち上がるが、尾崎がイスの破片で殴りつけ、コーナーから走り込むが桃野もイスの破片で裏拳をカット。桃野はモモラッチも2。
桃野はJKボムも2。
桃野はエルボーを打ち込んでいくが、尾崎も裏拳を打ち込み打ち合いへ。尾崎が裏拳連発からロープに飛ぶが、桃野はビッグブーツで迎撃。だが尾崎もランニング裏拳からランニングシットダウンパワーボムからフォールも2。
尾崎は馬乗りになりチェーンナックル連発。
レフェリーが注意するとチェーンごとレフェリーを投げ捨て、毒霧からオザキック。フォールも2で髪を掴んで引き起こすと、テキーラサンライズで叩きつけ3カウント。
尾崎は受け取った賞状を破り捨てて記念撮影へ。
尾崎「おい桃野、随分くたばってんじゃん。(※女性客からの「オメーがくたばれよ!」のヤジに)残念!元気だからくたばんねーんだわ私。ブスブス~♪お前さ、『ベルトは巻きたい人のところに、いたいところの人に行く』って言ってるじゃん。私のところに来ちゃったじゃん(笑)ごめんなさいね、そもそも私を指名すること自体が間違ってんだよ。尾崎魔弓をナメんなよボケ!それからさ、(リングサイドの長与に)挨拶遅くなっちゃったね」
ベルトを踏みつけて長与を挑発すると、渡辺がリングに上がり尾崎を突き飛ばし、長与もリングに飛び込んで尾崎へ馬乗りに。誰よりもブチ切れて罵声を浴びせながら殴りかかっていく長与を見て少し冷静になったマーベラス選手陣が必死に長与を引きはがす。
尾崎「おい長与千種!リングにまで上がってきちゃってさ(笑)私とやりてーのか?」
長与「お前が誘ったんじゃねーのか?どこのベルトでもな、足でふんづけていいベルトねーから!いつでもいいよ、潰すぞコラ!尾崎魔弓!潰してやるぞコラ!」
尾崎「お前が今やるって言ったな?出来んのかその足で」
長与「足が悪くたってよ、お前なんか上半身だけで十分だ。今までそういう闘いしかしてこなかったんだよ!いつだ?いつだよ!?」
尾崎「10月22日横浜武道館でやってやるよ。しかもデスマッチな。ルールは私が決める」
長与「面白くすんのは誰だよ。22日、アメリカ行く日なんだよ。便を遅らせてでもさっさと試合終わらせてアメリカ行くわ。やってやるよ!」
尾崎「おい、チビ(桃野)!テメーも入れてやるわ。こっちは正危軍で行く」
長与「正危軍だろうがなんだろうが構わないよ。俺ら行くからよろしくお願いしますよ」
尾崎「OK。3対3だ、一人用意しとけ」
渡辺「私が行ってやるよオラ!」
尾崎「お前ら3人揃ったな。楽しみにしてやるよ。お前逃げんなよ。デスマッチできんのかお前。楽しみにしとくよ。じゃあな」
長与「お前がデスマッチ選んだこと後悔させてやるよオラ!潰してやるよ!デスマッチ大好きだからな!もっと激しいことよろしくお願いします!」
尾崎はリングを後にする。
長与「智子、ベルト取り返してください。(※桃野へ)初めての経験だったと思う。ただ取り返すしかねーんだよ。アイツが『やらない』って言っても、絶対取り返してください。よろしくお願いします。いける?美桜?悔しい?やりかえそっか?」
桃野「ほんとにすいませんでした」
長与「とりかえそっか?その気持はあるよね?」
桃野「デスマッチ」
長与「デスマッチだよ。今十分デスマッチだったけど」
桃野「やってやりますよ!」
長与「この人(渡辺)めちゃくちゃ強いからね、デスマッチ」
桃野「隣に長与さんと智子さん、何も怖いものないです。あのキチ●イクソババア絶対ぶっ潰す!(※桃野が放送禁止用語を口にしたため彩羽が必死に口をふさぐ)」
長与「もっかい言ってみ?(笑)」
桃野「あの、キ●ガ……(※彩羽がさっと口をふさぐ)、絶対ぶっ飛ばしてやるよ。あんなベルト踏みつけるなんて、あー、悔しい!(紙テープがリングに投げ入れられる)でももう立ち直りました。よろしくお願いします。紙テープみんな巻いてくれてたのに」
彩羽「これ、だれが締めるんですか!美桜?自分は、自分のやり方で、ぶっ潰すんで、ちょっと自分の行動見といてください。OZぶっ潰します」
長与「彼女はホントに自分の試合をじっくり広げてきました。1つだけと思うのは、大好きなことをずっと続けていくことです。多分、彼女はこういった試合はデスマッチのこと、決して自分がやらせたくなかったことだと思いますが、臨んでいくのもプロレスラーの性だと思います。どうかこの悔しさを、いいプロレスラーになると思いますのでよろしくお願いします。そして渡辺にはあのベルト取り返してもらいたいと思います。そして彩羽、わかってますよね?やられちゃたんですよ。わかってますよね?やるべきことは。ほんとにガツンとやってください。頼みますね、お願いします。ということで美桜に締めてもらおうと思います。美桜!もう立ち直ったんじゃないの!?」
桃野「みんな優しいよ。こうやって、一番出してはいけないところに、ベルトをとられちゃったけど、こうやってみんなの思いを無駄にはしてないな。ちゃんと今日で終わりじゃないから、この先もみんなの思いを背負って、抱いて、リングに立ち続けるから、その限り応援してください。やっていいんですか?それではじゃあ、お体に不自由のないお客様はご起立ください。なんだかしらないうちに梨瑚もマーベラスに入ったことだし、いいじゃないですか。せいぜい頑張って。10月22日、OZアカデミー、デスマッチ、やってやりますよ。今日はこうやって来てくださった皆さんに心から感謝しています。ありがとうございます。それでは私もいつもの締めで締めたいと思います。行きます!いくぞー!(オー)アディオス!アミーゴ!バーイ!ウィー!」
<試合後コメント>
尾崎魔弓
「なに?今日欲しくも興味もなんにもないベルトだけど、なんか桃野とMarvelousの悔しい顔見てたら『獲ってよかったなぁ~!』って今メッチャいい気分。清々しい気分。あぁ、人が悔しがる姿って最高に楽しいね!これ中々対抗戦じゃないと味わえないからね。なんかGAEAのときみたいなあんな熱い客、久々。まだいるんだね。相変わらずババアのくせに『ババア!』って言いやがる。若い時に言われんだったらいいんだけど、GAEAのときもそうだったけど、大体同じくらいの奴があたしに『ババア!』とかね?私よりももっとブスな奴が『ブス!』って言ったり。でもあれは久々で楽しかったな。もっと言えよ。なんかブーイングも悪口も悔しがられるのも、みんなに突っかかってこられるのもすげー楽しい!今超いい気分♪これは対抗戦ならではだな。長与まで出てきちゃってさ。結局アイツもあたしとやりたいのよ。大丈夫?足。なんか昔、GAEAのときに長与が肩を怪我して、痛くてきっと手術に踏み込めなかったと思うんだよね。私は最後に壊してやって入院したっていうのがあったけど。あれはちょっと感謝してほしいけど、ヒザもそうなるんじゃない?やってあげてもいいよ?全然。ヒザもやっちゃう?ついでに。歩くのも大変そうじゃん!まあデスマッチはデスマッチだけど、なんか面白いルール考えようとは思ってるよ。まんまと出てきちゃったからね、長与が。自分が一番やりたかったんじゃない?私と。禁断の扉開けたの感謝してほしいよ、Marvelousには。そもそも私が来なきゃこんなに話題振りまけてないんだからさ」
――尾崎選手が帰られたあとに、長与選手がベルト奪還の役目を渡辺智子選手に託していた
「ああ、そう。でもやんないよ?渡辺智子はやるって言ったかも知れないけど、あたしはチャンピオン様様様だもん。防衛戦いつやるとか全部チャンピオンが決めていいでしょ?渡辺智子って決まっててもいいけど、あたしはやらない。私のタイミングでやる。Marvelousにタイミングは決めさせないよ、悪いけど。私がチャンピオンで一番偉いんだから。これからどうやって振り回してやろうかちょっと楽しみだよね。悪いけど尾崎魔弓に感謝してほしいよ。OZの選手もそう。Marvelousもそう。話題振りまいてるのは全部あたしだよね。文句ばっかりみんな言ってっけどさ、テメーらが出来ないからやってんだよ。加藤にしろAKINOにしろ。これから私が話題の中心にいちゃおうかなって感じ!」
桃野美桜
「今日、自分から逆指名した尾崎魔弓との防衛戦、こんなヒールの人と試合をするのがキャリア史上初めてで。こんなに悔しい思いをするんだと思いました。でも、私全女のプロレスが好きでプロレスラーになったので、今一番プロレスラーしてる気がします。勝負の世界だから且つかまけるかで、今回負けましたけど、さっきもリング上で言った通り、もう立ち直りました。それは一番プロレスラーを感じているからなのか、次またやり返せる時がすぐ決まりました。でもそれもまた自分も未知の世界。どんな形式かわからないけど、デスマッチ。でも隣にはその全女の全盛期を過ごしてきた長与千種、渡辺智子。もうなんも怖いものなしじゃないですか、何も怖いものなしのまま新たな世界に飛び込めるのは安心でしか無いですし、ワクワクでしかないです。必ず私がやり返してやります。ただ!応援してくれた方にはたくさんの思いを託してくれたことは、リングに上がる前からビンビン感じていたので、悔しい思いをさせてしまったことは本当に申し訳ない。でもこれで終わりじゃないから、まだまだ安心して自分に思いを託してほしいなと思います。ありがとうございました」