WWE行きが噂される強豪外国人タッグに勝利し全日本プロレスの未来が王座防衛!

18日、東京都・大田区総合体育館にて全日本プロレス『チャンピオン・カーニバル2025【優勝決定戦】』が開催。ライジングHAYATO&安齊勇馬がアジアタッグ王座の6度目の防衛に成功した。
日本最古のベルトであり全日本の至宝とも言えるアジアタッグ王座は、【ELPIDA】ライジングHAYATO&安齊勇馬が保持。
【ELPIDA】は上記2名に綾部蓮、本田竜輝を加えた4名で20代の若い力で全日本を変えていくべく立ち上がったイケメン揃いのユニット。安齊は三冠ヘビー級王座、HAYATOは世界ジュニア王座、本田は世界タッグ王座の戴冠歴があり、綾部は昨年の王道トーナメント優勝を果たすなど全員しっかりと結果を残してきている。
今回HAYATO&安齊が迎え撃ったのは、マイク・D・ベッキオ&エーグル・ブランの外国人タッグ。
2人は今年のチャンピオン・カーニバルに参戦し、驚異的な身体能力から繰り出される空中殺法で全日本ファンを魅了してきたハイフライヤー。チャンピオン・カーニバルの優勝争いからは脱落してしまったが、2人の持つ爆発力が合わさればHAYATO&安齊を上回る可能性も十二分にあった。

ベッキオ&エーグルは大会場で王座をかけた大一番ということもあってか空中技の失敗が目立ったが、それを覆すほどの圧倒的手数の多さでカバー。序盤から会場を大きく沸かせる華麗な空中殺法で試合を支配していく。
HAYATOが捕まる展開が続くが、一瞬の隙を突いた安齊がエプロンからエーグルにジャンピングニーを見舞って逆転の狼煙。
最後はHAYATOとエーグルの一騎打ちとなり、エーグルのファイヤーバード・スプラッシュを避けたHAYATOが人でなしドライバーからシド・ヴィシャス(※トップロープからのライオンサルト)を投下して3カウントを奪った。
ベッキオ&エーグルはWWEと契約間近だという噂もあり、その2人を倒したHAYATO&安齊は日本のプロレスの強さを世界に証明したといえる。

その後リング上には【青柳兄弟】青柳優馬&青柳亮生が登場し、挑戦を表明。若い世代の成長が見られることが醍醐味のアジアタッグ戦線はさらに過熱していく。