【試合詳細】3・30 マリーゴールド後楽園ホール大会 【ワールド】林下詩美vsボジラ 【ツインスター】高橋奈七永&山岡聖怜vs彩羽匠&暁千華 【UN】桜井麻衣vs山中絵里奈 MIRAI&青野未来&ちゃんよたvs野崎渚&メガトン&ギガトン

『MARIGOLD New Years Golden Garden 2025』
日程:2025年3月30日(日)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:911人
▼タッグマッチ 15分1本勝負
○ハミングバード/リアラ(フリー)
5分19秒 レッグロールクラッチ・ホールド
咲村良子/●橘渚
▼タッグマッチ 15分1本勝負
[Selene Flora]ビクトリア弓月/●田中きずな
9分31秒 オースイ・スープレックス
○瀬戸レア/勇気みなみ
▼タッグマッチ 15分1本勝負
●翔月なつみ/後藤智香
10分24秒 ヨーロピアン・クラッチ
[Darkness Revolution]CHIAKI/○松井珠紗
▼6人タッグマッチ 15分1本勝負
○MIRAI/青野未来/ちゃんよた(PPPTOKYO)
13分37秒 ラリアット→エビ固め
[Darkness Revolution]野崎渚(フリー)/メガトン/●ギガトン
▼マリーゴールド・ユナイテッド・ナショナル選手権試合 30分1本勝負
【王者】○桜井麻衣
11分55秒 STF
【挑戦者】●山中絵里奈(BBJ)
※第2代王者が3度目の防衛に成功。
▼ツインスター選手権試合 マリーゴールドvs マーベラス団体対抗戦
【王者組/パッション親子】高橋奈七永/○山岡聖怜
25分35秒 エイオキクラッチ
【挑戦者組】彩羽匠(Marvelous)/●暁千華(Marvelous)
※第4代王者組が2度目の防衛に成功。
▼マリーゴールド・ワールド選手権試合 30分1本勝負
【王者】○林下詩美
19分6秒 ハイジャック・ボム→片エビ固め
【挑戦者/Darkness Revolution】●ボジラ
※第2代王者が2度目の防衛に成功。
詩美がボジラを制して真紅のベルトを堂々防衛!奈七永&聖怜が王座をかけたマーベラスとの対抗戦初戦で激勝!桜井が山中を制し純白のベルトV2!
第1試合
左膝の負傷で欠場していたハミングバードと肋骨の負傷により欠場していた橘渚が2ヶ月ぶりの復帰戦へ。
橘と咲村が突撃してドロップキック。橘がリアラをコーナーに押し込んでエルボー連打からボディスラムを狙うが、リアラが逆にボディスラムからパラダイスロックで捕らえると、ロープに飛んで低空ドロップキック。リアラはエルボー連打からロープに振るが、橘は変則ロープワークからクロスボディで倒しフォールも2。橘は咲村にタッチ。
咲村は前蹴りからコーナーに振ってタイナー。さらにボディに膝蹴り連発からロープに飛んでドロップキック。フォールも2。
咲村はプラチナムロックで捕らえるがリアラはロープに足を伸ばしブレイク。
咲村はヘッドロックで捕らえ、そのままグラウンドに持ち込みフォールも2。
リアラはエルボー連打からソバット。ロープに飛んでフェイスバスターからバードにタッチ。
バードは低空ドロップキックからフォールも2。
バードが投げようとするが橘がカットし、コーナーに振って咲村がタイナー。さらに橘も串刺しドロップキックから、咲村が蜘蛛絡み。バードはロープに足を伸ばしブレイク。咲村は橘にタッチ。
橘はロープに飛んでのドロップキック連発。フォールも2。
橘はコーナーに振って走り込むが、バードはぶら下がり首4の字で捕らえ、苦しむ橘のボディへリアラがドロップキック。バードはリングに戻るとロープに飛んでドロップキック。
バードはバズソーキックも、避けた橘がスクールボーイも2。
橘は逆さ押さえ込みからラ・マヒストラルもリアラがカット。
橘はエルボーからロープに飛ぶが、バードはサムソンクラッチのように倒し、ジャパニーズレッグクラッチホールドで3カウント。
<試合後コメント>
ハミングバード&リアラ
リアラ「はいはぁ~い♪大復活ぅ~♪おめでとうございます!ハービィさん!」
ハービィ「このあと乾杯させてください。せっかくなんで。自分は飲めないんで、自分はプロテインでいいですか?」
リアラ「わかりました!」
ハービィ「リアラさんだけシャンパンでいいんで」
リアラ「勝利の美酒、飲みましょう!」
ハービィ「OK~♪」
咲村良子&橘渚
咲村「復帰戦、勝てよぉ~」
橘「ホントは焼き鳥にして食べるつもりだったんだよ」
咲村「バードだから?」
橘「そーだよ!」
咲村「食べられてんじゃねーかよお前」
橘「食べられちゃったよぉ~」
咲村「しっかりしろよぉ~」
橘「いてーよぉ~」
(※咲村が呆れた様子で先に去る)
橘「待ってくれよぉ~」
第2試合
先発は瀬戸と弓月。お互いタックルを仕掛けながらグラウンドの攻防へ。ヘッドシザースの締めあいから両者距離を取りタッチ。
きずながドロップキックから、弓月が出てきて背中にドロップキック。きずながスクールボーイからダブル低空ドロップキックを突き刺しフォールも2。
きずなが投げようとするが勇気が逆にボディスラム。さらに勇気が巻き投げるとロープに飛んで低空ドロップキック。フォールも2。
きずなはエルボーからボディスラム連発。さらにストンピングから弓月にタッチ。
弓月はストンピング連発も、立ち上がった勇気がエルボー連打。弓月がコーナーに押し込みエルボー連打も瀬戸が走り込み背中にエルボー。コーナーに振っていくが、弓月は瀬戸を避けて勇気に串刺しエルボー。さらに瀬戸にドロップキックから勇気にローリングエルボーを叩き込む。弓月はダブルリスト・アームサルトも2。
弓月はソバットからロープに飛ぼうとするが、勇気がコスチュームを掴んで動きを止めるとエルボー。弓月が走り込むが勇気はカウンターの河津落としで叩きつけフォールも2。勇気は瀬戸にタッチ。
瀬戸はドロップキックを突き刺すがすぐにエルボー合戦へ。弓月がエルボー連打も瀬戸がエルボーからボディスラム。フォールも2。
瀬戸は腕ひしぎもきずながカットしようとするが、勇気がエルボーで迎撃して瀬戸が腕を伸ばす。弓月はロープに足を伸ばしブレイク。
瀬戸はロープを使った腕固め。サード、セカンド、トップとロープを変えて絞っていき、これを離すとロープに飛んで腕への低空ドロップキック。さらにロープに飛ぶが、弓月はドロップキックで迎撃すると、ロープを貫く顔面への低空ドロップキック。フォールも2。
弓月はきずなにタッチ。
きずなはミサイルキックからフォールも2。
きずなが脇固めで捕らえるが、お互い切り返しあい瀬戸がキャトル・ミューティレーションへ。きずなはロープに足を伸ばしブレイク。
瀬戸はストンピングから腕へのカーフブランディング。さらに腕ひしぎも弓月がカット。
瀬戸はロープに振ろうとするが、きずながエルボーからRe:DREAMも2。
瀬戸がストンピングからコーナーに振ろうとするが、きずながエルボーからハイキック。さらにロープに飛んでスライディングニーからフォールも2。
弓月が出てきてダブルのフィッシャーマンバスターから、きずながバズソーキックを叩き込みフォールも勇気がカット。
きずなはドラゴンスープレックスの体勢も、切り返した瀬戸がオースイ・スープレックスで3カウント。
瀬戸「ビクトリア弓月、マリーゴールドの、若手は、ビクトリア弓月や、山岡聖怜だけじゃねーんだよ。この、瀬戸レアだっているんだよ!今日のこの試合私が勝った。この勝負に勝ったのは瀬戸レアが。だから、そのベルト、挑戦してもいいよな?」
弓月「瀬戸レア、上等だよ。おいようやく、その気になったか?おめーおせーんだよコラ。このベルトの、壁の高さ、おめーに教えてやるよ」
弓月は突き飛ばし、ベルトを瀬戸の顔に押し当てて挑発した。
<試合後コメント>
ビクトリア弓月&田中きずな
きずな「まず弓月と今日久々のタッグで。私はこの欠場期間中、弓月がベルトを巻いてどんどん活躍して、それが嬉しい反面、詩美さんとのタッグもあったり、『弓月の隣は私なのに』って思いでホントにいっつも悔しくて。今日勝って、『弓月の隣は私だ!』って弓月にもお客さんにもみんなに伝えるつもりでいたんですけど……3、獲られてて。メチャクチャ悔しいし、ホントに、ホントに悔しいけど!でも!悔しいって言って下向いてたら弓月の隣にいられなくなっちゃうから、私はこれからは言葉じゃなくて結果で残していきたいなって思います。……ごめん」
弓月「今日久々にSelene Floraでタッグを組んで試合をしました。これまできぃたんが欠場期間中、詩美さんと姉妹タッグとしてタッグを組んできて。詩美さんとはまた別のタッグだと思ってて。こうやって同世代・同期としてタッグを組むのと、先輩とタッグ組んで試合するのはまた見え方も違うし、闘い方も違うと思っていて。だから私は両方とも組んで闘っていきたい。でも私はその中でも個人としてどんどん上を目指しているからこそ。でも今はどっちとか決められないけど、どっちとも今は組んでいきたい。で、瀬戸レア。ようやくこのベルトに挑戦する思いを伝えてきた。おせー!とにかく遅い!もっともっとXでも言っていいと思うし、常にバクステでも発言していっていいと思うし、会見ではなにも熱い思いは伝わってこなかった。でも今日ああやってマイクで熱い思いを伝えてきてくれて私はすごく嬉しいし、スーパーフライのベルトを狙ってるって言ってくれて私はすごく嬉しいです。ようやく、瀬戸レアに火が点いたと思ってすごく嬉しいです。でもこのベルト、そう簡単には獲れないってことはお前にきっちり叩き込んでやるから楽しみにしとけ。それとな、今日私から勝ったんではないよな?だからもっともっとアイツにはこのベルトの壁というか、このベルトはまだまだお前には獲れるベルトじゃないってことを教えてやろうと思います」
瀬戸レア&勇気みなみ
レア「Selene Floraから勝利しました!嬉しいです。えっと、なんていうのか……飛んじゃった。えっと、すごい、素直に嬉しいです!素直に勝てたことが嬉しい。そしてベルトに挑戦表明できたことが今日の目標だったので、すごく、ホントに嬉しい。ベルト挑戦のときには自分がビクトリア弓月に勝って、第3代スーパーフライ級チャンピオンに、私が、なります!」
勇気「Selene Floraという正式タッグを今日下せたことが嬉しかったのと、若手勢が弓月さんだけじゃないっていうのが今日証明できたことが私はすごく嬉しくて。レアさんと試合できてよかったなっていうのと、だけどそれが今日私じゃなかったことがやっぱり悔しくて。弓月さんとレアさんの挑戦表明も私はこの目でしっかり見たので。弓月さん、スーパーフライを狙ってるのはレアさんだけじゃないので」
レア「割り込んで言って来いよ、さっきもなあ?」
勇気「頃合いを見てます」
レア「コロアイ……勝ちます!」
第3試合
先発はCHIAKIと後藤。松井が後藤の背後から殴りかかり、ダブルで後藤をロープに振ると、ダブルのビッグブーツからCHIAKIが顔面ウォッシュ。松井も後藤の顔面をエプロンから蹴りつけていくがレフェリーが注意しブレイク。
CHIAKIがボディスラムから踏みつけフォールも2。CHIAKIは松井にタッチ。
松井は逆片エビ固めで絞るが翔月がカット。
翔月は松井をコーナーに振って串刺しニー。さらに後藤も串刺しラリアットから、後藤と翔月のヒップバットでサンドイッチ。後藤はマンハッタンドロップから翔月がランニングミドル。後藤がフォールも2。
後藤はロープに振るが、松井がカサドーラフットスタンプからCHIAKIにタッチ。
CHIAKIはストンピングから前蹴りでコーナーに押し込みアイアンクロー。レフェリーが注意すると、フェイスバスターから背中への側転ダブルニー。フォールも2。
CHIAKIが投げようとするが、耐えた後藤の髪を掴んで引き倒しギロチンドロップ。フォールも2。
後藤がエルボー連打もCHIAKIがエルボー。松井とCHIAKIで後藤をロープに振るが、ロープを掴んでタイミングをずらした後藤が松井を場外に投げる。だがCHIAKIがガットショットからロープに振るが、後藤がラリアットでなぎ倒し、エプロンにいた松井をヒップアタックで場外に落としCHIAKIを担ぐも、着地したCHIAKIがソバットからロープに飛んでスピアー。後藤がキャッチしそのままフロントネックのジャイアントスイングで投げると後藤は翔月にタッチ。
翔月はロープ際に寝かせたCHIAKIにダブルニードロップ連発。さらに逆エビ固めも松井がカット。
翔月はロープに飛ぶが、CHIAKIが避けると松井がエプロンを走り込んでビッグブーツ。そこへCHIAKIがスピアーも、翔月が避けて松井に誤爆する。
翔月はローキック連発から走り込むが、CHIAKIが避けると松井がエプロンからロープを使ったスタナー。さらにCHIAKIがコードブレイカーからアルゼンチンで担ぎ、ムーンウルフで叩きつけフォールも2。
CHIAKIは松井にタッチ。
松井はスライディングキックからエルボー。コーナーに振ろうとするが、逆に翔月が振るも走り込んできた翔月へ松井がスリングブレイド。フォールも2。
松井は腕を掴んだまま顔面への膝蹴り連発。ロープに飛ぶが、翔月はキチンシンクで迎撃し、顔面に膝蹴り連発からマウントエルボー連打。さらに顔面に膝蹴りからフォールも2。
CHIAKIはロープに飛んでランニングニー。フォールも2。
翔月はロープに飛ぶが、CHIAKIが走り込みパワースラムで叩きつけ、松井がジャックナイフで捕らえるも後藤がカット。
後藤は強引にボディスラムから翔月が蒼魔刀を突き刺しフォールもCHIAKIがレフェリーに後藤を叩き込みカット。
松井はチョークでコーナーに押し込み、CHIAKIがエプロンからロープを使ったチョークで捕らえる。松井は椅子を持ち出しボディを殴りつけていき、ここへ後藤が走り込むとビッグブーツ。避けた松井がイス攻撃を狙うが後藤がキャッチ。CHIAKIが合体して後藤を押そうとするも、これを離すと後藤がイスを振りかぶる。避けた松井とCHIAKIはダブルのトラースキックから、翔月のボディにイスをのせて松井がダイビングフットスタンプ。さらにイスを叩きつけ、スライディングニーからフォールも後藤がカット。
松井はMKDを狙うが翔月が首固めも2。
松井は走り込むが翔月はハイキックからフィッシャーマンズスープレックスホールドも2。
翔月は近づくも松井がサムソンクラッチからのヨーロピアン・クラッチで3カウント。
<試合後コメント>
翔月なつみ&後藤智香
翔月「あ゛ァ~!あ゛~チクショウ!悔しい!」
後藤「ごめんなさい、自分も……ああああッ!なんか、なんか!翻弄されまくって!全然自分も何にも出来てないうちに終わってしまいました。すみません、なつみさん」
翔月「なんかホントに!松井珠紗!ダークネス入りしてから姑息な技ばっかり使いやがって!私は正々堂々と闘ってる松井珠紗が好きだし、またその松井珠紗と闘いたいと思ってます。だから、今の松井珠紗に負けても、悔しいけど、悔しいけど、負けてるとは思わないし。もっともっと熱いところで闘える選手だと思ってるから、私はこれからも諦めずに松井珠紗を正面から倒したいし、ゴチカ!せっかくこうやって何回も組んでるし、闘った青野&桜井ペアはタッグ挑戦するとか言ってるし」
後藤「そーなんですよ!私はダークネスとかそんなとことばっかりやってないで、桜井麻衣がずっとふっかけてきてくれてるんですよ!ゴチカに!鼓舞してくれてるから、ここで超えてさっさと潰して超えて、桜井麻衣がいるところに行かなきゃいけない。そしてマーベラス勢との闘いも始まるから、今日から。もっと上行きたいです、私」
翔月「こんなとこで負けてるようじゃウチらダメだから、もう1回1から頑張ろう!」
後藤「はい!ありがとうございました!」
松井珠紗&CHIAKI
松井「3月30日、今日は記念すべき日となりました」
CHIAKI「そーか、3月もう終わりかぁ~」
松井「はい。卒業シーズンになんと私はしっかり翔月なつみを卒業することが出来ましたぁ~♪」
CHIAKI「おめでとぉ~♪」
松井「そしてね、こっからDarkness Revolution、次の、次の次のステップへどんどん進んでた上を目指していきます」
CHIAKI「もちろんそれもそうだし、なんか……だいぶ減ってきたけど、まだ前団体がどうのとか言ってる奴とかホント時代遅れだから。ショージキ」
松井「しょーもない。しょーもない」
CHIAKI「そんなふうに俺らを見てるんだったらね、ホントに面白くないと思うし」
松井「踊っちゃったけどね(笑)」
CHIAKI「んにゃ、まあまあまあ、特技としてね?(笑)それは出していこうかなってね?(笑)横須賀大会のダンスクラブもあったし……」(※注:CHIAKIは振付師でもある)
松井「これからも踊ってこーよ」
CHIAKI「そうね、そうしよう!じゃあ毎回このタッグで、松井CHIAKI組で毎回踊って入場、やってこうと思います!」
第4試合
メガトンとギガトンが走り込むが、返り討ちにあいメガトンがMIRAIとちゃんよたに、ギガトンが青野未来にボコボコにされる。
ちゃんよたがメガトンにエルボードロップからフォールも2。
ちゃんよたはキャメルクラッチで捕らえるがギガトンがカットしスプレー攻撃を狙うが、MIRAIがカットし髪を掴んで動きを止めると、いつも着ている囚人服を破り捨ててしまう。しかし、中から出てきたのはボーダー柄の新コスチューム。MIRAIがギガトンを場外に投げ捨て、ちゃんよたがメガトンをコーナーに押し込んでショルダーアタック連発。コーナーに振って串刺しラリアットから、ロープに飛んでラリアット。フォールも2。
ちゃんよたは青野にタッチ。
青野はコーナーに振って串刺しドロップキック。さらに串刺し低空ドロップキックから、首投げで倒しサッカーボールキック連発。フォールも2。
青野はスタイルズクラッシュを狙うが、野崎がカット。
MIRAIとちゃんよたで野崎をロープに振るが、野崎はまとめてノアールランサーで迎撃すると、青野の足を刈って倒し、そこへメガトンがサードロープからのメガトンプレス。青野は転がって避けて自爆させると、ボディを蹴り上げていく。青野は髪を掴んで引き起こし、メガトンは左右の袈裟斬りチョップからメガトン波も、青野は無言でローキックから投げようとするが野崎がカット。
野崎はストマッククラッシュからメガトンが高速メガトンプレス2連発。さらにギガトンが背中に飛び乗ってのメガトンプレス。フォールも2。メガトンは野崎にタッチ。
野崎はボディに膝蹴り連発から、ロープに飛んでランニングニーをボディに突き刺す。
バックの取り合いから野崎がラリアットをビッグブーツで迎撃し、再度ビッグブーツからロープに飛ぶが、青野が追走ラリアットから619。フォールも2。
青野はMIRAIにタッチ。
MIRAIはロープに振ろうとするが、野崎が逆に振るもMIRAIはショルダータックルでなぎ倒す。MIRAIは串刺しラリアットから担ぐとバックフリップ。フォールも2。
MIRAIは担ぐが、着地した野崎にソバットからロープに飛ぶも野崎はビッグブーツで迎撃し、髪を掴んで引き起こすとナックルをフェイントにブレイジングチョップ。さらにコーナーに押し込んでブレイジングチョップ連発。MIRAIが切り返してマシンガンチョップ。野崎のビッグブーツとMIRAIのエルボーの打ち合いから、MIRAIがエルボー連打。野崎はビッグブーツをフェイントにナックルを叩き込み、スリーパーで捕らえる。
これを離してロープに突き飛ばすと、エプロンからギガトンがパウダー攻撃。野崎がドルミルで捕らえるが青野がカット。
野崎はビールマンキックからとどめを刺そうとするが、ギガトンが背中にタッチする。
ギガトンはショルダータックルから野崎とともにコーナーに振り、野崎が串刺し攻撃を狙うがMIRAIが飛び越えるもギガトンがMIRAIの顔面にスプレー攻撃。ギガトンはコーナーに逆さ吊りにすると、メガトンを振って串刺しボディスプラッシュ。そこへギガトンが追走してメガトンごと串刺しラリアットから、コーナーに登りダイブしようとするもちゃんよたがビンタからデッドリードライブで叩きつける。MIRAIはキャメルクラッチで絞りあげ、ちゃんよたが野崎を卍固め。青野がメガトンを39ロックで捕らえる競演。ギガトンはなんとかロープを掴みブレイク。
MIRAIはレインメーカーも、ギガトンが避けると野崎がビッグブーツ。ギガトンは変形バーディクトからフォールも2。
ギガトンはブレーンバスターからフォールも2。
ギガトンがロープに飛ぶが、MIRAIがラリアットで迎撃しフォールもメガトンがカット。
野崎をちゃんよたがラリアットでなぎ倒し、ギガトンに足横須賀。さらに青野がギガトンにバズソーキックから、MIRAIがロープに飛んでラリアット。フォールし3カウント。
MIRAIが野崎に詰め寄っていくと、野崎が余裕の笑みで投げキッス。MIRAIは心底嫌そうな表情を浮かべた。
<試合後コメント>
青野未来&MIRAI&ちゃんよた
青野「今日もイラつかせられましたよホントに。でもたくさん闘ってきて、試合中にイラつけばイラつくほどそのフラストレーションをその場でやり返せるんで。ちょっとパワーもらってる気もするんで、また私京都・神戸もダークネスの奴らとカード決まってるんで。試合中にどんどんどんどんフラストレーション溜めて、それをエネルギーに快勝していきたいと思います」
ちゃんよた「マリーゴールドに参戦させてもらうようになって、今二連チャンでトントンコンビ、メガトン&ギガトンと当たるようなカードになってたんですけど、今度こそこてんぱんにやろうと思ったんですけど……MIRAIさん、顔……。なんか持ってたしアイツら色々、パウダーとか……。もっとボコボコにしないとダメだなと思いました」
MIRAI「……えぇ~、なんか、えぇ~。どうなってますか、顔?」
青野「見ないほうがいいかもしれない……」
MIRAI「でも勝ったんで。勝ったけど、自分は標的にしているのは野崎渚なので。また投げキッス食らっちゃったんで(明後日の方向に)投げといたんですけど。なので、受け止めないけど、あの3人だったら野崎でしょ。今日野崎とやってたたら途中でチェンジしてきたんで。また野崎とはどこかでガッツリやり合いたいと思います。そして今日この場で、こんな顔で言うことじゃないかもしれないけど、4月、京都!高橋奈七永と、やっと!やっと!初シングル決まりました。これは実は自分がずっとずっとやりたいやりたいやりたいって言ってて。自分は高橋奈七永にラブコールを、自分から高橋奈七永に送っていたわけですけど、それがやっと組まれました。この試合の目標は、試合後に高橋奈七永に悔しいと思わせること。そして絶対に絶対に勝つこと。そしてパッションに魂を擦り込むことです。皆さん絶対見に来てください!」
野崎渚&メガトン&ギガトン
ギガトン「ヴェーハハハ……ヴェーハハハハハハァ……(※野崎をチラ見)」
野崎「こっち見たぁ?!(笑)『なんか言え』って言ってる、絶対……」
ギガトン「ヴェハハハハァ……(肯定)」
野崎「『なんか言え』って言ってんだろお前(笑)まあ、Darkness Revolution、自由に楽しくっていうのはモットーというか、みんなそれでやってはいるんだけど……自由?」
メガトン「Freedom...」
野崎「自由なんだろうけど……。でも意外と今日のメガトン頑張ってたんじゃないかと思ってね。正直私カットなんて行くつもり無かったし、早く終われば早く帰れて化粧も崩れないまま売店も出られるからいいなと思っちゃってたんだけど、思ったより最初の方粘ってたよね。私そこは褒めてあげるよ」
メガトン「ガオッ!(喜)」
野崎「初勝利もしたでしょ?」
メガトン「ガオッ!(肯定)」
野崎「メガトンのちょっとした頑張りも見えたし、ギガトンと試合をするのも初めて?」
ギガトン「ヴェハハハハ(肯定)」
野崎「この子たちなりの自由を見させてもらったかなっていうのがね、ノザキ様も……あたし成長しちゃったかも(笑)成長しちゃったかもしんないね(笑)今日は熱も出ずに元気に試合ができたということで、ノザキ様は良かったんじゃないかと思います。じゃーね」
(※野崎が1人で先に去り、2人だけ残される)
メガトン「ノザキ様ぁ、平熱で良かった~。これからもDarkness Revolution~!」
ギガトン「ヴェーハー」
メガトン「ノザキ様に褒められたぁ~!オイ!ギガトン!お前!」
ギガトン「ウガーーッ!!ヌウウウウウンッ!!キサマァーッ!」
(※スプレーをメガトンの顔に噴射)
ギガトン「ガオーッ!」
ギガトン「ウガアアアアアッ!」
(※2人で髪を掴み合いながら去っていく)
第5試合
山中が握手を求め、その手をはたき落とした桜井に水を噴射し、M.D.M.A改2連発。
場外に転がった桜井にコーナーからのプランチャを投下。
リングに投げ入れた桜井へダイビングライダーキックからフォールも2。
山中は投げようとするが、桜井はヘッドバッド。山中もヘッドバッドで返し、コーナーに顔面を叩き込んでから逆コーナーに振る。串刺しジャンピングニーから串刺しブロンコバスター。
山中はXファクターからフォールも2。
山中はロープに飛ぶが、桜井はビッグブーツで迎撃しフォールも2。
桜井はおパラダイスロックで捕らえつつ、ヨガっぽいナマステポーズ。ロープに飛んで低空ドロップキック。
バックのとりあいから桜井が丸め込みSTFを狙うも山中はロープを掴みブレイク。
桜井は顔面を蹴りつけていき、ロープに飛んでビッグブーツ。さらにエプロンからロープを蹴り上げてリングに戻すと、髪を掴んで引き起こし、ロープを使ったスタナー。桜井はコーナーに登り、ミサイルキックからフォールも2。
桜井は投げようとするが、ビンタからロープに飛ぶも、山中はカニバサミで倒してプラチナムロック。これを離すとストンピングからニードロップを投下しフォールも2。
山中はコーナーに登り、近づいてきた桜井を蹴りつけるが、桜井はビンタから正面に登ると雪崩式ブレーンバスター。フォールも2。
桜井は投げようとするが、山中がソバットからロープに飛ぶも、桜井はビッグブーツで迎撃し、庶民征伐からフォールも2。
桜井はコーナーに上り、ダイビングエルボードロップからフォールも山中が切り返してフォールも2。
山中は変形フィギュアエイトで捕らえるが、桜井がロープを掴みブレイク。
エルボーの打ち合いから山中がエルボー連打。ロープに振ろうとするが、桜井が逆に振ってレッグラリアート。さらにSTOからフォールも2。
桜井は投げようとするが、切り返した山中がハイキックからフランケンで丸め込むも2。
山中はライダーキックを顔面に突き刺し、スタンディングシャイニングウィザードからフォールも2。
山中はM.D.M.Aを狙うが、切り返した桜井が足を使ったファイナルカット。さらに低空ドロップキックからフォールも2。
山中はエルボー連打からロープに飛ぶが、桜井がエルボーで迎撃しバックドロップからフォールも2。
桜井はハイキックからシャイニングケンカキック。フォールも2。
桜井はSTOからSTFで捕らえギブアップを奪った。
桜井「後楽園、ホール大会にお越しの、庶民の皆さまごきげんよう~!3度目の、防衛に、成功しましたー!山中絵里奈、約束どおり、私の、専属のヨガトレーナーにしてあげますわよ」
山中「あー、あー、どうしてくれんのこの顔?超・貴婦人様、ヨガってね、とっても奥が深いのよ。あんたの、プロレス生活にも、きっと役立つと思うわ。一回、10万円、週1回来てもらうけど、よろしいかしら?」
桜井「なんなのあなた!ちょっとぼったくりじゃない。もうあなた、解任よ。話は以上、さっさと帰りなさい」
<試合後コメント>
桜井麻衣
「3度目の防衛に成功しました!なんか、山中絵里奈、思ってたより手強かったんだけど!なんか途中からの感想は、私の試合をすごく研究して対策されてた感じがありました。でもね、専属のヨガトレーナーを確保しそこねちゃったんで。新たな挑戦者は一体何をかけて闘ってくれるのかしら?楽しみにしてます」
山中絵里奈
「超貴婦人、やられましたね。まず私のこのキレイな顔と身体で売ってるんですけど?これはちょっと賠償してもらいたいところですね。ただ私が一番獲りに来たユナイテッド・ナショナルの白いベルトを獲り逃したこと、これに尽きます。こうやって1vs1で拳を交えてみて、やはり伊達じゃないなというのを改めて感じましたし、だからこそ私はまた挑戦しに行きますし、白いベルトに囚われない。体重だって私は55kgまで絞るの簡単だし、いつかは赤いベルトだって手中に収めたい。そうやっていつも貪欲に生きてきたし、このマリーゴールドでも貪欲に結果を追い求めていきたいと思っています。これからもまた参戦させてもらいますし、ぜひ私のプロレスの世界でも名を知らしめる軌跡を皆さんにも見届けてほしいと思っています」
第6試合
先発は暁と山岡。山岡のタックルを暁がフロントネックでキャッチし絞り上げる。山岡が頭を抜いてガードポジションから回転して潰そうとするが、暁も切り返してマウントでフォールも2。
暁は腕ひしぎで捕らえるがエプロンから奈七永が蹴りつけていき、山岡がロープに足を伸ばしブレイク。
暁はフォールも、2で返した山岡にスリーパー。山岡は回転してロープに足をかけてブレイク。
暁はボディシザースから組み付こうとするが、山岡が切り返してスリーパー。暁は強引にこれを抜けてフロントネックで捕らえるが、山岡が回転してガードポジションからフォールも1。
お互い髪を掴んで睨み合い、ロープ際での攻防になったためレフェリーが引き剥がす。両者タッチ。
彩羽のミドルキックをキャッチした奈七永が引き込んで倒すが、サッカーボールキックを避けた彩羽が足を刈って倒しヘッドロックで絞り上げる。これを抜けた奈七永が腕を取って絞っていく。
彩羽は巻き投げてロープに飛ぶも、奈七永は足を取って倒しアンクルホールド。避けた彩羽がソバットからロープに飛ぶが、奈七永はショルダータックルで迎撃しエルボードロップから山岡にタッチ。
山岡と奈七永はコーナに振り、山岡が串刺しバックエルボーから奈七永が串刺しラリアット。交互にチョップを打ち込んでいき、山岡が串刺しエルボーから奈七永に振るが、彩羽はミドルキックを奈七永に叩き込み山岡にソバット。さらに奈七永にローリングエルボーから山岡にネックチャンスリー。さらに首投げから背中にサッカーボールキック。
彩羽は胸へのサッカーボールキック2連発からフォールも2。
彩羽はコーナーに叩きつけ、ボディスラムから逆エビ固め。山岡はロープを掴もうとするが彩羽はクロスフェイスへ移行。これは奈七永がカット。
山岡は膝立ちでエルボーからビンタ。二度三度とビンタも、彩羽はエルボーからソバット。さらにストンピング連打から蹴りつけて場外に落とそうとし、レフェリーが割って入るが彩羽はコーナーで顔面を踏みつけていく。彩羽は引き起こそうとするが、山岡は腕をとって巻き投げてフォールも2。
彩羽は髪を掴んで引き起こし、そのまま引き倒してボディプレス。フォールも2。
彩羽は暁にタッチ。
暁はコーナーに顔面を叩き込み、逆コーナーに振って串刺しラリアット。フォールも2。
エルボーの打ち合いから山岡がエルボー連打。ビンタの打ち合いから山岡が左右のビンタ。暁は振りかぶってビンタも、避けた山岡がロープに飛んでドロップキック。山岡は奈七永にタッチ。
奈七永はショルダータックルでなぎ倒し、コーナーに押し込んでエルボー連打。暁が切り返してエルボー連打も、奈七永は切り返してビンタからチョップとエルボーを交互に打ち込んでいき、エルボー連打からコーナーに振ろうとするが、暁が逆に振って串刺しラリアット。だが奈七永はショートレンジラリアットでなぎ倒しフォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。
奈七永はアルバトロスで捕らえるが、暁はなんとかロープに足を伸ばしブレイク。
奈七永は顔面を踏みつけていき、これを離すとバックドロップを狙うが、耐えた暁がボディスラム。ロープに飛ぶとショルダータックルでなぎ倒し、ボディプレスからフォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。再々々度フォールも奈七永がロープに足をかけてブレイク。暁は彩羽にタッチ。
彩羽はミドルキック。さらに奈七永のエルボーをキャッチしてコサックキックからロープに飛んでPK。さらにロープに飛んで顔面へ低空ドロップキック。彩羽が引き起こすも奈七永がバックを取るが、彩羽がバックキックで逃れるとエルボーの打ち合い。ビンタの打ち合いから奈七永がボディブローも混ぜたコンビネーション。ふらついた彩羽だったが、強烈なエルボーで奈七永を倒す。
彩羽は左右のキックを奈七永に叩き込んでからミドルキックも、キャッチした奈七永がビンタからドラゴンスクリュー。さらに足4の字で捕らえる。これは暁がカット。
奈七永と山岡でダブルのサイドバスターからフォールも2。
奈七永はコーナーに上るも、暁がエルボー連発で動きを止め、彩羽がハイキック。前かがみになった奈七永の顔面に彩羽がソバットからリングに戻ると、串刺しハイキックを放つが奈七永が避けて走り込む。彩羽が避けるとそこへ暁が走り込み、暁の串刺しラリアットと彩羽のエプロンからのハイキックのサンドイッチ。彩羽はスワントーンボムを投下しフォールも2。
彩羽のバックを山岡がとって投げ捨てジャーマンから、奈七永がヘッドバッド連発。さらにクイーンビーボムで叩きつけてフォールも2。
奈七永はワンセコンドEXを狙うも、切り返した彩羽がローキック。奈七永がロープに振るが、彩羽がニールキックからフォールも2。
奈七永はビンタから延髄斬り。彩羽はランニングミドルからスピンキック。さらにトラースキックから走り込むも奈七永がラリアットで迎撃。両者ダウン。両者ダッチ。
ショルダータックルのぶつかり合いから、暁がロープに振るも山岡はコケてしまう。走り込んできた暁を山岡がロープに振るが、暁はショルダータックルでなぎ倒し、四方からのショルダータックル。山岡は担いでコーナーに叩き込んでいき、リング中央でのスパインバスターからエルボーを落としていくも、お互い切り返してのエルボーの打ち合いから、山岡が足をとってロックして逆エビ固め。これは彩羽がサッカーボールキックでカット。
暁が逆エビ固めで捕らえるが山岡がロープを掴む。だが暁がそのままリング中央に引きずっていくが、奈七永がスリーパーでカット。
暁がボディスラムからボディプレスを投下しフォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。再々々度フォールも2。再々々々度フォールも2。
暁はロープに振ってラリアットも、避けた山岡は俵投げで叩きつける。山岡がバックを取るも、暁はロープを掴むが、その手を奈七永が蹴り上げると山岡がバックを取り返し、奈七永がラリアットを叩き込み山岡が丸め込むも2。
山岡が担ぎ、奈七永がロープに飛ぶが、彩羽がジャンピングニーを奈七永に叩き込んで迎撃すると、暁がブレーンバスターからフォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。
暁がロープに飛んでラリアットからフォールも2。
彩羽が山岡の顔面を蹴りつけて、暁がフォールも奈七永がカット。
暁はロープに飛んでラリアットも、避けた山岡がジャーマンからエイオキクラッチで3カウント。
山岡「パッション親子、二度目の防衛成功したぞ!そして、私がずっとライバルと思っていた、暁千華に勝てた。私はお前とシングルがしたいんだよ。今日から私達のライバルのストーリーは始まりだ」
暁「(号泣しながら)ふざけんなお前!(ベルトを持って見下ろす山岡に)こんなんで終わらせるわけ無いだろお前!お前!お前絶対潰すから!お前、スーパールーキーの座奪ってやるわ!もっとやらせろよ!まだまだやらせろよ!お前、シングルやってやるよ!」
山岡「こっちの台詞だ!」
暁「やってやるよ!」
奈七永「(泣きながら)暁千華、お前、パッションあんなぁ。なんかさ、こういう選手と引退前に出会えてめちゃくちゃ嬉しい。匠よく、育てたな。でもな、対抗戦の始まりで勝って泣いてんのは高橋奈七永らしくない!あー!くそ!お前のパッションに免じて、まだまだ、続き、やりたい奴がいるだろみんな若手!おい!おまえらもやりたいだろうが!おい!暁千華、パッションあんのか!マーベラスパッションあんのかオラ!」
暁「あるよ!」
彩羽「奈七永さん!自分、こんなキャラじゃないですけど、パッショーン!!自分は、高橋奈七永に育てられて、今の彩羽匠が出来た。だから、諦めの悪さは早い、あっ、早くないんですよ、ごめん噛んだ。あきらめの、わるさ、は、脳が揺れすぎちゃってさ。もう!でも言いたいことはわかっただろ!うちらパッションの子だ、だから、だからまだ終わらせない。これが始まりだよ!おい、今日マーベラスのリングに、うちらアウェイの中立ったよ、マーベラスじゃないもう・・・(マイクを投げ捨て)あーー!!!あー!!!あー!!!(マイクを拾い直し)マリーゴールドのリングに!うちらが立った!だから次、マーベラスのリングに上ってこいよ!」
後藤、弓月、勇気、瀬戸、きずなが上がってきて乱闘へ。
彩羽「わかったわかったちょっと待って!」
奈七永「なんだなんだ!おいもっとやれー!」
橘、咲村、瀬戸、バードも上がってきて大乱闘へ。彩羽も奈七永に殴りかかる。
彩羽「おい!おい!こうなったらな、おい、後楽園の借りはでかいぞ!後楽園、後楽園でうちら負けたからな、後楽園で借りを返させてもらう、次の、次のマリーゴールドの後楽園、タッグマッチとは言わない、6人タッグマッチとも言わない、全面戦争でどうだよ!」
奈七永「やってやるよ!」
彩羽「こいおらー!」
再度大乱闘へ。
奈七永「ストップストップストップ!ストップー!!!はい、もう終わり!次は試合試合試合。試合だ。おいマーベラスの皆さん、お疲れ様でした、次回の後楽園に是非いらしてください。ありがとうございました!(マリーゴールド勢に)オイお前ら、やるなら負けんなよ絶対負けんなよ!負けはゆるされねーぞ!やるぞー!」
松井とCHIAKIがリングへ。
松井「はいはいはいはいちょいちょいちょい、マーベラスマーベラス、外ばっかり気にしてると、内部から足元救われますよ?パッション親子、ダークネスレボリューションの挑戦、受けてくれますよね?」
奈七永「私引退前で忙しいんでお断りします」
松井「え?え?え?それってつまり、引退前に全部失うのが怖いから逃げてるってこと~!?うわー」
奈七永&山岡「逃げてねーよ」
松井「(山岡に)逃げてないですね?(奈七永に)逃げてる。逃げてない。逃げてない」
奈七永「逃げてない」
松井「OK、じゃあ承諾いただきました!じゃあ」
奈七永「承諾してないんだけど!」
松井「4月25日次回の後楽園ホールで、やりましょう」
山岡「ナメんなよ」
松井「おいナメてねーよよろしくーパッショーン」
松井とCHIAKIはパッションポーズで挑発しながらリングを去る。
山岡「やってやりますよ!私が、勝ちます」
奈七永&山岡「パッショーン!」
<試合後コメント>
高橋奈七永&山岡聖怜
山岡「初の対抗戦、勝ててよかったです。こっからが対抗戦の始まりと思っているので」
奈七永「そらそーだ。そりゃそーだ。タイトルマッチで最終戦みたいなイメージだったんだけど、私はマジで暁千華に心震わされたわ。すごいいい奴と試合できてよかったし、それを育てた彩羽匠、マーベラス、スゲーじゃん!闘う価値あるっていうか……聖怜!今日は勝てたかもしれないけど、ほとんど押されてたし、全然全然課題あるよね。多分分かってると思うけど」
山岡「はい!悔しいです!だから悔しいです!私も奈七永さんからパッション継いで、奈七永さんの横に立ってもいいというか、ちゃんと奈七永さんのレベルになれるまで頑張ります!パッションを背負っていけるように頑張ります!」
奈七永「おう!あと引退まで54日!目まぐるしいスピードで成長よろしくお願いします!」
山岡「私は成長しますッ!」
奈七永「おうッ!次、Darkness Revolution?ふざけんなよ。ちょちょいのちょいだよ。今日の闘い見てんのかオラッ!まだまだ決まんねーから。引退するまでベルトは守る!」
山岡「奈七永さんの手に触れる前に仕留めます!」
奈七永「仕留めてください。おっしゃ!まだまだ行くぞ!」
奈七永&山岡「「パッショォーーンッ!」」
彩羽匠&暁千華&宝山愛&彩芽蒼空
暁「悔しい……!山岡聖怜、ホンットに悔しい!マーベラスがマリーゴールドに負ける。ホントに悔しいっていうか恥ずかしい!山岡聖怜、絶対潰す!アイツ絶対潰す!絶対終わらせないこれで。絶対終わらせないですよね?!」
彩羽「この言葉が聞けて本当に良かった。たしかに今日負けた。負けたけど、無効には他の選手もいる。こっちにもまだ今日来てない選手もいる。千華だけじゃない。この気持ちをみんなに味わってほしいし、ウチも今日ホントに悔しかった。後輩の前だと強がんないといけないけどさ、悔しいんだよ。高橋奈七永とこれが最後だった。わかんない。予定がいっぱい詰まってると思う。でも今日自分の大事な後輩を目の前にして立てたことは、ウチが高橋奈七永に残せたものだと思うし、これからはもう高橋奈七永じゃなくてマリーゴールドをしっかり見ていくから。全面で行きます。マーベラスのリングにも上がってきてもらって、アウェー感を味わってもらおうと思います。絶ッ対負けないよ、もう」
暁「はいッ!」
彩羽「シングル見たいっすね。蒼空、お前も負けてらんねーだろ。宝山愛!お前は暁千華に押さえ込みで3獲られた。ここで残さないと、お前先輩だろ?残すぞ!」
宝山「絶ッ対残しますッ!」
彩羽「おしッ!」
第7試合
詩美がエルボーを打ち込み、ボジラのエルボーを避けてバックをとる。ボジラがリストを取ってバックをとると力任せに投げ捨ててフォールしようとするが、詩美が首固めも2。
詩美がガットショットからロープに飛ぶが、ボジラが担いでバックフリップから串刺しボディスプラッシュ。さらに場外に投げ捨てると、ダークネスレボリューションがボコボコにしていく。イスも投げつけて痛めつけ、リングに戻すとボジラがエルボー。エルボースマッシュで倒し、担ぎあげるが着地した詩美がエルボー。エルボーの打ち合いを制したボジラが担ぎ、デスバレーボムからフォールも2。
ボジラはスリーパーで絞り上げるが詩美はロープを掴みブレイク。
ボジラは走り込むも、避けた詩美がショートレンジラリアット。さらにエルボーを避けて背中に飛び乗りスリーパー。ボジラはそのままコーナーに下がって潰すと、串刺し攻撃を狙うが詩美が避けて串刺しバックエルボー。さらにロープに飛んでスライディングラリアットからフォールも2。
ボジラはビッグブーツ。詩美はエルボー連打から投げようとするが、ボジラは背中にエルボーを落とす。詩美はミドルキックからコーナーに振ろうとするが、耐えたボジラが走り込んできた詩美を力任せに突き飛ばしてふっ飛ばし、串刺し攻撃を狙うが詩美がカウンターで担いでコウモリ吊り落とし。フォールも2。
詩美はコーナーに登るが、ボジラがエルボーから正面に上り雪崩式バックフリップ。
ボジラはラリアットで場外に叩き落とし、そのまま場外乱闘へ。
ボジラが机をセットするも、詩美が客席にブレーンバスターで叩き込む。カウント15で両者リングへ。
詩美がコーナーに上りミサイルキックからフォールも2。
詩美はエルボーからコーナー上にのせて担ぐが、着地したボジラが詩美を担いでコーナーへやり投げ。ボジラは肩に詩美の足を担ぐと、そのまま力任せに正面に投げ捨て、さらに投げ捨てジャーマン。たまらず詩美は場外へ。ボジラがこれを追って場外乱闘となり、客席に叩き込むと詩美は動かなくなる。ボジラが強引にエプロンにあげるが、詩美はバックを取って場外へのジャーマンを狙うも、耐えたボジラはエプロンへのパイルドライバー。
さらに場外の机に詩美を寝かせると、ボジラはエプロンからのセントーンを投下しテーブルが真っ二つに。
場外カウント19で詩美はなんとかリングへ。
ボジラはハリケーンドライバーで叩きつけフォールも2。
ボジラはラリアットからフォールも2。
ボジラはリバーススプラッシュも、詩美が剣山で迎撃する。
ボジラはエルボーからドリル・ア・ホール・パイルドライバーを狙うが、詩美が丸め込むも2。
詩美が走り込むもボジラはビッグブーツで迎撃し、ラリアットの相打ちからボジラがロープに振るが、詩美はスリングブレイドからジャーマンスープレックス。フォールも2。
詩美は担ぐとトーチャーラックボムで叩きつけフォールも、ダークネスレボリューションがレフェリーの足を掴んで場外に引きずり落とす。
ボジラがエルボーからチョークスラム。フォールもレフェリーがいないためカウントが叩かれず、ダークネスレボリューションが急いでレフェリーをリングに戻すも詩美がボジラをラリアットでなぎ倒す。
詩美は引き起こすが、ボジラはベイダーハンマーからリバーススプラッシュを投下しようとするも、詩美が背中にエルボーからハイジャックボムで叩きつける。さらに引き起こすとコーナーに振り、後頭部への串刺しラリアットから旋回式ハイジャックボムで叩きつけフォールし3カウント。
詩美「大怪獣、ボジラ相手に、防衛したぞ~!おいボジラ、ユーアーベリーストロング、アイノウ、ウィーノウ、ユーベリーストロング、バット、トゥデイ、ミー、モア、モア、モアモアモア、ストロング。二度目にして、めちゃくちゃ大きい壁で、でもその壁を乗り越えて、林下詩美は、チャンピオンとしても、プロレスラーとしても、大きく成長することができました!まだまだ、林下詩美の険しい防衛ロードは続きます。次の防衛戦は、5月の代々木、あの大事な日で、このベルトを掛けてタイトルマッチをやりたいと思っています」
MIRAI「(リングに駆け上がり)林下詩美、その真紅のベルトに、挑戦表明に来ました!」
詩美「MIRAI、私はめちゃくちゃ覚えてるよ、ここ後楽園ホールで去年、DREAM*STAR GP、MIRAIからスリーカウントとられて負けたこと。MIRAIとは、このベルトかけて、タイトルマッチやりたいってずっと思ってた。でも、お前、このベルトの挑戦権かけた試合、ボジラに負けてたじゃん」
MIRAI「それはそうだ。でも、挑戦権かけた闘い、こいつに負けて、それでもなお、心の底からそのベルトが欲しくて欲しくてたまらなくてこうやって出てきちゃう、そんな熱い魂持った選手、求めてるんじゃないですか?」
詩美「熱い魂を持った選手とこのベルトかけてやりたいって思ってたとこだよ。でもさ、あの挑戦権かけた試合、ただの順番決める試合じゃないだろ?負けておいて、じゃあ次自分が挑戦しますなんて、そんなの許されちゃダメでしょ。わかる言いたいこと?なんかもう一つでも、実績、作ってこいって言ってんの」
MIRAI「わかったわかったわかったわかった。シングルマッチやってくれないってことですね?シングルマッチやってくれないってことは、タッグマッチだったら、闘ってくれますよね?そして、その試合で、自分の実力を示せばいい。ってことはタッグマッチですね。タッグマッチ、次の、次の後楽園でタッグマッチやりましょう。いいですよね?イエスかはいで答えてください。いいですよね?」
詩美「まあタッグマッチなら、別にいいですよ。じゃあそんだけ、言うんだったら、タッグマッチ、パートナー大事な試合なんでパートナーどうしようかな?いやいやもちろん私のパートナー一人しかいないでしょ。弓月!私は弓月と姉妹タッグで、その日は後楽園試合するよ。MIRAIのパートナーは?」
MIRAI「MIRAIのパートナーは、もちろん桜井麻衣に決まってるだろ!」
詩美「ミライサクか。ミライサクいいじゃんいいでしょう!姉妹タッグ対ミライサク、次回後楽園ホール、タッグマッチ決定で!おいMIRAI、でかい口叩いたんだから、次の後楽園このタッグマッチで少しでも、お前のそのみなぎるやる気、魂、そして実績、作ってみろよ(無言でMIRAIがベルトに手を掛けるが距離をとって弓月に)来月、よろしく。(弓月と握手)いいよもう、用事は済んだから帰っていいよ。はい、今日二度目の防衛戦を成功して、まだまだ、まだまだまだまだ林下詩美にはこの赤いベルトが似合うので、たくさん防衛していきたいと思っています。私は、最強の、最高のエースになるためにこのマリーゴールドに来ました。このベルトを持ってどんどん防衛して、最高のエースになってみせるので、皆さん林下詩美についてきてください。まだまだ輝くし、林下詩美はこのマリーゴールドでトップ戦線で見せていきます。林下詩美の、最高の、エース姿にまた会えるその日まで、ごきげんよう」
<試合後コメント>
林下詩美
「林下詩美、2度目の防衛戦にして、メチャクチャ高い壁、無事に越えてこのベルトを守り抜きました!ボジラ、何回も前哨戦で闘ってきたから……メチャクチャ強いし、そしてメチャクチャ強いし、そしてメチャクチャ強い。でも今日勝ってこのベルト持ってるのはこの林下詩美。私は前しか向いてない。最強のチャンピオン、そして最高のエースになりますんで。今日はメチャクチャデカい壁だったけど、まだまだ私の壁はいっぱいあるはずだから、たくさん防衛して。防衛戦……そうだ、MIRAIが次にベルト挑戦したいって。私もMIRAIとは絶ッ対このベルトかけて試合したいってずっと思ってた。去年MIRAIに3カウント獲られたあの日から、MIRAIとは大事なものをかけて、大事な場所で試合しないといけないと思ってた。でも、そんな気持ちもあるけどチャンピオンとしましてはぁ?挑戦権(の争奪戦で)負けたんだから、そんなすぐに『じゃあ次は私で』なんてダメでしょ。許されることじゃないよ。闘いたいけど、でも、その前になにか1つ実績作ってもらわないとMIRAIとはこのベルトかけて闘えない。次の後楽園ホールでタッグマッチ、ミライサクvs姉妹タッグ。MIRAIはそこでなにか実績を少しでも残してくれるのか?気持ちだけじゃダメだよ。魂、魂、それだけじゃダメだよ。なにか実績残してもらわないと。そしたらいいですよ。このベルトかけてやりましょう。来月の後楽園ホール、お楽しみに」