闘魂継承者で世界最強のSareeeが血まみれの大怪獣退治で真紅のベルトを初防衛!

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 24日、東京都・後楽園ホールにて『Marigold Fantastic Adventure 2024』が開催。Sareeeが“大怪獣”ボジラを制して真紅のベルトを初防衛した。

 Sareeeはマリーゴールドの至宝たるマリーゴールド・ワールド王座(※真紅のベルト)を巻く外敵王者。マリーゴールドのアイコンたるジュリアを制しての王座戴冠を果たしたことでその地位を絶対的なものとした。
 マリーゴールド旗揚げ以来無敗を貫いていた最強のSareeeであったが、シングルリーグ戦『DREAM✴STAR GP 2024』に於いて“大怪獣”ボジラに完敗。
 ボジラは元ECWのウルフ・ヘルマンの娘であり、スターダムで赤いベルトを巻いたりRIZINに乱入したりと日本でも名を売ったアルファ・フィーメルの秘蔵っ子。181㎝・91kgと女子選手の中では規格外の体格を誇り、Sareeeをわずか9分30秒でパワーボム葬にしたことで真紅のベルトへ挑戦名乗りを上げた。

 Sareeeは自身に団体初黒星を付けたボジラに対して警戒心をあらわにするも、ボジラは調印式で「お前の時代はもう終わりだ。これからは真紅のベルトを巻いた私による“ボジラ・タイム”が始まる」と余裕の大演説をかまし、突然Sareeeにスピアーを突き刺してタコ殴りにするという圧倒的な姿を見せていた。


 試合が始まるとSareeeがいきなりエルボーを猛連打。流石のボジラもこれには思わず怯むが、ボディスプラッシュをはじめとした体格差を活かしたパワーファイトに切り替えると途端に圧倒。Sareeeのダイビング・フットスタンプを腹部に3連続で思い切りぶっ刺されてもピンピンしているという驚異的なタフネスも見せる。
 Sareeeは闘魂卍固めや脇固めなどのサブミッションで仕留めにかかるが、ボジラは場外に放り出すと観客席に叩き込んだうえで大量のイスをメチャクチャに投擲。これが頭部にクリーンヒットしたSareeeは額から大流血してしまう。
 ボジラはパイルドライバー、ムーンサルト・プレス、シットダウン式パワーボムと大技で畳み掛けたうえでリングの下からテーブルを持ってきてセット。テーブル上への雪崩式パワーボムを狙うが、Sareeeが切り返してボジラをテーブルへパワーボム。
 Sareeeはショルダーアームブリーカー連打から延髄斬りを見舞い、裏投げで肩から叩きつけてからアンドレ。伝統ある巨人殺しの闘魂殺法でボジラからタップを奪ってみせた。

 マイクを取ったSareeeは「ボジラ!お前は正真正銘、世界最強だお前は!世界最強レベルだよ。そんなボジラから今日勝ったSareeeは、皆さんわかりますよね?そうです!私が最強です!」と世界最強を宣言しつつボジラをライバルと認めてガッチリ握手。

 そこへ、Sareeeと長年の因縁がある高橋奈七永が現れて挑戦を表明。2人は9月に行われたシングルリーグ戦で対戦した際には15分時間切れ引き分けで終わっており、奈七永はその決着を求めに来た形だ。

 Sareeeはこれを受けて立つ姿勢を見せ「マリーゴールドファンは私が1人勝ちしているところが本当に面白くないと思います。でもね、仕方ないんですよ。この団体、私しかいないじゃん!これからもSareeeがいる限り、Sareeeがマリーゴールドのド真ん中なんですよ。今日高橋奈七永が次の挑戦者に名乗りを上げてきたということで、ここからまたSareeeがド真ん中だということを!Sareeeしかいないということを!しっかりと証明していきたいと思ってます」と闘魂と革命戦士の欲張りマイクで大会を締めた。

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