【インタビュー】日本一可愛い体育大卒グラドルがリングに立ち続けるその理由とは…「はじめてプロレス見た時に本気で闘い合ってるその姿に私は感動したんです」

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 日本体育大学を卒業後にグラビアデビューし、レースクイーンとしても活躍する植原ゆきな。170cmの長身と大学時代にセパタクローで鍛えたヒップから脚のラインを武器に、昨年末のアクトレスガールズ後楽園ホール公演にて24歳でプロレスデビューを行った。
 『日本一可愛い体育大卒グラドル』の名を冠したイメージDVDを発売するなど体育会系グラドルとして名を馳せ、世界四大ミスコンと謳われる『ミス・アース』の『2024ミス・アース・ジャパン日本大会』では第2位にあたる『2024ミス・エアー・ジャパン』を獲得。その美貌は世界で高く評価されている植原がなぜ怪我のリスクがあるリングに立ち続けるのか?
 デビューから数戦を終え、3・16後楽園ホール大会出場を前に今の思いを聞いた。


――アクトレスガールズでやろうと思ったきっかけは
「知り合いに誘われてまず練習を見に来て、受け身とか痛いと思ってたけどこんなにバンバン細い方とかもできて、『なんでできるんだろう?』ってまず興味が湧いて。もう次の日に『ちょっと体験してみたいです』って言って一週間ぐらい体験するってなりました。やってみたらやっぱり全然できなくて、運動神経に自信がある方だったし結構色んなスポーツやってきてすぐできたタイプなんですけど、難しくて・・・難しいのがすごい楽しくて!伝わるかわからないですけど、運動が好きだからこそできなかったことに悔しいもあるんですけど出来るようになりたいと思ってアクトレスガールズに入りました。憧れてとかじゃないんですけど、ただ興味とワクワク。なんか私がやったら面白そうだなって思ったのもあります」

――他業種である程度の成功を収められているので、怪我をしたりだとか傷がついたりとかプロレスをやることに事務所的にも危険じゃないかっていう声もあったと思うんですが
「誰にも相談してないです。やりたいって自分の直感です。1月18日で25歳になるんですけど、結構大きい挑戦みたいな。挑戦することも好きだし、だいたい私がなんかする時ってワクワク感を大事にしてるんで、悪い言い方したら後先考えてないんですけど、でもなんかこのワクワク感でやってたら絶対成功するんで(笑)今までの自分の経験的には!あんまり怪我とか考えてないです」

――実際リングで試合してみてその感覚はあっていましたか?思っていたより辛かったですか?
「デビュー戦は全くお客さんの反応とか考える余裕がなかったんですけど、2戦目からはお客さんの反応とかを感じられるようになって。蹴りが綺麗になったら沸くし、ライブ感はすごい楽しいんですけど、なんかまだそこまで技も大技とかもやってないんで、試合の楽しさみたいなのには気づけてないですね。何でもできた方が楽しいじゃないですか?自分が満足できるところまでまだ出来てないんで、めちゃくちゃ楽しいとまではまだ思えてないです。あと思ったより痛くなかったです(笑)もっと痛いと思ってました」

――最初の3戦は惡斗さんとの闘いが中心でしたが、これからキャリアの近い人との闘いもあり『倒してやろう』っていう気持ちも湧いてくると思います
「倒してやろう・・・?なんかまだ私は受け身が得意じゃなくて、受け身が綺麗にできれば先輩の技も引き立つから、先輩の技を引き出せるように受け身を特化したいなって思ってます」

――強さ、華やかさ、知名度など選手によって求めるものは違いますが、今後はどこを目指されていきますか?
「目指してるとかないんですよね~」

――ただ楽しくてやってると
「そうですね。結果は後からついてくるかなって思ってますね。もちろん強くなりたいし華やかであった方がショーとしていいと思うんですけど・・・自分が常にプロレス以外のことでもなんでも楽しくポジティブに捕らえてやっていこうっていうのがあって、楽しくやるためには強くないと。受け身もとれて技も出せたらより楽しいじゃないですか?そのために練習するっていうんですか?強くなりたいから練習するんじゃなくて楽しむためにいっぱい練習してる。楽しいことをしてるわけだから。好きな事をやってる」


――グラビアはまだ続けていかれるんですか?
「はい。プロレスラーになったわけじゃないけど、とりあえずデビュー戦まではもうプロレスでいこうと思って他の仕事入れないでやってきたんです。これからは色んな事をやっていきたいですね。プロレス以外のグラビアとか、スポーツの仕事がしたいんですけど、それこそこの前やってた(TBS番組)KUNOICHIとかそういうの出たいし露出はして行きたいです。ただいま一番楽しいのがプロレスだから、プロレスに一番時間割いてるんですよ」

――ここ最近グラビア界からプロレス業界に入られた方がすごい多いですが、そういう風にグラビア界から入ってくることに対して何か思うところは
「別に、私はこれがプロレスラーだったらやってないですね。エンタメプロレスだからやったっていうのはある。そんな抵抗とかはないです。あまりSNS見てなくて知らなかったです(笑)」

――グラビアのファンの方々の反応はいかがでしたか?
「バラバラですね。本当にコメントとかしなくなった人もいれば、今でも水着の写真とかだけ反応する人もいるし。それはグラビアの私を好きっていうだけで、私自身のファンではないなと思うからどうでもいいんですけど、気にしてないですあんまり(笑)ただまあその、モデルとかグラビアとかプロレスラーとか、何を通してでもいいですけど、なんか自分のポジティブな感じとか活力みたいなものを与えられたら、伝わったら嬉しいなあと思います」

――実際ここからのステップとして将来目指されているのは
「ずっと夢とかないんですよね。楽しいから、いつも悩むんですよ夢とか聞かれた時に。楽しいことしてそれが仕事になるって一番幸せ。良い意味で仕事感全くないし、もちろんすごい真剣にやってますけど頑張ってる感がないというか(笑)でもちょっと3戦やってみて、デビュー戦の時とかよりはベルトに、憧れまではいってないですけどいいなと思うようになりました。ファンの人が『ベルトとってる姿見たい』とか言ってくれて、なんかちょっとそこの意識は変わったかもしれないです」

――アクトレスガールズにはベルトがAWGとKINGの2本ありますけどどっちに?
「どっちも?好きなこと突き詰めてたらとれたみたいなのがいいです」

――だからこそなんか練習にはほぼほぼ毎日のようにきている
「好きなことしかできないんで私(笑)グラビアは写真集を出して正直なんか一区切りついたんですけど、やっぱり私がこの業界に入ったのはグラビアからだし、その時に応援してくださってた方とかもいるし、だから続けますし、好きなように生きて好きなことをして、それが頂上になったら嬉しいし、ファンの方もそれで喜んでくれるのが一番最高じゃないですか!そこを目指したいです」

――アクトレスガールズの魅力っていうのは中から見てどうですか?
「始める前のイメージしてたプロレス団体とか女子プロレスラーの怖い・強いみたいなイメージみたいなのとは全然違って、仲良いし本当に先輩も優しいし面倒見も良いし、私が楽しくやれる環境が想像してたよりもやりやすい。もっと体育会系の部活をイメージしてたんですけど、親しみやすかったりやりやすいのがいい方向だけじゃないとは思うんですけど、続けていきたいと思える場所です。私ワガママだしやりたくないことやらないから、自由を受け入れてくれてます」

――今業界中からある意味注目を浴びてるエース格になってると思うんですがそういうプレッシャーというのは全然感じてない
「全然ないです(笑)」

――すごい胆力ですね。3月16日には後楽園ホール公演も控えています。これからアクトレスガールズを見る方々にメッセージをお願いします。
「はじめてプロレス見た時にすっごい感動して私泣いたんですよ。それって、本気で可愛い女の子がそこで取り組んでるから。正直ルールもわかんなかったんですけど、本気で試合で本気でぶつかりあって、エンタメって言われてますけど、筋書きがあるって言ってますけど、本気で闘い合ってるその姿に私は感動したんですよ。だから私ももちろん全力でやるし、そのリアルを感じてもらえたら嬉しいです」

ACTwrestling後楽園ホール公演『ACWRES ICHIBAN!! SERIES『ACTWRES HIGHEST HEAVEN』』
日程:3月16日(日)
会場:後楽園ホール
開始:11:45

▼Tag team match ACT GAMEプレテストマッチ
[Actwreskiller'Z]岩井杏加/石川はるか
vs
永井絵梨沙/アンリ

▼Tag team match 梨央デビュー戦
惡斗/梨央
vs
[超人朝子軍]みあ朝子/青葉ちい

▼Singles match
[GENKI戦隊アクトレス5]天翔ゆい
vs
植原ゆきな

▼Tag team match
[Actwreskiller'Z]MARU/千夜ヒナタ
vs
研菜々美/日菜といろ

▼3X3.Tag team match ゆふぁラストマッチ
[Actwreskiller'Z]入江彩乃/荒幡寧々/ゆふぁ
vs
汐月なぎさ/なる/福永莉子

▼KING of Ring Entertaiment Championship
【KING/Actwreskiller'Z】茉莉
vs
【挑戦者/GENKI戦隊アクトレス5】水嶋さくら

▼AWG Singles Championship Point match
【王者】夏葵
vs
【挑戦者/GENKI戦隊アクトレス5】才原茉莉乃
※第5代王者は6度目の防衛戦

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