【試合詳細】3・9 全日本プロレス後楽園ホール大会 【世界タッグ】斉藤ジュン&斉藤レイvs宮原健斗&青柳優馬 【世界ジュニア】MUSASHIvs立花誠吾 【GAORA】宮本裕向vs土井成樹 大森北斗&羆嵐&ジャック・ケネディvsMAZADA&竹田誠志&吉田隆司

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『ドリームパワーシリーズ2025【開幕戦】』
日程:2025年3月9日(日)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1,355人

▼GAORA TV チャンピオンシップ 60分1本勝負
【王者/バカの時代】○宮本裕向(666)
10分29秒 ムーンサルト・プレス→片エビ固め
【挑戦者/斉藤ブラザーズ】●“ミスター斉藤”土井成樹(フリー)
※第28代王者が4度目の防衛に成功。

▼タッグマッチ 30分1本勝負
青柳亮生/●長尾一大心
9分27秒 クラッシュ・ドライバー→エビ固め
近藤修司(フリー)/○吉岡世起(フリー)

▼北斗軍・春季トライアウト2025 6人タッグマッチ 30分1本勝負
[北斗軍]●大森北斗/羆嵐(フリー)/ジャック・ケネディ(柳ヶ瀬)
13分50秒 パイナップル・ボンバー→片エビ固め
世界のMAZADA(=MAZADA)(フリー)/世界のTAKEDA(=竹田誠志)(フリー)/○世界のYOSHIDA(=吉田隆司)(DRAGON GATE)

▼アジアタッグ選手権試合前哨戦 8人タッグマッチ 30分1本勝負
[ELPIDA]ライジングHAYATO/●安齊勇馬/本田竜輝
12分4秒 逆片エビ固め
○鈴木秀樹/田村男児/芦野祥太郎

▼世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者】○MUSASHI
16分2秒 二天一流→片エビ固め
【挑戦者】●立花誠吾(フリー)
※第70代王者が2度目の防衛に成功。

▼世界タッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/斉藤ブラザーズ】●斉藤ジュン/斉藤レイ
24分49秒 シャットダウン・スープレックス・ホールド
【挑戦者組/ビジネスタッグ】○宮原健斗/青柳優馬
※第99代王者組が9度目の防衛に失敗。宮原&青柳が新王者となる。

宮原&優馬が斉藤ブラザーズを撃破し第100代世界タッグ王座戴冠!MUSASHIが世界ジュニア王座を防衛し盟友・吉岡と防衛戦へ!北斗軍にDRAGON GATEの王者が加入!

西村修追悼セレモニー


 大会開始前、28日にがんで亡くなった西村修さんの追悼セレモニーが行われた。
 渕正信が遺影を持ち、和田京平レフェリーと、世界最強タッグで西村さんとタッグを組んでいたジョー・マレンコさんがリングに上がり、リング下には参戦選手が並ぶ中で追悼の10カウントゴングが鳴らされた。

第1試合


 裕向コールに包まれてご満悦の宮本。ロックアップから土井がロープに押しこみクリーンブレイク。
 再度ロックアップから宮本がロープに押し込むとクリーンブレイク。
 土井のラリアットを避けた宮本とチョップ合戦となり、宮本がガットショットからヘッドロック。さらにショルダータックルで倒しロープに飛ぶが、土井が避けると宮本はティヘラで場外に投げ捨てトペを狙う。だが土井がリングに駆け込み低空ドロップキックで迎撃する。

 土井は膝を踏みつけていき、これを離すと足4の字。宮本がひっくり返そうとするが、土井が戻って絞る。宮本はなんとかロープを掴みブレイク。

 土井はコーナーに振ろうとするが、逆に振った宮本を土井が飛び越えて、宮本のガットショットもキャッチすると、その足をロープにかけて反対の足へドラゴンスクリュー。土井はロープにかけた足へドロップキックを突き刺し、さらに串刺しバックエルボーを叩き込む。

 土井はロープに振ろうとするが、宮本が逆に振るも土井はボディを蹴り上げて膝も蹴りつけるとロープに飛ぶ。だが宮本は豹馬殺しで迎撃。
 宮本はコーナーに振ろうとするが、逆に振った土井が走り込むも、足を伸ばしてカットした宮本がコンビネーションキックからニールキックを叩き込み、ネックシザース式のジャベ。土井はそのまま潰してフォールも2。

 チョップの打ち合いからエルボーの打ち合い。宮本がエルボー連打からロープに飛ぶが、土井がバックエルボーからロープに飛ぶ。宮本はカウンターで担ぐも、着地した土井とバックの取り合いから、土井がコーナーに下がって潰すと、逆コーナーに振って走りこむ。宮本はアックスボンバーで迎撃しその場飛びムーンサルトダブルニーを投下するが、避けた土井が足4の字を狙うも宮本はそのまま首固めも2。

 土井はスネ蹴りから担いでDOI555.さらにロープに飛ぶが、宮本はアックスボンバーで迎撃し両者ダウン。

 宮本はコーナー上に土井を座らせ、「投げるぞオイ!」と正面に登るが、土井がエルボー連打からサミング。さらに前方回転して雪崩式シットダウンパワーボムからフォールも2。

 土井はDOI555からバカタレスライディングキックを叩き込みフォールも2。

 土井はエルボー連打からロープに飛ぶが、宮本はフランケンで丸め込むも、切り返した土井に蒼魔刀。これを土井が切り返してフォールも2。

 土井がロープに振ると、宮本がハンドスプリングを狙うがその顔面に低空ドロップキックを叩き込んだ土井が担ぐも、宮本が着地して強引にラストライド。フォールも2。

 宮本はコーナーに登りムーンサルトプレスを投下しフォール。これで3カウント。

<試合後コメント>

土井成樹
「改めて気付いた。今オールジャパン、全日本の中で、全日本にあるタイトルの中で、俺はGAORA TVのタイトルが一番欲しい。改めて今日分かった。次に挑戦するときは、GAORAのマスコットキャラクター・ガオやん連れてきてやるからな!もう1回やもう1回!」

宮本裕向
「すごいなぁ、ミスター斉藤。やっぱDRAGON GATEでトップ張ってただけあると思います。すごいよ。はえーし、パワーあるし、頭もあるし。いや、今の自分にまだ足りないものを見つけたんで。なんか今日は久しぶりに先輩と闘った気がします、全日本で。よかった。まだまだ成長しますよ。このベルトとともに。SUSHIとかブラックめんそーれとかが巻いて価値の下がったベルトの価値上げますんで、よろしくお願いします」

第2試合


 長尾が走り込み近藤にエルボー連打からショルダータックル連発。受けきった近藤がエルボーからロープに飛ぶも、長尾はドロップキックで迎撃しエルボー連打。亮生も出てきて一緒にエルボー連打からロープに振ってダブルドロップキックも、近藤はロープを掴んでスカして自爆させる。近藤は吉岡にタッチ。

 吉岡はボディに膝蹴りから顔面にフットスタンプ。首投げからサッカーボールキックを叩き込みフォールも2。
 吉岡はコーナーでストンピング連打から、ボディスラムで叩きつけフォールも2。
 吉岡は近藤にタッチ。

 長尾は必死にエルボーを打ち込んでいくも、近藤はボディに膝蹴りから首投げで倒しロープに飛んでのフットスタンプ。近藤は羽交い締めにすると、吉岡がミドルキックを叩き込み長尾は前のめりに倒れる。
 近藤はロープに振るも、長尾はガットショットからエプロンの吉岡にエルボー。近藤はガットショットも、長尾がロープに振ってドロップキック。近藤はスカして自爆すると、コーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、足を延ばしてカットした長尾がミサイルキックを突き刺し亮生にタッチ。

 亮生は串刺しバックエルボーから走り込んで来た近藤を飛び込え、ブーメランアームホイップからドロップキック。だが吉岡が背後から殴りつけ、近藤とともにロープに振るとダブル攻撃を狙う。だが亮生が近藤を突き飛ばして吉岡に叩き込むと、近藤に延髄斬りから吉岡にハンドスプリングレッグラリアート。
 亮生は投げようとするが、近藤が逆に投げようとするも亮生が着地しバックを取る。だが近藤はKUBINAGEから吉岡にタッチ。

 吉岡は串刺しジャンピングニーから延髄斬り。さらにサッカーボールキックを叩き込み、正面からもサッカーボールキック。フォールも2。
 亮生がエルボー連打からロープに飛ぶも、吉岡はビッグブーツからロープに飛ぶが、亮生は旋風脚で迎撃し長尾にタッチ。

 長尾はその場飛びドロップキック連発。吉岡はガットショットからロープに飛ぶが、長尾はドロップキックで迎撃。亮生とともにコーナーに振ってトレイン攻撃から、2人でロープに振ってダブルのドロップキック。走り込んできた近藤にもダブルのガットショットからダブルドロップキックで場外に叩き出し、亮生が近藤に、長尾が吉岡にプランチャを投下する。
 長尾はスワンダイブミサイルキックからノーザンライトスープレックスホールドも2。
 長尾は投げようとするも、吉岡が逆に投げようとするが長尾が首固めも2。
 吉岡のサッカーボールキックを避けた長尾がスクールボーイも2。
 長尾はエルボー連打から、ミドルキックをキャッチして振りかぶってのエルボー。ロープに飛ぶが、吉岡がミドルキックからシザースキックを叩き込みフォールも亮生がカット。

 吉岡はクラッシュドライバーで3カウント。

<試合後コメント>

近藤修司&吉岡世起
吉岡「おーしおしおしおし!どうだ?せーちゃんこんちゃん、全日本では初めてだよな?せーちゃんこんちゃん!どーすか、近ちゃん!」
近藤「お前、近ちゃんってお前、先輩だぞお前。こんちゃんじゃなくてしゅーちゃんだろ」
吉岡「確かに。むーちゃんせーちゃん、しゅーちゃん。……近ちゃんのが言い慣れてんだよな」

青柳亮生&長尾一大心
亮生「大丈夫か、一大心!一大心!すごいね、近藤修司に吉岡世起。青柳亮生がいない間に全日本プロレスジュニアはだいぶ変わったようです。長尾の、一大心の面倒見てる場合じゃない!青柳亮生も着実に着実に戻ってきてると思います」
長尾「とても頼りになる先輩でした。僕も足引っ張ってばっかりではいられないです。先輩にも頼られる、そんなレスラーに早くなりたいと思います。ありがとうございました」

第3試合


 世界のMAZADAは文字通りMAZADAが入場。世界のTAKEDAは竹田誠志、世界のYOSHIDAはDRAGON GATEの吉田隆司が登場し会場を沸かせる。

北斗「えー後楽園の皆さん、えー本日は北斗軍トライアウトにおこしいただきまことにありがとうございます。皆さんは北斗軍に入りたいということで、ここに来ていただいたんですよね?おこしいただきまことにありがとうございます。ちょっとお話聞きたいことがいくつかあるんですけど、えー世界のYOSHIDAくん。北斗軍の合言葉なにか知ってますか?」
吉田「シャラップ!」
北斗「減点です。世界のTAKEDAくん、ガラ悪いね。ちょっと大丈夫な人ですか?」
竹田「大丈夫だよ!失礼だなお前!」
北斗「ハサミでかいな。減点です。で、世界のMAZADAくん、なんか・・・君、どっかで見たことあるけど、なんかどっかのユニット入ってなかった?減点です。(羆嵐とジャックへ)おい!てめーら!ヘラヘラヘラヘラしやがって、Tシャツ脱げお前ら!ぼけ。おい、前から言いたかったんだよ最近お前らたるんでんだよ!脱げTシャツお前ら。北斗軍はな!実力派ユニットだぞ。雑魚はいらねーんだ雑魚は。まあいいでしょう、ではトライアウト始めていきたいと思います。皆さんアピール頑張ってください。万が一、万が一無いとは思いますが、この俺から3カウントをな、とれたら、その場で即決で入れてあげますから。テメーらも気合入れろ!ヘラヘラすんな。レフェリー準備いいか?ゴング鳴らせ!」

 全員で北斗をボコボコにしてスーツを脱がしていき、Yシャツを破り捨ててストンピングの雨あられ。
 吉田がYシャツをムチのように北斗に叩きつけ、竹田がストンピング。

 羆嵐は「何やってんだお前!」と北斗を下がらせ、竹田と向かい合い改めて試合開始。
 ロックアップから羆嵐がロープに押し込みクリーンブレイク。
 再度ロックアップからリストの取り合い。ヘッドロックの応酬からグラウンドの攻防を経て、竹田が低空ドロップキックを叩き込みハサミを取り出すが急いでレフェリーが反則カウントを数えてハサミを奪う。両者タッチ。

 MAZADAとジャックとなり、ジャックがヘッドロックからショルダータックルで場外に落とす。MAZADAは場外で待ち、追ってきたジャックを鉄柱に叩きつけてスパナで殴ろうとするが、ジャックが避け鉄柱に誤爆する。
 ジャックがリングに投げ入れると、ボディスラムからエルボードロップ。フォールも2。
 ジャックは北斗にタッチ。

 北斗はMAZADAを羽交い締めにし、羆嵐が「絶対持っとけよ!」と念を押す中でジャックが走り込む。しかし、MAZADAが避けてショルダータックルが北斗に誤爆。MAZADAは吉田にタッチ。

 吉田はボディスラムから上着を投げ捨ててたかしコールを要求すると、サミングから鼻つまみ。さらにロープで北斗の顔面をこすっていく。吉田はMAZADAにタッチ。

 MAZADAは急所にニードロップ連発。さらに逆エビ固めを狙うか、竹田が背中にタッチ。

 竹田はストンピングからロープに振ってバックエルボー。さらにギロチンドロップからフォールも2。
 竹田はMAZADAにタッチ。

 MAZADAはコーナに振って串刺し攻撃を狙うも、北斗は足を延ばしてカットしタッチしようとするが、MAZADAはその足を掴むと北斗は逆の足で延髄斬りを叩き込み羆嵐にタッチ。

 羆嵐は次々ショルダータックルから次々ボディスラム。さらにMAZADAにセントーンからフォールも2。
 羆嵐は投げようとするが、耐えたMAZADAにエルボー。MAZADAは後ろに倒れながら急所を蹴り上げ、竹田にタッチ。

 竹田はジョン・ウーから串刺しバックエルボー。さらに串刺しランニングニーからフォールも2。
 竹田は投げようとするが、耐えた羆嵐のソバットからロープに飛ぶも、羆嵐はドロップキックで迎撃しジャックにタッチ。

 ジャックは逆水平チョップからブロックバスター。フォールも2。
 ジャックは担ごうとするも、耐えた竹田がエルボー連打。ジャックもエルボーからロープに飛ぶも、竹田は追走ニー。ジャックも追走ラリアットからロープに飛ぶが、竹田はボディに膝蹴りからソバット。ジャックはすぐに走り込みラリアットでなぎ倒す。両者タッチ。

 北斗と吉田がショルダータックルのぶつかり合い。吉田が地獄突きからチャンピオン・カーニバル2019を叩き込み、サイバーボムを予告する。だが北斗はリバースし、コーナに振って北斗軍でトレイン攻撃。さらに北斗軍スペシャルを狙うも、すっぽ抜けて北斗だけが叩きつけられてしまう。

 状況が飲み込めない吉田がゆっくりとリングに降り、北斗をコーナーに振ってトレイン攻撃から竹田が正面に上り掟破りの北斗軍スペシャル。しかし竹田の後頭部も強かに叩きつけられてしまう。
 MAZADAは北斗にDDT。だが羆嵐がMAZADAにクロスボディ。竹田が羆嵐にソバットからロッキンポを突き刺し北斗にロックボトム。
 ジャックが竹田にビッグブーツ。吉田がジャックと北斗に地獄突き連発から、モンゴリアンチョップ連発。脳天唐竹割りから同時地獄突き。ロープに飛んでダブルラリアットでなぎ倒す。
 吉田はロープに飛んでパイナップルボンバーを叩き込みフォール。これで3カウントとなり、吉田の北斗軍入りが決定した。

 ストリートファイターシリーズの春麗の勝利ポーズのように喜ぶ吉田。

北斗「世界のYOSHIDA!いや、吉田隆司、いいラリアットだぜ。しびれたぜ。ようこそ、北斗軍へ。例のものもってこい!」

 羆嵐から吉田に北斗軍Tシャツが渡されると、吉田はTシャツを着て喜びを表現すると、北斗軍と抱き合った。

<試合後コメント>

大森北斗&羆嵐&ジャック・ケネディ&吉田隆司
羆嵐「大丈夫か!」
吉田「やった!やった!とにかく、入れたぁっ!入れたよぉ!(※涙ぐむ)」
羆嵐「喋れるんですね、フツーに」
北斗「泣いてんのかよぉ。泣くのははえーぞ!吉田、教えてやる」
吉田「はいっ!」
北斗「俺たちの合言葉、俺たち北斗軍はいつだってワンチーム!」
ジャック「ONE TEAM」
吉田「ワンチームね!」
北斗「羆嵐と世界のタッグを獲りに行くし」
羆嵐「世界のベルトな?」
北斗「世界のベルトを獲りに行くし、6人タッグだって獲り返さなきゃいけないし」
吉田「おぉ~!行こうよ行こうよ!」
北斗「俺と吉田で獲りに行かなきゃいけないものがあるんだ。俺たち北斗軍はなぁ、こっからやべーぞ」
吉田「ヤバいヤバいぞ!」
北斗「見とけェ!」
吉田「北斗軍、シャラップやぁ!」
羆嵐「HAhaaaaa!」

第4試合


 入場するなり鈴木が蹴りかかり、そのまま乱戦になり場外乱闘で試合開始。
 リングに井上と安齊が戻り、エルボーの打ち合いから井上がエルボー連打。安齊がエルボーで返すと井上がミドルキックを連打するも、安齊がキャッチするが鈴木が安齊を後ろから蹴りつける。
 芦野と男児でサンドイッチエルボーから井上がバズソーキックを叩き込みフォールも2。
 井上は芦野にタッチ。


 芦野は俵返しからフォールも2。
 芦野は顔面に肘を押し付けていき、ナックルから顔面を蹴りつけていく。立ち上がった安齊がエルボーを打ち込んでいくも、芦野はエルボースマッシュからロープに振ろうとするが、安齊はフロントスープレックスで投げ捨てて本田にタッチ。

 本田は串刺しラリアットから正面ロープに押し込み反則カウントを狙うが、レフェリーが気づかずになかなか反則カウントを数えない。
 やっと気がつくもゆっくり数えたため本田は発狂し、ロープに振ってスパインバスター。フォールも2。
 本田はロープに飛んでラリアットも、避けた芦野が投げ捨てジャーマンから井上にタッチ。

 井上はコーナーに押し込んでミドルキック連打からビッグブーツ。さらに串刺し低空ドロップキックからフォールも2。
 井上はPKも、キャッチした本田がショートレンジラリアットからHAYATOにタッチ。

 井上がソバットからロープに振るが、HAYATOはロープ往復式のバックエルボーから場外の男児にプランチャ。HAYATOはリングに飛び込むも、避けた井上が延髄斬り。
 井上は男児にタッチ。


 男児は串刺しショルダータックルからブレーンバスター。フォールも2。
 男児は担ぐが、着地したHAYATOがバックを取るも、男児はバックエルボーで逃れてエルボー。エルボーの打ち合いからHAYATOがチョップを叩き込みロープに飛ぶが、男児は追走バックエルボーからロープに飛ぶ。HAYATOも追走ドロップキックから投げようとするが、耐えた男児にトラースキック。さらにラリアットを避けてのトラースキックも、受けきった男児がラリアットでなぎ倒す。両者タッチ。

 安齊のジャンピングニーを避けた鈴木がボディにエルボー。さらにエルボースマッシュからロープに飛ぶが、安齊はドロップキックから串刺しジャンピングエルボー。さらにフロントスープレックスからフォールも2。
 安齊は投げようとするが、耐えた鈴木にエルボー。安齊はダブルアームスープレックスも、すぐに立ち上がった鈴木がボディにエルボーからダブルアームを狙う。だが綾部がビッグブーツでカット。
 走り込んできた井上に綾部はカウンターのボディスラムから、芦野にデスルーレットを狙うが、着地した芦野にレンドライバー。さらに鈴木と安齊をまとめてネックブリーカードロップから、鈴木に走り込むが鈴木はロープをたるませて綾部を場外に落とす。
 安齊が鈴木にジャンピングニーからフォールも2。
 安齊がバックを取るが、切り返した鈴木が足を蹴りつけていき、膝をリングに連続で叩き込むと足へのストンピング連打から足へのハンマーブロー連打。さらに逆片エビ固めで捕らえるが、安齊はロープを掴みブレイク。

 鈴木はボディを蹴り上げ逆片エビ固め。カットしようとしたHAYATOに男児がラリアットからパワーボムを叩き込み、安齊はギブアップした。

<試合後コメント>

鈴木秀樹&田村男児
男児「自由だ。自由にやる。自由にやる」
鈴木「やったねえ」
男児「自由にやる。自由にやる。俺らは俺たちのようにやるだけだ。ELPIDAはELPIDAでやるだけ。鈴木秀樹、田村男児は、俺たちはやりたいことをやるだけだ」
鈴木「縛っても、無駄と。そしてELPIDAをね、解散させたいな~。解散させたい」
男児「ぶっ飛ばす」

ライジングHAYATO&安齊勇馬
安齊「鈴木秀樹、俺は相変わらずアンタが苦手で、嫌いでしょうがないっすよ。ずっとこのテーピングを見てると、毎回アンタのこと思い出すんすよ。去年のチャンピオン・カーニバル最終戦。貴方に負けて予選落ちて。そこからずっとずっとアンタのことが苦手です。ただ、次の沖縄、そんなこと言ってらんないんで。このアジアタッグのベルトは、俺とHAYATOさんが必ず防衛させてもらいます。(HAYATOへ)……すみません」
HAYATO「ごめんね。……久しぶりに男児ちゃんとやり合ったけど、お互い時間かけて、色々変わったところもたくさんあるけど、やっぱり変わってないところが強いね、男児ちゃんは。今のままだったら、次やっても……負けそう。だから、また新たな自分を見つけて、沖縄に挑ませてもらうよ。Let's Punk」

第5試合


 ロックアップからリストの取り合い。グラウンドの攻防からガンを飛ばし合う。
 ロックアップからMUSASHIがヘッドロック。立花がロープに振るがMUSASHIはショルダータックルで倒すも、立花はヤンキー座りで挑発。MUSASHIがケンカキックからロープに飛ぶと、アームホイップ連発からマンハッタンドロップ。さらに髪を掴んで引き倒し「盛り上がってこーぜー!」。MUSASHIは顔面にフットスタンプからチョップを叩き込み、ロープに振って走り込むが、立花はロープをたるませて場外に落とすとトペを狙うかに見せて、ロープの反動でリング中央に戻りヤンキー座りで挑発。
 立花はロープを上げて「びびってんのか?」と挑発し、MUSASHIがリングに入ろうとすると、立花はロープを蹴り上げての急所攻撃からケンカキックでエプロンに落とす。さらにエプロンを走り込むが、MUSASHIはキャッチして投げようとするが、耐えた立花にガットショットからパイルドライバーを狙うも、立花はリバースしてエプロンへのイケメン落とし。
 カウント9でMUSASHIはリングへ戻るが立花がフォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。

 立花はネックブリーカードロップからフォールも2。
 立花はスリーパーで捕らえるが、バックエルボーで逃れたMUSASHIの後頭部に立花はラリアット。フォールも2。

 立花はネックロックで捕らえるがMUSASHIはロープを掴みブレイク。
 立花はロープに振るが、MUSASHIはロープを掴んでタイミングをずらし、ヘッドシザースホイップからランニングエルボー。
 さらに走り込んできた立花を飛び越えると串刺し攻撃を狙うが、立花はショルダースル―でエプロンに落とすも、MUSASHIはエルボーからローキックを叩き込み、スワンダイブフットスタンプを立花の背中に投下。さらに串刺し攻撃を狙うも、足を伸ばしてカットした立花がロープに飛んでラリアット。避けたMUSASHIがロープに飛んで低空ドロップキックから背中にフットスタンプを投下し、低空ドロップキックからフォールも2。
 MUSASHIは投げようとするが、立花はバックエルボーで逃れる。MUSASHIはガットショットからロープに振ろうとするが、逆に振った立花がアトミックドロップからロープに飛んでビッグブーツ。フォールも2。

 立花はスリーパーで捕らえるがMUSASHIはロープに足を伸ばしブレイク。


 立花が左右のエルボー連打からラリアットを狙うが、MUSASHIはカウンターのエクスプロイダー。場外に転がった立花へトペ・スイシーダを狙うが、立花はリングに走り込みマンハッタンドロップから場外に投げ捨ててノータッチ・トペコンヒーロ。
 リングに戻り、立花はスピアーからえびす落とし。フォールも2。

 立花はイケメン落としを狙うが、切り返したMUSASHIがコンビネーションキック。立花はビッグブーツから投げようとするが、MUSASHIが逆にブレーンバスター。ダブルダウン。

 エルボーの打ち合いから立花が左右のエルボー連打。さらに振りかぶってエルボーも、MUSASHIはランニングエルボー。さらにカウンターのエルボーから髪を掴んでのエルボー連打で膝をつかせると、ファルコンアローからフォールも2。

 MUSASHIはコーナーに上り、エストレージャフトゥーロからフォールも2。

 MUSASHIは担ぐが、着地した立花が投げ捨てジャーマンからランニングエルボー。ロープに飛ぼうとするが、MUSASHIは投げ捨てジャーマンから走り込むも、立花はラリアットで迎撃しイケメン落としも2。

 立花はロープに飛ぶが、ヤンキーハンマーを避けたMUSASHIがトラースキックからバックの取り合いへ。MUSASHIがパッケージ・ジャーマンスープレックスホールドも2。

 MUSASHIはコーナーに上りエストレージャフトゥーロを投下しフォールも2。

 MUSASHIはニ天一流で叩きつけフォールし3カウント。

 MUSASHIがマイクを持つも吉岡が奪う。

吉岡「むーちゃんむーちゃん、防衛おめでとう。俺は、むーちゃんが勝つって信じてたよ。たださ、そろそろ、そろそろ、そのベルト次、挑戦したいってやつからV、VTRはないよ。俺が、二度も同じ手を使うと思うな。今回は手紙だ」
MUSASHI「(マイクを奪って喋るがスイッチが切れている。改めてスイッチを入れて)せーちゃん、ふざけないでくれよ。もうね、次の挑戦者、俺決めてるんだよ。俺は、せーちゃんと、闘いたい。次の、世界ジュニアの挑戦者は、せーちゃんだ」
吉岡「奇遇だね。俺も、むーちゃんとは決着つけたいと思ってたよ。同時期に全日本のこのリングに上がり初めて、かたや選手会副会長でチャンピオン。次、次どこだ?3月は、大田区があるね?その、世界ジュニアのベルトを掛けて、むーちゃんせーちゃん対決大田区でどうですか皆さん!(大きな拍手が起きる)チャンピオン、これだけの支持があるんで、どうでしょう?」
MUSASHI「大田区、思いっきり、やりあおうよ。俺達の、全日ジュニア、見せてやろうぜ」

 2人は固く握手して3・29大田区総合体育館大会でのタイトルマッチを決定した。

<試合後コメント>

MUSASHI
「おーっし!やった!やったー!2度目の防衛成功!2度目の防衛!ちょっと最近負けが続いていたからね。正直どうなるかちょっと心配だった部分もあるんですけど、まあ勝ててよかったしね。アニキ、何回でもやりたいですね。またね、アニキはフリーかもしんないけどね、フリーとか所属とか関係なく、この全日ジュニア、全日本のリングで、アニキとはもっともっと闘って行きたいなと思いました。そして次!せーちゃん。まあ、こんだけお互いやりたいって言っているんでね、会社もPWFも正式決定してくれるんじゃないかなと思うんですけど。まあ、せーちゃんとは昨年からむーちゃんせーちゃんとしてね、活動してきて。せーちゃんはね、常に俺の隣にいて、一緒に闘ってきてくれてたんですけど、もちろんタッグとしてやっていくのも大事ですけど、俺はね、せーちゃんとシングルで闘いたいって思ってたんで。それがやっと実現出来るのかなと思います。せーちゃん、大田区かな?まだ分かんないけど、タイトルマッチ決まったら思いっきりやり合おうよ」

第6試合


 先発はジュンと宮原。ロックアップからジュンがロープに押しこみクリーンブレイク。
 再度ロックアップからジュンがヘッドロックで捕らえ、ロープに走るが宮原がビッグブーツからフォールしようとするも、ジュンがヘッドシザースで抜けて距離を取る。両者タッチ。

 ロックアップからレイがロープに押し込み逆水平チョップ。避けた優馬がガットショット連発からロープに飛ぶが、レイはショルダータックル。受けきった優馬がロープに飛んでのショルダータックル連発からドロップキックも、レイも受けきってショルダータックルでなぎ倒す。
 レイはジュンにタッチ。

 ジュンはボディに膝蹴り。優馬はエルボー連打もジュンはボディへの膝蹴り連発からロープに飛ぶが、優馬がカニバサミから宮原がエプロンを走り込んで顔面へのドロップキックで場外に落とす。優馬は宮原にタッチ。

 場外戦ではレイが観客から借りてきた優馬の応援タオルで優馬の首を絞めたり、コーナーに2人を重ねて串刺しボディスプラッシュを見舞ったりと大暴れ。
 場外乱闘からリングに戻ると、ジュンがコーナーに押し込んでチョーク攻撃からレイにタッチ。

 レイはショルダータックルから串刺しショルダータックル。フォールも2。
 レイは背中にエルボーからジュンにタッチ。

 ジュンはボディスラムからロープに飛んでエルボードロップ。フォールも2。
 ジュンは踏みつけながら髪留めをほどき、ストンピングからヘッドロック。レイにタッチ。

 レイはロープ際で腹の上に乗っていき、ジュンも一緒に乗っていく。レイはジュンにタッチ。

 ジュンはブレーンバスターからフォールも2。
 ジュンはチョークスラムを狙うも、切り返した宮原がビッグブーツ。宮原は優馬にタッチ。

 優馬はドロップキックから串刺しジャンピングエルボー連発。さらに投げようとするが、耐えたジュンにエルボー連打。ジュンはチョップからロープに飛ぶも、優馬は避けるとドロップキック。フォールも2。
 優馬は投げようとするが、逆にジュンが投げようとするも着地した優馬がエルボーからエルボースマッシュ。ロープに飛ぶもジュンはショルダータックルで迎撃しレイにタッチ。

 レイはコーナーで逆水平チョップ連発。コーナーに振ってショルダータックルからフォールも2。
 レイは起き上がり小法師式逆水平チョップ。優馬がエルボー連打もレイは逆水平チョップでなぎ倒し、スリーパーで捕らえるが宮原がカット。
 レイは投げようとするが優馬が丸め込むも2。
 優馬はロープに飛んでジャンピングエルボーから串刺しジャンピングエルボー。再度串刺し攻撃を狙うが、レイは追走串刺しボディスプラッシュから投げようとするも、優馬が逆にブレーンバスター。両者タッチ。

 宮原がビッグブーツも、ジュンがロープに振るが、宮原はラリアットを避けて低空ドロップキックからロープに飛んで側頭部にドロップキック。
 宮原と優馬でロープに振るが、ジュンはダブルラリアットで迎撃する。宮原をコーナーに振ってトレイン攻撃から、ダブルのアームホイップで叩きつけてフォールも優馬がカット。
 ジュンは串刺しビッグブーツ連発からフォールも2。
 レイが肩車し、ジュンがダブルインパクトを狙うも、宮原が着地してレイをジュンに叩き込み、レイにビッグブーツからジュンの正面に登る。だがジュンはエルボーでリングに落とすも、優馬がドロップキックから正面に上り雪崩式ブレーンバスター。
 宮原のブラックアウトと優馬のトラースキックの同時攻撃からフォールも2。


 宮原はシャットダウンを狙うが、切り返したジュンがビッグブーツからボディブロー。さらにビンタからスライディングニーを突き刺す。ロープに飛ぶが、宮原はラリアットで迎撃。
 優馬がレイにエルボー連打も、レイはダブルチョップからロープに飛ぶも、優馬は追走ジャンピングエルボーからロープに飛ぶが、レイはクロスボディで迎撃。4者ダウン。
 宮原はロープに飛ぶが、ジュンはチョークスラムで迎撃しフォールも2。
 ジュンはジャックハマーを狙う。宮原が首固めで切り返すも2。
 宮原はロープに振るが、ジュンはスピアーを突き刺しジャックハマー。フォールも2。
 ジュンはサイコブレイクを狙うも、切り返した宮原がその場飛びブラックアウト。さらに優馬がジュンをブレーンバスターで叩きつけ、宮原がブラックアウトからフォールも2。
 宮原はシャットダウンを狙うが、ジュンが逃れるとレイが走り込んでビンタ。再度ビンタからジュンがラリアットを叩き込みフォールも2。
 ジュンはDAYS GONE(※変形昇天・改)を狙うが耐えた宮原にビッグブーツ。サイコブレイクを狙うもバックを取り返した宮原がシャットダウンを狙うが、ジュンが逃れるとレイがアイスバイン。宮原が避けると優馬がドロップキックでレイを場外に叩き出し、走り込んできたジュンに宮原はその場飛びブラックアウトからシャットダウンスープレックスホールドで3カウント。

宮原「今一度、プロレスファンに教えておいてやろう。俺達を誰だと思ってやがんだコラ!そう!第100代、世界タッグチャンピオン、宮原健斗&青柳優馬、ビジネスタッグだ。さぁ!世界タッグはこの宮原健斗と、青柳優馬のものになった。次は斉藤ジュン!3月29日大田区総合体育館で、三冠ベルト返してもらおうか。今一度教えといてやる。今この世で一番、三冠ヘビー級が、ベルトが世界一似合う男は、この、俺だ。ビジネスは一人では出来ない。ヘイパートナー、優馬、一言いただこうか」
優馬「本日後楽園大会におこしのみなさんありがとうございます。第100代チャンピオンとして、そして、全日本プロレスの社畜、青柳優馬として、そして、社会の歯車の一員として、この世界タッグというビジネスを完遂して、業務を実行していきたいと思います。今日お集まりの皆さん、後楽園大会楽しんでいただけましたか?あーやっぱ待ってやっぱ待ってやっぱ待って、久々にその流れでわざと言わせたみたいだからちょっとやめとくわ。これ覚えてる人いるかわからないけど、俺がせーのって言ったら(ファン「バーカ」)最高です。そのバカの叫びで皆さんの今日の幸福度教えてください。いいですか?せーの(ファン「バーカ!」)ありがとうございます」
宮原「今の時代バカはダメだ。おい、ビジネスタッグはな、方向性が違うからな。ただ青柳!お前に一言言っておいてやる。付き合って10年だ、たまにはいいことあるもんだな。付き合ってはねーか。出会ってだな。出会って10年、たまにはいいことあるもんだ。みんなも、明日からも、この全日本プロレスを見て、人生を豊かにしてくれ。青柳優馬!明日からも!全日本プロレスのために、社畜のごとく!働くんだな。最後に、後楽園ホールの皆さんに聞きたーい!ビジネスタッグ、最高ですか~!?ビジネスタッグ~最高」

<試合後コメント>

宮原健斗&青柳優馬
宮原「よっしゃあ!よし!よし!よし!おーっしゃ!おーっしゃ!さあ!ビジネスタッグ復活とともに、第100代世界タッグチャンピオン!THE 第100代だ!歴史的瞬間だ!相応しい名前を今日、刻んでやったぜ!」
青柳「第100代世界タッグチャンピオンになったからには!第100代なりの、そのいい感じの数字に相応しいチャンピオンロードを歩んでいきます。チャレンジャー、どんな奴でも相手になる。どんな奴が相手だろうと、全日本プロレスに来る人たちが最高に楽しんでもらえるようなお仕事をしてみせます」
宮原「さあ!明日からの世界タッグ戦線も楽しみにしとけ。そして、斉藤ジュン!3月29日、春の大一番!大田区総合体育館で三冠ベルトを返してもらうぞ。なあ、斉藤ジュン?世界で一番似合う俺が三冠ベルトを3月29日、大田区の舞台で必ず巻く」
青柳「あ~りがとな!」

斉藤ジュン&斉藤レイ
レイ「……負けちまったな」
ジュン「世界タッグのベルトは……俺たちから離れてしまった」
レイ「あぁ」

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