【会見全文】朝倉未来vs平本蓮の代理戦争が大晦日RIZINで実現！BreakingDownとBLACK ROSEが全面対抗戦で激突！

　22日、東京都・新宿APEXIAにて12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN DECADE』についての記者会見が実施。朝倉未来率いる『BreakingDown』と平本蓮率いる『BLACK ROSE』の対抗戦が発表された。

　元RIZINガール、現RIZIN広報の横島加奈、アマレス兄弟が前説に登場。
　会見中の諸注意から声出しの練習、ダミー人形とのアマレス芸も披露して会場を温めた。

　会見冒頭、榊原信行CEOと朝倉未来が登場して挨拶を行った。

榊原CEO「こんちは！皆さん、大晦日まで後9日ですよ！9日後に10回目のRIZIN、大晦日、RIZIN DECADE。さいたまスーパーアリーナ。開催します。で、いつものRIZIN、10回目、当然RIZINナンバーシリーズ、3部でお届けすると発表させていただいたんですけど、未来に相談して『なんかRIZINとは違う世界観でヒリヒリする試合をマッチメイクしたりプロデュースするのに力を貸してくれ』ってことをお願いしました。未来も喜んで『やりましょう』ということで気持ちよく応えてくれて、今日この場に至っています。さすがというか、目ざといというか、いい感性してるなと思ったのが、平本蓮。蓮が『じゃあ俺たちBLACK ROSEもそこになにか関わらせてくれよ』ってことで手を挙げて、14日の日にK-1に行って、『誰か俺たちと一緒に未来のチームとやることになにか関わろうよ』ってことで声を上げました。未来にもその旨を相談して、『面白いですね』と。じゃあ全面対抗戦で行きましょうと、朝倉未来軍vsBLACK ROSE。チーム平本蓮vsチーム未来。全面対抗戦をこのあと発表させていただきます。皆さん、全選手揃ってますんで楽しみにしていてください。そしてタイトルを決めました。これはRIZINなんだけどRIZINのナンバーシリーズでもLANDMARKでもなんでもないということで、『雷神番外地』という名前で行います。無茶苦茶盛り上げていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします！」

未来「お世話になってまーす。いま榊原社長が全部話しちゃったんで何も言うことはないんですけど、大晦日といえば格闘技だと思ってて。助けが必要ということだったんで少しでも盛り上がるカード組めたらということで。僕たち3部を超えるつもりでやって来てますんで、皆さん楽しみにしててください。お願いします」

　全対戦カードおよびルール・試合順が発表され、全選手が登場。
　平本蓮はインフルエンザに罹って欠場ということで、平本からのメッセージを榊原CEOが代読した。

平本蓮（代読）
「皆さんこんばんは、平本蓮です。今日会場に行く予定でしたが、インフルエンザに罹ってしまい申し訳ないです。みんな、風邪やインフルエンザに気を付けてください。朝倉未来さんも気を付けてください。大晦日は元々体調が万全じゃなかったので、今年の大晦日は試合が出来ないだろうなと思っていました。そうしたら、朝倉未来が大会をプロデュースするみたいな話を聞いたんで、だったらBLACK ROSEもそこに絡んだら面白いなと思って榊原さんに相談したら『いいね、どんどんやれ！』と。先日K-1の会場に乗り込んでアピールさせてもらったら、朝久選手が名乗りを上げてくれたけども、実はそれ以外の選手からも無茶苦茶問い合わせが入って、すごい反響でした。大晦日はBLACK ROSEが連勝して、今年の大晦日はBLACK ROSEが主役になることを楽しみにしてください」

　続いて、未来がカード決定の経緯について語った。

未来「篠塚選手とは井原くんが本来やったほうが面白かったりしたんですけど、12月8日の大会で骨折してしまったとか、赤田選手とはジョリーがやったほうがいいとはあったんですけど、ヒザの怪我だったりとかで色々組めなかったりがあったんですけど、こちら側の選手が男気を見せて名乗り出てくれて成立したって感じですね」

　続いて、各試合ごとに選手たちが意気込みを語った。

▼RIZIN MMAルール　5分3R　66.0kg
五明宏人（JAPAN TOP TEAM）
vs
⾚⽥プレイボイ功輝（剛毅會）

赤田「⾚⽥功輝でーす。試合、ちょっと勝てる自信ありません。ごめんなさい。多分負けると思います。ボコボコにされる姿を見に来てください」
五明「ふざけんな。お前そんな覚悟だったら帰れ。変なヘルメットしやがってよ。なんだそのヘルメット。ふざけてんのか！こっちは試合2週間前に言われてな、覚悟決めてきてんだよ。そんな覚悟なら来るんじゃねーよ」

▼RIZIN MMAルール　5分3R　66.0kg
安井⾶⾺（JAPAN TOP TEAM）
vs
黒薔薇くん（鈴木博昭）（BELLWOOD FIGHT TEAM）

黒薔薇くん「さっきから鈴木選手って呼ばれてますけど、僕は鈴木選手じゃないんで。皆さんはじめまして！BLACK ROSEの黒薔薇くんと申します！鈴木選手とか怪物くんとかやめてください。黒薔薇くんです。BLACK ROSE軍の黒薔薇くんです。みなさんよろしく！未来くんのBreakingDownのチームをシバくために仲間入りしましたんで楽しみにしてください！」
安井「こんちは！JTT所属の安井⾶⾺です。今回大晦日にまさか出られるなんてまさか思ってなかったんですけど、2週間前に試合して、61秒、腕十字でTKO勝ちしたんですけど、そこから休まずに準備してきたんで、黒薔薇くんでも怪物くんでも、どっちでもいいんですけど、僕は勝ちに来たんでよろしくお願いします」
黒薔薇くん「だから怪物くんじゃないって言ってんの。間違えたらアカン！」

▼RIZINキックボクシングルール　3分3R　66.0kg　※8オンスグローブ
YURA（ダイヤタイガージム）
vs
朝久泰央（朝久道場）

朝久「皆さんこんにちは、第5代K-1ライト級世界チャンピオン、朝久道場の朝久泰央です。先日のK-1で平本蓮くんと篠塚くんからBLACK ROSEに力を貸してくれってことでやって来ました。ハッキリ言って俺1人で全員潰せると思ってます。ぶち殺します」
YURA「こんにちは、YURAです。前回のBreakingDown14でフェザー級トーナメントで優勝してチャンピオンになることが出来ました。初めて出るRIZINがまさかの大晦日ってことでメチャクチャビックリしてるんですけど、1つ言いたいことがあって。BreakingDownのことを結構朝久選手とか馬鹿にしてたと思うんですけど、なぜかルールがオープンフィンガーじゃなくてグローブなんですけど、皆さんどう思いますか？」
朝久「お前、やり取り全部バラしてもいいんだぞ？お前が体重でゴネて無理っつったからだろ。お前の合わせるためにグローブにしてんだよ。そもそもな、素人潰すために朝久出るのダセーっつってるけどダセーのお前だから。本当のプロの強さを見せてやるよ。黙って座っとけ」
YURA「でも1分……」
朝久「話なげーんだよ座っとけ」
YURA「KO率少ないとか結構言われてると思うんですけど、オープンフィンガーだったら絶対どっちかがKO決着で100％なると思うんですけど、みんなどうですか？オープンフィンガー出来ないんですか？」
朝久「今からやってやろうか？素手でもいいぞ。コイツプロルールで全勝してて、初黒星を付けたくて俺はキックルールでやれっつって体重も相手に合わせて、ハッキリ言って当日2～3階級くらい違うと思うんですけど、それをぶっ飛ばす瞬間を見せたいんで。お前初黒星が苦手だからって……」
YURA「2～3階級って言うけど、実際1階級しか変わんないっすよ」
朝久「階級アピールするとかじゃねーんだよ。初黒星付けたいんだよ。座っとけ。口喧嘩したいんじゃねーんだよ。今すぐやってやろうか？やれねーなら座ってろよ」
YURA「オープンフィンガーでやりましょうよ。出来ないんですか？」
朝久「お前が初黒星が嫌だからって」
YURA「あの、ケルベロス戦のときもオープンフィンガーでしたよ？」
朝久「お前体重でゴネて1回逃げただろ？」

　口論が終わらないということで司会が中断させ、次の試合へ。

▼RIZIN MMA特別ルール　5分2R　63.0kg
冨澤大智（フリー）
vs
三浦孝太（BRAVE）

三浦「皆さんこんにちは、三浦孝太です。今回急遽の参戦になったんですけど、2連敗してるにも関わらず、榊原さんだったり、平本選手、朝倉さんがすごい動いてくれて今回の試合が決まったと思うんで、まずその御三方に感謝したいと思います。急なのに対戦を受けてくれた冨澤選手に感謝してるんですけど、さっき初めて対面したらすごいいい顔をしていたんで、当日いい試合が出来そうだなと思いました。当日は皆さん楽しみにしてください」
冨澤「こんにちは、冨澤大智です。今回、ホントに急に試合が決まって、4日前、5日前くらいに決まったんですけど、ちょっとこの期間ですごい頑張って三浦くんをどうやって倒そうかなとずっと考えてたんですけど、ちょっといい男過ぎて全然思いつかないんですけど、まあ散々ルールとか駄々こねて今回MMAになったんですけど、俺、篠塚にリベンジしたいと思ってるんで。アイツもMMAやりたいとか言ってるんで。その前哨戦に十分かなと思ってるんで。なあ？絶対お前リベンジしてやるからな、コラ！」

篠塚「お前なんて相手しねーよ（笑）」
冨澤「前哨戦だから」
篠塚「コイツ相手しねーから。弱いから。言ってろ言ってろ。弱いもん」

▼RIZINオープンフィンガーグローブキックボクシングルール　3分3R　58.0kg
野田蒼（月心会チーム侍）
vs
篠塚辰樹（剛毅會）

篠塚「今回の相手、このちっちゃい子何だけどみんなどう思う？でもね、組まれた試合だからちゃんとぶっ飛ばすからみんな楽しみにしてて！あとTwitterで俺にピコピコピコピコ言ってるやつね、当然試合組めないんだから言ってくんじゃねーって話！」
野田「会場に起こしの皆さん、はじめまして。野田蒼です。今回、平本の金魚のフンとやるって決まったんですけど、冨澤がちょっとポカしたんで俺がケツ拭きに来たんで」
篠塚「多分、お前より冨澤のほうがマトモだよ？」
冨澤「それは間違いないぞ。それは絶対間違いないから、マジでお前は自分のために闘え」
野田「すみません……マジで悶絶して倒すとこ見せるんで良かったら楽しみにしてください。押忍！」

▼RIZINオープンフィンガーグローブキックボクシングルール　3分3R　77.0kg
細川一颯（フリー）
vs
宇佐美正パトリック（Battle-Box）

パトリック「こんにちは、パトリックです。細川さんと試合決まったんですけど、しっかり格の違い見せるんでまたよろしくお願いします」
細川「RIZINファンの皆さん、はじめまして。細川一颯です。まずはこのような大舞台に断つチャンスを頂き、未来さんと榊原社長には感謝しています。ありがとうございます。対戦相手のパトリック選手は僕からすれば格上で、多分比べ物にならないくらいの差はあると思うんですけど、この舞台で挑戦させてください。パトリック選手の胸を借りる気持ちではいますけど、やるからにはちゃんと勝ちに行くし負ける気なんてさらさら無いので。当日は僕が勝つんで楽しみにしてください。よろしくお願いします」

　選手たちのコメントを終えると、改めて未来が口を開く。

未来「まあ、3部超えるんじゃないですか？（笑）だいぶ盛り上がると思います。お互いやっぱりプライドもあるし、対抗戦なんで。ちょっとメインの選手がいないなと思って1人お願いしたところ、出てくれると。電話繋げられます？」

　未来が何者かに生電話を行う。特に名乗らなかったものの、その正体は安保瑠輝也。

未来「お疲れ様です。今回大晦日、お願いできます？」
安保「未来さんですか？」
未来「そうです」
安保「もちろんです、任せてください。BLACK ROSEって、最近平本筆頭にちょっと言動が謎すぎてカッコワルすぎるから。こんなんで格闘技界引っ張ってくとか無理な話やし、俺が朝倉軍の大将としてしっかり解体させてもらうわ。今回別に向こうの大将、インフルエンザで来てないけど平本でもええし、他に強いやつ連れて来るんやったら誰でもいいから。俺今回ライアン・ガルシアと闘うために2ヶ月間ずっとやってたから、ルールはボクシングにさせてほしいけど、連れてきてくれるなら誰とでもやるから。連れてきてください」

赤田「安保、安保、聞こえるか。安保？お前ガルシアに関してドーピングのこと言わねーんだよなんも」
安保「電話でつながってて分からんから名乗って。誰？」
赤田「普通イジんじゃねーの？なんでお前言えねーんだよ」
安保「お前誰やっつってんや。電話で喋ってから分からん。お前誰？」
赤田「どーも～！⾚⽥プレイボイ功輝でーす！」
安保「お前平本の金魚のフンのフンのフンの分際で」
赤田「なんでそんな上からメチャクチャ言うのになんでガルシアのドーピングに関しては触れないんですかあ～？」
安保「なんやお前『負けるとこ見てください』って。ヘルメット被ってそのままチャリ乗って家帰れ。お前みたいのが格闘技界に来たのよくないねん。気色悪いなお前。お前みたいのがいると良くならんから」

――未来さん、6試合の結果はどうなると思うか
未来「（※BreakingDown勢を見回して）……4勝2敗（笑）」

――その内訳は
未来「それは言えないでしょ（笑）」

――今回は平本選手とバチバチと言うより一緒に大晦日を盛り上げるような雰囲気が見られるが、平本選手への対抗意識はあるか
未来「対抗意識っていうのは、僕が闘うわけじゃないんで、選手同士が持ってもらえたらいいのかなと思ってますけど、もちろん僕はこちら側を応援してるんで、チームで見たら対抗意識はありますけど。全然平本個人になにかあるわけではないです」

――榊原CEO、安保選手の参戦が発表されたが、対戦相手を探すのに難儀するのでは
榊原「平本蓮サイドがBLACK ROSEとして誰をキャスティングしてくるかっていうことだと思うんで。蓮とも相談をしたいなと思います。（※観衆の「平本呼んでください！」の声に）インフルエンザなんで」

――篠塚選手、BLACK ROSEとして安保選手と闘える選手を用意できるか
篠塚「できまぁす。いますいます。多分！（笑）多分いまぁす」

――朝久選手、以前Krushの会見で他団体に出て負けている選手を批判していた。今回K-1からこの大会に出ることはファンからも意外に思われている。こうした方向性で闘うことを決めた理由は
朝久「今の質問通りに、自分は客観的に朝久泰央を見たときに、お前言ってることとやってることちげーじゃねーかって思うんですけど、俺の考えはずっとK-1が世界最強であると、このRIZINの記者会見で言うのもアレですけど、ずっとそう思ってやってきてます。そして平本くんと篠塚くんが、元K-1の仲間としてこうやって俺に力を貸してくれって言ったときに、ハッキリ言って誰も手ェ挙げれなかったし、誰もリングに上がれなくて、そういった状況を見たときに今のK-1の選手の情けなさを感じました。そしてそんな中で誰も上がらないとなるとK-1がナメられると思ったんで、そうやってナメられるくらいなら俺1人でも、集中砲火浴びますけど、それでRIZINに上がることを決意して、そして結局リングに上って相手を思い切りぶっ飛ばせばいいだけなんで、それでホントにぶち殺す気持ちで上がりました。俺の考えはK-1が世界最強だと思ってるし、それを証明するための闘いだと思ってます」
野田「知名度ほしかっただけやろ？K-1辞める勇気も無いのに知名度だけ得ようとしてたんやろ？」
朝久「ちょっと相手するレベルでも無いんですけど」
野田「この子あんまり喋り上手くないみたいなんで、それだけで大丈夫です」
篠塚「チビ黙っとけ」
野田「お前勘違いしてるけどさ、冨澤のおかげで有名になったんやろ」
篠塚「チビ黙っとけ」
朝久「お前K-1で通用せんくて下に落ちただけやろ？K-1にも出てないか」
野田「お前冨澤に感謝しろよ。冨澤とBreakingDownに感謝してからやろ？」
篠塚「ありがとう！」
野田「ありがとうございました（笑）」

――黒薔薇くん選手、JTTの選手と初対戦ということについて
黒薔薇くん「初物食いということで楽しみにしてます」

――安井選手はかなり寝技が強いが警戒しているか
黒薔薇くん「なんかBreakingDownの選手と闘うって聞いて、バチバチの選手が来るのかなと思ったら、ゴリゴリのグラップラー。あれっ？見たらすごいいい感じの真面目そうな青年なんで、ちょっと肩透かしはあるはあるんですけど、シンプルに今は楽しみです。黒薔薇くん、楽しみにしてます」

――細川選手、かなり格の差があるマッチメイクだが、この試合を受けた理由は
細川「この舞台に立ちたかったから誰でもいいかなと」

――勝算はあるか
細川「あると思います、勝算は。作戦とか練って向かっていく途中なんで、勝てるように頑張ります」

――パトリック選手、今の言葉を聞いて
パトリック「ナメ過ぎてるなあってだけっすね。別になんとも思わないし、顔見てもかわいらしいなあと思うんで。なんもないです。俺はやることやろうかなと。当日ぶち上げるんでよろしくお願いします」

――野田選手、前回のBreakingDownもそうだったが、体格差・体重差がある相手。しかもKrushでチャンピオンだった選手とやることになるが、ハンデを感じるか
野田「別に勝てると思ったから受けてるんで。こないだやった外人のほうが見た目怖いし強そうやなと思ったんで、全然行けるかなって感じです。だって、勝ってんの変な外人と冨澤くんでしょ？」
篠塚「黙ってろよ。こめおとやっとけよ。お前レオだろ実は。レオなんだろ？サングラス外したらレオなんじゃないの？1回外して？（※野田がサングラスを外す）レオやないかい！（笑）」

――YURA選手、朝久選手。この試合はRISEvsK-1という構図でもある
朝久「彼の試合を現地で見たことあって、67kgくらいでやってたと思うんですけど、その階級差あっても勝つのがK-1の強さだと思ってるんで。団体対抗戦というより、シンプルに朝久泰央の強さとK-1の強さを見せたいなと言うだけです」
YURA「僕は本来は65kgでやってるんですけど、67でやってたときも階級上の人とやって、RISEデビュー戦のときも70kgで2階級上の人ともやったんですけど、なんか別に言い訳することもなかったんですけど、K-1最強って言ってぶちのめすとか言ってるんですけど、絶対にオープンフィンガーはやらないって結構ビビってるところがちょっとよくわかんないんですけど、どうなんですか？」
朝久「なんなら素手でやってもいいって言ったんですけど、ルールとか決まって、体重全部相手に合わせてるんで、こうやって今更グチグチ言うのダサいなと思って。BreakingDownとかハッキリ言ってMMAの選手だったらオープンフィンガーであるんですけど、お前プロだろ？」
YURA「キックでもオープンフィンガーありますよ、RISEは」
朝久「そういうの二流なんで」

――未来さん、今回の会場の盛り上がりを見て、今回の狙いは達成できそうか
未来「今日会場に来てもらってる人たちは、BreakingDownも少しは見てもらってるのかなと思いますし、日本にはないオープンな熱狂の仕方をしてて気持ちいいです。選手も気持ちいいし、やる気出ると思います。当日の会場でもこのような大歓声を贈っていただけたら嬉しいです。お願いします」

――この対抗戦が3部を食うと思う？
未来「やっぱりBreakingDownって結構数字持ってるんで、それをキッカケに3部も見てもらって、RIZINのセットだったり会場の雰囲気って世界一だと思ってるんで。そこと本物の格闘技も知ってもらうキッカケになってもらえたらいいと思います。結構いつもBreakingDownに手厳しい格闘技ファン、格闘技オタクの皆さんも温かい目でこの対抗戦を楽しんでもらえたらと思います」