「1回目立つだけで人生が変わります!」BreakingDownで夢を掴んだ料理人ファイターが悪童をワンパンで成敗し涙の引退

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 8日、埼玉県・さいたまスーパーアリーナ(コミュニティアリーナ)にて『BreakingDown 14』が開催。【叛逆の問題児】こめおが引退試合を勝利で飾った。

 【叛逆の問題児】こめおは『BreakingDown 4』から出場し、初期からスター選手の1人として活躍。現在は連敗中であるものの、BreakingDownで知名度が急上昇して本業の料理人としての活動が上り調子に。オーナーシェフを務める『割烹こめを』が人気店となり、自身のレシピ本が出版されるなど人生では連勝している。

 今回のオーディションに登場したこめおは「今回でBreakingDownラスト。引退させていただこうと思ってます」と引退表明。約3年のBreakingDownファイターとしての活動に終止符を打つことに。
 引退試合の相手には【叛逆の悪童】レオを指名。映画『BLUE FIGHT』の演技の中でレオがこめおをガチ殴りしたことで両者には因縁が生じていた。

 レオは今年2月の『BreakingDown 11』にて、試合中のアクシデントで意識を失ってしまった対戦相手を両手の中指を立てながら見送った姿に批判が集中。他の様々な問題行動にも反省の色を見せずBreakingDownを出禁という異例の事態に。全国からワルが集まるBreakingDownの中である意味一番ワルなのではないかとされていた。
 そんなレオだが、現在は溝口勇児COOの運転手として下働きからやり直している。ある意味でこめおが最後にレオへ救いの手を差し伸べたという形にもなる。

 レオも反省したということで出禁解除&試合復帰が決定。BreakingDown新旧問題児対決が実現することに。
 こめおは「アイツの姿が昔の俺に重なる。俺が更生させてからレオの人生が始まる」とレオを思いやった発言をしていたが、レオは「好感度ばっかり気にした態度がキショい。俺はリアルストリートやけど、アイツは田舎モンのフェイク」とボソクソに言うなど性根は変わっていない様子だ。

 ゴングとともに両者突っ込んでパンチをブンブン振り回していき、こめおがスリップダウン。レオが止まらずガンガン左右のラッシュをかけてケージ際にベタ付けに。それでもこめおは右ストレートのカウンターを的確に顔面にぶち込んでダウンを奪う。
 焦るレオはガムシャラに突っ込んでいくが、こめおが残り時間をいなしつづけて1分終了のゴング。5-0でこめおの勝利となった。


 号泣しながらマイクを取ったこめおは「皆さん本当に応援ありがとうございました!BreakingDownに約3年間携わらさてもらって、本当に僕人生がここで変わりました。会場にいる人も1個目立つだけで人生が変わります。みんな1日1個だけで委員で挑戦してみてください。BreakingDown最高ッ!」と叫んで最後のケージを後にした。

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