「逃げるくらいなら名前を出すな」負傷欠場のRENAに伊澤星花が怒りと呆れを表明
5日、都内某所にて12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN DECADE』についての記者会見が実施。伊澤星花がRENAへの怒りをあらわにした。
伊澤は2021年の大晦日にRIZINデビューし、2戦目の2022年4月にスーパーアトム級王座戴冠。現在も無敗の8連勝中であり、DEEP JEWELSからの戦績を見ても無敗という驚異の強さを見せている。
伊澤が強過ぎることで同格以上の対戦相手が見つからない中、期待されていたのはジョシカク（女子格闘技）の一時代を担ってきたRENAとの対戦。RENAは伊澤を強く意識し、度々挑発的な言葉を発信してきた。
今回の大晦日RIZINでは2人の対戦が決まりかけていたとのことだが、RENAの怪我によって消滅したことが今会見で発表。
会見に現れた伊澤は「自分のことを結構前から『伊澤に勝てるのは私だけ』とか『伊澤じゃジョシカクになれない』とか言ってるんですけど、実際に試合が決まりそうになるといつも逃げちゃうんで。逃げるくらいなら最初から名前出すなよって思います」とRENAへの厳しい言葉で批判。
さらに、今回の対戦相手がアルゼンチンの強豪であるルシア・アプデルガリムだと知ったのは会見前日であったことを明かした。
記者から「RENA選手からの再戦要求があったら受けるか」という質問が飛ぶと、伊澤は「まあ、見たい人がいるなら受けるんですけど。また逃げちゃうんじゃないですか？分かんないけど」とぶっきらぼうに回答。既にRENAへの興味は失われている様子だ。
会見終了後の囲み取材に応じた榊原信行CEOは「出稽古に行ったときに痛めてしまって。体重を49kgに落としていくための基礎的な走り込みとか、そういう調整ができそうにないって感じです」とRENAの現況を明かす。
そして「本人の名誉のことで言うと逃げたわけでは無くて、本人もやるということで準備を整えて調整を進めた中で残念ながら怪我してしまってということなので。伊澤選手は『また逃げて』みたいに思われてるかも知れない。結果そうなってるんで。怪我をせずにしっかり調整してこいよってことだと思いますんで。近い将来また実現させられればいいかなと思います」とフォローを入れた。
『RIZIN DECADE』
日程：2024年12月31日（火）
開始：10：00（予定）
会場：埼玉県・さいたまスーパーアリーナ
▼RIZIN MMAルール 5分3R 49.0kg
伊澤星花
vs
ルシア・アプデルガリム
