杏ちゃむが諏訪湖の上に浮かべられたリングで地元凱旋試合!「皆さんと思い出を作れて本当に楽しかったです!」

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 2007年より長野県を中心に活動しているアマチュアプロレス団体『信州プロレス』が、今年6月に史上初ではないかと言われる湖上プロレスを開催。2回目となる今回は『ANCHAM MANIA』と銘打たれ、下諏訪町出身の杏ちゃむの地元凱旋試合が実現した。

 諏訪湖に浮かべられたイカダの上にリングが設置され、岸からの観戦は無料(距離は約150メートル)、イカダに乗って観戦する場合は2500円のチケットが必要とされ、観客と各試合に登場する選手はモーターボートによるピストン輸送。信州プロレスのメンバーにプロの選手が加わった男子3試合に続き、メインイベントとして杏ちゃむ&狐伯vs小橋マリカ&グリズリー藤滝のタッグマッチが行なわれた。

 万が一に備えて女子の4選手はライフジャケットを着用して試合に臨むが、ショルダータックル、チョップ、ドロップキックなど普段から使っている技でなかなか相手にダメージを与えられないという難しい試合展開に。狐伯との交戦からまず小橋が湖に落ちてしまうと、その後は選手たちの落とし合いの攻防となり、グリズリーが主役の杏ちゃむを担ぎ上げて湖に叩き落とすと、小橋も再び水の中へ。巨漢のグリズリーも狐伯に突き落とされて豪快な水しぶきを上げる。いち早く救出された杏ちゃむと1人だけ水に落ちていない狐伯がリングに戻り、リングアウトによる勝利を上げてみせた。

 マイクを持った杏ちゃむは、「本日はたくさん興行がある中、こちらの興行に遊びに来てくださり本当にありがとうございました! 私はこの長野県諏訪市、隣の下諏訪町出身で、本当にこのへんでよく遊んでいました。まさかこの湖の真ん中でいつか落ちる日が来るなんて思わなかったんですけど…こうやって地元で皆さんと楽しい思い出を作れて本当に楽しかったです。ありがとうございます。来てくださった皆さんが今後も諏訪にゆかりを持って、楽しく遊びに来て頂けるようになれば嬉しいなと思います。またよろしくお願い致します」とあいさつ。

 続いて狐伯が「2回目に呼んで頂いたとしても自分は絶対落ちないので、落ちるまで挑戦してきてもいいんだよ?」と挑発すると、杏ちゃむは「次は敵でいいですか!?」と返答。主催者の信州プロレス・グレート☆無茶は「今度は2月にやりましょう!」と会場を笑わせると、「今日は杏ちゃむが“どうしても地元でやりたい”っていう意志があって、ホントは体育館とかでという話だったんだけど“諏訪湖でやるのどう?”って冗談で言ったら“ぜひやらせてください!”っていうことで」と今大会の経緯を説明。最後は信州プロレスの締め「1、2、3、信州!アップル!アップル!」で幕を下ろした。

『ANCHAM MANIA』
日程:2024年10月12日(土)
開始:15:00
会場:長野・諏訪湖上 特設リング

▼メインイベント スペシャルタッグマッチ
○杏ちゃむ(信州ガールズ)/狐伯(WAVE)
リングアウト
小橋マリカ(フリー)/●グリズリー藤滝(アイスリボン)

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