信州ガールズのエース・杏ちゃむが沙恵を破り、同団体のSGPシングル王座を初戴冠! LINDAは夏すみれとのタッグで真琴&雪妃真矢を相手に奮闘!

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 年に2回開催される信州ガールズのプロレスイベント『SHINSYU GIRLS COLLECTION』が今年も開催。今大会のメインイベントでは所属の杏ちゃむが柳ケ瀬プロレスの沙恵に流出している信州ガールズのシングル王座に挑戦するタイトルマッチが行われた。

 4月の飛鳥プロレス・蒲田大会では20分ドローに終わり、試合後に沙恵が「ベルト獲りにこいよ」と挑発。満を持してこの日の再戦を迎えることになった。激しい場外戦を繰り返し、杏ちゃむはスタンド席からのプランチャも発射。キックと関節技を織り交ぜて攻め込んでいくと、最後はバズソーキックから全体重を乗せての押さえ込みで3カウント。シングルのベルトを信州ガールズに取り戻し、所属エースとしての責務を果たした。


 マイクを持った杏ちゃむは「やっと…長野のメインでずーっと勝てなかった私が!4年間勝ててない相手にベルトを懸けて勝つことができました!私は小さくて弱くてずっとやられてきた。沙恵さんには1度も勝てなくて。そんな相手だから“絶対勝ちたい”と思えたし、これからも私はもっともっとレベルアップしていきたいと思ってる。今後あなたと対戦することもまだまだあると思う。またあなたにつぶしてもらって、そのたびに私は大きくなろうと思ってます。闘ってくれて本当にありがとうございました。そしてこれからも私が勝ち続けます!」と宣言。
 これに対し沙恵は「よく頑張ったね。こう言うとムカつく杏ちゃむファンもいるだろうね。だけどコイツとの絆は強いからこそ…よく取ってくれたね。ありがとね。それに尽きるかな。今日は完敗だった。ただ、ここからが大変だよ。頑張れよ。私もこのままじゃダメってことわかったから。私も成長してくから、またやろうよ。よろしく」と応じ、リングを下りる際には杏ちゃむの手を上げて祝福した。

 また、セミファイナルでは同じく信州ガールズ所属のLINDAが夏すみれとのタッグで、真琴&雪妃真矢と対戦。ムチを手に20分近くの長い試合で奮戦するも、真琴がブレイジングキックから『連環の計』(コブラクラッチ)で締めあげギブアップを奪っている。

『SHINSYU GIRLS COLLECTION Vol.12』
日程:2023年7月15日(土)
開始:14:00
会場:長野市芸術館アクトスペース
観衆:未発表

▼セミファイナル 20分1本勝負
●LINDA/夏すみれ(フリー)
19分28秒 連環の計→ギブアップ
○真琴(フリー)/雪妃真矢(フリー)

▼メインイベント SGP世界シングル選手権試合 20分1本勝負
【王者】●沙恵(柳ケ瀬プロレス・レディアス)
18分55秒 バズソーキック→エビ固め
【挑戦者】○杏ちゃむ(信州ガールズ)
※第8代王者が初防衛に失敗。杏ちゃむが第9代王者へ

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