「BreakingDownからUFCに行く選手が出てくる」朝倉未来が新世代の天才たちの台頭を予言!

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 1日、東京都・アリーナ立川立飛にて『BreakingDown 13』が開催。朝倉未来CEOが大会を総括した。

 今大会では、初のライト級トーナメントで才賀紀左衛門の弟子である【BREAKING DOWNの超新星】NAOが【元東洋太平洋バンタム級王者】山本隆寛を破って初優勝。格闘技歴1年のNAOが初代ライト級王座戴冠を果たし、その才能に今後の明るい未来を見出したファンも多い。
 また、“BreakingDown vs アメリカ”の対抗戦ではBreakingDown側が4-1で大勝。さらに初のベアナックル戦が大盛り上がりを見せたり、“いじめっ子vsいじめられっ子”というコンセプトの変則マッチがネットで大きな反響を呼んだりと、話題に事欠かない大会になった。

 全試合終了後には、朝倉未来CEOが大会を総括。
 大会のMVPとしてNAOの名を挙げ「BreakingDownに出てから無敗の状態で勝ち上がって優勝したんで。若い世代の天才が出てきて、日本の未来は明るいです。僕ら朝倉兄弟がOUTSIDERからRIZINに上がったように、これから先の未来はBreakingDownからRIZINとかUFCに行く選手が出てくると思います」と新世代の台頭に目を細める。

 ベアナックル戦については「すごい盛り上がってたんで、今後1~2試合入れていきたいと思います」と継続の意向を示す。
 そして、「格闘技経験者が増えてきて “喧嘩最強”を決める大会ではなく実質的にアマチュア格闘家の大会になっているのではないか」という指摘を受けると、「視聴者の目が肥えてきてるんで、すごい弱い子を出すと『試合が面白くない』ってなりがちなんですよ。ジャストアイデアとしては格闘技歴1年未満の素人だけのトーナメントとかやってみようかなと思ってます」と解決案を提示した。

 そして、未来がMMAファイターを引退したことに関して「今後は次世代の育成に注力していくのか」と問われると、「BreakingDownっていう興行をずっと盛り上げていきたいっていうのが選手の育成につながるだけで、優先順位はBreakingDownを盛り上げること、格闘技人口を増やすこと。朝倉未来チャレンジとかも色々やって来ましたけど、選手を『こうしたい』とかで縛ったりしたくないんで」とあっさり。
 記者の1人が「自分の手で育てた選手をチャンピオンにしたいという気持ちは無いか」と食い下がると、未来は「その願望はもう朝倉海で実現してるんで、あんま欲は無いですね」とこれ以上無い言葉が飛び出した。

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