BreakingDownはアメリカ格闘技界に通用する?!海外勢との対抗戦は4-1でBreakingDown軍が圧勝!

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 1日、東京都・アリーナ立川立飛にて『BreakingDown 13』が開催。BreakingDownがアメリカ勢との対抗戦で大勝した。

 BreakingDownでは、かつて韓国対抗戦、欧州対抗戦と海外勢と5vs5の対抗戦を行ってきた。今回はついに格闘技大国であるアメリカとの対抗戦が実施。BreakingDownからは井原良太郎、川島悠汰、細川一颯、SATORU、ポーランドの刺客とよりすぐりのメンバーが出陣した。
 アメリカ勢はBreakingDownを「ただの茶番」「ウエストサイドに行ったら即あの世行き」「コイツらただのYouTuberだろ」などと嘲笑。日本の矜持をかけてBreakingDownFighterが立ち上がった。

 先鋒戦は【USA特攻隊長】メニー・ゴンザレスと【初代バンタム級王者】井原良太郎の一戦。
 この試合は井原がスタンドでもグラウンドでも圧倒して5-0で判定勝利。内容を見れば完勝と言っていい試合であったが、井原はKO出来なかったことを心底悔しがっている様子で「本当にごめんなさい!この後のメンバー4人がもっと面白い試合してくれると思うんで楽しみにして下さい。すみませんでした!」と浮かない顔で語った。

 次鋒戦は【Mr. TOUGH GUY】ナチョと【Mr. BREAKING DOWN】川島悠汰の一戦。
 川島はピーカーブースタイルで構えて顔面をしっかり守るナチョのがら空きの足元へローキックを連打。ナチョは放送席から「なんでアレで倒れないんだ?!」と驚きの声が上がるほどのタフネスを見せるが、川島の攻めの姿勢が評価されてか5-0で川島が判定勝利。

 中堅戦は【最凶柔術家】サムライと【喧嘩自慢のプリンス】 細川一颯の一戦。
 サムライは柔術10年のキャリアを持つが、少し硬直するとすぐ剥がされてしまうBreakingDownルールでは寝業師は圧倒的に不利。細川は1Rでたっぷり見せたヒザを囮にして2Rではアッパーや回転蹴りで猛攻。細川が5-0の判定で勝利。日本勢が3連勝したことで対抗戦はBreakingDown側の勝利が決定。

 副将戦は【戦いのすべてを知る男】ナサンマーティンと【怒りのギャングスター】SATORUの一戦。
 ゴングが鳴ると同時にSATORUが突っ込んでいき、右ストレートをぶっこんで開始4秒でダウンを奪う。再開すると両者突っ込んでいって左右の腕をぶん回してノーガードで顔面の殴り合いに発展。SATORUが打ち勝ってぶっ倒し、2ダウン目を奪ってKO勝利。


 大将戦は【全米最凶ボクサー】サイコと【青い目の格闘狂】ポーランドの刺客の一戦。
 サイコは全米アマチュアボクシング王者、アメリカプロボクシング8戦8勝、メキシコプロボクシング無敗。全試合がKO勝ちという紛れもない強者。
 ゴングが鳴ると同時にポーランドが突っ込むが、サイコが冷静にボディへカウンターを入れてから左フック。ポーランドがきりもみ回転して倒れてダウン。なんとか起き上がったポーランドが前へ前へと出ていくが、サイコは引き込みながら左のショートアッパーをクリーンヒットさせて2度目のダウンを奪いKO勝利。
 サイコは今回参戦したアメリカ勢の中で1人だけ明らかにステージが違う実力を見せたため、今後の活躍に期待が持たれる。

 終わってみれば、アメリカ勢との対抗戦はBreakingDown側が4-1で大勝。その実力が世界に通用することを証明したBreakingDownファイターたちが他の場所で活躍する日も近いのかもしれない。

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