「私はゴジラだ!デカさこそが正義だッ!」20歳で181㎝・91kgの”女大怪獣”ボジラが強すぎて強すぎる
26日、東京都・新木場1stRINGにて『Marigold Grand Opening Wars 2024』が開催。“大怪獣”ボジラがマリーゴールドを焦土化した。
マリーゴールドはロッシー小川が代表取締役となって創設された新団体。
スターダムを退団したジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣(元:桜井まい)、ビクトリア弓月(元:弓月)の5選手に加え、元全日本女子プロレスで元スターダムの高橋奈七永、元アイスリボンでスターダム『NEW BLOOD』で偽中野たむとしてプチブレイクした石川奈青が所属となることに。
さらに、アクトレスガールズの風香プロデューサーが青野未来、澄川菜摘(翔月なつみ)、松井珠紗、CHIAKI、皇希(天麗皇希)、後藤智香と一線級の6選手を引き連れて入団したことで女子プロレス界は大騒ぎに。
加えて、元スターダム練習生の南小桃、元アイスリボンの南ゆうき、南とアイドルユニットを結成している咲村良子、咲村と同事務所の橘渚というグラドル3人が練習生として所属。さらに旗揚げ戦には“元祖グラレスラー”愛川ゆず季の来場も発表されるなどマリーゴールドは旗揚げ前から強大な勢力を持つ団体としてプロレス界の台風の目となっている。
この日は新木場での昼夜大会で旗揚げ第2戦&第3戦が開催。
第3戦のセミファイナルでは、MIRAI&CHIAKIvsボジラ&野崎渚のタッグマッチが行われた。
マリーゴールド参戦のために初来日したボジラは、元ECWのウルフ・ヘルマンの娘であり、スターダムで赤いベルトを巻いたりRIZINに出場したりと日本でも名を売ったアルファ・フィーメルの秘蔵っ子。181㎝・91kgと女子選手の中では規格外の体格を誇り、“大怪獣”の異名をほしいままに。旗揚げ戦ではジュリア&詩美を2人同時に相手取りながらも圧倒するというあまりにも強すぎる姿を見せ、一夜にして大人気を獲得。
その圧倒的な実力と風格を備えながらも、年齢は弱冠20歳。とんでもない逸材の上陸にプロレスファンは大熱狂していた。
この日もボジラは一騎当千の無双状態。
MIRAI&CHIAKIというマリーゴールド屈指のパワーファイター2人をまるで子供扱いするかのようにほほ笑みを浮かべながら蹂躙。
しかし、2人がかりでの集中攻撃を受けるとゴジラのごとく怒り狂って咆哮。全体重をガッツリ乗せるリバース・スプラッシュやセントーンで圧殺していき、野崎をやり投げのようにぶん投げる形で放つ合体ノアール・ランサー・ハイも炸裂。
必死に粘るCHIAKIがコーナー上からの攻撃を狙うが、ボジラはリング全体を揺るがすダイナミックな雪崩式ブレーンバスターで叩きつけ、グロッキー状態のCHIAKIをパワーボムで叩きつけて3カウント奪取。試合後にMIRAIが突っかかっていくも、ボジラが即座に喉輪で捕らえてチョークスラムでKOした。
バックステージに戻ったボジラは、「私の邪魔をするやつは全員ぶっ壊してやるって言ったろ?それが誰であろうと気にしない。私はゴジラだ!デカくて強い!デカさこそが正義だッ!」と絶叫。
ボジラを止められる選手はマリーゴールドの中で現れるのか。現れてくれることを願いたい。