勝村周一朗&和田拓也がSOG世界タッグ王座を盤石のV6!6・2高島平で入江茂弘&渡瀬瑞基が挑戦へ
3月いっぱいでCyberFightから独立し新体制となったガンバレ☆プロレスが5月18日、東京・新木場1stRINGで第2弾興行「エブリシング・エブリウエア・オール・アット・ワンス2024」を開催した。スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界タッグ王者の勝村周一朗&和田拓也が冨永真一郎、DaisukeⓇ組に完勝し、6度目の防衛に成功。6月2日、東京・高島平区民館で入江茂弘&渡瀬瑞基が挑戦することが決定的になった。
勝村組は昨年7月に王座を奪取し、現状で無敵の状態。4・27北沢で冨永が挑戦表明。パートナーは冨永が主宰する社会人プロレス団体CWPから連れてくるとして、抜てきを受けたのがDaisukeⓇ。序盤、勝村組はDaisukeⓇに厳しい攻め。勝村とDaisukeⓇがエルボー合戦を展開。DaisukeⓇは勝村にトップロープ超えのトペコン・ヒーロを発射。勝村が冨永をトリプルスリー3ロックで絞め上げてギブアップを奪った。
試合後、勝村は「アイツ、やっぱり素人だわ。最強の素人(冨永)より。手応えがあったかどうかはわかんねぇけど、DaisukeⓇ、そういう気持ちがあるんだったら社会人プロレスなんて甘い言葉に守ってもらってんじゃねぇよ。もう1回やりたかったら、そんなぬるい言葉捨てて、プロレスラーとして、俺の前に立ってこい」とゲキ。そして「今日は拍子抜けしたかったけど、しょうがない。去年の7月にベルト獲って、6月防衛したら1年。俺たちより強いチームいないでしょ? 俺たちより強いチームいる?」と投げ掛けると、第3試合で大家健&バリアン・アッキを破った入江&渡瀬が登場し挑戦アピールした。
バックステージで勝村は「DaisukeⓇ君は面白いなと思いました。社会人だからとか社会人なのにとか、そういうのに守られる必要はないと思うんで。どんどんプロレスラーとして、ガンプロで、ガンプロじゃなくてもいいんですけど、胸張ってやってほしい。技術はそこまでやってないんでわかんないですけど、気持ちは伝わってきました」と一定の評価。次期挑戦者について「第3試合見てて、コイツらとやりたいなって思ってたんで。ガンプロに出てるメンバーのなかで、僕らよりタッグチームとして機能してる。長い間やってるのはあの2人だと思ってたんで。胸張って迎え撃ちたい」と話した。和田は「次はホントに強敵だと思う。俺は次も防衛して、全日本のアジアを狙う」と他団体にも目をやった。
挑戦表明した入江は「入江茂弘は欧州で、ドイツですべて獲った。ガンバレ☆プロレスのリングでも、2人で頂点獲ろう」、渡瀬は「まだ俺たち結果は出てない。欧州のトーナメント決勝まで行けたけど優勝できなかった。ガンプロで一番上のベルトを獲る」と意気込んだ。