「一億万年早いんだよバカヤロー!」17歳の現役JK王者・吏南が新人アイドルレスラーを蹴散らしてフューチャー王座V8!
27日、神奈川県・横浜BUNTAIにてスターダム『家出レスラー presents ALL STAR GRAND QUEENDOM 2024』が開催。第1試合では吏南の持つフューチャー・オブ・スターダム王座に玖麗(くらら)さやかが挑戦した。
フューチャー王座は20歳以下もしくはキャリア3年未満の選手を対象にした王座であり、現在は17歳ながら約5年半のキャリアを誇る現役女子高生ファイター・吏南が王者として君臨。現在、同王座はスターダムの若手大会『NEW BLOOD』で次世代の旗手を占う重要なベルトとして扱われている。
小学生のときにデビューした吏南にとって、周囲の選手は長らく年上・先輩ばかりであったが、最近では年下・後輩との試合も増えてきた。ヒールターン後には年上の選手を「クソババア!」と罵るのがお約束となっていたが、今年3月に現役中学生レスラーを相手に防衛戦を行った際には自身が「クソババア!」と呼ばれて傷つくなど、吏南は徐々に“おねーさん”になりつつある。
吏南が今回の防衛戦で迎え撃ったのは、昨年12月にデビューしたばかりの玖麗さやか。
吏南は、「新しい時代のスターダムを引っ張っていけるような選手になる」と意気込む玖麗を高く評価。最近は他団体の選手を相手に行われることが多かった同王座戦だが、今回はまさしくスターダムの“フューチャー”をかけての試合となった。
試合は吏南が玖麗のエルボーやドロップキックを真っ向から受けていき、一瞬のすきをついて払い腰からハイドレンジア。なんとか抜けた玖麗が吏南のダイビング・ダブルニードロップをスピアーで迎撃し、さらに不知火式のダイヤモンドカッターと猛攻を仕掛ける。だが「ナメんな!」とビッグブーツでふっ飛ばした吏南がリバース・スープレックスからダイビング・ダブルニードロップを突き刺して3カウント。
マイクを持った吏南は「横浜BUNTAI!スターダム1試合目、この17歳の吏南様が8度目の防衛に成功したぞ!おい玖麗!お前の気持ちの強さは認めてやるけど、私に勝ってベルトを巻くなんて一億万年早いんだよバカヤロー!玖麗さやかとはまだまだレベルが違う。やってきた数も全然違う。だから負けるわけには行かないし、これからも負けない。玖麗だけじゃなくて他の若手もスターダムの若手も今日の試合を見て悔しい思いを持ってくれたらいいのかなと思う」と、若き大先輩として背中を見せた。