「“物語”はもう俺のことじゃないんだ!」コーディ・ローデスがザ・ロックからの侮辱を受け“家族”について涙ながらの大演説!

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 日本時間12日、ABEMAにて『WWE RAW』が放送。コーディ・ローデスが公開インタビューで熱い想いを叫んだ。

 現在のWWEは、ザ・ロックの復帰によって大きく揺れている。
 ロイヤルランブルを制したコーディ・ローデスは、ロックにローマン・レインズの持つユニバーサル王座への挑戦権を譲渡。この展開に対して世界中のファンがブチ切れると、絶大な支持を得たコーディは譲渡を撤回して改めてレインズへの挑戦を主張。これをトリプルHも認めたため、この“ロック騒動”は収束したかに思われた。

 しかし、世界中のファンを敵に回したロックは“悪のオーナー”を感じさせる大ヒールへ転身。“血の絆”を以てレインズ率いる【ザ・ブラッドライン】に加入し、WWEをアノアイ一族で占領しようとしている。

 そして、今月2日放送のSMACKDOWNでは、ロックが「WWE史上最大のタッグマッチをやってやる」として、レッスルマニア初日にザ・ロック&ローマン・レインズvsコーディ・ローデス&セス・ロリンズの試合を行うことを宣言。
 この試合でコーディ&ロリンズが勝った場合は、レッスルマニア2日目の王座戦にブラッドラインが一切介入しないことを約束。逆に、ロック&レインズが勝った場合は王座戦がなんでもアリの“ブラッドラインルール”で行われることを提案。

今月9日のSMACKDOWNでは、リング上で4人が対峙。コーディ&ロリンズがタッグマッチを受けて立つことを宣言。
 売り言葉に買い言葉の舌戦となる中、ロックはコーディに「貴様は3人兄弟の末っ子だったな。そして貴様は兄と姉より20歳ほど若かったな。どうしてか分かるか?貴様が“過ち”だったからだ」と人として超えてはいけないラインを超えた最上級の侮辱の言葉をぶつけ、怒りに震えるコーディがビンタを見舞うというシーンがあった。

 この日は、アナウンサーのマイケル・コールがリング上でコーディの公開インタビューを実施。
 コーディが「ザ・ロックが自分のことを『コーディのボスだ』と言ってるのは知ってるけど、上司をビンタするのは気持ちいいぜ」と語りだすと、場内は大歓声に包まれる。

 コーディはレインズ戦に向け、「緊張しているし、もちろん怖い。俺がビビるのには十分な理由がある。『来年こそ奴を倒す』なんてもう言えない。なぜならそれはもう既に言ったからだ。もう“物語”は俺とローマン・レインズのことじゃないんだ。この“物語”はずっと俺に付いてきてくれたWWEユニバースそのものなんだ」と決意を語る。

 そして、「ロックは触れなかったが、もう1人の姉さんがいる。彼女はまだ無名だった親父と車で全国を走り回った。観客がたった40人のときもあった。母さんだってそうだ。親父はもう亡くなってしまったが、これはミシェル・ルビオの“物語”でもあるんだ!そして俺の一番のファン、妻であるブランディ・ローデス。世界で一番美しい女性だ。ダサいマスクを被って毎日RKOを食らっていた頃の俺を信じてついてきてくれた!“物語”はもう俺のことじゃないんだ!」と涙ながらに家族の絆を叫ぶ。

 そして、「マイケル、君はWWE史上初めて“ローデス”の名を統一WWE王者としてアナウンスできるぞ。そして君はこう言う『コーディ・ローデスが“物語”を完結させた』と」と締め、大歓声に包まれる中でレッスルマニアのロゴを指さした。

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