ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)がコーディ・ローデスの王座戴冠を祝福しWWE戦線離脱を表明「ロック様はお前を狙いに戻ってくる」

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 日本時間9日、ABEMAにて『WWE RAW』が放送。コーディ・ローデスとザ・ロックが再戦を誓った。

 今年のレッスルマニアは、ザ・ロックの電撃復帰によって大きく荒れた。
 ロイヤルランブルを制したコーディ・ローデスは、ロックにローマン・レインズの持つ統一WWEユニバーサル王座への挑戦権を譲渡。この展開に対して世界中のファンがブチ切れると、ストーリーは急展開を迎える。
 絶大な支持を得たコーディは譲渡を撤回して改めてレインズへの挑戦を主張。一方、世界中のファンを敵に回したロックは“悪のオーナー”を感じさせる大ヒールへ転身。“血の絆”を以てレインズ率いる【ザ・ブラッドライン】に加入して悪の限りを尽くしてきた。

 コーディは、今年のレッスルマニアでロックの卑劣な脅しやブラッドラインの妨害を乗り越えて悲願の王座戴冠。父・ダスティが成し遂げられなかった偉業を為して“物語”を完結させた。

 オープニングでは、トリプルHに呼び込まれてコーディが登場。
 この日はコーディを祝福すべく20,248人の観客が集結。これはRAWおよびSMACKDOWN史上最高の動員数だという。

 コーディが王座戴冠への感慨を語り、「かつて望まれなかった男は、否定できない男になった。そして今は統一WWEユニバーサル王者だ!」と改めてファンに向けて宣言。

 そこへ、突如ザ・ロックが登場。
 観衆が大ブーイングで迎える中でマイクを取ったロックは、「今日ロック様が出てきたのは、コーディ・ローデスを祝福に来たのだ。ロック様が出てきたのは復讐するためではない。お前を本当に祝福したいからだ。コーディ・ローデス、ついにやったな。“物語”を完結させた。ローデス・ママは幸せそうに笑っていたな。だが、もう1人。天国にいるお前の父親も笑っていただろう」とコーディを祝福。
 その後は、互いを認め合い、コーディのユニバーサル王座と、ロックの“ピープルズ・チャンピオン・ベルト”を交換して手に持ってみせた。

 そして、ロックは「ロック様はしばらくここを離れなければならない。ロック様も離れたくない。プロレスが大好きだ。ロック様と貴様がまたシビれるコンテンツにしたしな。」だが、覚えておけ。ロック様はしばらく離れるが、そのときお前がチャンピオンだろうが、そうでなかろうが、お前を狙いに戻ってくるぞ。お前は昨日史上最大のレッスルマニアでローマン・レインズを倒したが、その1日前に貴様を倒したのはロック様だ。ローマン・レインズとお前の物語は完結したかも知れないが、お前とロック様の物語は始まったばかりなんだよ」といっときの別れを告げるとともに再戦を誓う。

 コーディも「楽しみにしている。その言葉、信じるよ。お前は“ラスボス”だもんな。あんたはTKOの役員で俺の上司だ。だが、俺がチャンピオンだという事実を認めざるを得ないな。俺が“彼等のチャンピオン”だ。俺はあんたのチャンピオンでもある」と、“ピープルズ・チャンピオン”に引っ掛けての堂々のマイクで迎え撃った。

 その後、ロックは「この“ラスボス”が去る前にお前に渡したいものがある。2度とロック様を失望させるなよ。とくと味わうがいい。“ラスボス”の妙技を」と語りながらコーディの手に何かを握らせ、意味深長な笑みを浮かべて去っていった。

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