ベストボディ・ジャパンプロレスが全国展開を発表!「セカンドキャリアの場としてのプロレスを育てたい」とコンテスト選手をスカウトへ!

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 4月20日にベストボディ・ジャパンプロレスリングが初の名古屋大会を行うことを発表した。

 ベストボディ・ジャパンプロレスリング(BBJ)とは、『トレーニングの文化、身体づくりの文化をもっと日本中に広めたい』という思いから発足し、47都道府県全てで開催するまでに成長した『ベストボディ・ジャパンコンテスト』を起点とし、元DDTプロレスの谷口智一ベストボディ・ジャパン協会代表が「プロレス界でも健康美や肉体美を活かして活躍する選手がベストボディ・ジャパンから出てきてもいいんじゃないか」という想いを持って2018年8月に旗揚げしたプロレス団体。
 日々ボディメイクに取り組む人材を積極的にプロレス界に勧誘し、2020年には当時58歳の生え抜き選手である吉田和彦(現:ラグジュアリー吉田)が誕生。60代になっても最前線で闘い続けるゴージャス松野とタッグ王座を戴冠するなど幅広い選手層がリング上で活躍している。

 また、BBJには東海地方に名古屋支部が存在。一般社団法人ベストボディ・ジャパン協会理事も務めるBBJ所属選手の木村昌嗣が音頭を取って運営している。
 木村は2022年に50歳にしてプロレスラーデビュー。愛知県と静岡県でスポーツジムを経営しており、ベストボディ・ジャパンの公式レッスンやBBJ関連のエステ運営を任せられている重鎮。
 プロレスラーとしてはまだ若手ながら、新人発掘&育成の重要性を説いて積極的なスカウト活動を実施。名古屋の地元プロレスラーたちの指導を仰ぎながら1年間で3人の新人をデビューさせ、練習生もまだ2人いるという。

 木村はデビュー前から「自分がベルトを獲ったら絶対に地元凱旋大会を行う」という目標を掲げていたが、デビューから約1年半の時を経て今年1月大会でBBW世界スーパーボディ級王座を戴冠。ついにBBJで名古屋凱旋大会を開催するという悲願が叶うこととなった。

 名古屋大会開催決定を受け、谷口CEOは「以前より木村理事から名古屋および東海エリア周辺で『ベストボディ・ジャパンプロレスを見たい』というお客様がたくさんいるというのは聞いていました。正式発表前からすでに観戦チケットの申し込みが殺到しておりまして、小規模な会場とはいえ発表前の段階で完売状態という大注目の大会になりそうです」と券売が好調であることを告白。

 木村理事は「ベストボディ・ジャパンプロレスを地方の方にも知っていただきたいと思って1年半活動してきました。そして選手も育てていかないといけないということで、色々な選手に声をかけさせていただき、結果的にここに並んでいる4人がプロレスラーとしてデビューを飾ることが出来ました。まずは名古屋を成功させて、大阪を始めとした関西、九州、北海道!全国にベストボディ・ジャパンプロレスを知っていただく基盤を作りたいと思っています」と、全国展開に向けて熱い想いを語った。

 そして、木村は全国展開の意義としてコンテスト選手のセカンドキャリアについて言及。
 「地元で活躍できる第二の場所としてプロレスというものがどんどん育っていけばいいかなと思います」と、年齢を重ねてコンテストで結果を残せなくなってきた選手が再び輝くための場所としてベストボディ・ジャパンプロレスを全国展開していきたいという野望を語った。
 
 ボディコンテストの選手は元々肉体は鍛えられており、格闘技やスポーツをバックボーンに持つ者も数多く存在する。プロレスはアスリートたちのセカンドキャリアの場としても活用されてきた歴史があるが、コンテスト→プロレスというルートは今まで開拓されてこなかった。
 人材発掘のブルーオーシャンを見つけたベストボディ・ジャパンプロレスは、近い将来には全国に選手を抱える大規模団体になっていくかもしれない。

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