「ロック様への挑戦を撤回なさい。さもなくば…」コーディ・ローデスがポール・ヘイマンの卑劣な脅迫をはねのけブラッドライン抹殺宣言!
日本時間27日、ABEMAにて『WWE RAW』が放送。コーディ・ローデスがポール・ヘイマンの卑劣な脅迫を跳ね除けた。
現在、コーディ・ローデスは四面楚歌の状態にある。
ロイヤルランブルで優勝したコーディはローマン・レインズが持つWWEユニバーサル王座への挑戦権を獲得するも、一時はザ・ロックへ譲り渡した。
しかし、この展開に世界中のWWEファンは激怒。この2年間WWEを最前線で支えてきたコーディからロックが突然やって来てレッスルマニアのメインイベンターの座を奪い取ったとみなされ、ロックおよびWWEに批判が集中。
コーディはファンの絶大な支持を得て改めてレインズへの挑戦を表明。
これに逆上したロックは、アノアイ一族の“血の絆”を持ってレインズ率いる【ザ・ブラッドライン】に加入してコーディ潰しを宣言。
さらに、以前から抗争を展開していた中邑真輔が再びコーディを付け狙い始め、結果的に中邑と結託する形となったドリュー・マッキンタイアも敵に回して闘っている。
この日メインイベントでは、コーディがグレイソン・ウォーラーとシングルマッチで対戦。
メイン抜擢で張り切るウォーラーが序盤からガンガン攻め込んでいくが、コーディはすべてを受け止めた上で余裕のアピール。介入を試みたオースティン・セオリーにはトペ・スイシーダを見舞って蹴散らし、ウォーラーにはコーディ・カッターからクロスローズを見舞って完勝を収めた。
試合後、ブラッドラインの特別顧問であるポール・ヘイマンが大勢のボディガードを引き連れながら登場。
ヘイマンは慇懃無礼な態度で演説を始め、「軽々しくロック様の名前を口にするのはよしなさい。“一族の長”ローマン・レインズから伝えるよう命じられたのです。『身を引け』と。『ロックと試合をしたい』と言えば実現するわけではないのですよ?あなたがロック様なら実現しますが、全て台無しにしてくれましたね!私があなたのことを許してもロック様は許しませんよ!ロック様への挑戦を撤回なさい。さもなくば……」と脅しながらボディガードたちをコーディにけしかける。
コーディはイスを使ってあっという間にボディガードたちを撃退。
慌てて逃げ出しながら電話を始めるヘイマンに対し、コーディは「ブラッドラインが俺を狙ってるんじゃない!俺がブラッドラインを狙ってるんだ!」とブラッドライン狩りを宣言した。