「レッスルマニアへの道は必ず現れる」中邑真輔を倒したサミ・ゼインがIC王者のグンターとバチバチ視殺戦!
日本時間27日、ABEMAにて『WWE RAW』が放送。中邑真輔とサミ・ゼインが因縁のシングルマッチを行った。
中邑はコーディ・ローデスとの抗争を展開しているが、中邑にはドリュー・マッキンタイアが、コーディにはサミ・ゼインが肩入れし2vs2の様相を呈している。
先々週のRAWでは中邑vsゼインのシングルマッチが実施。この試合では終盤に突然リングサイドにマッキンタイアが現れたことでゼインのペースが乱れ、中邑が勝利を収めた。
オープニングマッチで行われたこの試合では、ゼインが場外フェンスを使ってのムーンサルト・アタックを見せるなど序盤から攻め込んでいくが、中邑がゼインの古傷であるヒザへの集中攻撃を加えて形勢逆転。中邑がヘルヴァキックを阻止して後頭部へキンシャサを叩き込むが、なんとか返したゼインが場外へ逃れる。
中邑はゼインを場外フェンスに乗せ、鉄階段からのキンシャサ。リングに戻して滾ってからキンシャサを発射するも、かわしたゼインが後頭部へのヘルヴァキック。その後、ゼインも滾ってから顔面へヘルヴァキックを叩き込んで3カウントを奪った。
試合後のインタビューに応じたゼインは、「ずっと身震いしてた。平静を保つのに必死だった。今夜の試合にもし負けたらどうなっていたことかを考えていた。レッスルマニアへの道もメチャクチャになるし、それ以上にプライドもズタボロだっただろうな。“王者になれる挑戦者”という言葉に説得力が無くなってしまう。でも、もうその心配はいらない。今夜の勝利がすべてを証明した。レッスルマニアへの道は必ず現れる」と胸中を明かしながらレッスルマニアへの思いを語る。
そこへ、IC王者のグンターがベルトを持って現れ、ゼインと睨み合いの末に不敵な笑みを浮かべて去っていった。