ドリュー・マッキンタイアが“漁夫の利”でランディ・オートンを倒しレッスルマニアでセス・ロリンズに挑戦決定!
日本時間24日、ABEMAにて『イリミネーション・チェンバー2024』が放送。ドリュー・マッキンタイアがイリミネーション・チェンバーを勝ち残ってセス・ロリンズへの挑戦権を勝ち取った。
今年のロイヤルランブルで優勝したコーディ・ローデスがローマン・レインズが持つWWEユニバーサル王座へのレッスルマニアで挑戦する権利をザ・ロックに譲り、セス・ロリンズの持つWWE世界ヘビー級王座に挑戦が決まったことで世界的大炎上を見せた。
ファンの圧倒的支持を得たことに自信を得たか、コーディは前言を撤回してレインズへ挑戦表明。トリプルHの鶴の一声でこれが正式決定されたことにより、ロリンズへの挑戦者が未定に。
レッスルマニアでセス・ロリンズへ挑戦する選手は2月24日の『イリミネーション・チェンバー』での次期挑戦者決定戦で決まることとなり、熾烈な予選を突破したドリュー・マッキンタイア、ランディ・オートン、ボビー・ラシュリー、LAナイト、ケビン・オーエンズ、ローガン・ポールの6選手が出場。
男子イリミネーション・チェンバー戦は、まずマッキンタイアとナイトの対面でスタート。
ナイトがケージなどを使ったラフファイトで圧倒していくが、3人目に入ってきたケビンはマッキンタイアを早々に蹴散らしてナイトにチョークスラムやセントーンなどで猛攻をかける。しかし、その間に回復したマッキンタイアが2人を同時に相手取る大暴れ。
4人目に入ってきたラシュリーがマッキンタイアと互角以上のパワーファイトを展開。しかし、マッキンタイアに気を取られすぎてケビン&ナイトの集中攻撃を許してしまう。
5人目にはオートンが登場し、4人を同時に相手取る大立ち回り。しかし、ケビンをケージ際でエレベイテッドDDTで突き刺した際に腰を強く打ち付けて負傷。マトモに動くことが出来なくなってしまう。
自ずと最後の6人目はローガンとなるが、強い恨みを持つケビンはローガンのボックスの前で待機。扉が開いた瞬間に飛び込んでいって中での殴り合いを展開。
全員揃って乱戦となる中、ラシュリーがナイトにハートロックを仕掛けていた刺客からマッキンタイアがクレイモアを突き刺してラシュリーから3カウント。
ナイトがオートン、マッキンタイアにBFTを叩き込むと、突然イスを持ったAJスタイルズが飛び込んできてナイトを滅多打ちにした上でイスの上にスタイルズクラッシュ。マッキンタイアが漁夫の利のフォールで3カウント。
ケビンとローガンが殴り合って消耗していく中、オートンがケビンにRKOを叩き込んで3カウント。それでもオートンは腰を押さえて次の動きに行けず。
オートンとマッキンタイアが殴り合う中、ローガンがブラスナックルを装着して殴りかかるも、オートンがカウンターのRKOを見舞って3カウント。
残るはマッキンタイアとオートンの2人。腰を押さえて動けないオートンに対し、マッキンタイアは攻撃を止めて困惑する場面も見られた。それでもオートンは死力を尽くして渾身のRKOを決めてみせるが、敗退したはずのローガンが飛び込んできてブラスナックルでオートンの顔面に一撃。バタリと倒れ込んだオートンをマッキンタイアが漁夫の利フォールで3カウント。
なんともスッキリしない結末となるも、マッキンタイアが最初から最後まで生き残ってレッスルマニアでロリンズへの挑戦権を勝ち取った。